2004年2月 荒俣宏 活動記録
何か情報があれば宜しくお願いします。
2004年2月 (平成16年 56歳)
主な出来事: 四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件が発生、 地下鉄サリン事件など13の刑事事件に関与したとして殺人罪などに問われたオウム真理教元教祖の麻原彰晃に一審(東京地方裁判所)で求刑通り死刑判決
日付 | 媒体 | 出版社・TV局他 | 時間他 | タイトル | 備考 |
1日 | 書籍 | 実業之友社 | - | ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 | 「ヤスジのメッタメタガキ道講座―もうひとつの「少年マガジン黄金時代」 / 内田勝著」に以下。 少年誌の誌面を超えて <一九七〇年の『少年マガジン』> 作家 荒俣宏 P.168-182 *****************詳細************************** 『ヤスジのメッタメタガキ道講座 もうひとつの「少年マガジン黄金時代」』 谷岡ヤスジ 著 内田勝 監修(実業之日本社) 2004.02.07 ISBN4-408-61237-5 C0079 1900円(本体) A5判 角背 並製 カバー装 479頁 装丁:南伸坊 本文レイアウト:グラフティハウス、吉見聖 資料協力 講談社、四至本アイ、現代マンガ図書館 …………………………………………………………………… [目次]<部分> 少年誌の誌面を超えて <一九七〇年の『少年マガジン』> 作家 荒俣宏 P.168-182 全く新しいヴィジュアル・カルチャー誌の誕生 日本語の口語を変えた『ガキ道講座』 最先端を視覚化した口絵 二人の孤独な天才 …………………………………………………………… [帯] (前) オラオラオラ!「ジョー&飛雄馬」だけが 「少年マガジン黄金時代」じゃねぇ〜ッ! 「アサ〜ッ」とギャグマンガに革命を起こした天才ヤスジ!! 見よ! これが伝説の「鼻血ブ〜ッ」「おしっこジャ〜ッ」 の強烈マンガだッ! 買わなきゃ血ィ見るド、ワンラ〜ッ! 超豪華執筆陣のコラム、描きおろしマンガも満載だもんねっ (後) 超豪華執筆陣が証明する「天才・谷岡ヤスジ」と「黄金期マガジン」の功績 ◎描きおろしマンガ いしいひさいち いがらしみきお 西原理恵子 しりあがり寿 東陽片岡 唐沢なをき ◎巨匠が語るあの頃 ちばてつや 水木しげる ジョージ秋山 永井豪 松本零士 みなもと太郎 ◎ヤスジはアートだ 横尾忠則 辻惟雄 南伸坊ほか ◎マンガと雑誌の革命 呉智英 荒俣宏 新谷雅弘ほか ◎ヤスジが好きッ! 所ジョージ 奥田民生 テリー伊藤 林家こぶ平 細野晴臣 タモリ …………………………………………………………… [広告] 「ジョー&飛雄馬」だけが「少年マガジン黄金時代」ではない。1970年に連載がはじまるやいなや「アサー」「鼻血ブー」で社会現象ともいえる一大ブームを巻き起こし、ギャグマンガに革命を起こした谷岡の出世作の、初単行本化作品を含むほぼ全発表作を収録。当時の名編集長・内田勝が監修し、いしいひさいち、いがらしみきお、西原理恵子、しりあがり寿らの描きおろしマンガ、横尾忠則、南伸坊、荒俣宏らの解説コラム、ちばてつや、水木しげる、永井豪らが語る当時の「マガジン」と『ガキ道講座』の思い出、所ジョージ、タモリら芸能人のインタビューなども満載。あの名作とともに「少年マガジン黄金時代」の元気な日本の姿が甦る! (実業之日本社のHP) (DOJI-I様ありがとうございました) |
1日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | 荒俣宏の不思議歩記(あるき) | 連載第43回 指輪物語 小さな事実より大きな嘘 P.4 |
- | 冊子「1冊の本」 | 朝日新聞社 | 95号 | 江戸開府四百年記念小説 「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」 | 連載第11回 「馬鹿野郎が引っかかりやがった」 |
