2001年4月 荒俣宏 活動記録

「高橋克彦先生、林真理子先生、そして私アラマタの三人で執り行われた
第8回ホラー小説大賞選考会(詳細は本誌にて)。
大賞、長編賞、短編賞とすべてが出そろう、まことに慶賀すべき展開。
この3作は大きな原石。磨きあげればさらに光輝く大きなポテンシャルを持っている。 」
KADOKAWA MYSTERY-EXPRESS 作家情報より

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2001年4月 (平成13年 53歳)

主な出来事: 小泉純一郎が日本の第87代首相に就任した(第1次小泉内閣発足)、海南島事件

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
雑誌「テレパル(東版)」 小学館 4/27放映『金曜特集 ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行』(NHK衛星第二)の紹介の中で写真が掲載。

「ダンブルドア先生とハリーのよう」と評されたアラマタと野村祐香氏のツーショット写真もあります。大森裕子プロデューサーの「荒俣さんはロンドンでハリーと同じヒイラギのつえを購入、魔法関係書店では放っておくといつまでもこもって(苦笑)」

とのコメントも。(玉兎様、ありがとうございました)

初旬 雑誌「中央公論」 中央公論新社 5月号 表紙・グラビアを糸井重里氏が飾り、荒俣が文を寄せました。タイトルは

「ショベルカーと税金の友」

400字くらい。徳川埋蔵金を掘るイトイさんをみてイトおしく思ったとか、どう考えても盛り上がらないであろう(!)インパクを引き受けるに際して、イトイさんから「どうせダメなら僕たちでやってみませんか。税金でも払うと思って」とさわやかに誘われたとか、語ってます。イトイさんに対する愛情がこもった一文でありました。第116年第5号、定価800円(本体762円)。(アミノ様、ありがとうございました)

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2001年5月号 第1404号(第116年第5号)2001.05.01 雑誌06101-05 762円(本体)

表紙の人――糸井重里
ショベルカーと税金の友 荒俣宏 P.9-11  (DOJI-I様)[伊 0201ち]
1日 雑誌「GQ Japan ジーキュー ジャパン」 中央公論社 4月号 - 2001年4月号 No.98(第9巻第4号)2001.04.01 雑誌0519-4 657円(本体)

特集 ようこそ、フェチの世界へ
フェティッシュ――性感の永久機関 荒俣宏:文 P.142-147

超性器“フェティッシュ”/約束される永遠の快楽/変態ファッションの先駆者

(DOJI-I様)[伊 0201し]
1日 雑誌「Voice ヴォイス」 PHP研究所 4月号(通巻280号)

2001年4月号(通巻280号)2001.04.01 雑誌08059-4 590円(本体)

特集 教育「百年の計」
教育現場に真のプロを 荒俣宏(作家) P.76-79

子どもをとりまく環境は悪化していない/子どものほうが“プロ”になっている

(博様、ありがとうございました)

1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 4月号 新帝都物語 2001年4月号(第3巻第4号通巻第18号)2001.04.01
ISBN4-04-721418-3 C9493 雑誌コード62481-4 552円(本体)

第十八回 P.172-185
黄泉との結節点は深雪の奥に隠されていた!
 第二十四章 床下を這う
 第二十五章 アタと女人と太陽
 第二十六章 祖霊召喚

(DOJI-I様)


※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ

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この号には「ホラー大賞」の簡単な選評も載ったようです。(玉兎様、ありがとうございました)

1日 雑誌「男の食彩」 NHK出版 4月号 - 2001年4月号(第11巻第1号)2001.04.01 雑誌09239-4 657円(本体)

今月の食彩人
4/21土 放送 甘党のパラダイス〜お菓子でフルコース〜
荒俣宏「甘みイコール平和です。甘いものは生まれたときから大好き。」 P.***-***

[関連]
番組『新・男の食彩 甘党のパラダイス』(NHK総合 2001.04.21 11:00〜11:25)

(以上、DOJI-I様)
1日 雑誌「伊勢人 ISEBITO」 伊勢文化舎 4・5月号 - 2001年4・5月号 No.120 春の特大号(第21巻第1号通巻120号)2001.04.01
雑誌81199-05 571円(本体)

