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新刊情報


2001年6月の新刊情報です。
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メディアワークス

• 人生の錬金術　５
  
  著者　荒俣宏・中谷彰宏
  四六判　255ページ
  6月18日発売／定価　1,400円（税別）
  ISBN　4-8402-1831-5　
  
  [データ]
  　中谷彰宏氏との対談で、「王様の勉強法」に続く第２弾。
  　奥付の発行日は７月５日。
  
  [広告宣伝の文言]
  　――「言霊師」は宇宙を学ぶ天才である。
  　いいかえれば、「言霊師」は、人生を楽しむ天才である。（中谷彰宏）
  　現代の言霊師・荒俣宏と、脅威の著作数を誇る作家・中谷彰宏が語る、
  　"時間を黄金に変える幸福論"。
  　「バカになる能力」こそ、文化力だ。
  
  [腰巻き]
  　"時間を黄金に変える幸福論"。
  　「バカになる能力」こそ、文化力だ。
  
  [目次]
  まえがき
  第１章　人生は、前戯である。
  　　　　中谷 お金を楽しむ経済の時代から、時間を楽しむ文化の時代へ。
  　　　　中谷 ディテールへの関心を持てることが、文化力である。
  　　　　荒俣 ディテールに高い関心を持つ女のコ。
  　　　　中谷 ディテールへの関心がなくなったら、おやじである。
  　　　　荒俣 茶道の文化は作法ではなく、器を鑑賞することのほうにある。
  　　　　中谷 本の表紙から、メッセージを読みとる。
  　　　　荒俣 本の表紙を読む子供の文化力。
  　　　　中谷 一拍置いて、対象を味わう。
  　　　　荒俣 文化力は、前戯である。
  　　　　中谷 文化力がなければ、上手にほめることはできない。
  　　　　荒俣 世の中にはびこる「びっくりオンチ」。
  　　　　中谷 「びっくりオンチ」は、霊を見つけられない。
  　　　　荒俣 ビクッとする感覚を呼び戻す。
  　　　　中谷 霊と対話できれば、孤独が楽しめる。
  　　　　荒俣 びっくり感覚は、世の中を楽しくする。
  　　　　中谷 そんなところにも神さまがいると思えば、なんでも面白い。
  　　　　荒俣 霊視で、物事を面白く見る日本人。
  　　　　中谷 学力と交換に、霊視力を退化させた。
  　　　　荒俣 勉強で、文化力を洗練する。
  　　　　荒俣 日本の勉強法では、文化は身につかない。
  　　　　中谷 文化力は、数値化できない。
  　　　　荒俣 文化力が、生活をスリリングにする。
  　　　　中谷 文化力とは、なんでも面白がれる力である。
  　　　　中谷 宿題を持ってみると、なんでも面白くなる。
  　　　　中谷 前戯が、文化力である。
  　　　　中谷 女性は、前戯で、男性の文化力を計っている。
  　　　　荒俣 大脳が、前戯に水気を与える。
  　　　　荒俣 閉じ型ポーズが、勝負を決める。
  　　　　荒俣 文化力のあった光源氏。
  　　　　中谷 肖像を描くことは、呪術である。
  　　　　荒俣 絵は、呪術である。
  　　　　荒俣 言葉覚えると、呪力が増す。
  　　　　中谷 漢字は、記号ではなく、呪術である。
  　　　　荒俣 パワーの強い漢字を、呪術に使う道鏡。
  　　　　中谷 文化力とは、魔術のことである。
  　　　　荒俣 ロールプレイングゲームで、理解する。
  　　　　荒俣 言葉でダイレクトに、コミュニケーションする。
  　　　　中谷 名前をつけると、自分のものになる。
  　　　　荒俣 受験勉強で、魔術師になる訓練をする。
  　　　　荒俣 「あやかり」で、パワーをもらう。
  　　　　荒俣 ニックネーム好きのアメリカ人。
  　　　　中谷 モノに、尊敬を込めて敬語を使う。
  　　　　荒俣 受験勉強を、文化行為に高める。
  　　　　荒俣 呪術が効く受験勉強。
  　　　　中谷 菅原道真は、逆転の神さまである。
  　　　　荒俣 再び、日の目を見る陰陽師。
  　　　　荒俣 陰陽道は、世の中が覆るようなお願いは効かない。
  　　　　中谷 熱い菅原道真、冷めている阿倍晴明。
  　　　　荒俣 ソフトなしたたかさを教える阿倍晴明。
  　　　　荒俣 陰陽道は、勝ち負けを度外視する。
  　　　　中谷 善悪を超越したいかがわしさが、文化である。
  　　　　中谷 世界を、力の流れで整える。
  　　　　荒俣 道真信仰から晴明信仰へ。
  　　　　中谷 エネルギーは、循環することでパワーを発揮する。
  　　　　荒俣 アジア人の自然感覚。
  
