アラマタ伝説


「エキセントリックになろうと、幼稚園の時分から頑張っ
 てきた。(中略) 自分はまだエキセントリックになれず
 にいる。せいぜいが変人だ。」
  「エキセントリック」(集英社文庫 荒俣宏コレクションU、ISBN4−08−748662−1)
  あとがきより



アラマタは奇行の持ち主としても知られている。

「奇人」「エキセントリック」の定義は難しいだろうが、
「世界変人記録」(草想社、ジェイ・ロバート・ナッシュ著)によると、

  1. 奇人は尊敬されることこそないが、どこか人に愛され、畏怖される人間でなければならない。
  2. 奇人は生涯、奇人でなければならない。
  3. 奇人にとっては、奇行が日常であらねばならない。いっときの思いつきや、究極な行動は単なる一過性の気まぐれにすぎない。
  4. 奇人は夢みる男(あるいは女)でなければならない。
  5. 奇人はその行為によって、社会になんらかの強い衝撃を与えなければならない。
  6. 奇人はその行為をつくるものではない。自然体のなかで完遂せねばならない。

だそうである。

小学生のころから都々逸にハマり、イソギンチャクを飼育し、本を買うためだけに働き、あげくのはてに昼飯を抜いてまで本を買いあさり、その本が一杯になったら(その本を置いたまま)引っ越しを続ける。興味をもったものには、マンガから博物学まで人生を捨てて首をつっこみ、その著作は300を超える。
こんなアラマタには、もうエキセントリックの称号を与えてやっても良いのではないだろうか?


ここでは、アラマタにまつわるホントかウソかもわからない話や、著書等のなかで出てきた「?」な発言を、とにかくなんでも羅列していきたい。
真意のほどは判明しだい付記する。
また、「こんな話を聞いた」「街でみかけたアラマタ」「それは間違ってる」などなど、なんでもいいのでぜひに情報もよせていただきたく、切にお願いする次第である。


それでは、スタート!



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