特別企画 作家 荒俣宏、熊野を語る 『みえ熊野学フォーラム』より
講演まとめ:本誌 写真:森武史 P.97-100

女性が面白い熊野の文化
外国の要素の多く入った地域
自然の裏表がセットになった所

平成13年2月12日第1回みえ熊野学フォーラムが開催されました。 P.101

[注記]
『みえ熊野学研究会 フォーラム&熊野古道ウォーキング』(2001.02.12)

(以上、DOJI-I様)
2日 新聞 産経新聞 - - 2001.04.02 夕刊 P.**

イブニングマガジン
インターネット博覧会 編集長インタビュー (DOJI-I様)
3日 雑誌「週間プレイボーイ」 集英社 No.16 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年4月17日号 No.16(第36巻第14号)2001.04.17 雑誌20673-4/17 276円(本体)

連載 第17回 「第十七遺産 (日本一有名なUMA)ツチノコ」。4P、雑誌20673-4/17、290円(税込)。
7日 新聞 日本経済新聞 - - 2001.04.07 P.40

交遊抄
やすさん 水木しげる

[注記]
文中に、荒俣宏の名前あり。 (DOJI-I様)
8日 雑誌「日経Click クリック」 日経BP社 発行 日経BP出版センター 発売 4月号 - 2001年4月号 No.99(第8巻第5号通巻99号)2001.04.08 雑誌07171-04 562円(本体)

特集 パソコンの常識・非常識
パソコン何でもランキング
荒俣さんがネットオークションで夢中なものランキング P.83

(DOJI-I様)
10日 雑誌「週間プレイボーイ」 集英社 No.17 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年4月24日号 No.17(第36巻第15号)2001.04.24 雑誌20674-4/24 276円(本体)

連載 第18回 「第十八遺産 (男だけの孤島で7年間生き延びた彼女を、当時の人々はこう呼んだ) アナタハンの女王蜂」。4P、雑誌20674-4/24、290円(税込)。
10日 雑誌「SFJapan MILLENNIUM:02 エスエフジャパン ミレニアム」 徳間書店  ROMAN ALBUM - 「日本SF大賞 選評」を書いてます。タイトルは「『「外よりも内に向けて』の賞へ/荒俣宏」(P.66-67)。ISBN4-19-720150-8 C9476、雑誌61579-84、1524円(本体)、A5判、角背 並製、333頁(博様、ありがとうございました)

***************詳細********************

『ROMAN ALBUM SF Japan MILLENNIUM:02』(徳間書店 ROMAN ALBUM)

2001.04.10 ISBN4-19-720150-8 C9476 雑誌61579-84 1524円(本体)
A5判 角背 並製 334頁
COVER ILLUSTRATION:寺田克也
………………………………………………………
[目次]
21世紀すごろく
FULL COLOR COMIC 紅風 中澤一登
巻頭中篇SF JACK IN ジャック・イン 宮部みゆき ILLUSTRATED by 山田章博
第二十一回日本SF大賞発表
日本SF大賞 選評
 「外よりも内に向けて」の賞へ 荒俣宏 P.66-67
「クズSF論争」について 椎名誠
編纂の意義大きい とり・みき
もっと破天荒なパワーを 中島梓
思想史としてのSF論争 南山宏
SFは何と戦ってきたのか? 山田正紀×笠井潔×巽孝之
DEAR SONG 三雲岳斗 ILLUSTRATED by 華門
三雲岳斗インタビュー
SPECIAL CROSS TALK スペース・オペラを継ぐもの 田中芳樹×荻野目悠樹
SPECIALコラム 時をかける映像たち 池田憲章
対談 ぼくたちのSF サイエンス・フィクションのいくつかの聖痕
上遠野浩平×三雲岳斗
斉木杳の憂鬱 第十三あかねマンションへようこそ 新井素子 ILLUSTRATED by 入江アリ
新井素子インタビュー
COMIC 天使の微笑み悪魔の頭脳 伊藤伸平
星に願いを ピノキオ二〇七六 藤崎慎吾 ILLUSTRATED by 橋本晋
藤崎慎吾インタビュー
SF作家への長い道 森下一仁×浅暮三文×北野勇作×鯨統一郎×森岡浩之
COMIC ナビゲーターから一言 森脇真末味
日本SF分析記録 南山宏 SFマガジン二代目編集長
[闇狩り師]シリーズ最新作 黄石公の犬 夢枕獏 ILLUSTRATED by 寺田克也
第二回日本SF新人賞発表
OFFICIAL DISCUSSION 第二回SF新人賞最終選考会
小松左京、大原まり子、笠井潔、神林長平、小谷真理、山田正紀
第2回日本SF新人賞受賞第1作 血の騎士 鉄の鴉 吉川良太郎 ILLUSTRATED by ASA
吉川良太郎インタビュー
第2回日本SF新人賞受賞第1作 獣のヴィーナス 谷口裕貴
ILLUSTRATED by はやみあきら
谷口裕貴インタビュー
執筆者紹介
編集後記

