2000年4月 荒俣宏 活動記録

「『KADOKAWAミステリ』『怪』etc……。立て続けに襲来する締め切り。
 しかも4月は取材で日本を離れてしまいます。いやはや時間が…。」

KADOKAWA MYSTERY-EXPRESS 作家情報より

今月は大半をエジプトで過ごした様です。

 

2000年4月 (平成12年 52歳)

主な出来事: 小渕首相、脳梗塞で緊急入院 その後5月14日に死去、 森喜朗が首班指名され第1次森内閣発足 小渕内閣の全閣僚再任、民事再生法・介護保険制度施行

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他 タイトル 備考
1日 雑誌「旅」 JTB日本交通公社 2000年4月号(第74巻第4号通巻879号)2000.04.01 雑誌コード05913-04 638円(本体)

「特集・見逃せない!20世紀最後の桜」の中の「こだわりの人が教えてくれるこの春おすすめの桜たち」というコーナーに文を寄せてます。タイトルは

「花見温泉で至福のひととき」(p83)

宇奈月温泉(グリーンホテル喜泉)を取り上げています。(博様、ありがとうございました)

[伊 0201た]

1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 4月号 新帝都物語 2000年4月号 2000.04.01
ISBN4-04-721406-X C9493 雑誌コード62480-70 552円(本体)

第六回 P.208-231
魔神の国を築くため、加藤は再び妖魔と化した!
 第17章 民に説く
 第18章 大地の刻印
 第19章 土方歳三敗れる

(DOJI-I様)

※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ
1日 会報「THE GOLD ザ ゴールド」 JCB 4月号 「ETERNAL TRUTH 読み忘れ三国志」 2000年4月号(第17巻第4号通巻207号)2000.04.01 418円(本体)

連載 第13回 「諸葛孔明が敗れた理由」 P.38-41。
2日 書籍(マンガ原作) イースト・プレス Cue comics - 『Garden』古屋兎丸 著(イースト・プレス Cue comics)
2000.04.02 ISBN4-87257-204-1 C0979 1111円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 239頁

幻想の庭「裸体の起源」 P.1-16

 → 1998/01マンガ雑誌「COMIC CUEコミックキュー」掲載の「裸体の起源」が収録されている

*************詳細******************

2000.04.02 ISBN4-87257-204-1 C0979 1111円(本体)
{2004.03.03(第6刷)ISBN4-87257-204-1 C0979 1111円(本体)}
A5判 角背 並製 カバー装 239頁
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
…………………………………………………
[目次]<部分>
幻想の庭「裸体の起源」 P.1-16
…………………………………………………
[帯]
(省略)
…………………………………………………
[注記]
「裸体の起源」の原作は、荒俣宏。
…………………………………………………
[初出]
『COMIC CUE』(イースト・プレス Vol.4 1998.01.01)


(以上、DOJI-I様)

4日 対談(非公開) 夜、みうらじゅん氏の事務所で“へんなモノコレクター”対談をしました。これは『アラマタ珍奇舘』刊行記念対談で、5/2発売のマンガ雑誌「オールマン」に掲載されました。(しろうさ様、ありがとうございました)
6日 懇話会 政府 16:00〜17:30 (インパク) 新千年紀記念行事懇話会 テーマ部会の第2回会議が開かれました。場所は中央合同庁舎第4号館7階729号室。今回の議題は 「行事テーマの公募状況について」と「行事テーマリストについて」でした。
5日 雑誌「SFJapan MILLENNIUM:02 エスエフジャパン ミレニアム」 徳間書店 - ROMAN ALBUM 『ROMAN ALBUM SF Japan MILLENNIUM:00』(徳間書店 ROMAN ALBUM)
2000.04.05 ISBN4-19-720111-7 C9476 雑誌61579-45 1429円(本体)
A5判 角背 並製 342頁

SHORT ESSAY われは上流、きみは河口へ――二十一世紀SFの楽しみ 荒俣宏 P.29

(DOJI-I様ありがとうございました)

************詳細***************

『ROMAN ALBUM SF Japan MILLENNIUM:00』(徳間書店 ROMAN ALBUM)

2000.04.05 ISBN4-19-720111-7 C9476 雑誌61579-45 1429円(本体)
A5判 角背 並製 342頁
COVER ILLUSTRATION:寺田克也
DESIGN:海老原秀幸
………………………………………………………………
[目次]<部分>
われは上流、きみは河口へ――二十一世紀SFの楽しみ 荒俣宏 P.29

