2003年5月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2003年5月 (平成15年 55歳)

主な出来事: 小惑星探査機「はやぶさ」が打ち上げ、プロスキーヤーの三浦雄一郎 世界最高齢(70歳)でのエベレスト登頂に成功

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
4/末〜5/9 講演 シンポジウム「妖怪研究の過去・現在・未来を考える」 「日本における怪異・怪談文化の成立と変遷に関する学際的研究」のメンバーを中心に各界の研究者を一堂に会しての大規模なシンポジウム。
主催の小松和彦教授を筆頭に、京極夏彦氏、山口昌男先生、高田衛先生、辻惟男先生、徳田和男先生、西山克先生、内藤正敏先生、常光徹先生……と、総勢40名以上に及ぶ、錚々たるメンバーが参加。アラマタはsession2で特別記念講演を行い、妖怪に取り組むと「忍耐力」「影響力」「運力」「混浴力」がつくというお話をしたそうです。場所は京都の国際日本文化研究センターでした。(しろうさ様、ありがとうございました)
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『妖怪研究の過去・現在・未来を考える』

日時:2003.04.25〜04.26
会場:国際日本文化研究センター
(〒610-1192 京都府京都市西京区御陵大枝山町3-2 TEL 075-335-2222)
主催:国際日本文化研究センター
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[注記]
国際日本文化研究センター(日文研)主催の第63回シンポジウム。
「日本における怪異・怪談文化の成立と変遷に関する学際的研究」のメンバーを中心に各界の研究者を一堂に会しての大規模なシンポジウム。
主宰の小松和彦(日文研教授)を筆頭に、総勢40名以上に及ぶ、錚々たるメンバーが参加。
荒俣宏はsession2で特別記念講演を行ない、妖怪に取り組むと「忍耐力」「影響力」「運力」「混浴力」がつくという話をした模様。
参加者は以下のとおり。
荒俣宏(作家・博物学研究家)
湯本豪一(川崎市民ミュージアム 学芸員)
アダムカバット(武蔵大学 教授)
香川雅信(兵庫県立歴史博物館主任 学芸員)
岩城紀子(江戸東京博物館 学芸員)
横山泰子(法政大学 助教授)
斎藤純(天理大学 助教授)
延宏真治(帝京大学 教授)
徳田和夫(学習院女子大学 教授)
高田衛(東京都立大学 名誉教授)
高岡弘幸(県立高知女子大学 助教授)
飯島吉晴(天理大学 助教授)
内田忠賢(お茶の水女子大学大学院 助教授)
梅野光興(高知県立歴史民俗資料館 主任学芸員)
姜竣(城西国際大学 講師)
京極夏彦(作家)
串崎真志(同志社女子大学 講師)
近藤功行(沖縄キリスト教短期大学 教授)
佐々木高弘(京都学園大学 助教授)
辻惟雄(多摩美術大学 名誉教授)
常光徹(国立歴史民俗博物館 教授)
土居浩(ものつくり大学 講師)
内藤正敏(東北芸術工科大学東北文化研究センター 教授)
永松敦(椎葉民俗芸能博物館 副館長)
西山克(関西学院大学 教授)
埴岡真弓(播磨学研究所 研究員)
林文(東洋英和女学院 教授)
廣田律子(神奈川大学 教授)
安井眞奈美(天理大学 助教授)
山口昌男(札幌大学 教授)
井波律子(日文研 教授)
朴銓烈(日文研 外国人研究員)
中山和久(日文研 外来研究員)
才津裕美子(日文研 講師)
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[関連]
『日文研』(人間文化研究機構 no.38 創立二十周年記念特別号 2007.05.21)
資料篇
国際研究集会等一覧
シンポジウム
第63回「妖怪研究の過去・現在・未来を考える」(03年4月25日〜4月26日) P.327-328
(DOJI-I様)
1日 冊子「一冊の本」 朝日新聞社 86号 江戸開府四百年記念小説 「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」 連載第2回「相場知らねば商いできぬ。」 p16-23 (T会長様、ありがとうございました)