上旬 | Web | 神田明神 | - | - | 神田明神史料集(CD-ROM)発売に合わせ、コメントを寄せてます。 荒俣宏 http://www.kandamyoujin.or.jp/bunka/detail.html?id=25 ********************** CD-ROM『神田明神史料集』(神田神社) |
2-5日 | TV | TBS | - | 謎の古代文明アトランティス エーゲ海に眠る記憶 | 1/1、1/2に2夜連続で放送(BS-TBS)された番組の地上波放送。4回にわけて放送。 (1) 2日 25:53〜26:57 |
4日 | 記者会見 | - | - | - | 『「新江ノ島水族館リニューアルオープン」記者会見』 日時:2004.02.04 15:00〜 会場:オリックス(株)本社 (〒108-0014 東京都港区芝4-1-23 三田NNビル TEL 03-5419-5000) 出席者:荒俣宏、高谷哲典(江の島ピーエフアイ・代表取締役)、徳光和夫(アナウンサー)、 西名弘明(オリックス・リアルエステート・代表取締役社長)、掘由紀子(館長)、 宮脇修一(海洋堂・専務取締役)、三輪哲也(海洋科学技術センター) 江の島ピーエフアイ(株)は、東京・三田のオリックス本社で記者会見を開催し、大型レクリエーション施設“新江ノ島水族館”を4月16日に開館すると発表。 これを記念して、同館内にのみ設置された専用カプセルベンダーマシン(いわゆる“ガチャガチャ”“ガチャポン”)で発売されるオリジナルフィギュア(全18種類)の企画・監修を行なったアラマタとフィギュアの制作を担当した(株)海洋堂の専務取締役の宮脇修一氏も会見に参加しました。以下、ASCII24.comより。(キクオ様、ありがとうございました。) 荒俣宏氏はオリジナルフィギュアの企画・監修に携わったことについて、「中学のころから通いつめていた(旧)江の島水族館のリニューアルを聞いて、ぜひともお手伝いがしたかった。(海洋堂専務取締役の)宮脇修一氏のお父上とは親交があったが、(実際にフィギュア制作を依頼するべく)専務を口説き落とすのはかなり難しかった。まず海洋堂に企画を持っていくには世界観が必要。単に珍しい海の生き物を精巧なフィギュアで1〜2体作ってくれ、と頼んでも受けてくれない。日本人は魚が死んでいても(お刺身)干からびていても(干物や剥製)、それを見てときに生きている状態を思い描くもの。そんな“日本人の心に訴えるフィギュア”を創ってほしい、と“くすぐり”を入れた。続いて、メディアとして訴えることも重要と考えた。単なるみやげ物やおもちゃではなく、フィギュアをメディア(情報伝達・発信の媒体)にしたい。深海の珍しい生き物の生態を間近に見られる水族館がオープンする。これを全国の方、特に子どもたちに広く知らせたい。そのためにフィギュアが格好のメディアになるんじゃないか、と訴えてようやく口説き落とした。すると宮脇さんのほうから、“それならガチャポンがいい。200円で買えて、カプセルを開けるまで何が出てくるかわからないけど、確実に子どもたちの手に入る。それらを眺めることで生物たちへの興味・関心が高まるだろう”と逆に提案が出てきた。これには驚いた」と、企画当初のエピソードを興奮交じりに語った。 http://ascii.jp/elem/000/000/341/341511/ → 「水族館へようこそ/堀由紀子」にも”アラマタに江ノ島水族館をリニューアルする話をしたところ『ぜひお手伝いしたい』といって、率先して宮脇社長に話してくれた」旨の記述がある。 |
6日 | 会議 | - | - | - | 「Oh! 水木しげる展」の全体会議がありました。趣旨説明、経緯の報告、確認事項、もろもろ。アラマタ、京極氏は監修者として出席、そのほか主宰、制作、全国の会場担当者などがズラリ揃っての大会議でした。 ※↓の講演もあるので、この会議は午前中だったかも。 |
