2001年7月 荒俣宏 活動記録
「今月末、『ゴードン・スミスの日本怪談集』を刊行します。
もう一人の小泉八雲ともいわれるゴードン・スミスの怪しき物語。
幽玄なさし絵と共に、新しい夏のスタンダードとしてお楽しみ下さい。」
KADOKAWA MYSTERY-EXPRESS
作家情報より
何か情報があれば宜しくお願いします。
2001年7月 (平成13年 53-54歳)
主な出来事: 2008年夏季オリンピック開催地が北京に決定映画、「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)が劇場公開、明石市のJR山陽線朝霧駅の歩道橋で花火大会の見物客が将棋倒しになる事故発生
日付 | 媒体 | 出版社・TV局他 | 時間他 | タイトル | 備考 |
1日 | TV | BS-1 | 20:30〜21:15 | トーク3人の部屋 | 「失敗を“科学”せよ」 (工学院大学教授)畑村洋太郎 (ザインエレクトロニクス社長)飯塚 哲哉 (博物学研究家)荒俣 宏 *********************** 今回のテーマは「『失敗』を科学せよ」。他の出演者は、 畑村洋太郎(工学院大学教授)、 飯塚哲哉(ザインエレクトロニクス社長)の各氏。NHKHPの宣伝文言は以下の通り。(玉兎様、ありがとうございました) 「『失敗学』が注目を集めている。『失われた10年』から21世紀へ、『失敗』を省みて新しいプラス材料を求めるトレンドが動き出している。文部科学省は、有識者を集めて『失敗活用研究会』を作り、『失敗』のデータベースを構築し、その知識を体系化して活用するための道を探り始めた。企業の中にも失敗を『知的財産』として社内で体系化し、その経験を生かすためのシステム作りに乗り出すところが現れている。その一方で『いかに経営に失敗したか』を説く経営者は全国で講演に引っ張りだこ、『失敗談』を求める人々が数多く集まっている。 技術開発、経営、組織運営……あらゆるジャンルでの『失敗』が明らかになってきた日本社会にあって、『失敗』を科学し分析することはどんな意味を持っているのか。『失敗』に集まる関心と、『失敗学』がもたらす可能性を読み解く。」 |
1日 | TV(再) | デジタルBS1 | 22:30〜23:15 | トーク 3人の部屋 | 上記番組のデジタル放送 |
1日 | 冊子「てんとう虫」 | アダック | 7・8月号 | - | UCカードの会員向け情報誌『てんとう虫』7・8月号(アダック発行 2001.07.01、P.8-9)の特集「世界は不思議!?」にアラマタと吉村作治氏の対談「だからフシギはおもしろい」が載りました。対談のほかに、世界の不思議に関する8つの質問にそれぞれが答えているんですが、「遺跡にまつわる人物で会えるとしたら誰に会い、何を訊きたいか?」との問いにアラマタは「アタナシウス・キルヒャー/ピラミッドやヒエログリフの解明をどのようにしたのか、尋ねたい。ついでにキルヒャーが集めた世界の古代文明の珍品・希品コレクションもちょっと見せて欲しい。1つか2つ、お土産にくれるともっとうれしい!」などと答えたりしてます。(博様、樋口様、ありがとうございました!)『てんとう虫』(アダック) ***************************************** 2001年7・8月号(第33巻第7号通巻441号)2001.07.01 310円(本体) 特集 世界は不思議!? だからフシギはおもしろい 吉村作治・荒俣宏 写真・服部一人 P.8-11 古代人の感性って僕らよりずっとスゴイ やっぱり不思議だらけ21世紀の考古学とは… 吉村作治のピラミッド論 私にとってのロマンは事実です 荒俣宏の文明移動説 僕は科学者じゃないから眉唾ものこそ面白い [見出し] エジプトに魅入られて早35年の、吉村作治さんと古今東西の不思議なものを追い続ける、荒俣宏さん。「不思議」の虜、大きな少年の二人が遺跡を、古代を、ロマンを熱く語る。 [注記] 対談は、それぞれのインタビューと書簡を往復させたものを、編集部にてまとめたもの。 『風水先生レイラインを行く』(集英社文庫)のサイン本プレゼント企画あり。(P.93) (DOJI-I様) |