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2003年5月号(第8巻第5号通巻第86号)2003.05.01 95円(本体)

第二回 相場知らねば商いできぬ P.16-23  (DOJI-I様) 

1日 雑誌「新潮45」 新潮社 12月号 -

2003年5月号(第22巻第5号通巻253号)2003.05.01 雑誌04937-05 724円(本体)

七十二年に一度 金砂大祭礼ミステリィ 荒俣宏[作家] P.58-65

一、不思議な発見への長い序曲/二、事前調査で分かったこと/三、圧倒的に神々しい祭礼

[見出し]
なぜ「七十二周期」なのか。平安時代より続く驚異の祭礼の謎に、博覧強記の鬼才が挑む!

[伊 0201し]

1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 5月号 新帝都物語 以下掲載。

2003年5月号(第5巻第5号通巻第43号)2003.05.01
ISBN4-04-721443-4 C9493 雑誌コード62481-84 552円(本体)

決定 第10回ホラー小説大賞
恐怖の深化と過剰なパワー 荒俣宏 P.7-8

(DOJI-I様)
1日 Web 復刊ドットコム 復刊ドットコムさんで 『バラ図譜 I / II 』のリクエスト投票受付がはじまりました(後に復刊決定)。「バラ図譜」は1988年の刊行で、「バラの宮廷画家」として名高いピエール・ジョゼフ・ルドゥーテによる LesRoses を日本向けに完全再現したもの。オリジナル本として、大英博物館所蔵の貴重な1冊を複写しており、それを最高の印刷技術、最上の装丁をもって、再現しています。アラマタは後書きを担当しています。予定本体価格 各28000円(刊行当時と同価格)、本文ページサイズ 左右265×天地360ミリ(ケース入り)。(あさぎ様、ありがとうございました)
2日 Web アイ・オークションネット(株) アイオークションネット アラマタコレクション放出第3弾がはじまりました。テーマは「芸術ガラクタ」でした。
4日 新聞 毎日新聞 日曜文化面 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第4回 「山二証券 荷風も選んだ堅実経営」p.4
10日 TV(再) NHK総合 17:00〜18:00 荒俣宏・金砂大祭礼の謎に挑む 4/26にETVで放送された同番組の短縮版。(玉兎様、ありがとうございました)
10日 角川書店 - ダブル・ビジョン/チェン・クォフー、スー・チャオピン 帯執筆。

『ダブル・ビジョン』チェン・クォフー、スー・チャオピン 脚本 林巧 著
(角川書店 角川ホラー文庫)

2003.05.10 ISBN4-04-356302-7 C0193 590円(本体)
{2003.10.25(再版)ISBN4-04-356302-7 C0193 590円(本体)}
文庫版 287頁
装幀:田島照久
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[目次][カバー][広告]
(省略)
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[帯]
(前)
超常現象 サイコスリラー、日本上陸!!
五つの地獄がこの世に解き放たれた後、リアルライフ現実は究極のホラースペースとなる! 荒俣宏
03年初夏、新宿シネマスクエアとうきゅう他にて全国ロードショー!
主演:レオン・カーファイ「愛人/ラマン」、デビッド・モース「グリーンマイル」
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(背)
角川文庫55周年

(以上、DOJI-I様)
10日 TV BS2 19:45〜20:58 地球に好奇心 タイトルは「ピョートル大帝・謎の宮殿・サンクトペテルブルク誕生300年」 。27日、29日にハイビションで放送予定のスペシャル番組の短縮版のようです。(玉兎様、ありがとうございました)

ロシア・サンクトペテルブルクは、今から丁度300年前、モスクワの北西650キロのフィンランド川に流れ出るネバ川沿いに建設された。建都300年を迎えるロシア・サンクトペテルブルクで、皇帝ピョートルが心血を注いだ謎の宮殿を作家・荒俣宏氏が探索し、現代に通じる斬新な発想に迫る。                  
  出演 荒俣宏(作家)
  語り 黒崎めぐみアナウンサー