(以上、DOJI-I様)
10日 書籍(寄稿、再) 六耀社 改訂新版 イラストレーション 改訂新版 第3章 出版におけるイラストレーション
図鑑のなかのイラストレーション 荒俣宏 P.90-91  →初出1993/07

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『イラストレーション 改訂新版』
日本グラフィックデザイナー協会教育委員会 編纂
(六耀社 JAGDA教科書 visual design volume 3)

2000.04.10 ISBN4-89737-374-3 C3070 3800円(本体)
{2007.02.10(第7刷)ISBN4-89737-374-3 C3070 3800円(本体)}
A4変型判 角背 上製 カバー装 120頁
編集:奥村靫正、木下勝弘、長友啓典、松永真、若尾真一郎
編纂:(社)日本グラフィックデザイナー協会教育委員会
青葉益輝、粟津潔、勝井三雄、佐野寛、渡邉嘉子
装幀:太田徹也
カバー画像:福島治
レイアウト:木下勝弘、工藤強勝
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[目次]
{旧版と同じ。}
第3章
図鑑のなかのイラストレーション 荒俣宏 P.90-91
黄金期の博物図鑑
花鳥画と図鑑絵
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[広告]
(省略)
……………………………………………………………
[注記]
『イラストレーション』日本グラフィックデザイナー協会教育委員会 編纂
(六耀社 JAGDA教科書 visual design volume 3 1993.07.01)の新装版

(以上、DOJI-I様)
中旬 書籍 日本経済新聞社 荒俣宏のデジタル新世界探検 荒俣宏のデジタル新世界探検


『日経パソコン』での連載(1998/10/05号〜1999/09/20号まで全23回)をまとめたもの。連載時のタイトルは「ディジタル新世界探検」。四六判 上製 288ページ定価 1600円(税抜)。ISBN 4-532-16330-7