1日 | 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 | 角川書店 | 7月号 | 新帝都物語 | 2001年7月号(第3巻第7号通巻第21号)2001.07.01 ISBN4-04-721421-3 C9493 雑誌コード62481-15 552円(本体) 第二十一回 P.158-172 銕胤はおちょうの命を救うため、陰陽師・加藤重兵衛との最後の戦いに挑む! 第三十二章 北の修法 第三十三章 銕胤上陸 (DOJI-I様) ※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ |
1日 | 雑誌「LIVING DESIGN リビングデザイン」 | 発行/(株)リビング・デザインセンター、発売/風土社 | JUL.+AUG./vol.18 | − | 「奇跡にして化石のような水族館のこと」というタイトルでナポリ水族館についての文章を寄せています。(やっき様、ありがとうございました) ******************************* 2001 JULY.+AUGUST. Vol.18 2001.07.01 ISBN4-938894-43-2 C0452 667円(本体) 特集 イタリア NAPOLI MILANO GENOVA Acquario di miracolo 「奇跡にして化石のような水族館のこと」 荒俣宏=文 P.36-39 {オールカラー} [目次] 19世紀に建てられた「海洋生物の宮殿」 奇跡にして化石のような水族館のこと (DOJI-I様) |
3日 | 雑誌「週刊プレイボーイ」 | 集英社 | − | 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 | 2001年7月17日号 No.29(第36巻第26号)2001.07.17 雑誌20673-7/17 276円(本体) 連載 第29遺産 「第二十九遺産 (洞窟から出た「まこと」)死海文書」。雑誌20673-7/17、4p、290円(税込)。 |
4日 | 講演 | 主催・練馬公民館 | − | 「デザインからみたくらし」 | 日大芸術学部で開催される練馬区公民館主催の公開講座で講演を行いました。タイトルは「デザインからみたくらし」。往復ハガキでの申し込みが必要でした(6/12必着)。区民と学生さん優先のようですが、定員に満たない場合は受け付けてくれたようです。(T会長様、ありがとうございました) ******************* 『平成13年度 日本大学芸術学部公開講座 |
5日 | 新聞 | 各紙朝刊 | − | − | 角川書店の新刊案内広告にコメントが載りました。第8回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞した「古川」(吉永達彦著)に対するもので「『古川』は、群を抜いて良かった。『癒し』のホラーだと思う−荒俣宏氏」というものでした。 |
7日 | チケット発売 | − | − | (妖怪会議) | 8月4日開催「世界妖怪会議」のチケットが発売されました。前売り3800円(消費税込)。 |
9日 | 書籍(対談収録) | インターメディア出版 | - | ぼくらはみんな地球人 | 鳥羽水族館の機関誌「TOBA SUPER AQUARIUM」で連載中の「地球人トーク」をまとめたもの。アラマタは第3回(1998年夏号)に「生存のバランス〜傷だらけになって、やっと卵を産んだら死んじゃったというサケの幸福感」とのタイトルで登場しており、このときの対談が収録されています。「機関誌では紹介できなかったエピソードも多数ある」そうです。要チェックです。編=中村元、1500円(税別)。 *****************詳細******************** 『ぼくらはみんな地球人』中村元 著(インターメディア出版) |