(以上、DOJI-I様)
10日 雑誌「Zenjin」ゼンジン 玉川大学出版部 75号 - 2001年4月号 No.634(第75巻第4号)2001.04.10 240円(本体)

グールド鳥類図譜をひもとく喜び――手彩色石版と鳥類図譜―― 荒俣宏 P.13-19

博物学の大衆化
手彩色石版による博物図譜
『ヒマラヤ山脈百鳥図譜』の刊行
グールドの出版戦略
転機となった『オーストラリア鳥類図譜』
旺盛な出版活動
ジョン・グールドの世界 十九世紀 描かれた鳥類図譜 P.19

[収録]
『ジョン・グールドの世界 19世紀 描かれた鳥類図譜』(玉川大学 2001.05.12)
グールド鳥類図譜をひもとく喜び――手彩色石版と鳥類図譜――
荒俣宏(玉川大学客員教授) P.16-21

『想像力の地球旅行 荒俣宏の博物学入門』(角川書店 角川ソフィア文庫 2004.02.25)
第十章 視覚の快楽 博物図鑑の楽しみ
U ジョン・グールドの世界

[関連]
展覧会『ジョン・グールドの世界―19世紀 描かれた鳥類図譜―』(2001.05.12〜06.10)

(DOJI-I様)
14日 雑誌「TeLePAL テレパル」 小学館 - 2001年8号(第20巻第8号通巻461号)2001.04.14 雑誌21912-4/14 257円(本体)

金曜特集 ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行
NHK衛生第2J 夜19:30〜21:00 P.22

キーワードは“魔法” ハリー・ポッターと巡るイギリス
金曜特集 ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行 P.56

[伊]
15日 雑誌「ラパン 羅盤」 ゼンリン 春号 - 「ようこそ荒俣まぼろし堂」という文章を書きました。
平凡社地下に荒俣が古本屋を開いていた! という設定。クラフト・エヴィング商會が目録を作っています。
また表紙も古書店店主に粉したアラマタが飾りました。
なお、アラマタのサイン本(「図説オカルト全書」「どおまん・せいまん奇談」「アジアまぼろし画報」「アラマタ図像館」「年表で読む荒俣宏の博物探検史」「闇吹く夏」)各1名にプレゼント、という企画もありました。(犀藤様、ありがとうございました)
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2001年春号(第5巻第1号通巻22号)2001.04.15 雑誌19139-04 905円(本体)

特集 個性派書店探検術
ようこそ荒俣まぼろし堂 文 荒俣宏 撮影 坂本真典 P.10-15

荒俣まぼろし堂 最終目録(抄) ご挨拶
荒俣まぼろし堂古書目録

[見出し]
平凡社の地下室でこっそり営業を続けていた「荒俣まぼろし堂」のうわさは古書愛好家のあいだで話題に上ってすでにひさしい。ところが、昨今の不況のあおりを受け、惜しくも閉店の憂き目を見るに至り、ここに最終目録をお届けすることとなった。

[注記]
サイン本のプレゼント企画あり。表紙は古書店主に扮した荒俣。  [伊]
17日 雑誌「週間プレイボーイ」 集英社 No.18 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年5月1日号 No.18(第36巻第16号)2001.05.01 雑誌20671-5/1 276円(本体)

