2003年7月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2003年7月 (平成15年 55-56歳)

主な出来事: 米原子力空母ロナルド・レーガンが就役 存命中の元米大統領の名が空母に命名されるのは史上初、「ファミリーコンピュータ」が発売されてから20周年、宮城県北部で震度6クラスの地震が3回発生 負傷者700人以上・およそ5000戸の住宅が被害

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日 冊子「一冊の本」 朝日新聞社 88号 江戸開府四百年記念小説 「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」 2003年7月号(第8巻第7号通巻第88号)2003.07.01 95円(本体)

第四回 「小栗上野介、同志に巡り合うこと」 P.21-28

(DOJI-I様)
- 冊子「NEO Road 21 ネオ ロード21」 日本道路公団静岡建設局 - 東海道の「風水」ばなし アラマタが“ 東海道の「風水」ばなし”という連載をもっています。連載10回目掲載
1日 寄稿 バンダイビジュアル - 中国食文化の歴史 『中国食文化の歴史』(バンダイビジュアル) に以下。


エッセイ  食文化の「最終決戦場」を見る 荒俣宏(作家・博物学研究家) P.18-20


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『中国食文化の歴史』(バンダイビジュアル)

2003.07.01(DVD全集に添付のため、本書のみの販売なし
A5判 丸背 上製 函入 399頁
制作:NHKエンタープライズ21
装幀:二本木敬(9B)
編集:(株)i-met(今裕子、青木一平)
編集協力:(有)イヨ(杉山義信、吉田佳世)
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[目次]
エッセイ
饗礼原始 白川静
『論語』における食 加地伸行
食文化の「最終決戦場」を見る 荒俣宏(作家・博物学研究家) P.18-20
妾(あたし)は食べる 猩猩の唇(くちびる)――鬼才李賀の食道楽 草森紳一
胡同の店 南條竹則
「満漢全席」の真実 趙榮光
「旨い、不味い」ということ 定延健二
論集
総説――中国の食の世界をめぐって 周達生
中国文学にあらわれた食の風景 中山時子
中国食文化の基層――道教と食 宮澤正順
新しい中国料理の始まり――宋代 中村喬
中国の食の転換点、モンゴル時代 岡田英弘
西域異民族、イスラムの中国食文化への影響 周達生
西南中国の少数民族の食文化 田畑久夫・金丸良子
中国料理の食事作法 西澤治彦
中国の酒 小泉武夫
和食の中の中国食文化の影響 永山久夫
現代中国食事情 勝見洋一
中国古典の料理書を読む 佐藤達全
資料
中国食文化関連文献解題(佐藤達全)
中国史・食文化関連書年表
中国略地図
中国食文化を知るための参考文献
執筆者略歴
取材記
中国料理四千年の奥義 喜安政幸
羊をめぐる、中国料理大冒険。 角野史比古
「仮(ニセ)料理」取材記…(仮タイトル) 中嶋太郎
中国人クルーとともに 清水晶
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[注記]
DVD『満漢全席「完全復元 満漢全席」中国料理四千年の奥義』
(バンダイビジュアル発行・販売 2003.11.28)
に添付の「論集」。


(DOJI-I様ありがとうございました)
2日 TV フジテレビ 21:30〜22:39 トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 何をしても死なない虫がいる/両国国技館の地下は巨大焼き鳥工場である/雅子様と紀子様には運命的つながりがある/鼻毛を抜くと、涙は抜いたほうから出る/「巨人の星」の星飛雄馬はクリスマスパーティーで失敗したことがある/時報の声の主は中村啓子さんという人である(金の脳 91へぇ)/スターウォーズのテーマ曲には日本語の歌詞がある/「ニャー」と鳴くカエルがいる/沖縄の無人島にはシブがき隊の銅像が建っている▽トリビアの種:

審査員として登場。(トリビアプレゼンター)高橋克実 八嶋智人、 (トリビア品評会会長)タモリ、(審査委員)中村玉緒、ビビル大木、瀬戸朝香、府川敏和ほか。この日は野球放送延長で放送時間が30分ほどズレ込んだようです。

→2002/10から放送されていた深夜番組がゴールデンに移動してきたもの。荒俣は深夜時代2002/11/4からでている。画面一番左側の席が座り位置で、荒俣が休んだ場合は作家の筒井康隆氏などが代役となった。

