2000年3月 荒俣宏 活動記録

 

2000年3月 (平成12年 52歳)

主な出来事: ソニー・コンピュータエンタテインメントがゲーム機「PlayStation 2」発売、有珠山が23年ぶりに噴火、兵庫県神戸市でテレクラ放火殺人事件が発生 4名死亡

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他 タイトル  備考
1日 会報「THE GOLD」 JCB 3月号 「ETERNAL TRUTH 読み忘れ三国志」 2000年3月号(第17巻第3号通巻206号)2000.03.01 418円(本体)

連載 第12回 「司馬懿と卑弥呼」P.36-39
1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 3月号 新帝都物語 2000年3月号 2000.03.01
ISBN4-04-721405-1 C9493 雑誌コード62480-68 552円(本体)

第五回 P.10-36
瑠璃尺を奪った加藤は、壮大な計画を実行に移すために、北の地へと旅だった――。
 第十四章 物差の縁(えにし)
 第十五章 再会
 第十六章 地光

※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ
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以下も掲載。

「作家の仕事術」 荒俣宏
「満を持して放たれた『新帝都物語』国造り―暦と尺度―の謎に迫る!」
聞き手/編集部 撮影/金刺文三夫 P.4-9

帝都、再び
私の仕事術
新帝都物語

(DOJI-I様)
5日 雑誌「SF JAPAN エスエフ ジャパン」 徳間書店 - SF Japan 日本SF大賞20周年記念 Millennium:00 (Roman album SF大賞20周年を記念した雑誌。1P程度でしたが、ロビダをきっかけにふたたび SFに興味を持ちはじめた、というようなことが書いてあります。
このほか『帝都物語』がSF大賞を取った時のコメントも載ってます。定価:1500円・平成12年4月5日発行・ISBN4−19−720111−7(齋籐様、貞子様、森猿様、ありがとうございました)
6日 TV NHK教育 23:00〜23:30 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第9回目 「清潔と活力の霊泉〜キーワード・健康」
7日 TV(再) NHK教育 15:30〜16:00 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第9回再放送
7日 TV(再) NHK 25:00〜26:00 「百年前に見た夢〜20世紀はどう予測されたか」 1月1日に放映されたものの再放送。
10日 雑誌「NHKウイークリー ステラ STERA」 NHKサービスセンター 3/10号 - 2000年3月10日号 通巻1039号 2000.03.10 雑誌23302-3/10 229円(本体)

ふれあい!スタジオパーク 堀尾正明
連載・211 ゲスト 荒俣宏 P.100

(DOJI-I様)[伊 0201す]
12日 雑誌「太陽」       平凡社 3月号 ドーマン、セーマン・ニッポン陰陽道見聞記(新連載) 新連載。ドーマン、セーマン ニッポン陰陽道見聞禄 荒俣宏 写真=横山良一
2000年3月〜12月号(この号をもって「太陽」は休刊となった)まで全10回。
安部清明・蘆屋道満を中心に全国各地の陰陽師たちが残した伝説をたどる旅のレポート。

[収録]
2000/10まで10回掲載。2001/09に書籍化『陰陽師ロード 安倍晴明名所案内』(平凡社 2001.09.25)。
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2000年3月号 No.473(第38巻3号)2000.03.12 雑誌05901-03 1000円(本体)

ドーマンセーマン ニッポン陰陽道見聞録 @
陰陽の道は細くて迷う P.114-122

中国伝来の技“陰陽道”/古代史への登場/星の運行をめぐって/複雑怪奇な細道へ

[見出し]
天の運行を予言し、超人的な術を用いて、人びとの運命を操る、陰陽師たち。平安時代のスーパースター“セーマン”こと安倍晴明と、その最大のライバル“ドーマン”こと蘆屋道満。そして全国各地のさまざなま陰陽師たち。残された彼らの伝説をたどりながら、謎を秘めた細くて深い陰陽の道に踏み込む旅が始まる……。