連載 第19回 「第十九遺産 クロップサークル(ミステリーサークル)」。4P、雑誌20671-5/1、290円(税込)。
20日 書籍(再録) KKベストセラーズ・ワニ文庫 国民の知らない歴史 「隠された歴史に気鋭の作家陣が光をあてる歴史推理」に荒俣のルーズベルト呪殺ネタが載ってます。以前同社から出た本の解説を再録したもののようです。なお奥付の発行日は5月5日。552円、ISBNコード:4-584-39125-4 。(犀藤様、ありがとうございました)

→「魔獣の銃弾 悪魔の千年王国日独魔術大戦(マジカルウォーズ) 」(1994/03/01)と同じ文章か。この文章はコレクション「日本仰天起源」にも収録。

*******************詳細***********************

『国民の知らない歴史』夢枕獏+高橋克彦ほか 著
(KKベストセラーズ ワニ文庫)

2001.05.05 ISBN4-584-39125-4 C0121 552円(本体)
{2013.05.25(10版)ISBN978-4-584-39125-9 C0121 552円(本体)}(背)青色
文庫版 223頁
……………………………………………………
[目次]<部分>
【近代篇】PART3
ルーズベルト、チャーチル呪殺計画 荒俣宏 P.209-221
 呪詛調伏作戦発令
 オカルティストによる占星術戦争
 敵を“化物”に仕立てる巧妙な思想戦
……………………………………………………
[カバー][帯]
(省略)
……………………………………………………
[初出]
『魔獣の銃弾 バーチャル戦史 悪魔の千年王国日独魔術大戦』
荒巻義雄+佐藤大輔ほか 著(KKベスト ワニ文庫 1994.04.05)
………………………………………………………
[注記]
『日本仰天起源』(集英社 集英社文庫 荒俣宏コレクションT 1994.09.25)にも収録。

(DOJI-I様ありがとうございました) 

20日 書籍(再録) リブリオ出版 「怪奇・ホラーワールド」(第10巻) 『過去への幻想 怪奇・ホラーワールド (大きな活字で読みやすい本)』全15巻の10巻に「シム・フースイ」が掲載。監修:二上 洋一、サイズ:A5判/275p、ISBN:4-89784-936-5、価格:\2,800-。(玉兎様、ありがとうございました)

シム・フースイ 荒俣宏 P.149-221

**************詳細*********************

『過去への幻想 怪奇・ホラーワールド 第10巻』二上洋一 監修
(リブリオ出版 大きな活字で読みやすい本)

2001.04.20 ISBN4-89784-936-5 C0393 2800円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 277頁
装画:日賀野清二
デザイン:(有)トライアル
企画・編集:(株)ウーマン・ウエーブ
……………………………………………………………
[目次]
眼球奇譚 綾辻行人
シム・フースイ 荒俣宏 P.149-221
豊国祭の鐘 朝松健
解説 二上洋一
……………………………………………………………
[初出]
『野性時代』(角川書店 1993年5月号)
……………………………………………………………
[注記]
『亀裂』(角川書店 角川ホラー文庫 1993.07.24)にも収録。

(以上、DOJI-I様)
20日 書籍(収録) 集英社 - アジアをゆく 全7巻セット 集英社の叢書「アジアをゆく」全7冊セットが豪華カラー函入りで発売。アラマタの「獅子 王権と魔除けのシンボル・アジアをゆく(00/12発売)」も含まれています。

7500円?、4081999015、重量4Kg。

[出版社に掲載なし 品切重版未定扱い] -2014/08/29 調べ-

20日 新聞 日本経済新聞 - - 2001.04.20 第二部【全面広告】

広告特集 デジタル生活のススメ 黛まどかさん
作家・荒俣宏に聞く、「デジタルワールドで生きる術」
肩書は通用しない。自分の商品価値を磨く P.2A

作り手に注文付ける/モノとの会話も可能/子どもも社会に参加/変わるライフスタイル/まずは趣味や遊びから

(DOJI-I様)
21日 TV NHK総合 11:00〜11:25 新・男の食彩「甘党のパラダイス」 食彩人(食べ役)として登場。アラマタのリクエストは、

「お菓子のフルコース」

でした。対するシェフは、数々の賞も受賞している名パティシエ・柳正司氏(「パティスリー・タダシヤナギ」経営)。「いちごのミルフイユ仕立て」「フランス風しるこ」「ピスタチオとプラリネのパナシェ」「クレーム・ショコラ」などを作ってくれました。最後に色紙を書きシェフへ渡すんですが、アラマタが書いた言葉は「甘味は平和」でした。“酸味、辛味、いろいろあるが、甘味だけは誰もが幸せになれる”というような意味だそうです。柳さんのお店にあるかもです。司会は栗山英樹氏(野球選手)と山本志保アナウンサー。(玉兎様、ありがとうございました) 