6日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第13回 「万有図書館 紙を超える書物の宇宙」p.4
9日 TV フジテレビ 21:30〜22:24 トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 「豚に真珠」はキリストの言葉である/コアラの赤ちゃんはお母さんのウンチを食べて育つ(金の脳 91へぇ)/渋谷には昔、ロープウェイが走っていた/ベンジョンソンは子供に財布を盗られ逃げられた/JRの仮眠室には絶対に起きられる目覚まし時計がある/アメンボも溺れる/ガムテープを勢い良くはがすと光る/プリンセス・テンコーは昔アイドル歌手だった▽トリビアの種:納豆の糸は12m60cm伸びる

準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、出演者はタモリ、ビビる大木、MEGUMI、鈴木杏樹、引田天功の各氏ほか。

10日 書籍 - - グラフィック・デザイナーの仕事 以下に荒俣に関する記述あり

『グラフィック・デザイナーの仕事』(平凡社 太陽レクチャー・ブック 001)

2003.07.10 ISBN4-582-83151-6 C0071 1500円(本体)
{200*.**.**(第2刷)ISBN4-582-83151-6 C0071 1500円(本体)}
{2005.**.**(第3刷)ISBN4-582-83151-6 C0071 1500円(本体)}
A5判 角背 並製 カバー装 143頁
著者:祖父江慎、角田純一、グルーヴィジョンズ、クラフト・エヴィング商會、伊藤高、
藤崎圭一郎
編者:平林享子(クローバー・ブックス)
ブック・デザイン:グルーヴィジョンズ
撮影:河野利彦
制作:日下部行洋(平凡社)
協力:関川実(池袋コミュニティカレッジ)
&「講座太陽グラフィック・デザインの技法」(2001年10月〜2002年4月開講)
受講生のみなさん
英語タイトル:“Works of Graphic Designers the Sun Lecture Book 001”
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[目次]<部分>
祖父江慎(コズフィッシュ代表) ブック・デザインとは?
「本の内容に合う形をこの世に降ろしてくる巫女さんみたいな仕事です」 P.21-51

スキのあるデザイン P.42-43{P.42}

◎祖父江慎+コズフィッシュの主な仕事リスト
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[帯]
(省略)
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[注記]
P.42に、荒俣宏に関する記述あり。
また、「◎祖父江慎+コズフィッシュの主な仕事リスト」の中で、荒俣宏の『本朝幻想文学縁起』、『大東亞科學綺譚』、『秘密の動物誌』、『夢の痕跡』、『VR冒険記』が挙げられている。
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[関連]
『装幀列伝 本を設計する仕事人たち』臼田捷治著(平凡社 平凡社新書 2004.09.10)
10 現代旗手の仕事 飽和状態を砕く可能性への果敢な挑戦
造本の定法からの軽妙な逸脱感:祖父江慎 P.179-185{P.179}

(以上、DOJI-I様)
10日 講演 (財)JR東海生涯学習財団 - 第四回 東海道・歴史フォーラム 『第四回 東海道・歴史フォーラム』

主催:(財)JR東海生涯学習財団
協賛:東海旅客鉄道(株)
企画・運営:(株)ジェイアール東海エージェンシー
問い合わせ:「東海道・歴史フォーラム」事務局(TEL 03-3255-7203)
出演:荒俣宏(作家・日本大学芸術学部研究所教授)、田中優子(法政大学教授)、
渡辺和敏(愛知大学教授)
参加費:500円(税込)はがきによる申込み必要。
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[注記]
<名古屋開催>
日時:2003.07.10 18:00〜(20:55終了予定)
会場:テレピアホール(地下鉄東山線・名城線「栄」下車、徒歩5分)
定員:480人

<東京開催>
日時:2003.07.24 18:00〜(20:55終了予定)
会場:よみうりホール(JR・地下鉄有楽町線有楽町駅より徒歩1分)
定員:1100人
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[HP]
京で公卿がささやいた幕府の悪口は、60時間後には江戸の老中の耳に届いた──!?
江戸の昔、「東海道」は特別な道でした。外国からの賓客や参勤交代の行列、さらには膨大な数のお伊勢参りが行き交った東海道は、石畳や一里塚、並木や宿泊施設といったハードが整備された幹線道路であり、宿駅を伝馬がつなぐ情報ハイウエイ。現代でいえば、光ケーブルが走りサービスエリアが整備された高速道路であり、東京ー京都を140分で結ぶ新幹線といえます。本フォーラムでは、日本の経済活動や人々の暮らしを支えた東海道に、さまざまな切り口から迫ります。田中優子氏には「東海道が伝えたもの」として往時の東海道の多彩なありようについて、荒俣宏氏には「東海道異聞」として知られざる東海道の逸話を、それぞれお話しいただきます。パネルディスカッションでは両講師に加えて近世交通史を専門とする渡辺和敏氏を迎え、ハードとソフトの両面から、東海道の果たしてきた役割についてお話を展開していただきます。