(嘉象様、DOJI-I様ありがとうございました)
13日 TV NHK教育 23:00〜23:30 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第10回目 「消費と消化〜キーワード・美食」
14日 TV(再) NHK教育 15:30〜16:00 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第10回 再放送
14日 選考会 角川書店 16:30〜 第7回日本ホラー小説大賞 第7回日本ホラー小説大賞(主催=株式会社角川書店/株式会社フジテレビジョン)の選考会が、帝国ホテル内「なだ万」にて行われました。

選考委員:荒俣宏、高橋克彦、林真理子

大 賞:該当なし
長編賞:該当なし
短編賞:該当なし

選考会:2000.03.14 16:30〜 帝国ホテル内「なだ万」

→1994年(第1回)〜2013年(第20回)まで選考委員を務めた。
14日 雑誌「週刊美術館」 小学館 通巻6号 「私とレオナルド・ダ・ヴィンチ」 2000年3月14日(通巻6号)2000.03.14 雑誌27402-3/14 476円(本体)

レオナルド・ダ・ヴィンチ 美術を越える旅の人

私とレオナルド・ダ・ヴィンチ 荒俣宏(博物学研究家) P.35
 ミラノのダ・ヴィンチ

1000字程度の短い文章(DOJI-I様、ありがとうございました)
15日 雑誌「横尾忠則マガジン」 平凡社 VOL.4 アラマタが、横尾氏と氏の故郷・兵庫県西脇市を訪ねて、

「創られつつある記憶 郷里の匂いを巡って」

というタイトルで寄稿しています。取材日は1999年12月5日。横尾さん関係のものだけ展示している、「西脇市岡之山美術館」にある瞑想室で、瞑想にふけっているアラマタの姿も拝めます。定価1900円、A4版、ISBN4-582-26644-4。(しろうさ様、ありがとうございました)。

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≪横尾忠則マガジン 全6巻≫ 横尾忠則 著(平凡社)

1999/01/13『横尾忠則マガジン VOL.1』
1999/06/14『横尾忠則マガジン VOL.2』
1999/10/14『横尾忠則マガジン VOL.3』
2000/03/15『横尾忠則マガジン VOL.4』
2000/07/19『横尾忠則マガジン VOL.5』
2000/12/04『横尾忠則マガジン VOL.6』

全巻に荒俣の文章が掲載されている。

 → すべて「ヨコオ論タダノリ」(平凡社 2002.08.05)収録
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『横尾忠則マガジン VOL.4』横尾忠則 著(平凡社)

2000.03.15 ISBN4-582-2644-4 C0371 1900円(本体)
A4判 角背 並製 カバー装 72頁
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[目次]
特集・ハナやかなる人生 匂いが記憶をよびさます
創られつつある記憶 郷里の匂いを巡って 荒俣宏(作家) P.3-10
 記憶の中の匂い
 日本のへそと播州織
 消えた一万人の女工さん
 魚を採り続けた少年
 「匂い」を訪ねて
 「新しい過去」の発見
記憶のなかの風景 文=三枝和子
三宅一生インタビュー「一枚の布から」 聞き手=横尾忠則
八代亜紀 私のアトリエ 文=横尾忠則
横尾忠則の「火の玉花火のビッグバーン」 文・写真=細江英公
YOKOO Goes to TOKYO DOME CITY
おひとつ、いかが対談 富司純子・横尾忠則
「日本ゼロ年」の<台風の目玉> 文=椹木野衣
月よりの使者対談 真琴つばさ・横尾忠則
トレーディングカードの魅力
岡本太郎と横尾忠則 文=倉林靖
横尾忠則のベスト5 選・文=鍵岡正謹
アクリル絵画のスピード感
不思議ものがたり3 あの話この話 文・絵=和田誠
テクナメーションが我が家に 文=さくらももこ
Yokoo’s Vision4 文・南嶌宏
Mr.T.Yのコレクション マン・レイ 文=横尾忠則
鴨下信一「横尾『夢日記』の魔力」
三島由紀夫の横尾忠則論 文=三島由紀夫/飯田高誉
「只今参上! アソビの達人」顚末記 文=高橋直裕
横尾忠則講演「こ小ぶな鮒の日々――10代の肉体の記憶が創造の宝庫」
能『ゆめのうきはし夢浮橋』のポスターを創るの記 文=横尾忠則
「匂いの幽霊」 文=横尾忠則
シャガール漬け 文=横尾忠則
ビョーキとケガ 文=横尾忠則
私の五感日記4 文=横尾忠則
Making of TOKOO TADANORI
記憶と匂い――嗅覚は原始的な感覚なのか? P.68
読者のお便り/読者プレゼント
編集後記/横尾情報
次号予告/奥付
出版案内
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[広告]
宝塚・月組の真琴つばさが夢の国へと誘う第4号。特集は「ハナやかなる人生」。横尾に夜八代亜紀のアトリエ探訪記が評判に。三宅一生、富司純子、荒俣宏など華やかな顔ぶれ。三島由紀夫の横尾論も再録。
(『横尾忠則マガジン VOL.5・6』巻末の広告)