  　 第２章　バカになる訓練。
  　　　　中谷 中退すると、呪術が鍛えられる。
  　　　　荒俣 意外なものに、力を発揮することがある。
  　　　　中谷 わき道に入った時、心ならずも身につく。
  　　　　荒俣 １歩進んで、２歩下がる。
  　　　　中谷 運の悪い人が合格し、運のいい人は落ちる。
  　　　　荒俣 文化力をつけるチャンス
  　　　　中谷 意識的にドロップアウトする。
  　　　　荒俣 どちらに転んでも文化力をつける。
  　　　　中谷 偏屈者には、独特なネットワークがある。
  　　　　荒俣 会社では、名文を書く能力は必要ない。
  　　　　中谷 矛盾を受け入れる力を、会社で学ぶ。
  　　　　荒俣 自分に欠落していた、バカになる力。
  　　　　中谷 「バカになれる能力」が、文化力だ。
  　　　　荒俣 隣のお姉さんの文化力。
  　　　　中谷 あらゆる必死のムダが、文化力になる。
  　　　　荒俣 実社会は、総合力で勝負する。
  　　　　中谷 得意わざをわざと隠して、相手を誘い込む。
  　　　　荒俣 能あるタカのテクニック。
  　　　　中谷 社会では、得意わざが禁じ手となる。
  　　　　荒俣 美文を嫌う社内回覧板。
  　　　　荒俣 封じ込めは、通過儀礼でもある。
  　　　　荒俣 無手勝流が、最後に勝つ。
  　　　　中谷 今までの仕込みと思考回路でガチンコ勝負する。
  　　　　荒俣 最後は文化力が、決め手となる。
  　　　　中谷 文化は、卵でのみ込まれて、相手の体内で生まれて、肛門から出ていく。
  
  　 第３章　黄金の時間を仕込もう。
  　　　　中谷 知性には、原価がかかる。
  　　　　荒俣 税務署は、作家の経費を理解してくれない。
  　　　　荒俣 受験勉強は、ローリスク・ハイリターン。
  　　　　荒俣 全部勝とうと思う必要はない。
  　　　　中谷 時間の貴重さに気づくことを、老成という。
  　　　　荒俣 ハーフミラー状態は死に近い。
  　　　　中谷 今何歳かではなく、あと何年生きられるかという意識で生きる。
  　　　　荒俣 カウントダウンの発送で、時間の感覚に余裕ができる。
  　　　　中谷 諸行無常は、時間を大切にしようということだ。
  　　　　中谷 結論は、プロセスに出ている。
  　　　　荒俣 図書館に行くまでに、ある程度の方向づけをしている。
  　　　　中谷 力を入れるには、抜く瞬間をつくる。
  　　　　荒俣 知的作業は、同じ状態ではできない。
  　　　　中谷 発想力とは、問題を見つける力である。
  　　　　荒俣 荒俣式勉強法は、無差別級で強い。
  　　　　中谷 高度な文化は、秘境にある。
  　　　　荒俣 宿坊には文化があった。
  　　　　荒俣 空海は、ビジネスモデルを持ってきた。
  　　　　中谷 空海は、一人前になってから中国に渡った。
  　　　　荒俣 大人になってから外に出ると、説得力がつく。
  　　　　荒俣 学問は、プロセスではない。
  　　　　中谷 フランスでは、売れない作家でもモテる。
  　　　　荒俣 下積みを楽しむことが、できなくなった。
  
  　 第４章　千年生きる「脳」を作る。
  　　　　中谷 大学に行くことが「恥ずかしいこと」になれば、大学に行く価値が生まれる。
  　　　　荒俣 オレだけが読んでいたい本もある。
  　　　　荒俣 勉強法という「法」はない。
  　　　　中谷 東大を目指せない予備校が、流行る。
  　　　　荒俣 東大は、科挙制にする。
  　　　　荒俣 視点をズラすと、風景が変わる。
  　　　　荒俣 イデオロギーは、熱病。
  　　　　荒俣 革命家は、ある種宗教家だ。
  　　　　中谷 信長は、政治革命だけではなく、文化革命を行った。
  　　　　荒俣 信長と秀吉、そして家康。
  　　　　荒俣 信長的日本は、実現するか。
  　　　　中谷 恋愛が、文化の中心だった平安時代。
  　　　　荒俣 平安時代は、文人国家。
  　　　　荒俣 鎌倉時代は、理想の姿。
  　　　　中谷 歴史は、いつも政治と文化の戦いである。
  　　　　荒俣 明治維新は、文化がなかった。
  　　　　中谷 政治力の時代は20世紀で終わり、文化力の時代が始まった。
  　　　　荒俣 文化のパラダイムは、変わっていない。
  