10日 | 授賞式 | 主催=株式会社角川書店/株式会社フジテレビジョン | − | 第8回日本ホラー小説大賞授賞式 | 日本ホラー大賞の授賞式がありました。アラマタも参加しましたが、早々に退散したようです。場所は東京會舘(東京都千代田区丸の内)。なお、この授賞式に「抽選で1組3名様以内で5組の方をご招待」という企画がありました。ただし「服装はフォーマル」とか「後日、レポートを提出の事」とか、面倒くさかったようです。申し込みはカドカワミステリのサイトからできました。(玉兎様、ありがとうございました) 選考委員:荒俣宏、高橋克彦、林真理子 大 賞:『ジュリエット』伊島りすと 著(角川書店 2001.07.10) 長編賞:『夏の滴』桐生祐狩 著(角川書店 2001.06.30){原題『妙薬』} 短編賞:『古川』吉永達彦 著(角川書店2001.06.25) (DOJI-I様) |
10日 | 雑誌「週刊プレイボーイ」 | 集英社 | − | 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 (最終回) |
2001年7月24日号 No.30(第36巻第27号)2001.07.24 雑誌20674-7/24 276円(本体) 連載 (最終回) 第30回 「第三十遺産 (最終決戦兵器を創った日本の秘密施設)陸軍登戸研究所」。 拡大版5p、雑誌20674-7/24、290円(税込)。この連載は、「加筆修正し、更に3つのミステリー遺産を付け加えた後、今秋、弊社より単行本として刊行する予定」(欄外注記より)だそうです。 ※2001/10/30に「特別編 第三十一遺産」が掲載されている。 → 2000/11-2001/07まで計30回掲載。2001/11/26に書籍化「荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産」、2011/02に文庫化。 |
10日 | 書籍(帯、選評) | − | − | − | 『ジュリエット』伊島りすと 著(角川書店)(第8回ホラー大賞作品) 2001.07.10 ISBN4-04-873305-2 C0093 1400円(本体) {2001.07.15(再版)ISBN4-04-873305-2 C0093 1400円(本体)} {2001.09.25(3版)ISBN4-04-873305-2 C0093 1400円(本体)} 四六判 丸背 上製 カバー装 367頁 カバー・表紙PHTO:©IPS 装丁:角川書店装丁室 …………………………………………………………… [目次] プロローグ 第1章 水字貝 第2章 クラブハウスの日々 第3章 思い出たちの夜 エピローグ 第8回日本ホラー小説大賞選評 多様なれど同工 荒俣宏 P.361-362 大収穫 高橋克彦 個性と端整 林真理子 …………………………………………………………… [帯] (前) 第8回日本ホラー小説大賞 大賞受賞作 この作品によってホラーの領域はまた新たに広げられた。――高橋克彦 ●選考委員 荒俣宏氏・高橋克彦氏・林真理子氏 (後) 南の島で親子三人が対面した蘇る思い出たち。狂おしく、切ないまでの、異常な世界……。ホラー小説史上にエポックメイキングな作品として新たなページを刻みつける名作、誕生! 選考委員激賞! この作品によってホラーの領域はまた新たに広げられたと言ってもいいだろう。この作品を選んだことを私は自分の誇りとしたい。――――高橋克彦 文章が素晴らしい。ひとつひとつの比喩が的確で、しかも端整である。――――林真理子 力のある「島文学」である。こだわりの作家だ。――――荒俣宏 (背) 第8回 日本ホラー小説大賞 大賞受賞作 ………………………………………………………………… [広告] (省略) ………………………………………………………………… [初出] 『KADOKAWA ミステリ』(角川書店 2001年5月号) (以上、DOJI-I様) |
11日 | ムック「怪」 | 角川書店 | リニュウアル号Vol.0011 | 怪 | 世界妖怪協会の機関誌「怪」がリニュウアルして新創刊しました。アラマタは「だれが小さき神々を殺したか?−『多にして一なるもの』の復活」(16p)という文章を寄せてます。定価1300円(本体)、ISBN4-04-883682-X
