2004年9月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2004年9月 (平成16年 57歳)

主な出来事: 2001年に発生した附属池田小事件で死刑が確定していた犯人の死刑が執行される、 江沢民が中央軍事委員会主席を退き胡錦涛が中国の共産党・政府・軍の全権を掌握。

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日 取材 - - - ガラパゴスに行っていた模様。

 → 2004/11/3放送「ダーウインの大冒険」(TBS)の取材と思われる

1日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者は、タモリ、ビビル大木、MEGUMI、佐藤藍子の各氏ほか。金の脳は「コレラ菌の存在を否定するためにコレラ菌を飲み干した学者につきあわされた弟子がいる」(97へぇ)でした。
1日 雑誌「小説新潮」 新潮社 9月号 2004年9月号(第58巻第9号通巻724号)2004.09.01 雑誌04701-09 819円(本体)

第16回 日本ファンタジーノベル大賞決定発表選評
小説の魔物は「結末」に潜む 荒俣宏 P.185-186

(DOJI-I様)
4日 新聞 朝日新聞(朝刊) - こだわり会館 第23回2004.09.04

携帯電話コレクター 譲れない機種がある P.e7

館長アラマタの講評 中毒者は増えている (DOJI-I様 )
4日 ケーブルテレビ? 日本映画専門チャンネル - Talking about“Kurosawa” 『Talking about“Kurosawa”』

2004.09.04 19:29〜19:39 日本映画専門チャンネル
2004.09.06 09:49〜09:59 日本映画専門チャンネル
2004.09.07 11:49〜11:59 日本映画専門チャンネル
2004.12.26 **:**〜**:** 日本映画専門チャンネル{アンコール再放送}

[注記]
毎月2名の著名人が、黒澤映画について語る番組『Talking about“Kurosawa”』のVol.42。
黒澤明監督作品の放映直後に放映。

[HP]
Talking about Kurosawa Vol.42荒俣宏(作家) とーきんぐあばうとくろさわ42
〜監督 黒澤明の仕事〜特別番組
あらすじ
「帝都物語」の作者として知られる作家、幻想文学、博物学研究家の荒俣宏が、クロサワ映画を語る。
(日本映画専門チャンネルのHP)

(DOJI-I様)
6
案内板 千代田区 - - 東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅前に、麹町一丁目の町名由来を記した案内版設置。荒俣の文章「麹町一丁目の由来」が書かれている。

以下で読めます
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/bunka/chome/yurai/kojimachi-1.html

https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/bunka/bunka/chome/yurai/shippitsusha.html
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設置年月日:2004.09.06
所在地:東京都千代田区麹町1-6

[参考]
江戸開府400年という機会をとらえ、千代田区と地域が連けいを図りながら、歴史的意義のある町名とそれにまつわる文化を未来にわたって保存・継承していくために、町名由来の案内板を区内各所に設置。
町名由来板の説明文は、その一部を千代田区と縁やゆかりのある著名人が執筆。
荒俣宏は「麹町一丁目」の町名由来板の説明文執筆を担当。
他の執筆者は、阿刀田高、泉麻人、逢坂剛、紀田順一郎、京極夏彦、田中優子、童門冬二。

(DOJI-I様)

10日 - - - 装幀列伝 本を設計する仕事人たち/臼田捷治 以下に荒俣に関する記述あり。


『装幀列伝 本を設計する仕事人たち』臼田捷治 著(平凡社 平凡社新書 241)

2004.09.10 ISBN4-582-85057-X C0200 820円(本体)
新書版 209頁
装幀:菊地信義
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[目次][カバー折り返し][帯][広告]
(省略)
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[注記]
P.179に、荒俣宏に関する記述あり。P.183に、『夢の痕跡』の書影あり。
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[初出]
『デザインの現場』
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[関連]
『グラフィック・デザイナーの仕事』(平凡社 太陽レクチャー・ブック001 2003.07.10)
祖父江慎(コズフィッシュ代表) ブック・デザインとは?
「本の内容に合う形をこの世に降ろしてくる巫女さんみたいな仕事です」 P.21-51
スキのあるデザイン P.42-43{P.42}