21日 TV(再) NHK総合 24:40〜25:05 男の食彩「甘党のパラダイス」 再放送(土曜日の深夜0:40分からってことです)。
24日 雑誌「週間プレイボーイ」 集英社 No.19.20 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年5月8・15日号 No.19・20(第36巻第17号)2001.05.15 雑誌20673-5/15 314円(本体)

連載 第20回 「第二十遺産 (キリストの遺体を包んだ布?)トリノの聖骸布」。4P、雑誌20673-5/15、330円(税込)。
25日 書籍 講談社 - ほぼ日刊イトイ新聞/糸井重里 “インパクとのかかわり”という文で、糸井氏がインパク編集長を引き受けるときの情況を述べる中、アラマタの名前がチョットだけでてきます(P.292)。ISBN4-06-210347-8、1700円(本体)−判、304頁。(博様、ありがとうございました)
25日 書評 - - 独立書評愚連隊 天の巻 『独立書評愚連隊 天の巻』大月隆寛 著(国書刊行会)

2001.04.25 ISBN4-336-04322-1 C0095 2000円(本体)
四六判 角背 上製 カバー装 337頁
……………………………………………………
[目次](部分)
2 思考する同時代
『衛生展覧会の欲望』(田中聡、青弓社) P.126
3 絶景かな、にっぽん
『ゴードン・スミスのニッポン仰天日記』(小学館) P.166-167
……………………………………………………
[注記]
P.126には、田中聡は荒俣宏のデータマンであったと記されている。
……………………………………………………
[帯]
(前)
書評

思想
である。
言論
である。
1980年代後半から現在まで。
迷宮入りの「時代」を
ひたすら読み倒す
ケンカ腰
ブックガイド。
……………………………………………………
[初出]
『サンデー毎日』(毎日新聞社 1993年7月18日号)

(以上、DOJI-I様)

 →2001/06「地の巻」にも記述あり。
25日 書籍 平凡社 パルプマガジン 娯楽小説の殿堂 平凡社「太陽」連載 <ザラ紙の楽園 アメリカ大衆マガジン再発見>(1999年2月号〜2000年1月号、計12回)をまとめたもの。序章・第3章・第4章は書き下ろし。写真:荒俣宏(73,75頁)、平凡社写真部、デザイン:D.T.P.=石澤由美(平凡社)、編集:三沢秀次(平凡社)

「1920〜40年代に黄金時代を迎え、すべてのエンターテインメントを生み出したパルプマガジン。SF、ミステリーからホラー、冒険、ファンタジーまで、娯楽と快楽の世界を紹介。パルプ誌リスト付。」(平凡社HPより)。A5判 、260頁、2,200円、ISBN4-582-25304-0 C0000 NDC分類番号 050 。