C9495、360頁。なお次号は12/5発売予定。以下、HPより。 怪
リニュウアル号VOL.0011
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13日 | TV(再) | BShi | 20:55〜21:40 | トーク3人の部屋 | 7月1日放映「『失敗』を科学せよ」の再放送。(玉兎様、ありがとうございました) |
13日 | TV | NHK総合 | 13:05〜14:00 | スタジオパークからこんにちは | 同番組の人気コーナー「アナウンサーにQ」に山本志保アナウンサーが出演。「男の食彩」出演時のアラマタのVTRがチラッと流れました。 |
13日 | 電子書籍 | 角川書店 | − | 帝都物語 第参番・第四番 | eブックの第2回配本。「文庫新装版」の3・4が発売。第参番780円・第四番740円。購入は「電子文庫パブリ」のサイトからできます。 第参番解説 「将門の霊に敗れた魔人・加藤は満州へ。しかし風水の弱った帝都には北一輝ら新たな魔人の破壊工作が。−“平将門の霊”との闘いに敗れ、加藤保憲は満州へと去った。だが、加藤の数々の秘術により、帝都の風水は脆弱し、内外から新たな魔人たちの胎動を促すことに……。一人は思想家・北一輝。血気に逸る青年将校らを背後から巧みに操り、特異な霊力で“昭和維新”を断行せんとしていた。そして、海外からは世界制覇を狙うメソニック協会の怪人・トマーゾ。“世界の眼”という究極の力を有し、混迷を極める帝都に恐るべき破壊工作を仕掛けてゆく――。 」 第四番解説 「昭和二十年、瓦礫と化した帝都に地霊や怨霊が跳梁跋扈する。そこへ帰還した魔人・加藤の目的は 。−昭和二十年八月十五日。第二次世界大戦の敗北は人々に大きな衝撃をもたらした。帝都は瓦礫の都市と化し、復興は困難な状況に陥っていた。しかも帝都を守護していた英霊の銅像の封印が解け、地霊や怨霊が跳梁跋扈し始める。そのさなか、“屍解”という仙術を駆り、不老不死の肉体を得た魔人・加藤保憲が再び日本へと舞い戻ってきた。いまだ覚醒せぬ“将門”の霊を地上に招喚するために――。カタストロフィ・ノベル戦後篇、堂々の開幕。」 → 今でも買えます -2014/09/03 確認- ※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ |
14日 | TV | BS-2、デジタルBS2 | 10:15〜11:09 | 週刊ブックレビュー | 「週刊ブックレビュー
特集・青山真治 表現としての小説、そして映像
」 本を紹介する書評人として登場。対象本は「陸軍登戸研究所の真実」(伴繁雄著、芙蓉書房出版)でした。司会・ 上田紀行氏、アナウンサー・ 柴田祐規子氏。その他の出演は 藤森照信、リサ・スティッグマイヤー両氏。「今週の一冊」に指定されていた「子どもはことばをからだで覚える 」( 正高信男著、中央公論新社)にも、他の2人とともにコメントを加えました。 (玉兎様、ありがとうございました) 青山真治 | 藤森照信 | リサ・ステッグマイヤー | 荒俣宏 | 上田紀行 | 柴田祐規子 [注記] |
18日 | CD | SONY MUSIC ENTERTAINMENT | − | 「シャドウハーツ」 | プレステのRPG「シャドウハーツ」のサウンドトラックのライナーを書いてます。弘田佳孝氏と光田康典氏のコラボレーションアルバムだそうで、弘田氏のHPには「ライナーノーツには弘田が尊敬する、博物学の権威。荒俣宏氏。」の言葉が。(玉兎様、ありがとうございました) ※弘田氏は作曲家、編曲家、ベースプレイヤー。ゲーム音楽などで活躍している方です。 ******************************** CDアルバム『シャドウ ハーツ オリジナル サウンドトラック plus1』 |