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2000.04.11 ISBN4-532-16330-7 C0036 1600円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 288頁
写真:アマナ イメージス
装丁:安彦勝博
CG:坪沼真理  
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[目次]
プロローグ デジタル新世界は24時間スリリング!
 われわれは世紀の実験に巻きこまれた!/死にそうなほどスリリングな日常/グッチもシャネルも安く買える?/見る間に海外の友だちができる/ネットオークションよりも興奮するゲーム/アメリカの株がいつでも売り買いできる/わずか一年で十億円もうかる可能性も!/しかし、恐れることはない「いつか来た道」/デジタル新世界の誕生//脳のための文明ができて、肉体はどうなるのか?/ただし、人格が高められるわけではない?
第1部 デジタル新世界への航海術
デジタルなんかこわくない!
1 地球上にできた新しい大洋
 切り刻んだ“知”の海へ/人類は同じアホらしさを繰り返してきた/人間をメッタ斬りにしていく情報化/人々は写経のあいだに釈迦や菩薩と話をしている/われわれは記憶術を消滅させ音読も消滅させた
2 航海に出る勇敢な水夫のために
インターネットの大海へ/新世界を制した三人のソフト発明家/今回のデジタル新世界に必要な基本的ソフトは?/「海図」が変えた地球の眺め/メルカトール図法が航海を確実なものにした/インターネットが地球の形を歪め、時間差や距離も消滅した/航海に必要なのは検索エンジンとオペレーション
インターネットの世界には海賊もいたるところに出没する
第2部 インターネットで何ができる?
インターネットを使ってみれば……
3 まず世界じゅうから本を取り寄せよう
 洋古書流通の大革命/古本が容易に入手できればこれほど便利な話はない/古本業こそインターネットに最も向いたビジネス/入手したくなったら各書店の販売条件を調べる/三十年間探しつづけた本がおもしろいようにみつかる
4 個人でもネット上に開店できる楽しみ
 個人が活躍する大衆文化のお宝ショップ/ダブリ本をインターネットで売ろうと発想した/インターネット本来の機能を十二分に発揮できている/個人がネット上に新規開店!/ユニークな情報や展示物の解放区として立ち上げられた
5 海外旅行情報をひとり占めする
 窓としてのサイト――「海外旅行」/「YAHOO!」はインターネット内の怪しさを代弁する用語/コンピュータ内の旅行代理店「YAHOO!TRAVEL」/当日空港でチケットを受け取れるところもある/インターネットならではのサービスを追加するホテルもある
6 ロクデナシやギャンブラーにも使えるホームページ
 知られざる世界からの情報発信/バカバカしくてだれも記録に残さなかった事物のデータベース/当然、師匠へは質問がたくさん舞いこむ/一九九四年、ついに競輪が国際化し、KEIRINとなった!/なまなましい生きざまを見せる人生道交歓の場として機能する
7 奇説・珍説と呼ばれても自説主張
 大予言の鍵を提供するメディア/多くのサイトで展開される予言解釈の壮大さ、迫真度/ホロスコープは北極側から眺めた地球図そっくりになる/食い違いを解釈する新しい事実の発掘に心を配る/ナイル川は一万二千年の文明の予言暦として作られた/W杯日本対アルゼンチン戦についての予言詩だ
第3部 デジタル的犯罪と防衛
この新世界に財産と運命をかけても大丈夫か?
8 デジタル世界のどこが危ないのか
 コンピュータ空間の罪と罰/デジタル空間に取りこまれた瞬間から実態と切り離される/デジタル空間では守るのは自分という原則が一層強化される/バーチャル犯罪に対してはバーチャル裁判で処理するのが道である
9 デジタル防衛軍の誕生
 セキュリティの意味は百八十度変わってしまった/武装は防御でもあるが攻撃にも使えるから効率がよい/大砲を載せなければ犯罪抑止力が出てこない/セキュリティの最前線は知能と知能のぶつかり合い/ネットの防御にとって、いちばん問題なのは実は内部の人間
10 危なかったら保険で守る
 確立は危険を救えるか? ネット保険の苦悩/保険業の大前提は事故が起きることを必然と見ること/データだけでは保険の対象にならなかった/このままではとても現実のリスクに対処できなくなる
11 デジタル世界で自分を証明するには
 新しきパスポートの夢//あなたは関所の番人としてつねにこの世界を見守っている/黄門さまの印籠ぐらいの威力がある身分証明書となる/回線を通してクレジット会社へつなげば身分証明となる/ICカードは本人がつねに携帯する「絶対に変えない証書」
第4部 さあ、たいへん、デジタル経済がやってくる
経済という暴君
12 クレジットカードは知っていた?
 クレジットカードはデジタル経済の先兵であった/銀行やカード会社が力を合わせてネットを組んでいる/電子マネーは電子の形に崩した紙幣やコインである/自己破産におちいる前に警告も出せるかもしれない/セキュリティの格付け会社が大活躍するだろう