6日 | 講演 | 都市基盤整備公団 | 13:00〜16:30 | 『第4回 都市整備フォーラム』 日時:2004.02.06 13:00〜16:30 会場:新宿明治安田生命ホール(東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命本社ビル B1F) 定員:320名 主催:都市基盤整備公団 出演:隅研吾、荒俣宏、岩橋謹次 問い合わせ:都市公団 総合研究所 まちづくり研究室(TEL 045-650-0818) ………………………………………………………………… [注記] 荒俣宏が、基調講演「東京原人に未来はあるか」(13:05〜14:05)を行なった。 また、隈研吾(建築家)、岩橋謹次((株)アスピ代表 マーケティング・プロデューサー)との鼎談(15:30〜16:30)にも参加。 ………………………………………………………………… [収録] 『別冊 調査研究期報 Seasonal Research Report of UDCRI』 (都市基盤整備公団総合研究所 別冊No.3 2004.03.**) 第4回都市整備フォーラム 都市の行方 〜魅せる都市へ〜 T.基調講演『東京原人に未来はあるか』 作家 荒俣宏 P.52-65 V.鼎談 隈研吾、荒俣宏、岩橋謹次 P.80-94 (DOJI-I様) |
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7日 | 映画パンフ(寄稿) | - | - | ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 | 映画「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」のパンフレットに文を寄せてます。 「『ロード・オブ・ザ・リング』完結! 20世紀の神話は未来に伝達された」 これで、この映画3部作すべてに解説を書いたことになります。なお、肩書きは「幻想文学研究家」でした。(marin様、ありがとうございました) ***************詳細************************ 『THE ROAD OF THE RINGS THE RETURN OF THE KING』(松竹株式会社事業部) ----------------------------------------- [注記] (以上、DOJI-I様) → シリーズ(1)2002/2、(2)2003/2、(3)2003/2、いずれのパンフにも文章掲載 |
8日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | 荒俣宏の不思議歩記 | 連載第44回 東美濃 大工場と陶芸家 P.4 今回は大工場と陶芸家を東美濃に訪ねたようです。(T会長様、ありがとうございました) |
10日 | 食事 | - | - | - |
阿佐ヶ谷の吉野家で牛丼大盛りを食べる。米国の狂牛病の影響で牛肉調達が困難になり、しばらく牛丼の提供が見合わされることになったため、食べに行ったという。行列に並んでまで食べた。 なお、徹夜明けの朝食などで、よく吉野家は訪れているらしい。 → 毎日新聞連載「荒俣宏の不思議歩記」2004/02/22掲載<単行本2004/11/20>に記述あり |
11日 | TV | フジTV | 21:00〜21:54 | トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 | ホリデースペシャル 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者は、タモリ、ビビル大木、MEGUMI、楠田枝里子、小沢真珠、大河内奈々子、神保悟志、ユンソナ、辰巳琢郎、宍戸錠、村野武範の各氏ほか。 金の脳 ダンゴムシは壁にぶつかり右に曲がると次は左に曲がる習性がある 88へぇ |
13日 | TV(再) | ハイビジョン | 16:00〜17:50 | ハイビジョンスペシャル 「ピョートル大帝実験の都」 | 再放送 |
14日 | TV | ハイビジョン | 10:00〜11:30 | 世界潮流2004 「肥満が世界を脅かす」− 広がるアメリカ型消費社会の影 − | 3人の識者による対談番組。アラマタは仕切り役をつとめました。以下、NHKHPより。 「肥満は地球規模の疫病」――WHOは「世界人口の60億のうち17億が肥満」とする調査結果を発表し、その撲滅に乗り出した。肥満はいまや先進国だけの病ではなく、途上国でも急増し、世界的な問題となっているのだ。 司会(コーディネーター) 荒俣宏 | 正高信男 | 門脇孝 | |