20日 | 書籍 | - | - | 困ったときの情報整理』東谷暁 | 以下に荒俣に関する記述あり。 『困ったときの情報整理』東谷暁 著(文藝春秋 文春新書 180) 2001.07.20 ISBN4-16-660180-6 C0295 700円(本体) 新書版 角背 並製 カバー装 237頁 ………………………………………………………………………… [目次] はじめに 情報整理業を開業する 第一章 すべては時間に制約されている 第二章 知識は詰め込まれねばならない お気に入りの論者で知識の窓を開ける P.60-62 第三章 雑誌という情報ジャングル 第四章 パソコンで出来る情報収集 第五章 パソコンで出来ない情報収集 第六章 アイディアは何処から来るか 第七章 ワープロソフトでものを書く 第八章 情報の迷路を抜け出す おわりに 究極の情報整理とは何か 付録 先人の「失敗」から学ぶ「情報整理史」 ………………………………………………………………… [帯] (前) 10人のうち9人に 役立つ情報の集め方、 整理の方法を教えます ………………………………………………………………… [注記] P.61に、荒俣宏に関する以下の記述あり。 「たとえば、文学は誰々、経済学は誰々、社会学なら誰々、物理学なら誰々……といくつかの分野について、お気に入りの専門家や論者によって自分の知識環境を整える。一分野について複数人でもかまわない。言い換えれば、お気に入りの論者の著作で自分の「知識の窓」を開くわけである。 そんなことをしたら、書庫がいくつあっても足りないという人がいるかもしれない。しかし、よほど好奇心が旺盛な人でなければ、本当に興味をもっている分野などいくつかに集約されてしまう。もし、森羅万象に通じる博物学者をめざすのならば、真剣に巨大な書庫の建設を考えるか、荒俣宏氏のように百科事典を出している出版社の書庫に住み込むことにすればいい。」 (以上、DOJI-I様) |
20日 | 書籍 | - | - | ペヨトル興亡史 ボクが出版をやめたわけ | 『ペヨトル興亡史 ボクが出版をやめたわけ』今野裕一 著(冬弓社) 2001.07.20 ISBN4-925220-04-7 C0000 2000円(本体) 四六判 角背 並製 カバー装 243頁 編集:内浦亨 編集協力:青木ひろみ、鈴木大治、松沢正人 装幀:ミルキィ・イソベ ………………………………………………………… [目次]<部分> いつもイヴェントだった ミルキィ・ソルベ P.161-175 ★これまでになかった表現――ポップアヴァンギャルド、ラジカルTV P.164-165{P.165} ………………………………………………………… [帯] (省略) ………………………………………………………… [注記] P.165に、荒俣宏に関する記述あり。 (DOJI-I様) |
25日 | 書籍(再録) | 角川書店 | 角川文庫 | ホラー・コネクション 高橋克彦迷宮コレクション | アラマタと高橋克彦氏との対談が収録されました。タイトルは 「魑魅魍魎対決−荒俣さんが聞いたり、見たりしたなかで、最も怖いというのは何ですか?」 初出は「GORO」88年11月24日号。15p。宣伝広告の文言は「ホラーマニアとしても名高い高橋克彦氏が荒俣宏、宮部みゆき、瀬名秀明、岩井志麻子、丸尾末広などホラーの名士たちと語り明かす恐怖の秘密、ホラーの魅力。」。520円(税別)、文庫判、ISBN:4-04-170415-4-C0195。(犀藤様、ありがとうございました) *******************詳細*************************** 『ホラー・コネクション 高橋克彦迷宮コレクション』高橋克彦 著 (角川書店 角川文庫) 2001.07.25 ISBN4-04-170415-4 C0195 533円(本体) 文庫版 247頁 カバーデザイン:芦澤泰偉 ……………………………………………………………… [目次] はじめに 魑魅魍魎対決 荒俣さんが聞いたり、見たりしたなかで、最も怖いというのは何ですか? ゲスト/荒俣宏 P.7-21 歴史の半分は、世の中に認められない異端から成り立っている 将門よりも恐ろしい怨霊が地方にはごろごろところがっている 祟りが起きたときに祓ったり、鎮めたりできれば認知される 私がホラー作家になったわけ ゲスト/岩井志麻子 日常のなかに狂気を持ち込むのか、それとも… ゲスト/小池真理子 UFOと幽霊の謎を遺伝子解析 ゲスト/瀬名秀明 ほんとうに怖い話が好きだ! ゲスト/都筑道夫 非現実的なものの恐怖 ゲスト/丸尾末広 小説はコスプレだ。 