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パルプマガジン 娯楽小説の殿堂

2001.04.25 ISBN4-582-25304-0 C0000 2200円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 255頁
写真:平凡社写真部、荒俣宏
デザイン・D.T.P.:石澤由美(平凡社)
編集:三沢秀次(平凡社)
英語タイトル:“Wonderland of Pulp Magazines”
………………………………………………
[目次]
{巻頭カラー口絵 15頁}
序章 知られざるアメリカ大衆小説の源泉
パルプマガジンと日本人
パルプマガジンのサイズ、ヴィジュアル、作家たち
ヒーローの誕生、ジャンルの確立 大衆小説雑誌への道のり
第1章 雑誌ビジネス最底辺の爆発
伝説の出版人マンシーと雑誌の大安売り
ザラ紙を使って大成功 パルプマガジンの誕生
教養より娯楽――大衆が求めた現実を超える空想の物語
「類人猿ターザン」と作家E.R.バローズ
第2章 懐かしきヒーローの逆襲
1冊10セントの小説本ダイム・ノヴェルの成功
パルプ界の帝王 ストーリー&スミス社 探偵ニック・カーターを復活
黒マントの怪人ザ・シャドー登場
第3のヒーローは冒険家ドック・サヴェージ
第3章 武士のようなカウボーイたちの物語
ダイム・ノヴェルと初期パルプマガジン
シングル・ジャンルの専門誌――パルプ発展の背景
バッファロー・ビル 西部開拓のヒーロー
完全無敵のジェントルマンがパルプヒーローの典型だった
第4章 パルプはジャンルを産む
「コミック・アカデミー」主宰ビル・ブラックベアード氏との出会い
戦争もののパルプマガジン
「プライヴェート・アイ」私立探偵パルプの登場
キイワードは「ラヴ」――女性読者を獲得せよ!
第5章 ヒューゴー・ガーンズバックと科学雑誌
20世紀初頭の夢追人、ヒューゴー・ガーンズバック
「科学の黄金時代」の先駆、金ピカ表紙の科学雑誌
科学幻想ロマンスと挿絵画家パウル
第6章 パルプが創ったSF
パルプマガジンで飛躍を遂げたサイエンス・フィクション
今日は異常な夢物語 明日はごくふつうの現実
出版王ガーンズバックの破産とサイエンス・フィクションの誕生
第7章 美女を吊るした男
パルプマガジンの超ヒーロー、ザ・スパイダー誕生の裏話
禁酒法の消滅とミスター・パルプの誕生
パリ・グラン=ギニョール劇場の血みどろの残虐と猟奇趣味
恐怖、戦慄、怪奇……ミステリーの過激な展開
第8章 マニアを刺激する雑誌
15センとのパルプ『テラー・テールズ』誕生
テリルの定義する「テラー」と「ホラー」
恐怖のプロセスをひたすら追いかける物語
究極の恐怖雑誌『ホラー・ストーリー』刊行
第9章 市民の敵、『スパイシー』
「悪書」と指弾された超過激パルプの登場
挑発的な毒性を放つ有害雑誌『スパイシー』
男たちのファンタジー 残虐の楽園
いじめるファンタジー いじめられる快感
ラ・ガーディアv.s.『スパイシー』 4誌すべてが廃刊となる事件
カラー口絵 8頁
第10章 スパイス胡椒とソースの戦争
『スパイシー』から『スピード』へ
パルプ界のシェイクスピア 多産な巨人、ベレム
スパイス味とソース味 過激なセクシー対決
第11章 『ブラック・マスク』シンプルな暴力家たち
「賢明な紳士」がハードボイルドを生んだ
一人称。スピード感ある短文。たたみかける筆致
デイリィ、そしてハメット 対照的なハードボイルド作家
贅肉を削ぎおとした文章 アクションに宿る品位
第12章 『ウィアード・テールズ』興亡記
暗いゴシックの領主、ラヴクラフトの奇ッ怪な伝説
創刊者ヘネバーガーの意気込み 2代目編集長ライトの手腕
ブランデージとC.C.ムーア パルプ界に衝撃を与えた二人の女流
T.ウィリアムズ、R.ブラッドベリ……きら星のごとき新人の宝庫
第13章 偏見と差別のアート
戦争キャンペーン・メディアが産んだ「人権差別」もの
ハリウッド美女を凌辱する日本兵 ゼロ戦を迎撃するエース
ヒトラーを連想させる独裁者 闇の力を象徴する中国人の悪魔
反日キャンペーン・アートがカヴァー画を飾る
第14章 女性もまたセクシー雑誌に魅かれた−ほか
告白系女性誌がパルプマガジンに進出
クリーン・ラヴからホット・ラヴへ 読者に秋波を送るGGAの表紙画
細い眉、半びらきの瞳、紅いくちびる、白い歯……どこまでも豊かな乳房
女性たちに自由と独立とを宣言させたガーリー・マガジン
あとがき パルプマガジンはこうして集めろ
パルプマガジン関連のURLアドレス
パルプマガジン・リスト
索引
参考文献
クレジット、出典一覧
………………………………………………
[カバー]
(前)
SF MYSTERY ADVENTURE DETECTIVE HORROR LOVE ROMANCE WESTERN
………………………………………………
[カバー折り返し]
(前)
「今日は異常な夢物語が――明日はごくふつうの現実」
ヒューゴー・ガーンズバック
世界初のSF専門誌『アメージング・ストーリー』の生みの親
「主たる動機は、人間の最も内奥にある感情を偉大な文学にふさわしい手法で表現する自由な場を、作家に与えることである」
ジェイコブ・クラーク・ヘネバーガー
ホラー小説の名雑誌『ウィアード・テールズ』創刊に寄せて
(後)
目次より{省略。}
………………………………………………
[帯]
(前)
乱歩もスティーヴン・キングもみんな読んだ、20世紀の安ピカ・ザラ紙雑誌
SF、ミステリー、冒険、ウエスタン、探偵、ホラー、ファンタジー、ラヴ・ロマンス
は、すべてパルプマガジンから生まれた。
パルプマガジン・リスト 関連URLアドレス付!!
(後)
筆者は、昭和40年頃、大学生になって初めて文通したアメリカの友人から一冊のパルプマガジンをプレゼントされ、その魅力のとりこになった。それから約35年にわたり、少しずつ収集にはげんできたが、ここ数年来パルプマガジン収集のスタイルが劇的に変化した。日本にいてもごく容易に入手できるようになったため、ほどなく研究者やコレクターがわが国でも殖えると思われる。本書はその手引きとなることを目標にする。………本文より
(背)
大衆文芸の黄金郷カヴァー・アート多数
…………………………………………………
[広告]
一九二〇〜四〇年代に黄金時代を迎え、すべてのエンターテインメントを生み出したパルプマガジン。SF、ミステリーからホラー、冒険、ファンタジーまで、娯楽と快楽の世界を紹介。パルプ誌リスト付。
(「平凡社/2001年4月の新刊と近刊」)
(『陰陽師ロード 安倍晴明名所案内』巻末の広告)
(『月刊 百科』2001年5月号 P.73)
(「平凡社 出版目録 2002」)(平凡社のHP)