11日 新聞 毎日新聞 日曜文化面 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第5回 「麒麟獅子舞 藩主が考えた神獣の力」p.12
18日 新聞 毎日新聞 日曜文化面 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第6回 「食玩の海洋堂 守るのは大魔神」p.4
18日 TV BS-hi 23:00〜24:00 NEWSアカデミー
出た模様。

荒俣宏さん 2003.05.18
『東京ディズニーランドとかじゃないところが、今回は面白かった!』
〜GW中の人出が一番多かったのが「善光寺」だったというニュースを受けて〜

(DOJI-I様)
20日 書籍(収録) 扶桑社 - わらしべ偉人伝 〜めざせ、マイケル・ジョーダン 『わらしべ偉人伝 〜めざせ、マイケル・ジョーダン』ゲッツ板谷 著(扶桑社)に以下。2002/08雑誌「SPA」に掲載のもの。

 → 2005/05文庫化

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『わらしべ偉人伝 〜めざせ、マイケル・ジョーダン』ゲッツ板谷 著(扶桑社)

2003.05.20 ISBN4-594-03988-X C0095 1238円(本体)
四六判 角背 並製 カバー装 351頁
イラスト:西原理恵子
発案・構成:新保信長
写真:浅沼勲、落合星文、岩切等、山田聡、田中雅
装幀・本文デザイン:井上則人デザイン事務所
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[目次]<部分>

第41偉人 荒俣宏(作家) P.268-273
 350万部の印税を古本何冊かで使い果たしちゃう「怪人」!
 つーことは、オレは1日平均2人のセクシー幽霊を……

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[カバー折り返し][帯]
(省略)
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[初出]
『SPA!』(扶桑社 2002年8月13・20日合併号、8月27日号)
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[収録]
『わらしべ偉人伝 〜めざせ、マイケル・ジョーダン!〜』ゲッツ板谷 著(角川書店 角川文庫 2005.05.25)

(DOJI-I様)

20日 講談社 - 海洋堂物語 「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある――海洋堂物語 /宮脇修」の帯執筆。

「小さなフィギュアで世界を獲った模型店主の、まだ実現しない“巨大な夢”人生!」

***********詳細**************

 『創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある 海洋堂物語』宮脇修 著
(講談社)

2003.05.20 ISBN4-06-211873-4 C0095 1800円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 447頁
装幀+口絵デザイン:鈴木成一デザイン室
カバー+口絵写真:稲村不二雄
本文写真提供・撮影:稲村不二雄、海洋堂、著者、講談社写真部
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[目次]
(省略)
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[帯]
(前)
小さな世界的企業を創った夢と情熱!!
「しょく食がん玩」(おまけ)の概念と市場を大きく変えた海洋堂フィギュア。一坪半の模型店から始まった海洋堂のモノ創りの精神とドラマを創業者自らありのままに書き切った待望の書!
荒俣宏(あらまたひろし)氏推奨!
「小さなフィギュアで世界をと獲った模型店主の、まだ実現しない“巨大な夢”人生!」
特別限定フィギュア(原型製作:松村しのぶ)を抽選でプレゼント!
(後)
「つく創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」は海洋堂のキャッチフレーズとして、十年あまり掲げてきたものだ。これまで作ってきたキャッチフレーズの中では、最も気にいっているものである。モノづくりを仕事として、それを商いにつなげているわたしどもは、創る対象や創るテーマは、無限にあると考えている。たとえば魚たちを創るとすれば、魚類は世界中に六千種類ほどあるといわれているだけに、実際それらと取り組もうとすればそれなりの根性やエネルギーがいるだろう。
「商いするかぎりは、顧客のためにいつも夢を描き、それを実現しなければ」と念じ続けてきた。友情をはぐく育み夢を描くのは、いつの時代であっても基本的な生き方ではなかろうか。
――「はじめに」より
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小さな世界的企業を創った夢と情熱!!
「食玩(しょくがん)」(おまけ)の概念と市場を大きく変えた海洋堂フィギュア。1坪半の模型店から始まった海洋堂のモノ創りの精神とドラマを創業者自らありのままに書き切った待望の書!
荒俣宏氏推奨!
「小さなフィギュアで世界を獲った模型店主の、まだ実現しない“巨大な夢”人生!」
特別限定フィギュア(原型製作:松村しのぶ)を抽選でプレゼント!
「創るモノは夜空にきらめく星の数ほど無限にある」は海洋堂のキャッチフレーズとして、10年あまり掲げてきたものだ。これまで作ってきたキャッチフレーズの中では、最も気にいっているものである。モノづくりを仕事として、それを商いにつなげているわたしどもは、創る対象や創るテーマは、無限にあると考えている。例えば魚たちを創るとすれば、魚類は世界中に6000種ほどあるといわれているだけに、実際それらと取り組もうとすればそれなりの根性やエネルギーがいるだろう。「商いするかぎりは、顧客のためにいつも夢を描き、それを実現しなければ」と念じ続けてきた。友情を育み夢を描くのは、いつの時代であっても基本的な生き方ではなかろうか。――「はじめに」より
(講談社のHP)