中旬 | 雑誌「ヤングサンデー」 | - | - | 「ONE ON ONE」 | 山田玲司氏の「ONE ON ONE」というインタビュー・マンガに登場しました。人生をおもしろくするコツは、「マゾ精神」と「明るい偏執狂」だそうです。(幹さま、ありがとうございました) *************************** 『週刊 ヤングサンデー WEEKLY YOUNG SUNDAY』(小学館) 2004年3月4日号(第18巻第11号通巻938号)2004.03.04 雑誌27031-3/4 257円(本体) ONE ON ONE 絶望に効くクスリ 山田玲司 第24夜 ノートルダムの美少年 P.99-108 [注記] 山田玲司が、荒俣宏の自宅で行なったインタビューを、漫画で再現したもの。 19日にはwebでも公開された。 [収録] 『絶望に効くクスリ ONE ON ONE vol.2 YOUNG SUNDAY COMICS SPECIAL』山田玲司 著(小学館 2004.11.05) 第20夜 ノートルダムの美少年 荒俣宏 作家/翻訳家/博物学研究家 P.156-169 |
15日 | TV | BS1、デジタルBS1 | 22:00〜23:30 | 世界潮流2004 「肥満が世界を脅かす」− 広がるアメリカ型消費社会の影 − | ハイビジョンで放送された14日の番組のBS放送。(tana様、ありがとうございました) |
15日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | 荒俣宏の不思議歩記(あるき) | 連載第45回 東京原人 低コストの小パラダイス P.4 |
18日 | TV | フジテレビ | 21:00〜21:54 | トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 | 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者は、タモリ、ビビル大木、MEGUMI、叶恭子、家田厚志の各氏ほか。 金の脳 くいだおれ人形には家族がいる 82へぇ |
19日 | Web | - | - | - | ヤンサンWEB(雑誌「ヤングサンデー」のweb)に取材記事が掲載されました。タイトルは「ノートルダムの美少年」。
→ 3/4の雑誌掲載のweb掲載か。2004/10/05「ONE ON ONE 絶望に効くクスリ 2作/山田玲司」に収録 |
21日 | 講演 | 那覇市、那覇市教育委員会 | 18:30〜20:00 | 世界遺産講演会 | 『世界遺産講演会』 日時:2004.02.21 18:30〜20:00 会場:パレット市民劇場 (〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1-1-1 パレットくもじ9F TEL 098-869-4880) 主催:那覇市、那覇市教育委員会 問い合わせ:那覇市教育委員会・文化財課(TEL 098-853-5776) 入場料:無料 「私が考える琉球文化の継承と今後の課題」 …………………………………………………………………………… [注記] 荒俣宏が、「私が考える琉球文化の継承と今後の課題」というタイトルの講演を行なう。 (DOJI-I様) |
21日 | TV | 日本テレビ | 19:00〜21:00 | スーパースペシャル2004 一言で人生一発大逆転 天使の言葉悪魔の言葉 | スーパースペシャル’04 天使の言葉悪魔の言葉 たった一言で大成功!? たった一言で大失敗!? 「運命を変える名言」 ▽消えた12億円悪魔の言葉▽有森に銀メダルを与えた奇跡の一言▽ベルリンの壁を壊した一言▽ラストサムライ毒吐く一言 コメンテーターとして出演。出演者:今田耕司、宮崎宣子、中川家、くりーむしちゅー、楠城華子、ガッツ石松、根本はるみ、有森裕子の各氏ほか。(やっき様、ありがとうございました) |