  　 第５章　「文化力」の鍛え方。
  　　　　中谷 学力をつける時代から、文化力をつける時代へ。
  　　　　荒俣 文化はワイン。
  　　　　中谷 文化にはセンスが必要。
  　　　　荒俣 21世紀の文化はディスプレイとパフォーマンス。
  　　　　中谷 暗号の意味がわからなければ、会うこともできない。
  　　　　荒俣 恋文のやりとりは、教養の使い方としては最高。
  　　　　荒俣 変体がなの文化力。
  　　　　荒俣 使える漢字が、どんどん減っている。
  　　　　中谷 学力としての英語より、文化力としてのマナーが求められる。
  　　　　荒俣 恋愛ゲームのために、勉強する。
  　　　　荒俣 置き石を使うことで、文化力は増す。
  　　　　荒俣 いい恋愛、いい先生にめぐりあう。
  　　　　中谷 親子で伝わるのは、経済ではなくて文化。
  　　　　荒俣 おじいさん、おばあさんから文化が伝わる。
  　　　　荒俣 押しかけ弟子入りをした。
  　　　　中谷 押しかけ出会いも、子供だったら許せる。
  　　　　荒俣 日本の今の経済人、政治家は文化力を持っていない。
  　　　　荒俣 おじいさんが種をまかないと孫は育たない。
  　　　　中谷 経済的時間より、文化的時間が大事。
  　　　　荒俣 すいとんしか食べられなくても、自分の好きなことをする。
  　　　　中谷 ガマンしていると、時間が自己破産していく。
  　　　　荒俣 30過ぎたら、限界が見えてきた。
  　　　　中谷 文化力は、インプットしないと目減りする。
  　　　　荒俣 銭湯で、町の文化力を見る。
  　　　　中谷 パンツを見ると、文化力がわかります。
  　　　　荒俣 女のほうが、文化力がある。
  　　　　中谷 どうでもいい選択にこだわることでも、文化力がつく。
  　　　　荒俣 文化力がない男は、粗大ゴミになってしまう。
  　　　　荒俣 文化力は、どの世代でもオールマイテー。
  　　　　中谷 文化的援交は、キャリアになる。
  　　　　荒俣 援助交際には、案外、文化的交換の部分もある。
  　　　　荒俣 中高生たちとの知的バトルは面白い。
  　　　　中谷 ストリートファイトで鍛える文化力。
  　　　　中谷 幕末の志士は、文化力のあるテロリスト。
  　　　　荒俣 知的カタルシスが欲しい。
  　　　　中谷 悲劇的出来事が、文化力を高める。
  　　　　荒俣 今のスターには感性はあるが、世界観がない。
  　　　　中谷 摩天楼は、アメリカ人の教会だった。
  　　　　荒俣 アメリカの文化は、熟成期間がない。
  　　　　中谷 アメリカ文化の集大成は、ディズニーランドだ。
  　　　　荒俣 ディズニーランドは、アメリカ至上主義のテーマパーク。
  　　　　中谷 星条旗とは戦えても、ミッキーマウスの旗とは戦えない。
  　　　　荒俣 文化は、非ナショナル。
  　　　　中谷 ディズニーランドが東京にできたのは、一種の占領政策だった。
  　　　　荒俣 日本文化の面白さを植え付ける。
  　　　　中谷 芸者は、文化的象徴として尊敬されていた。
  　　　　荒俣 遊女も、文化の担い手だった。
  　　　　中谷 遊郭の多いところに、文化は栄える。
  　　　　荒俣 江戸時代、黒い子供、金髪の子供もいた。
  　　　　中谷 文化に勝ち負けはない。
  　　　　荒俣 アジアのスポーツは、「道」。
  　　　　中谷 ルールよりも、ライフスタイルが大事になる。
  　　　　中谷 アジア文化には、ゴールがない。
  　　　　荒俣 日本には、敗者復活がない。
  　　　　中谷 受験は呪術である。
  　　　　荒俣 不合格は、神さまの正しい判断。
  　　　　中谷 受験そのものが、占いである。
  　　　　中谷 株も、占いである。
  　　　　中谷 好き嫌いも文化である。
  　　　　あとがきにかえて
  
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