(以上、DOJI-I様)
20日 新聞 福島民報 - -  連 載 旬人旬食 小泉武夫 対談者・荒俣宏
2003年5月20日号〜5月23日号(全4回?)
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2003.05.20 「 」
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2003.05.21 「 」
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2003.05.22 「 」
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2003.05.23 「 」
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[収録]
『怪食対談 あれも食ったこれも食った』小泉武夫 著(小学館 小学館文庫 2006.03.01)

「愛」と「科学」が人類の原点 荒俣宏 P.77-91

(DOJI-I様)
22日 書籍(寄稿) 東方出版 - いきもの図鑑 牧野四子吉の世界 図録 文を寄せています。


『いきもの図鑑 牧野四子吉の世界 図録』
朝日新聞社事業本部大阪企画事業部 編(東方出版)

2003.05.22 ISBN4-88591-953-3 C0071 ****円(本体)
{2004.04.05(第2刷)ISBN4-88591-953-3 C0071 ****円(本体)
B4変型判 丸背 上製 カバー装 227頁
監修:田隅本生
編集:朝日新聞社事業本部大阪企画事業部、瀬川恒彦、藤本圭太、神谷恒子
デザイン:大向デザイン事務所、大向務、坂本佳子、今西久
製作:ニューカラー写真印刷(株)、寺島郁雄、亀水将幸、田中哲郎
協力:(有)アトリエ・まきの(代表・酒井道雄)、大阪市立自然史博物館、川那部浩哉、
国立民族学博物館、(財)白鹿記念酒造博物館
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[目次]<部分>
牧野四子吉と博物画の精神 荒俣宏(博物学者) P.213-214
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[収録]
『牧野四子吉 生物生態画集』(東方出版 2003.06.24){改題}

『牧野四子吉の世界 いきもの図鑑』(東方出版 2005.08.04){再改題}

(DOJI-I様)
25日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第7回 「南洋の砂糖王 綱引きと栽培の苦労」p.4未確認
27日 TV BShi 20:00〜21:50 甦るエカテリーナ宮殿 琥珀の間 〔サンクトペテルブルグ300年〕記念スペシャル番組。以下、NHKHPより。

天井から床まで琥珀の装飾で覆い尽くされ、西日が入ると比類ない美しさに輝く「琥珀の間」。1701年、ピョートル大帝の代に着工し、この部屋を愛したエカテリーナ女帝がサンクトペテルブルグ市の夏宮(通称エカテリーナ宮殿)に完成させたものだ。だが、美の極致ともいうべき琥珀の間も、第2次世界大戦の戦乱を免れることはできなかった。ナチス・ドイツが解体し持ち去った後、行方がわからなくなってしまったのだ。土中に埋められた、船とともに海底に眠っている、溶けてしまった……、諸説が入り乱れる中、過去の資料を元に1979年から修復が進められてきた。そして2003年、8トンの最高級の琥珀を使い、延べ2万5千人が24年かけて修復した琥珀の間は、サンクトペテルブルグ300年祭のクライマックスとして、いよいよ5月に公開される。
 番組は、最終段階に入った修復の様子を軸に、琥珀の間の全貌と波乱に富んだ歴史をつぶさに紹介する。