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造本の定法からの軽妙な逸脱感:祖父江慎

まず、そぶえ祖父江慎は一九五九年愛知県の生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科在学中の八一年に、超ジャンルのカルチャー誌『遊』の刊行などで若者の支持を集めていた工作舎でアルバイトを始めたのを契機に同大を中退、八二年に社員となった。広告チームに配属されたため、主に広告づくりに当たったが、数冊のブックデザインも残している。その後八七年に退社して、作詞家の秋元康が興した出版社でアートディレクターを務めたりしたが、九〇年に現在の事務所「コズフィッシュ」を設立して今日に至っている。
工作舎時代の仕事だが、祖父江は『本朝幻想文学縁起』(同社、一九八六年)によって著者荒俣宏の信頼を得、以降、多くの荒俣本を手がける。荒俣は「本のデザインは『ぼけ』でないといけない。他者のことばを許さないかたくななデザインではなくて、つっこみを受け止められるスキのあるデザインが必要。それができるのは祖父江君しかいない」といってくれたという。たとえば『夢の痕跡』(講談社、一九九五年)などは、同書の副題「20世紀科学のワンダーランドに遊ぶ」そのままに、ふしぎな熱気と郷愁がゆるゆると立ちのぼるような懐の深い造本が印象深い。

(以上、DOJI-I様)
11日 新聞 朝日新聞(朝刊) - こだわり会館 第24回 2004.09.11

ヌートリア観察 害獣だけどカワイイ P.e7

館長アラマタの講評 東京に来たら怖い? (DOJI-I様)
11日〜10/31日 展示会 - - 「Oh!水木しげる展」 アラマタと京極夏彦氏のプロデュースによる「Oh!水木しげる展」が岩手県立美術館で開催されます。「水木さんの展示会は今までにも何度も開かれてますが、たいていは着色原画展示、複製画展示で、良くて水木さんのコレクション公開でした。今回はたぶん、今まで見たこともないような水木世界がバオーン、という感じになる予定。初公開資料、発見されたアレとかコレ、新たに作られたソレとかコレなんかがいっぱい(の予定)。」(京極氏)だそうです。お楽しみに。10/31まで。
15日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者は、タモリ、ビビル大木、MEGUMI、藤原美智子、ミラ・ジョボビッチの各氏ほか。

金の脳 ウルトラセブンは暴走族を地面に思い切り投げつけた事がある 79へぇ
16日 書籍 朝日新聞社 - 男に生まれて -江戸鰹節商い始末- 冊子「1冊の本」 (朝日新聞社)(2003/04-04/06、全15回)に連載されていた 「江戸開府四百年記念小説 男に生まれて 江戸鰹節商い始末」が単行本になりました。

「この小説は、平成不況に直撃された現代の中年男性諸氏に、心から『男に生まれて、本当に幸せだなぁ』と叫んでもらうために書かれた。今よりもっとひどい不況と不安、そのうえ内乱にぶつかった幕末。日本橋の粋で威勢のいい商人たちが、武士を向こうに回して、江戸を救おうとする感動ロマンである。」(浅井企画・著者コメントより)

だそうです。(T会長様、ありがとうございました)

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男に生まれて -江戸鰹節商い始末-

2004.09.16 ISBN4-02-257956-0 C0093 1500円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 315頁
装幀:南伸坊
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第一章 いやな時世でござる
第二章 相場抜きに商いなんぞできねえや
第三章 火難は幸せの元と心得よ
第四章 小栗上野介は同志にござる
第五章 田子の浜に恋のけぶり烟なんぞ立てやがって
第六章 飲むのほか外、打つ手はありやせん
第七章 ホトケもヤソも無いものか
第八章 かみがた上方の唐変木、覚えてやがれ
第九章 元気にあの世へ行ってやらァ
第十章 ほとけ死人さんの仇を討たせてくれよ
第十一章 江戸を壊すやつは、ただじゃおかねえ
第十二章 馬鹿野郎が引っかかりやがった
第十三章 ヘイボン平凡でもヘイブン平文でも、どっちだっていいだろ
第十四章 にんべんを潰す気かい
第十五章 地獄で仏の千両箱とはありがてえ
第十六章 こんな奴を信じろってのかよ
第十七章 だからおのこ男子はや止められねえ
大団円 天酒頂戴いたしやす
謝辞{目次では“献辞”}
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[帯]
(前)
「不況、リストラ、テロが何でえ! おいらたちは負けねえぞ!」
ときは幕末、ところは江戸・日本橋。いまものれんを守る老舗のご先祖たちに、平成不況に負けない勇気を学べる時代風俗小説ここに登場。
(後)
――いや、もう、ひどいのなんのって、ここまで救いようのない時世があるもんかい。
――驚くじゃねえか、いいかい、幕末のおえら偉がたはもう江戸にいねえんだ。みんな大坂へ行っちまったんだよ。く公ぼう方様も一橋慶喜様も、勅令が出されてさ、こっち関西へ来いってんだな。
――だから、もう江戸は日本の中心じゃなくなっちまった。大名も旗本も、それから浪士の連中も、これからは京大坂がまつり政ごと事の中心だってんで、みんな出て行きやがった。江戸に残ってるやつは、腰抜けだとよ。井の中の鮒だとよ。けっ、鮒じゃ、鮒じゃ、ふな鮒ざむれえ侍ってか。忠臣蔵の塩冶判官じゃあるめえによ。
(本文より)
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[広告]
ときは激動の幕末、ところは江戸日本橋――
今ものれんを守る老舗のご先祖たちに、平成不況に負けない勇気を学べる時代風俗小説。
(新聞紙上の広告)