GRAYのジローも愛読のスーパーカルチャーマガジン。今号はファッションデザイナーの三宅一生と共作し、八代亜紀の別荘を訪ね、富司純子、宝塚の真琴つばさと対談する。
(「平凡社/2000年3月の新刊と近刊」「平凡社 出版目録 2002」)
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[収録]
『ヨコオ論タダノリ』(平凡社 2002.08.05)
 第二部 日常生活の冒険 創られつつある記憶――郷里の匂いを巡って (DOJI-I様)

18日 書籍(文庫化) 角川春樹事務所 ハルキ文庫 幻想皇帝 アレクサンドロス戦記3 1997/12に同事務所から出された小説の文庫版。324ページ。714円。装幀:葦澤泰偉。
あとがきが追加されており、なぜアレクサンダーだったのか、について触れています。(森猿様、齋籐様、ありがとうございました)。

http://www.kadokawaharuki.co.jp/book/detail/detail.php?no=1933

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2000.03.18 ISBN4-89456-656-7 C0193 680円(本体)
文庫版 327頁
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[目次]
あとがき アレクサンドロス戦記の大展開
{単行本『幻想皇帝 アレクサンドロス戦記 第3巻』に上記を追加。}
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[カバー]
(後)
ダレイオス三世率いる大帝国ペルシアを遂に打ち破った大王アレクサンドロス。しかし、自らを神と称する無敵の征服王にとってこれはさらなる制覇の道への序幕に過ぎなかった。狂気ともいうべき情熱にうかされるように、いまだ見ぬ神秘の地・インドへと向けて東征の軍を進めるアレクサンドロスの野望は、果たしていかなる地へと彼を導くのか? 一代の英傑の生涯を描いた歴史巨篇堂々完結!
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[帯]
(前)
神を称する王の
制覇への野望と狂気
東征の果てに彼が見たものは?
一大叙事詩、堂々完結!
アニメ『アレクサンダー戦記』原作
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[広告]
大帝国ペルシアを遂に打ち破った大王アレクサンドロスは、情熱に突き動かされるように、インドへと向けて東征の軍を進める。一代の英傑の生涯を描いた歴史巨篇堂々完結!
(「文庫目録 2006年5月」)
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[注記]
単行本『幻想皇帝 アレクサンドロス戦記 第3巻』(角川春樹事務所 1997.12.08)を文庫化したもの。

(以上、DOJI-I様)

19日 映画上映 コダイ創立15周年記念イベント「ファンタスマ -実相寺昭雄・映像と音楽の回廊-」(3/13-3/26)で 映画『帝都物語』が上映されました。場所は、天王洲アートスフィア(17:10〜)で料金は無料だったそうです(森猿様、ありがとうございました)。