13 銀行は過去の遺物となるのか?/ 苦難の先に光明はあるか、銀行の未来/自分の財産である所持金の使い方が二種類になった/もっと意識改革を迫られるのが実は銀行なのである/インターネットバンキングに明るい見とおしはあるのだろうか/総合的な口座管理ができればどんなに便利だろうか/銀行はただ追随するだけではこの新世界でバカにされる
14 電子マネーは悪魔か玩具か
 世紀末の大実験/まず、銀行が乗りだしたという点に注目したい/西武百貨店やマクドナルドで電子マネーが使えない/決め手は新宿の町が擁している人的構成の豊かさにある/これが将来の電子マネーのスタイルを決する可能性もある
15 未来の経済生活を試してみた
 気が抜けそうな実験/いくら探してもグレーの電話機が見当たらない/早くも電子マネーへの関心が消えかけている/新宿の実験でも実際に買いものをする客は少ない
16 未来までの筋道をつける
 なんのためにどこまでやる実験なのか/幸福度や満足度がアップしなければならない/ここで次なる問題は電子マネー実験のあとである/電子マネーは信用源だった紙幣を消してしまう
第5部 デジタル技術は人を賢くするか
知の技術に革命は来るのか
17 パソコン・ソフトは賢くなるのか?
 二十一世紀の新世界をだれがナビゲートしてくれるのか/自分の確信を具体化できる「手段」を発見できた/特権階級向けのサービスを一般大衆のものにする/ビル・ゲイツもネットスケープのビジネス戦略には驚いた/コーヴィスの映像情報戦略からも目が離せない/こわいのは個人やマニアなのではないだろうか
18 ワープロ・ソフトは賢くなるのか?
 日本語変換からコミュニケーション変換へ/ふりがなは日本語の「業」みたいなところがある/ルビなくして電算化はあり得ないのである/「日本語の欠点」を指摘する仕事にかかわってしまった/コミュニケーション変換ソフトに限りなく近いものになる
19 百科事典は賢くなるのか?
 電子は紙を救えるか?/いろいろと検索を始めてみると意外な事実にぶつかった/デジタル百科はもっと自由に引けなければならない/目の玉が飛び出るほど新鮮な画像が現われた/人類があこがれた人工知能の第一歩
20 本は賢くなるのか?
 紙よ、おまえは強かった!/価格要因だけでも売れないことに拍車をかけてしまう/二次元マルチメディアぴったりの端末/説明の裏にやはり本が売れない事情が見え隠れする/これが実現すればすぐにも比較研究を始めたい
21 ロボットは賢くなるのか?
 デジタル生物を愛玩する/六足はどうも虫のイメージが強くて親近感がない/VR水族館が岐阜県にオープンした/自分オリジナルの魚を描きだすこともできる
22 ゲームは賢くなるのか? その1
 明日はゲームが決める!/最初はトランプの裏模様のデザインを担当したこともある/結局、子ども文化に行き着かざるを得ない/家庭用ゲームにも徹底したVRを持ちこもうとする/信じがたくも懐かしいアイテムにぜんぶ触れることができる
23 ゲームは賢くなるのか? その2
 ゲーム開発の近未来/アクション画面がそのままムービーになっている/ゲームをしないシルバー世代も熱中する可能性が出てくる/ゲームのつくり手はアーティストと呼ばれるようになる
24 わたしたち自身も賢くなれるのか?
 モダン派VS.ポストモダン派の「科学観」を巡る大喧嘩/昨日は真実だったことが明日は真実ではなくなる/両陣営は感情的なののしり合いに落ちこんだ/ネット上では事実も“非公式”化していく/大学の実験室よりもはるかに先を行く個人の研究成果/すさまじいの一語に尽きる豪傑が多数登場する
結び――デジタル生活は、もう本番に突入している   
…………………………………………………………………
[帯]
(前)
ようこそビットの開拓地へ
来るべき「初期デジタル新世界」。いまだ見えぬその全貌を確かめるべく、書斎の巨人、荒俣宏が“生体実験台”を志願。危険と快楽の香り漂う迷宮へ旅立った。
(後)
「一九九九年から二〇〇〇年にかけて、わが身におそろしいことがおこった。万古不変と思えた退屈な日常生活が、いきなりニューヨークの五番街か香港の九龍城のどまん中に引きずりだされたかのように、騒々しくもまたスリリングな“ドラマ”に一変してしまったのである。そもそも悪いのは、パソコンとインターネットだった。まずは打ち明け話から聞いていただきたい――」(プロローグより) 
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[広告]
バーチャル世界から荒俣氏が戻れない!― 古書オークション、デジタル生物との触れあい、電子マネー体験、バーチャル犯罪対策――。新しい知とライフスタイルを体当たりでレポートする21世紀社会へのガイドブック。
(日本経済新聞社のHP)  
…………………………………………………………………
[初出]
『日経パソコン』(日経BP社 1998年10月5日号〜1999年9月20日号)に掲載された「荒俣宏のディジタル新世界探検」(全24回)に大幅に加筆、再構成したもの。
連載時のカラー写真は、モノクロで収録。  
…………………………………………………………………
[関連]
『週刊 エコノミスト』(毎日新聞社 2000年6月13日号)
著者に聞く
『情報を切り捨てる精神』が世界を変える? 荒俣宏 聞き手・小林剛氏 P.96-97 