SF、ミステリーからホラー……アメリカ大衆文化の黄金郷へ。
(新聞紙上の広告)

一九二〇〜四〇年代に黄金時代を迎え、すべてのエンターテインメントの源となったパルプマガジン。奇想に富んだ図版をカラーで紹介。
(『ヨコオ論タダノリ』巻末の広告)
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[関連]
Web Site『荒俣宏のオークション博物誌』(2006.10.03「秋のオークションと天橋立」)
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[初出]
『太陽』(平凡社 1999年2月号〜2000年1月号)に連載の「ザラ紙の楽園 アメリカ大衆マガジン再発見」(全12回)。
序章、第3章、第4章は書き下ろし。

(以上、DOJI-I様) 

http://www.heibonsha.co.jp/book/b157620.html

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

27日 TV BS2、デジタルBS2 19:30〜21:00 金曜特集「ハリー・ポッター イギリス魔法界紀行」 「ハリー・ポッター・」イギリス魔法界紀行」
− ファンタジーの故郷を訪ねて −

荒俣  宏
野村 佑香

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ハリー・ポッターの世界を現地取材で案内。他の出演者は野村祐香氏。同時間帯にデジタルBS2でも同時放送された。(玉兎様、ありがとうございました)

魔法使いの男の子の冒険と成長を描いて、世界的ベストセラーとなった“ハリー・ポッター・シリーズ”を生んだファンタジー王国・イギリスを、作家でもあり、幻想学、博物学では日本の第一人者の荒俣宏先生と、本が大好きで、魔法使いになってみたかったという17歳の野村佑香さんが訪ね、ハリー・ポッターの世界と、その人気の秘密を探る。
【番組ナビゲーター】荒俣宏(作家)、野村佑香(タレント)

- 広報誌「全人教育」 玉川大学 4月号 玉川学園広報誌・全人教育に寄稿してます。J.グールド展にむけての文章。なお、この文章はJ.グールド展で販売された冊子にも使われました。(玉兎様、ありがとうございました。)