※「コダイグループ(コダイ)」は実相寺監督も設立に参加した映像制作会社。

20日 TV       NHK教育 23:00〜23:30 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第11回目 「美術がつくった新しい女神・キーワード・ファッション」
21日 TV(再) NHK教育 15:30〜16:00 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第11回再放送
21日 ラジオ 文化放送 14:20〜14:40 「吉田照美のやる気MANMAN」」 同番組のコーナー『午後2時の興味津々』(14:20〜14:40)に出演。「20世紀初頭の万国博覧会で行われたストリップの変遷」をテーマに話をしました(森猿様、ありがとうございました)。

[注記]
番組中のコーナー「午後2時の興味津々」(14:20〜14:40)に出演。
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[新聞]
「荒俣宏が語る万国博覧会とストリップの深い因縁」
(『朝日新聞』ラジオ欄)
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[関連]
『週刊 大衆』(双葉社 2000年5月8・15日号)
中辛エッセイ パーソナリティ吉田照美のやるMANもう一発!
第143回 万博とストリップの深〜い関係 P.96-97

(DPOJI-I様)
22日 TV(映画放映) CS衛生放送 3:00〜 帝都物語(1話、2話) ファミリー劇場にてアニメ帝都物語(1話、2話)放送(森猿様ありがとうございました)。
24日 TV(映画放映) CS衛生放送 0:00〜 帝都物語(3話、4話) ファミリー劇場にてアニメ帝都物語(3話、4話)放送。
25日 TV(映画放映) CS衛生放送 15:00〜 帝都物語(1話、2話) ファミリー劇場にてアニメ帝都物語(1話、2話)放送。
25日 雑誌「週刊現代」 講談社 私の週間耽読録 2000年3月25日号(第42巻第12号)2000.03.25

書評コーナーに寄稿。

現代ライブラリー 私の週間耽読録

「“知”の餌をむさぼる魚の心境で」 (P.177)

、「『敗者』の精神史/山口昌男」(岩波書店)と「妖怪の肖像/倉本四郎」(平凡社)が紹介されました。(嘉象様、DOJI-I様ありがとうございました)

27日 TV        NHK教育 23:00〜23:30 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第12回目(最終回) 「パブリックの悪夢、プライベートの夢魔・キーワード・公共と個」
28日 TV(再) NHK教育 15:30〜16:00 人間講座「パリ・奇想の20世紀」 第12回(最終回) 再放送
28日 TV(映画放映) CS衛生放送 0:00〜 帝都物語(1話、2話) ファミリー劇場にてアニメ帝都物語(1話、2話)放送。
29日 TV(映画放映) CS衛生放送 3:00〜 帝都物語(3話、4話) ファミリー劇場にてアニメ帝都物語(3話、4話)放送。
下旬 機関誌「TOBA SUPER AQUARIUM」 鳥羽水族館 No.33 −荒俣宏の水族館史夜話−うたかたの夢 連載第22回目。「堺水族館の誕生<その1>」
- 雑誌「コミック フラッパー Comic Flapper」 角川書店 3月号 - 2000年3月号(第2巻第3号通巻4号)2000.03.** 雑誌13755-03 429円(本体)

漫画「アレクサンダー戦記」(荒俣宏=原作/田中正仁=画・構成/大石けんいち=シナリオ)連載第4回

(DOJI-I様)
- 講演録 愛知県 - シリーズ講演会’99 文化夜話 講演録 『シリーズ講演会’99 文化夜話 講演録』(愛知県総務部文化振興局)に以下。

風水はおもしろい 荒俣宏 P.105-163

***************詳細**********************

『シリーズ講演会’99 文化夜話 講演録』(愛知県総務部文化振興局)

2000.03.**{日付表示なし} ****円(本体){金額表示なし}
B6判 角背 並製 カバー装 215頁
装丁:下平春香、斉藤増恵
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[目次]
はじめに 愛知県総務部文化振興局
アジアと日本―文化の受信と発信― 青木保
砂風の語らい 田村能里子
風水はおもしろい 荒俣宏 P.105-163
利己的遺伝子と文化 日高敏隆
シリーズ講演会’99「文化夜話」開催状況
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[関連]
『風水はおもしろい』(シリーズ講演会’99 文化夜話 講演会 1999.11.10)

(DOJI-I様ありがとうございました)