(以上、DOJI-I様)

http://www.nikkeibookvideo.com/item-detail/16330/

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

12日 雑誌「太陽」       平凡社 4月号 ドーマン、セーマン・ニッポン陰陽道見聞記 2000年4月号 No.474(第38巻4号)2000.04.12 雑誌05901-04 1000円(本体)

ドーマンセーマン ニッポン陰陽道見聞録 A
播磨・佐用の二つの塚 P.124-130

播磨の大陰陽師/藤原道長呪殺計画/晴明vs道満の死闘/二つの塚をつなぐ線

[見出し]
古くより陰陽道の流れを汲む、占い師たちのメッカ・播磨。この地を拠点に、大陰陽師・安倍晴明と対決した、ドーマン・蘆屋道満の面影を求めて、塚の残る播磨・佐用の地へ。山間の「星の町」には、今も脈々と希代の陰陽師たちの足跡と伝説が息づいていた

(嘉象様、DOJI-I様ありがとうございました)
13日 TV フジテレビ 19:00〜21:00 アンビリバボー超特大スクープ!未確認生物大発見スペシャル!! 超特大スクープ・アンビリバボー未確認生物SP 未確認生物大発見スペシャル!!▽メキシコ秘境でとらえた驚異の映像初公開・宇宙人?新種?超高速270`で空を飛ぶ謎の生物…命がけの捕獲大作戦▽中国奥地でついに発見・巨大野人は生きていた…

人気番組「アンビリーバボー」のスペシャル版にコメンテーターとして出演。南米のスカイ・フィッシュや中国の巨大野人などを特集した企画でした。他の出演者は所ジョージ・佐藤藍子・清水圭・関根勤・有坂来瞳の各氏。

25日 新聞 東京新聞 「わが街 わが友」 著名人が十話ずつを執筆するエッセイ。東京での思い出などを語ったもの。
2000.04.25〜05.08(全10回)。
『荒俣宏の不思議歩記』(毎日新聞社 2004.11.20)に収録。
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第1回目

「小島2丁目 『シロ坊と呼ばれて』」

(犬太郎様、嘉象様、DOJI-I様)

25日 雑誌「マリンアクアリスト Marine AQUARIST」 エムピージェー 発行 マリン企画 発売 NO.15 DISCOVER ANGELFISHES
ディスカバー エンゼルフィッシュ
連 載 DISCOVER ANGELFISHES 文/荒俣宏 写真/中村庸夫(ボルボックス)
.15〜.21(全6回){No.19は連載なし。.20は、文/編集部}。季刊誌。
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2000 SPRING No.15(第22巻7号通巻266号別冊)2000.04.25 月刊アクアライフ4月号別冊 雑誌01466-04 1219円(本体)

第1回 ボールズ・ピラミッドのバリナエンゼルフィッシュ P.18-27

[見出し]
ロードハウ島から約23km離れた海面に忽然とそびえるボールズピラミッド。およそ700万年前の海底火山活動によってできた山の頂上で、ロードハウ島と水面上で結ばれた記録はないと言う。切り立った奇岩、海鳥を始め、たくさんのエンデミックな生物、神秘な海底、地球上には我々の知らない世界がまだまだたくさんある
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以下も掲載。

 MARINE JOURNAL マリンジャーナル No.15 2000/4
PEOPLE
月を見上げて生活しています 荒俣宏さん P.137


(玉兎様、DOJI-I様)
26日 新聞 東京新聞 「わが街 わが友」 第2回目「下谷1丁目 甘い記憶を残して…」
26日 書籍 集英社 アラマタ珍奇館 〜ヴンダーカマーの快楽〜

アラマタ珍奇館 〜ヴンダーカマーの快楽〜

2000.05.01 ISBN4-08-780306-6 C0076 1800円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 192頁
ブックデザイン:亀谷哲也[PRESTO]
写真:桜庭宏紀、武田諭、田巻照敏、吉田誠、若林秀樹、和田篤志