【著者コメント】
この小説は、平成不況に直撃された現代の中年男性諸氏に、心から「男に生まれて、本当に幸せだなぁ」と叫んでもらうために書かれた。今よりもっとひどい不況と不安、そのうえ内乱にぶつかった幕末。日本橋の粋で威勢のいい商人たちが、武士を向こうに回して、江戸を救おうとする感動ロマンである。
(浅井企画のHP中のコーナー「新着情報」)
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[初出]
『一冊の本』(朝日新聞社 2003年4月号〜2004年6月号)に連載の「江戸開府四百年記念小説 男に生まれて 江戸鰹節商い始末」(全15回)。
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[関連]
『週刊 ポスト』(小学館 2004年11月19日号)
POST BOOK WONDERLAND 著者に訊け!
「不況だ」と嘆く前に激動の幕末期を生き抜いた日本橋商人の知恵に学べ 荒俣宏氏
撮影/三島正 構成/橋本紀子 P.159-161
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[収録]
『男に生れて 江戸鰹節商い始末』(朝日新聞社 朝日文庫 2007.09.30)

(以上、DOJI-I様)

[出版社 品切重版未定]  -2014.08.30 調べ-

→ 2007/09に文庫化されてます

18日 新聞 朝日新聞(朝刊) - こだわり会館 第25回 2004.09.18

ムカデ 一拍おいてみた世界 P.e7

館長アラマタの講評 ダーウィンを思いだした (DOJI-I様)
19日 新聞 朝日新聞(朝刊) - -白樺派の理想に共感 男の冥利追究を志す- 読書欄で長編夢想小説・「愛情生活 白樺記」を自作再訪しました。「男冥利に尽きる、とか、男に生れて幸せ、とかいうような言葉が、人々の口からふと漏れる機会が激減したご時世である・・・」こんな風に書き出してます。男の子へのエールを送りました。(T会長さま、ありがとうございました)
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2004.09.19 P.11

読書 自作再訪
白樺派の理想に共感 男の冥利追究を志す 荒俣宏 愛情生活 白樺派 (DOJI-I様)
20日 会員むけ機関誌「TWIN Arch ツインアーチ」 東京商工会議所 10月号 - 東京商工会議所の会員に送られる機関誌「東商新聞」に一緒におくられる新聞「ツインアーチ」にで連載
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2004年10月号 Vol.24(東商新聞 第1782号 付録)2004.09.20

第6回 世界の祭をめざしたシカゴ万博

(DOJI-I様)[伊 0201つ]
24日 TV テレビ東京 20:00〜20:54 所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝 「教科書には載らない楊貴妃の真実」

出演。出演:所ジョージ、おすぎ、吉田照美、ドランクドラゴン、眞鍋かをりほか。

[新聞]
「楊貴妃VS.美女4万人国を滅ぼす愛憎闘争」実は太ったイラン人!?▽秘伝ラクダ美容食&謎の死
(DOJI-I様)

25日 新聞 朝日新聞(朝刊) - こだわり会館 第26回 2004.09.25

ガラス瓶 ビン神さまと出会って P.e7

館長アラマタの講評 男の夢の跡、女の残り香 (DOJI-I様)
- 授賞式 主催・読売新聞東京本社・清水建設、後援:新潮社 - 第16回日本ファンタジーノベル大賞 授賞式 第16回日本ファンタジーノベル大賞 授賞式

大 賞:『ラス・マンチャス通信』平山瑞穂(新潮社 2004.12.**)
優秀賞:『ボーナス・トラック』越谷オサム(新潮社 2004.12.**)

(月日とアラマタ参加/不参加は不明です。授賞式は例年このあたりなのでここに記載しました)
- 映画コメント - - - 9/4公開映画の「ヴァン・ヘルシング」の広告にコメントを寄せました。以下全文。(T会長様、ありがとうございました)

 「おどろいた!モンスター全部がこんな因縁でつながっていたとは!
  これは究極の怪物大全か。まばたきするな、見逃すぞ!」