22日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | 荒俣宏の不思議歩記(あるき) | 連載第46回 牛丼 なぜか最初は男だけだった P.4 |
25日 | 書籍(文庫) | 角川書店 | 角川ソフィア文庫 | 想像力の地球旅行 荒俣宏の博物学入門 |
『地球観光旅行〜博物学の世紀』(角川選書)(1993/11)の文庫版。『年表で読む荒俣宏の博物探検史』、『ビュフォンの博物誌』、『ファンタスティック12第八巻昆虫の劇場』、『ジョン・グールドの世界』、『ダーウィン先生地球航海記5』、『本草図説3動物』、『超人南方熊楠展・図録』、そして雑誌「アニマ」に寄せた文章を加えた再編集版です。定価:本体)600円(税別)、文庫判(角川ソフィア)、ISBN
4-04-169037-4-C0140。以下、角川HPより。(はらぴょん様、ありがとうございました) 想像力の地球旅行 荒俣宏の博物学入門 {2008.**.**(再版)ISBN4-04-169037-4 C0140 857円(本体)} {2008.12.10(3版)ISBN978-4-04-169037-6 C0140 857円(本体)}角川文庫 文庫版 464頁 装幀:杉浦康平 …………………………………………………………………… [目次] 第一章 近代以前の博物学――寓意から占いまで 神話の叡知から生まれた神聖自然学/最悪の凶鳥とされたフクロウ類/伝承の中の科学/フュシオロゴスからベスティアリへ/ライオンの本性/ライオンのアレゴリー寓意 第二章 探検博物学のあけぼの オランダ東インド会社/ルンプフのジャワ探検/フォルスコルの紅海探検/スペインの探検航海 第三章 未知の大陸をもとめて 楽園幻像派と南方大陸探究航海/金星の太陽面通過という「口実」/オーストラリアをめぐる探検合戦 第四章 世界をかけめぐる探検家 キャプテン・クックの世界周航/博物学者が同乗/南海の楽園/クックの第二回航海/第三回目の世界周航/ブーガンヴィルの探検航海/ラ・ペルーズの世界探検/ラ・ペルーズ探索航海 第五章 博物学の熱中時代 ボダンの航海/フレシネの航海――ユラニー号/デュプレの航海――コキーユ号/デュモン=デュルヴィルの航海――アストロラブ号/クルーゼンシュテルンの航海/コツェブーの航海/ブロッサム号の航海 第六章 地球観光旅行としての博物学 キャビネット博物学者/フィールドワーカー/巨人・フンボルト/フンボルトの生い立ち/フンボルトの南米探検/ベイツとウォーレス/科学と観光 第七章 自然物の体系化 分類学の登場/差別から類似へ/リンネの人為的分類/性による命名/神話の採用/進化論の萌芽/ビュフォンの活躍/個別から一般への飛躍/大博物学者の誕生/文学としての<博物誌>と理想郷としての<製鉄所> 第八章 分類学の完成 キュヴィエの生物不変説/比較解剖学/存在の連鎖/均一説と激変説/ラマルキズム 第九章 夢の魚をめぐって 世界ではじめてのカラー魚類図譜/すべては丹洲のお導きです/本当にこんな魚がいるんです/イザリウオと散歩したい/天皇魚や謎のマーブル模様やら…/誉めたた讚えるべき名画の数々/十字架模様の魚たち 第十章 視覚の快楽 博物図鑑の楽しみ T 十八世紀の三大蝶譜 南米スリナムに渡った虫めずる姫君――マリア・シビラ・メーリアン/博物図鑑の至宝――メーリアン『スリナム産昆虫の変態』/植物画家が描いた蝶の図鑑――エーレト『花蝶珍種図録』/イギリス最高の蝶類図譜――ハリス『オーレリアン』 U ジョン・グールドの世界 V 怪奇な鯨絵のゆくえ ゴールドスミスの『動物誌』のクジラ図/ユマニストの自然観/古いものと新しいもの/ゲスナーのみごとな見解/日本の鯨絵の先見性 第十一章 進化論の衝撃 自然淘汰説の萌芽/意志の力/チャールズ・ダーウィンの生い立ち/航海へのさそい/地球をみつめるあたらしい目/イギリスに帰る/進化論をつくりあげる/もうひとりのダーウィン/教会の猛反撃/人間はどのようにしてうまれたか 第十二章 江戸の博物学 日本の博物学の夜明け/徳川吉宗の「諸国おたづね」/博物学大名/日本博物学の流れ/尾張の博物学/明治期博物学のたそがれ/博物学の原点 