(DOJI-I様)

 → 名古屋と東京、2回とも同じ内容の講演をおこなったのか?
Web インタビュー オンラインブックショップ「bk1」のHPに「平田篤胤が解く稲生物怪録」発刊記念インタビューが掲載されました。(T会長様、ありがとうございました)
13日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第14回 「オーデュボン 立志伝中の博物学者」p.4
15日 講演 - 19:00〜20:45 平成15年 萩市民大学教養講座 『〜大正の広重〜吉田初三郎のパノラマ世界』

日時:2003.07.15 19:00〜20:45
会場:萩市民館大ホール(〒758-0041 山口県萩市江向495-4 TEL 0838-25-1234)
受講料:500円
問い合わせ:萩市総務部広報課(TEL 0838-25-3178)
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[注記]
「平成15年 萩市民大学教養講座」の第1回目として行なわれた荒俣宏の講演。
聴講者280名。
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[関連]
『毎日新聞』(毎日新聞社 2003.07.28)
荒俣宏の不思議ある歩き記
観光地図 吉田初三郎に感じるめまい P.9

『大正・昭和の鳥瞰図絵師 吉田初三郎のパノラマ地図』荒俣宏ほか 著
(平凡社 別冊太陽 2002.10.20)

番組『新日曜美術館 ワガ美ノ国・日本・“大正の広重”吉田初三郎』
(2002.05.12 09:00〜10:00 NHK教育)

(DOJI-I様)
16日 講演 富山県・県民カレッジ夏季講座(富山会場) 18:30〜20:00 「日本の妖怪」 「日本の妖怪」というタイトルで講演を行った模様。平田篤胤に関する話が中心だったようです。(玉兎様、T会長様、ありがとうございました)
16日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉〜素晴らしきムダ知識〜 東京タワーは戦車で出来ている/消しゴムを急激に冷やすと爆発する/入れ歯は昔木で出来ていた/伊勢エビは海底で一列になって行進する/童謡「ももたろう」の中で彼は鬼に容赦しない/東京〜大阪間を14分で移動できる列車が開発されていた(金の脳、88へぇ)/大漁旗は魚が一匹しか獲れなくても揚げられる/地震の震度は平成7年まで気象庁の職員が感覚で発表していた▽トリビアの種:世界の人口を1ヶ所に集めると琵琶湖に収まる

準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、出演者はタモリ、ビビる大木、MEGUMI、 渡辺満里奈の各氏ほか。

19日 パンフ寄稿 高知県立歴史民俗資料館 - 特別展 『特別展 あの・妖怪・陰陽師―異界万華鏡世・高知編― 展示解説資料集』(高知県立歴史民俗資料館)
2003.07.19 1300円(税込)
A4判 角背 並製 160頁

以下掲載

V 陰陽師 ―異界万華鏡・高知編図録A―
いざなぎ流の現地で感じたこと 荒俣宏 P.86-87

(DOJI-I様ありがとうございました)
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『特別展 あの世・妖怪・陰陽師―異界万華鏡・高知編― 展示解説資料集』
(高知県立歴史民俗資料館)