→前後して編集版などが細かく放送されているが、これと29日の「実験の都」が本当の”本放送”なんだと思う

27日 雑誌「Tokyo Walker トーキョ ウォーカー」 角川書店 5/27号 - 「ダブル・ビジョン徹底解剖」で台湾映画『ダブル・ビジョン』の監督チェン・クォフー、女優の奥菜恵さんと対談しています。3/20に行われたトークセッションを起こしたモノだと思われます。(三本脚の蛙様、ありがとうございました)
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2003年5月27日号 No.20(第14巻第20号)2003.05.27 雑誌24204-5/27 286円(本体)

新世紀の“恐怖”を目撃せよ! ダブル・ビジョン徹底解剖

TALK スペシャル座談会
奥菜恵(女優/「呪怨」主演)、チェン・クォフー(「ダブル・ビジョン」監督)、
荒俣宏(作家) P.113

(DOJI-I様)
27日 新聞 朝日新聞 - - 2003.05.27 P.15

第7回 手塚治虫文化賞(DOJI-I様)
29日 NHK BShi 20:00〜21:50 ピョートル大帝 実験の都 〜サンクトペテルブルク誕生物語〜 [サンクトペテルブルグ300年]記念スペシャル番組。110分の完全版。以下、NHKHPより。

300年前にピョートル大帝が築いたサンクトペテルブルクは、帝政ロシアの威力を誇示する都である。しかし、この町の深層に奇怪で神秘に満ちた「遺産」が潜んでいることはほとんど知られていない。番組は、「ピョートルこそ近代化の魔性を体現した男」と唱える荒俣宏氏の案内で、知られざる魔都の一面を探索していく。
 テーブルに置いたリンゴを取ると部屋中に水が噴き出し、本物のような木の枝にも噴水が仕掛けられている。こんな摩訶不思議な地下宮殿をピョートルは残している。また、ソ連崩壊後に全容が明らかになったクンストカーメラ博物館には、双頭の牛や大男の骨標本など一見グロテスクな収集品から手術道具や鉱物標本といった科学的なアイテムまで、数多くのコレクションが収められている。秘密の地下宮殿建設に執念を燃やし、不思議な品々を集めさせた大帝の精神遍歴はいかなるものだったのだろうか。膨大な犠牲者の上に築かれた町並みの探訪も交え、秘められたロシア精神史をひも解いていく。

→ ハイビジョン見られないため、27日の「琥珀の間」と何が違うのか不明。同じ取材のものを2本にわけているんであろう。文章をみると「琥珀の間」が修復にスポットをあてたもの、「実験の都」が”琥珀の間”を含む全体を紹介するもの、といったところか。

→ 番組作りのため、二週間滞在したとのこと。現地コーディネータは池上みどり氏、ディレクター後藤氏(女性)、撮影小谷野等貴樹氏、技術中村浩一氏、ほかに佐竹樹郎氏。

取材の様子は「荒俣宏の不思議歩記」(2004/11/20)にくわしく書かれている。

30日 TV(再) NHK総合 01:55〜02:55 荒俣宏・金砂大祭礼の謎に挑む 短縮版の再放送(玉兎様、ありがとうございました)
審査員 朝日新聞(?) 手塚治虫文化賞 今年も手塚治虫文化賞の選考会が開かれました。アラマタは第1回目から審査員を務めています(今回は第7回)。
- web - - - 『ダブル・ビジョン トークショー』(excite)

2003.05.**
URL:

[注記]
映画『ダブル・ビジョン』のスペシャル・プレビューで行なわれたトークショー(荒俣宏、映画督・チェン・クォフー、女優・奥菜恵)の内容を掲載。

[関連]
『週刊 東京ウォーカー Tokyo Walker』(角川書店 2003年5月27日号)
新世紀の“恐怖”を目撃せよ! ダブル・ビジョン徹底解剖 対談
TALK スペシャル座談会
奥菜恵(女優/「呪怨」主演)、チェン・クォフー(「ダブル・ビジョン」監督)、
荒俣宏(作家) P.113

(DOJI-I様)