第十三章 海を渡った江戸の動物たち 日本探検の志願者/江戸参府、大観光旅行/日本の動物、西洋図鑑に登場す/まちがいは付きもの 第十四章 江戸の博物図鑑はどうしてできたか コピー文化の成立/コピーの意味/コピーからオリジナルへ 第十五章 地下に眠る博物館の夢 宙に浮いた上野のジャルダン・デ・プラント/生と死を超えたオブジェたち/いまこそ、いかがわしきものの見世物小屋を 第十六章 超人の夢 南方熊楠 あとがき 博物学探究は<おか険す>ことにあり ………………………………………………………………… [カバー] (後) 博物学は観察して目玉を楽しませる行為であり、記述する楽しみである。地球の上を実際に歩き、生きているモノを自分の目でみて確かめる。そこから、擬態や植物地理学、さらには進化論までもが啓示された。生物を分類したリンネ、変異や特異性に注目したビュフォンやジョフロワ、生物地理学を創始したフンボルト、機能による分類を達成させたキュヴィエ、そして死と繁殖の観念から歴史としての生物論に到達したエラズマス・ダ−ウィン――。楽しみの学問から様々な知の体系が花ひらいたのである。 荒俣宏が時空をまたにかけて案内する、博物学入門の決定版! ………………………………………………………………… [帯] (前) 博物学の巨人達とともに 見知らぬ大地を歩き、 危険な海を旅する―― 科学と冒険の幸福な合体!! ………………………………………………………………… [広告] 博物学の巨人達とともに見知らぬ大地を歩き、危険な海を旅する――。 科学と冒険の幸福な合体! (「角川文庫 今月の新刊 2004.2」) ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ すべては目と心の娯しみのために――脳、言語さえをも超える博物学への誘い 博物学は、観察して目玉を楽しませる行為であり、観察したことを記述する楽しみである。言ってしまえば、科学と観光の幸福な合体なのだ。顕学・荒俣宏が案内する、博物学入門の決定版! (角川書店のHP「web KADOKAWA」の広告) ………………………………………………………………… [初出] 『地球観光旅行 博物学の世紀』(角川書店 角川選書 1993.11.10) を元に、下記の書籍・雑誌の一部、及び図版を加え再構成し、大幅に加筆訂正したもの。 第一章 近代以前の博物学――寓意から占いまで ← 『アニマ』(平凡社 1984年9月号)の 「凶と吉の間を飛びまわる謎の鳥 フクロウの博物誌」 第三章 未知の大陸をもとめて ← 『年表で読む 荒俣宏の博物探検史』(平凡社 2000.09.25)の 「まえがき 博物探検航海と夢の軌跡」{部分} 第七章 自然物の体系化 ← 『ビュフォンの博物誌 全自然図譜と進化論の萌芽『一般と個別の博物誌』 ソンニーニ版より』(工作舎 1991.11.10)の「ビュフォンの生涯と博物学をめぐって」 第九章 夢の魚をめぐって ← 『アニマ』(平凡社 1989年6月号)の 「世界大博物図鑑第2巻<魚類編>刊行記念対談 夢の魚」 第十章 視覚の快楽 博物図鑑の楽しみ T 十八世紀の三大蝶譜 ← 『Fantastic Dozen8 昆虫の劇場 INSECT THEATERS』(リブロポート 1991.10.20)の 「蝶の舞――18世紀の三大蝶譜について」 U ジョン・グールドの世界 ← 『ジョン・グールドの世界』(玉川大学出版部 2001)の 「グールド鳥類図譜をひもとく喜び――手彩色石版と鳥類図譜」 V 怪奇な鯨絵のゆくえ ← 『アニマ』(平凡社 1991年3月号)の 「怪異な鯨絵のゆくえ <海の怪物>クジラは、いかにして真の姿を獲得したか」 第十一章 進化論の衝撃 ← 『ダーウィン先生地球航海記 第5巻 しずむ南海島のなぞをとくの巻』 チャールズ・ダーウィン 著 荒俣宏 訳(平凡社 1996.02.23)の「ダーウィン先生伝」 第十三章 海を渡った江戸の動物たち ← 『アニマ』(平凡社 1987年4月号)の 「海を渡った江戸の動物たち 西洋博物図鑑製作由来記」 第十四章 江戸の博物図鑑はどうしてできたか ← 『高木春山 本草図説 