2003.07.19 1300円(税込)
A4判 角背 並製 160頁
編集・発行:高知県立歴史民俗資料館
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[目次]
ごあいさつ 高知県立歴史民俗資料館長 坂本正夫
T 土佐妖怪図鑑
土佐のお化けたち 常光徹
「土佐お化け草紙」/「絵本集艸」「土佐化物絵本」「新先生一代記」より/
「土陽傳笑図絵」「土佐奇談絵巻物」
<土佐異界フォーラム>
土佐妖怪学序説 梅野光興
くんてき薫的和尚 岡村直子
高知市域における異界の変容 岡弘幸
江戸時代における土佐の怪異談から 松恵
U あの世・幽霊・妖怪 ―異界万華鏡・高知編図録@―
地獄極楽絵・十王たちの世界・幽霊画・怨念のドラマ
怪談映画のルーツと系譜 権藤俊司
異界・妖怪伝承研究の進展・活性化のために
――「怪異・妖怪伝承データベース」作成の意図―― 小松和彦
妖怪絵巻と妖怪絵本・錦絵・情報メディア/『異怪図』
V 陰陽師 ―異界万華鏡・高知編図録A―
いざなぎ流の現地で感じたこと 荒俣宏 P.86-87
陰陽道の占い/陰陽道の呪術と祭り/安倍晴明の物語/江戸時代の陰陽道
<陰陽道フォーラム>
陰陽道ブームの中の式神 鈴木一馨
現代の陰陽道家が見た『いざなぎ流』 高橋圭也
異界と病気――いざなぎ流の病人祈祷― 松尾恒一
七曜暦と天文密奏――たに谷じんざん秦山と天文占 川和田晶子
特論:近世の陰陽師について 高原豊明
W 資料編
「絵本集艸」「土佐化物絵本」「新先生一代記」 解説・翻刻 松恵
怪談映画大会作品紹介 梅野光興
参考文献/展示資料一覧/協力者一覧・編集後記
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[注記]
特別展「あの世・妖怪・陰陽師―異界万華鏡―」
(2003.07.19〜08.31 高知県立歴史民俗資料館)

(以上,DOJI-I様)
19日 講演 富山県  14:00〜15:30 平成15年度県民カレッジ夏季特別講座 『日本の妖怪』

日時:2003.07.19 14:00〜15:30
会場:富山県教育文化会館(富山市舟橋北町7-1)
主催:富山県
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[注記]
富山県の「平成15年度県民カレッジ夏季特別講座」での講演。
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収録]
『日本の妖怪』(富山県民生涯学習カレッジ 県民カレッジ叢書91 2004.02.25)

『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』(角川書店 2004.08.20)
最終章 日本の妖怪(講演ノートより)

(DOJI-I様)
20日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第15回 「狸を愛する 戦中戦後の夢と笑い支え」p.8
23日 TV(再) NHkハイビジョン 12:15〜12:54 地球に乾杯 「地球に乾杯 ピョートル大帝謎の宮殿  荒俣宏がたどる“ロシア”の夜明け」

東方の未開の国と見られていたロシアを、近代化に向けて大きく前進させた、ロマノフ王朝第4代皇帝ピョートル。そのピョートルがロシアの威信をかけて作り上げた街がサンクトペテルブルグ。2003年5月、建都300年を迎えた。同街はエルミタージュ美術館をはじめ、いまなおピョートルの遺産が怪しげな光を放っている。ロシア最初の科学博物館クンストラカーメラには、身長2メートル27センチの巨人の標本等グロテスクなコレクションが並ぶ。またピョートルが、世界有数の噴水の都として建設した有名な離宮ペテルゴフには、訪れた人々を驚かす数々の仕掛けがめぐらされ、謎に満ちた空間が広がっている。博物学の研究家で作家の荒股宏さんがこの謎に迫り、ピョートルの遺産が現代の私たちに投げかけるメッセージを読み解く。

→完全版はハイビジョンで放送されたもの。そのほか短縮版、再編集版などがあり、どれが放送されたかは不明。

27日 シンポジウム(会議) 角川書店 13:00〜16:30 第8回 世界妖怪会議 今年は青森県・下北での開催。ゲストは佐野史郎(俳優)さん。第13回怪談之会も同時開催でした。(しろうさ様、ありがとうございました) @青森県むつ市下北町「プラザホテルむつ」

「大極宮」(第116号、第117号を参照)

http://www.osawa-office.co.jp/old/weekly/back/back-all-index.html

http://www.kazan-in.com/tour/2003/0727.html(花山院)

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『第8回 世界妖怪会議』

日時:2003.07.27 13:00〜16:30
会場:プラザホテルむつ(青森県むつ市)
料金:2500円(税込)
主催:下北青年コラボレーション・フェスタ実行委員会
出演者:水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、多田克己
ゲスト:佐野史郎、川守田(イタコ)
問い合わせ:(社)むつ青年会議所内
「下北青年コラボレーション・フェスタ実行委員会事務局」
(〒035-0051 青森県むつ市新町16-8 TEL 0171-11-4360)
……………………………………………………………
[注記]
イベント「下北妖怪祭り」の一環として開催。