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[目次]
前口上 ヴンダーカマーの快楽に寄せて
第壱部 アラマタズ・ヴンダーカマー
口上
ミステリークロック 魔法使いの時計
文字を書く自動人形 文字書きピエロ<ピエロ・エクリバン>
機械鳥 アンデルセン童話にも出た「機械鳥」
一九世紀フランス仏製オルゴール オルゴールのちょっとした秘密
鳥人のハクセイ剥製 鳥の麗人
ジェニー・ハニバー 怪物は実在する!?
グアテマラのおフダ札 キリスト褒め殺しのお札
平田市 一式飾り 日本のアルチンボルドー
明治の看板ツイタテ衝立 わが家の“井出らっきょ”
明治の便器 偉大なるかな骨董便器
ムットーニ カラクリ・パフォーマー
光るアラマタ肖像画 夜の標本の肖像
桃から生まれたフクスケ 桃から生まれた福二郎!
ビン詰め写真 人体手術するアーチスト
『フランケンシュタイン』手付き本 驚異のフランケン本
『人間および動物の畸型誌』 神聖なる禁断の書
『野の花の教え』 押し花が出てくる本
『エロスの楽しみ』 少女まんがのルーツはポルノ画集か?
『アメージング・ストーリーズ』 パルプマガジン
『南半球の発見』 南半球の怪物人種!?
コオロギ入れ 闘コオロギ
三本足のカエル 中国版招き猫
カン威ヨウ陽キュウ宮のカケラ 始皇帝の夢のあと
リュウ龍カク角 龍の骨の正体
シ司ナン南 羅針盤・風水版の元祖
龍の連凧 中国ダコよ、天まで!
第弐部 お手本ヴンダーカマー
口上
ビーグル号の船材 志賀重昂の世界
ダーウィン十六歳の胸像 ビーグル号の謎が解けた!
矢屏風・その他 志賀コレクションはすごい!
南北亭 世界の縮図・南北亭
ウイムシャースト感応起電機 明治時代の電力
ベルトラム氏乾燥機・その他 回転という名のエネルギー
昭和初期の理科教育用機器 遊んで学べるサイエンス!
ダイアナ号 電子のふしぎ箱
マン万ネン年ジ自メイ鳴ショウ鐘 からくり儀右衛門
エジソンの「ハチマンタケ八幡竹」 世界初の電球は日本産!?
国産初の電気冷蔵庫・電気洗濯機 家電の夜明け・夜明けの家電
第参部 路上ヴンダーカマー
口上
イズノ伊豆チョウ長ハチ八のコテ鏝エ絵・その一 朽ちつつある、街のお宝
伊豆長八の鏝絵・その二 漆喰彫刻による絵芝居
シャ釈カ迦ガヶタケ嶽等身碑 江戸の巨人を“体験”する!
東京大空襲被災鉄骨 下町に眠る戦争の傷跡
東京のパナマ運河・扇橋コウ閘門 知られざるカラクリ運河
京都の水路閣 路上の水、登山する船
おかめ塚 巨大おかめの美談
かなまら祭・エリザベスミ御コシ輿 街をゆくピンクの金精
マラネ涅ハン槃図 金山神社資料館
エピローグ すべてのヴンダーカマーは平凡をめざす
近代を闊歩する“変態”たち
奇人ならではの文化事業
無常感で遊ぶすごさ
「平凡」な奇人の偉大さ
あとがき 今はない私のヴンダーカマー
…………………………………………………………………
[帯]
(前)
領収書 荒俣宏様
★時価
但 自動人形一体、ミステリークロック一つ、その他
2000年4月26日 上記正に領収いたしました
価値は、あなたが決める。
(後)
〜アラマタのガラクタ〜
字を書く人形・鳥人間の剥製・東京のパナマ運河・カラクリ時計・光る肖像画・ビン詰め人体解剖写真・明治時代の超高級便器・表紙に手の付いた本・国産初の電気製品・怪物の干物・一九世紀の巨大オルゴール・三本足の招きガエル etc…
古今東西の文化遺産からジャンクまで、集めに集めたり!
オークションから蚤の市まで、買いも買ったり!」
………………………………………………………………
[広告]
カラクリ人形から怪物の干物まで、古今東西の珍品奇品と、それにまつわる悲喜こもごも…。アラマタ・ワールドの究極「ヴンダーカマー驚異の部屋」をカラー図版多数でご開帳。原稿料をはるかに超えるお宝ぞろい!
(「集英社 新刊案内 2000 4」)

古今東西の珍品奇品ををカラー図版でご開帳。
(「集英社文庫 2000.4」)

カラクリ人形から怪物の干物まで、古今東西の珍品奇品と、それにまつわる悲喜こもごも…。アラマタ・ワールドの究極「驚異の部屋」をカラー図版多数でご開帳! 原稿料を遥かに超えるお宝揃い!
(「集英社 図書目録 2000」)

著者がこよなく愛した珍品奇品を一挙公開するお宝揃い!
カラクリ人形から怪物の干物まで、古今東西の珍品奇品と、それにまつわる悲喜こもごも…。カラー図版多数。
(新聞紙上の広告)

マンガ オールマン特別編集
ようこそアラマタ珍奇館へ
〜ヴンダーカマーの快楽〜
4月26日発売!!
さぁさお立会い! 当代一のヘンなもの蒐集家・荒俣宏が金と時間と情熱を注ぎ込んだお宝・ガラクタを一挙ご開帳! カラクリ人形や世紀の珍本から、先人の遺産や街角のお宝まで。「オールマン」連載コラムを大幅加筆・カラー図版多数で、全編オドロキコーフンの山!
A5判◎定価1890年(税込)
(『MANGA ALLMAN マンガ オールマン』(2000年4月19日号 P.38)

