「推理バラエティー 誰もいない部屋」に出演 2



続いて第2問。
部屋に残されたアイテムは「盆栽」「生け花」「除湿器」「茶器」「神楽の面」「しゃれた洋服」「ド派手なネクタイ」「婦人雑誌」「<今月のキーワド>と書かれ月の行事が記されたメモ」「ヤマタのオロチのはりぼての写真」「扇風機」「秤」「パスタマシン」「乾燥剤」「絵筆と特殊な絵の具」「ピンセット」「粘土」「針金」「お城(松江城)の図面」など。

ここからフリートーク。

荒俣「ひとつだけ解った事は、この住人は女ですね」
内藤「ほう、いくつ位の・・」
荒俣「30から・・・ファッションに感心があって・・」
山田「いや、男だと思うなあ。ネクタイがあったし」
荒俣「・・・・・・男装の麗人でしょうか・・・・・」

−神楽の面−
内藤「神楽というのは?」
荒俣「神楽は古くから伝わる神に捧げる踊りですね」
内藤「どの地方で盛んなんでしょうか?」
荒俣「出雲とか・・・ヤマタのオロチもありましたしねえ」

−ド派手なネクタイ−
荒俣「和モノですね(柄が和風だった)」

−メモ−
荒俣「<キーワード>が<キーワド>になってましたねえ」
一同「ホントだ」
荒俣「コレを見ると、ちょっとお年がいった方かもしれませんね」

ここで回答の時間。皆さんの回答は、渡辺満理奈氏「粘土オブジェ作家」、山田五郎氏「ジオラマ作家」、大槻ケンヂ氏「人形師」、城戸真亜子氏「和菓子職人」。

で、ヒロシの答えは


「紅一点の文化財修繕師」

荒俣「男が多い業界でやっていく女性としては、まず男の姿をしている、でも女性だから
   ちょっと趣味が違うという。出雲だとか松江は文化財や民俗芸能がゴロゴロしてるん
   ですね。松江はお茶もさかんで、そういうもの(文化財)がたくさんあるんです。
   お面だとかハリボテの修繕をしてるんじゃないでしょうか。茶器などは欠けた所を
   粘土で直すんじゃないでしょうか」

ここで正解。
答えは「和菓子職人」。
飴などを材料に花やお城を作る職人さんで、現代の名工とも呼ばれる伊丹二夫さんという方の部屋でした。

結局、2問とも大ハズレ。最後に再度、内藤氏に「不得意な分野はありましたでしょうか」と聞かれ、
「日常生活以外にもありましたねえ。発見しましたね。(答えが)何も見えてきませんでした」
などと言ってました。

最初に「歩く百科事典」とまで紹介されていただけに、とーってもカッチョ悪かったです。