ゲスト/宮部みゆき ……………………………………………………………… [カバー] (後) ――人間がいちばん初めに作った物語はおそらく怪談だろう。荒俣宏、岩井志麻子、小池真理子、瀬名秀明、都筑道夫、丸尾末広、宮部みゆき。現代のホラー界をリードし、怖い話をこよなく愛する作家七人が、さまざまな「恐怖」を、存分に語りあう。心霊現象に始まり、ホラーへの興味が芽生えたきっかけ、影響を受けた映画や小説、そして初めて明かされる衝撃の恐怖体験まで、ホラー小説創作の真髄と秘密に迫る! 語り下ろし対談を収録した豪華文庫オリジナル。 ……………………………………………………………… [帯] (前) 人が最初に語った物語はおそらく怪談だろう。 ……………………………………………………………… [広告] 荒俣宏、宮部みゆきなどホラー界の第一人者とのスリリングな対談集。 (本書の[帯](後)の広告) 宮部みゆき、瀬名秀明、荒俣宏…。ホラー小説創作の秘密に迫る文庫オリジナル対談集。 (新聞紙上の広告) (「角川文庫 7月の新刊」) …………………………………………………………… [初出] 『GORO ゴロー』(小学館 1988年11月24日号) [伊] |
26日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | - | 2001.07.26 P.12 生活 いきいき 家庭 「香り」をテーマにフォーラム 題にした俳句も事前に募集 「ジャパンスタイルの魅力」(9月1日午後1時半から東京・有楽町の有楽町朝日ホール)の案内 |
28日 | TV | TBS | 22:00〜23:30 | ブロードキャスター | 5/29以来の登場。もう1人のゲストはロバートソン梁子氏(コラムニスト)でした。 |
30日 | 選考会 | − | − | 日本ファンタジーノベル大賞 | 第13回「日本ファンタジーノベル大賞」の選考会が開催されました。選考委員はアラマタ、井上ひさし、椎名誠、鈴木光司、矢川澄子の5委員。 大 賞:『クロニカ 太陽と死者の記録』 (「太陽と死者の記録」を改題)柏谷知世(新潮社 2001.12.**) 優秀賞:『しゃばけ』畑中恵(新潮社 2001.12.**) → 1989年(平成元年)-2013年(平成25年、第25回<最終>)まで選考委員を務めた。 |
31日 | 表彰式 | 総務省大臣官房 新千年紀記念行事推進室主催 | − | “インパク―楽網楽座”第2四半期賞表彰式 | インターネット上の博覧会“インパク―楽網楽座”の第2四半期賞の表彰式が総務省大臣官房
新千年紀記念行事推進室の主催で開催されました。場所は東京・九段下のホテル。その他の参加者は、受賞者のみなさん、竹中平蔵新千年紀記念行事担当大臣らでした。以下ascii24.comの記事から引用。 荒俣宏インパク編集長は「これまで、インパクはつまらないと言われてきたが、最近になって変わってきた」と語る。荒俣氏によると、インパクの企画当初はいかにも「政府の、お役所のやるプロジェクト」という感じで、法律・規制でがんじがらめになっており、また前例にないことは一切行なえなかった。実際、最初はパビリオンに企業名・商品名を出すのは、一切許可しないというのが政府側の方針だったという。しかし、最近では自由参加のパビリオンにも優れたものが現われ、個人・民間側の努力が政府側の姿勢にも変化をもたらし、風通しがよくなってきたという。荒俣氏は「Flashを多用した、大企業の重い広告サイトばかりではつまらない。だが、インタラクティブなサイト、双方向なパビリオンが増えてくれば、もっと面白くなる」とし、残る5ヵ月でそういったパビリオンが増えてくれることを望むとした。 |