博物館**より分かりやすく。
美術館**より見応えあり。
図書館**よりも面白く、
秘宝館**より刺激的!
4月26日開館(発売!!)
コレハスゴイ!! 本邦出版界騒然の一冊!
御家庭ニ、此ノ一冊!皆サン読ミマセウ!!
入館料(定価)1890円(税込)◎A5判
館長(著者)荒俣 宏
見てビックリ、読んでハッキリ!
ウン百万のカラクリ人形から誰でも
買える怪物の干物まで、古今東西の
ヘンな物を、アラマタ館長が膨大な
知識を駆使し、成り立ちや文
化的背景などを易しく解説、
いつの間にか雑学が頭の中に!
お宝とガラクタの山へ、皆様の
ご来場をお待ちしています!
(『MANGA ALLMAN マンガ オールマン』(2000年5月3日号 P.181)

■マンガオールマン特別編集
[アラマタ珍奇館]
ヘンなものはじめました
今や幻となったお宝・ガラクタの山!
“モノ”と雑学のカオス!カラー図版多数で、あなたの知的興奮神経を震わせます!
大好評発売中!!
(『MANGA ALLMAN マンガ オールマン』(2000年5月17日号 P.101))
………………………………………………………………
[初出]
『MANGA ALLMAN マンガ オールマン』(集英社 1997年8月20日号〜1999年7月7日号)の連載「荒俣宏のヴンダーカマー INTELLECTUAL ADVENTURE Wunder Kammer」(全46回)を加筆・訂正したもの。

「前口上」、各章の「口上」、「あとがき」は書き下ろし。

「エピローグ」は『太陽』(平凡社 1998年8月号)掲載の「我、楽苦ヲ多クシテ蒐集ニ殉ズ 近代日本の超コレクターたち」を加筆したもの。

…………………………………………………………………
[関連]
『MANGA ALLMAN マンガ オールマン』(集英社 2000年5月17日号)
『アラマタ珍奇舘』刊行記念対談 物々交換珍奇対談
日本を代表する『ヘンなモノコレクター』2人の初顔合わせ!!
荒俣宏VS.みうらじゅん P.98-101
……………………………………………………………………
[収録]
「国産初の電気冷蔵庫・電気洗濯機 家電の夜明け・夜明けの家電」→
『江戸の幽明 東京境界めぐり』(朝日新聞出版 朝日新書488 2014.11.30)
 第二部 朱引きのうちそと――江戸の周縁ガイド
 第二章 電化生活の最先端 田園調布の都市開発{一部挿込み}
…………………………………………………………………
[誤植]
目次「かまなら祭・エリザベス御輿」→「かなまら祭・エリザベス御輿」

(以上、嘉象様、DOJI-I様)

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

27日 新聞 東京新聞 「わが街 わが友」 第3回目「大山金井町 富士山が見えた陸橋」
27日 ムック「季刊 怪」 角川書店 第八号 特集 妖怪巡礼案内&ジンバブエ 特集は妖怪トラベルガイド。妖怪発掘の旅の極意を伝授。B6判、本体1300円(税別)、ISBN:4-04-883623-4。

http://www.kadokawa.co.jp/product/199999883623/

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

28日 新聞 東京新聞 「わが街 わが友」 第4回目「練馬区錦2丁目 白蛇とイチョウの祟り」
書籍 平凡社 平凡社ライブラリー336 花空庭園 「花空庭園」

1992年7月に出版された「花空庭園」 のライブラリー版302p、1500円。.ISBN 9784582763362、C0361、B6変。


[目次]
本文は単行本初版と同様。
巻末に「平凡社ライブラリー版あとがき」を追加。

以下、1992/07の目次です

まえがき
プロローグ 花空庭園へようこそ

シノワズリーの花
園芸家の鑑
健康の園
フッカーの紫色の桃
いずれ菖蒲か杜若
ツバキに関する椿事
支那発の絵便り
ゼウスの赤い実
アダムの無花果
はなびらはなくても
薔薇の名前、薔薇の教え
聖母の花のミルク
土耳古のターバン
吸うか吸われるか
パイナップルの女
太陽花の足痕
枝の縁か、箒マメ
秘密のミカン
ネムノキは眠らず
正視できぬキノコ
椰子にしがみつく人
栄光は学名に宿る
海の藻屑とせぬために
棘のある切り札
悪魔のキンマ箱
アフリカへの献花
消された天才
シダに咲く花
下町の丸い夏
菊花の義兄弟
ルドゥーテ薔薇物語