江戸博物図鑑三 動物』荒俣宏 監修(リブロポート 1989.04.10)の 「江戸の博物図鑑はどうしてできたか」 第十五章 地下に眠る博物館の夢 ← 『アニマ』(平凡社 1989年9月号)の「地下に眠る博物館の夢」 第十六章 超人の夢 南方熊楠 ← 『超人南方熊楠展 図録』(朝日新聞社 1991)の「超人の夢――南方熊楠」 ……………………………………………………………… [関連] 『本の旅人』(角川書店 2004年3月号) 荒俣宏インタビュー 宝石よりも面白い博物学 インタビュー・藤原理加 撮影・野上茂 P.4-9 ……………………………………………………………… [注記] (3版)より、カバーデザインの変更あり。(角川文庫全体のデザイン変更のため、(背)のデザインが変更された) (以上、DOJI-I様) http://www.kadokawa.co.jp/product/200112000087/ [出版社 品切重版未定] -2014.08.30 調べ- |
25日 | TV | フジテレビ | 21:00〜21:54 | トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 | 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者は、タモリ、ビビル大木、MEGUMI、浅田美代子、上杉紅童の各氏ほか。 金の脳 シンデレラは人を殺したことがある 94へぇ |
25日 | 書籍 | 富山県? | - | 日本の妖怪/富山生涯学習カレッジ偏 | 富山県の「生涯学習カレッジ」が著名人を呼んで講座を開いており、内容が冊子にまとめられています。その「県民カレッジ叢書」の91巻「日本妖怪/荒俣宏」が発行されました。(発行月など詳細不明)(Y.N様、ありがとうございました) ------------判明----------------- 日本の妖怪/富山生涯学習カレッジ偏 2004.02.25 300円(税込) B6判 角背 並製 85頁 編集・発行:富山県民生涯学習カレッジ 協力:県民カレッジ友の会・雷鳥会 …………………………………………………………… [目次] はじめに―妖怪はいつの時代も私たちの周りに 妖怪はおもしろい―柳田国男の『妖怪談義』から (一)妖怪の出る時間帯・場所/(二)妖怪と人間の見分け方 妖怪と道 (一)二つの道―「みち」と「どう」/(二)「もの」の意 妖怪と旅 (一)旅行と遊行/(二)『東海道中膝栗毛』にみる妖怪 出没の理由が分からない妖怪 (一)「豆腐小僧」と「べとべとさん」/(二)新妖怪「マラソン妖怪」/(三)九十九神―捨てられた物の妖怪 ヨーロッパの妖怪「モンスター」―天変地異の前触れ 中国の妖怪「瑞獣」―良い兆しの前触れ 日本における中国型・ヨーロッパ型の妖怪 妖怪研究第一人者・平田篤胤 (一)幽界から戻った天狗小僧寅吉/(二)妖怪接触の記録ホルダー・稲生平太郎/(三)篤胤の結論 世界的情勢に精通していた平田篤胤 おわりに―妖怪との共存感覚を持つ日本人 ……………………………………………………………… [注記] 富山県の「平成15年度県民カレッジ夏季特別講座」での講演『日本の妖怪』(2003.07.19)をまとめたもの。 『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』(角川書店 2004.08.20)にも収録。 (以上、DOJI-I様) |
26日 | DVD | 東芝デジタルフロンティア(販売元:ショウゲート) | - | 「帝都物語」「帝都大戦」 | 「帝都物語(135分)」と「帝都大戦」のDVDが限定再生産されました。 |
29日 | TV | BS-1、デジタルBS1 | 13:00〜14:30 | 世界潮流2004 「肥満が世界を脅かす」− 広がるアメリカ型消費社会の影 − | 14日放送分の再放送 |
29日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | 荒俣宏の不思議歩記(あるき) | 連載第47回 南極便り メールで届く感動の風景 P.15認 |