(DOJI-I様)

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以下、中山市朗氏のブログより。

イベント前日、スタッフも出演者ももう現地のホテルに入っていたわけですが、荒俣さんが遅れているという報せ。やっと真夜中にタクシーが到着して、荒俣先生が意気揚々と入られて、遅い食事を悠々と。
と、スタッフがひそひそと話をしているんです。
「タクシーの運転手さんから聞いたんだけど、荒俣先生が急に『恐山に行ってくれ』と言うたので、『お客さん、もう夜遅いし、山は真っ暗だから堪忍してください』と言ったのですが、『そこをなんとか』となおも頼まれるので、仕方なく行った。恐山に着くと、運転手一人残して、荒俣先生は漆黒の恐山の中、懐中電灯も持たずに消えていった・・・。残された運転手さん、恐くて恐くて一人震えながら、荒俣先生が帰ってこられるのを待っていたらしいよ。そしたら、やがて戻ってきた先生が、『あーっ、見た見た、満足した』だって・・・」 
あの漆黒(ほんまに漆黒です!)の、しかも恐山にたった一人で探索するとは、さすが荒俣宏! と思っていたのですが、あの話は本当だったのかと疑いもあったんです。
真夜中の、漆黒の闇の、恐山を、懐中電灯なしに、一人で登るんですよ!
これ、常人にはできません。
究極の肝試し、ですやん。

で、この日、荒俣さんにそのことを問いただしました。
 
中山「・・・あの話、本当なんですか?」
荒俣「いやあ、恐山は憧れの山でしたので、あれで夢が叶ったんです」  
中山「懐中電灯はお持ちだったんですか?」
荒俣「ありませんよ、そんなもの」
中山「じゃあ、真っ暗で何も見えないじゃないですか!」
荒俣「見えませんよねぇ、でもそれがいいんです。恐山ですから」
中山「一人残された運転手さん、下で震えていたらしいですよ」
荒俣「そうですか、アッハッハ!」
中山「あの、怖くないんですか?」
荒俣「そりゃあ、怖いですよ。なんせね、闇の恐山にある何百という風車が、風もないのにみんな回っているんです。くるくるくるくると。それが闇になぜか見える! わあ、怖いなあと」

そう語る荒俣さんの嬉しそうな顔が、なんか私は恐ろしかったのです。

http://blog.livedoor.jp/kaidanyawa/archives/51284292.html (中山市朗ブログ 09/08/05)

27日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第16回 「観光地図 吉田初三郎に感じるめまい」p.9
27日 TV(再) デジタルhi 8:15〜9:28 地球に好奇心  「ピョートル大帝
謎の宮殿」
地球に好奇心  「ピョートル大帝 謎の宮殿」再放送
30日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 日本全国の小中学校の給食を一日だけカレーで統一する計画があった/クモはコーヒーを飲むとでたらめな巣をつくる/サッカーのユーゴスラビア代表はキーパー以外全員の名前にビッチが付いていたことがある/台湾の非常口のマークは日本より必死(金の脳 93へぇ)/サザエさんのエンディングテーマは一番の歌詞ではない/時刻表検定がある/花火の「玉屋」は店の花火で江戸の町を焼きつぶれた/エベレストの登山料は1人300万円▽トリビアの種:駅

準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、出演者はタモリ、ビビる大木、ベッキー、柴田理恵の各氏ほか。

30日 選考会 主催 読売新聞社・清水建設 後援 新潮社 第15回日本ファンタジーノベル大賞 第15回(2003年 平成15年)

選考委員:荒俣宏、井上ひさし、小谷真理、椎名誠、鈴木光司

大 賞:『太陽の塔』(「太陽の塔/ピレネーの城」を改題)森見登美彦(新潮社 2003.12.**)
優秀賞:『像の棲む街』渡辺球(新潮社 2003.12.**)

選考会:2003.07.30 **:**〜 クラブ関東(東京都千代田区)

(DOJI-I様)
- TV BS-hi 23:00〜24:00 NEWSアカデミー
出た模様。

風水か。

荒俣宏さん 2003.07.06
『“快楽”を求める技術じゃなくて、“快適”を求める技術だと思っています。』
〜今週の「うじき君の研究発表」のテーマである【風水】について〜

(DOJI-I様)