あとがき

書名索引
人名索引
植物名索引
参考文献

**********************************

2000.04.15 ISBN4-582-76336-7 C0361 1500円(本体)
B6変型判(16cm)角背 並製 カバー装 303頁
装幀:中垣信夫
………………………………………………………
[目次]
{単行本に以下を追加。}
平凡社ライブラリー版 あとがき
………………………………………………………
[カバー]
(後)
<花のラファエロ>と呼ばれたルドゥーテの『バラ図譜』から高木春山の『本草図説』まで、古今東西のボタニカル・アートの粋をあつめた豪華な博物図譜。植物画の歴史、文学に現れたる花の数々、手彩画の美しさが満載。
………………………………………………………
[帯]
(前)
花空庭園へようこそ!
200点ものカラー図版による<白い花譜>と<黒い花譜>の饗宴。
…………………………………………………………
[広告]
古今東西の植物図譜。
(『パルプマガシン 娯楽小説の殿堂』巻末の広告)

『バラ図譜』から『本草図説』まで、古今東西の貴重かつ華麗なボタニカル・アートを集めた博物図譜。手彩画の魅力満載。
(『ヨコオ論タダノリ』巻末の広告)

ルドゥーテの『バラ図譜』から高木春山の『本草図説』まで、古今東西のボタニカル・アートを集めた豪華な博物図譜。植物画の歴史、文学に現れたる花、手彩画の美しさが満載。
(「平凡社/2000年4月の新刊と近刊」)(『月刊 百科』2000年5月号 P.74)
(平凡社のHP)
……………………………………………………………
[注記]
単行本『花空庭園』(平凡社 1992.07.17)のライブラリー版。

(以上、嘉象様、DOJI-I様)

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[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

「人でなしの猫」さん

http://leonocusto.blog66.fc2.com/blog-entry-174.html

Web 日経BP インタビュー 「Hale!」(エール!)のコーナーで、転職の思い出、アドバイスなどを述べてます。
- 雑誌「コミック フラッパー Comic Flapper」 角川書店 4月号 漫画「アレクサンダー戦記」(最終回) 2000年4月号(第2巻第4号通巻5号)2000.04.** 雑誌13755-04 429円(本体)

漫画「アレクサンダー戦記」(「2000年4月号(第2巻第4号通巻5号)(荒俣宏=原作/田中正仁=画・構成/大石けんいち=シナリオ)連載最終回。

1999年12月号〜2000年4月号まで5回。

2000/09にこれをまとめたコミックス発売。
冊子(寄稿) 凸版印刷 情報コミュニケーションの100年 TREND 2000(非売品) 『情報コミュニケーションの100年 TREND 2000/凸版印刷編』30p〜31pに

「1908[明治41年]百科事典 徹底した口語体で実践的な項目立て」

との文章を寄せています。(博様、ありがとうございました)

****************詳細**********************

『情報コミュニケーションの100年 TREND 2000』凸版印刷 編(凸版印刷)

2000.04.**(日付なし) 非売品
A4判 角背 並製 折込表紙 函入 256頁
企画:野村正義 凸版印刷株式会社
編集:田中隆・矢尾雅義・桜田弘・菅原道・井口幸一、
凸版印刷(株)エディトリアル研究室、凸版印刷(株)年史センター、
トッパンエディトリアルコミュニケーションズ(株)
デザイン:太田徹也
年表データベース:凸版印刷(株)年史センター
写真データベース:(株)デジタルハウス
撮影:(株)トッパンクリエイティブコミュニケーションズ
翻訳:凸版印刷(株)翻訳制作センター
進行管理:福田大、新井康雄、野田栄一
……………………………………………………………
[目次]<部分>
1908[明治41年] 百科事典 徹底した口語体で実践的な項目立て 荒俣宏(評論家)
P.30-31
…………………………………………………………
[広告](省略)

(以上、DOJI-I様)
- 推薦 - - - 東京創元社が4月に開催したフェア「私が選ぶこの一冊」で「心地よく秘密めいたところ / ピーター・S・ビーグル」を推薦。帯?。1988/10の初出辞にも帯。

●荒俣宏氏推薦――「都会的アイロニーと静けさとが醸しだす、尽きることのない魅惑。」

http://www.tsogen.co.jp/suisen/2000_suisen.html