2005年8月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2005年8月 (平成17年 58歳)

主な出来事:  首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)が開業。ハリケーン「カトリーナ」が米国フロリダ州に上陸

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
初旬 冊子「こんにち」 三井不動産 8月号 荒俣宏の日本橋21世紀紳士録 2005年8月号 vol.258 2005.08.**

第五回 榮太樓總本舗 細田安兵衛
日本橋のシンボルをめぐる歴史と夢と計画と。 P.16-17

「日本橋」の歴史を見守ってきた老舗/橋と未来と大人の街づくりのために

(DOJI-I様)[伊 0201こ]
1日 審査委員 読売新聞東京本社・清水建設主催、新潮社後援 - 第17回日本ファンタジーノベル大賞 発表 第17回日本ファンタジーノベル大賞が発表されました。アラマタは審査委員を務めています。

大賞は東京都の西條奈加(本名非公表)さん(40)の「金春屋ゴメス」、優秀賞は北海道の琴音(ことね)さん(同)(29)の「愛をめぐる奇妙な告白のためのフーガ」に決まりました。

なおその他選考委員は、井上ひさし(作家)、小谷真理(評論家)、椎名誠(作家)、鈴木光司(作家)の各氏。
1日 雑誌「My Visionマイビジョン」ヴィジョン ベネッセコーポレーション
8月号 アラマタ式・BOOK作法「読まずに楽しむ本の話」
2005年8月号 2005.08.01

第5回  本に秘蔵する話 P.43

(DOJI-I様)
1日 雑誌「月間 ランティエ」 角川春樹事務所 8月号 朱引のうちそと――江戸東京境界めぐり 2005年8月号 葉月(第1巻第7号)2005.08.01 雑誌19241-8 648円(本体)

第七回 千住宿――おくのほそ道への入口 P.161-165

江戸青物市場・やっちゃば/繁栄を伝える河原稲荷神社/「おくのほそ道」旅立ちの句/今も残る千住宿の雰囲気

(DOJI-I様)
3日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ コメンテーターとして出演。その他の出演は岸井成格・川戸恵子・舛添要一ほか。この日は「停電で羽田空港混乱」「シャトルで野口さんラーメン食べる」などのニュースがあった日でした。伊東で花火を見た、とのコメントも。
4日 雑誌「週刊文春」 文藝春秋 8/4号 - 巻末グラビアに「妖怪会議」の様子がのっています。荒俣がいるかどうかは不明。
**********************
2005年8月4日号(第47巻第30号)2005.08.04 雑誌20401-8・4 305円(本体)

第十回世界妖怪会議開かれる 撮影/本社・三宅史郎 P.164-165 (DOJI-I様)
4日 書籍(寄稿、再) 東方出版 - いきもの図鑑 牧野四子吉の世界 2003/06の改題版。

『いきもの図鑑 牧野四子吉の世界』朝日新聞社事業本部大阪企画事業部 編
(東方出版)

2005.08.04 ISBN4-88591-953-3 C0071 2800円(本体)
B4変型判 丸背 上製 カバー装 227頁
監修:田隅本生
編集:朝日新聞社事業本部大阪企画事業部、瀬川恒彦、藤本圭太、神谷恒子
デザイン:大向デザイン事務所、大向務、坂本佳子、今西久
製作:ニューカラー写真印刷(株)、寺島郁雄、亀水将幸、田中哲郎
協力:(有)アトリエ・まきの(代表・酒井道雄)、大阪市立自然史博物館、川那部浩哉、
国立民族学博物館、(財)白鹿記念酒造博物館
………………………………………………………
[目次]
{『いきもの図鑑 牧野四子吉の世界 図録』(東方出版 2003.05.22)、
『牧野四子吉 生物生態画集』(東方出版 2003.06.24)と同じ。}

牧野四子吉と博物画の精神 荒俣宏(博物学者)
…………………………………………………………
[注記]
『牧野四子吉 生物生態画集』(東方出版 2003.06.24)を改題したもの。

(以上、DOJI-I様)
5日 雑誌「週刊ファミ通」 株式会社エンターブレイン 8/19号 - 「『妖怪大戦争』 荒俣宏×京極夏彦対談」掲載。
********************************
2005年8月19日号(第20巻第33号)2005.08.19 雑誌26453-8/19 333円(本体)

D.E-FRONT エンターテインメントニュース最前線
『妖怪大戦争』 P.219-221

怪楽ポイント@ 三池監督が映画をご案内
怪楽ポイントA 麒麟送子に選ばれて祭りの主役になれ
怪楽ポイントB バカも全力投球でやれ
怪楽ポイントC 「怪」メンバーのこだわりに心酔
怪楽ポイントD 加藤の野望を研究
怪楽ポイントE 機怪の作りかた
怪楽ポイントF プロデュースチーム「怪」に聞いて学ぶ

荒俣宏、京極夏彦We Love 妖怪対談 インタビュー:本山由樹子 P.220-221

(DOJI-I様)
5日 TV NHK総合 9:30〜9:55 生活ほっとモーニング 「生活ほっとモーニング」の「2部 カルチャーかわら版」に出演。雲野右子、水木しげる、京極夏彦、宮部みゆきほか。映画「妖怪大戦争」の話だと思う。
5日 書籍(原作) 角川書店 KwaiBooks 水木版妖怪大戦争 / 水木しげる アラマタ原作を水木大先生が漫画化。「怪」のvol17(04/10)-vol.19(05/07)に掲載されたものに週末部分を加筆したもの。「妖怪戦争に巻き込まれた少年が活躍する夏休み大冒険!妖怪の力を借りて平和を守る麒麟送子に選ばれた稲生タダシが、日本転覆を企む謎の男と対峙する! 日本中の妖怪がタダシと一緒に大暴れ! 2005年夏休み公開の映画『妖怪大戦争』を、水木しげるが完全コミック化!」だそうです。222 p、コミックサイズ、ISBN 404853906X、デザイン:角川書店装丁室。奥付は7/1か。

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-

→ 2007/07/25に文庫化されています。

**************詳細********************

『水木版 妖怪大戦争』水木しげる 著 荒俣宏 原案(角川書店)

2005.08.05 ISBN4-04-853906-X C0979 980円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 224頁
デザイン:角川書店装丁室
………………………………………………………
[目次]
水木版 妖怪大戦争
………………………………………………………
[カバー折り返し]
(前)
「麒麟送子に選ばれし子供は、守り神の大天狗より伝説の剣を授かり、世界平和を守る正義の味方となる……」
田舎に越してきたタダシは、なぜかこの大役に選ばれ、大天狗の山で不思議な妖怪スネコスリと友達になる。
同じ頃、日本各地で不可解な事件が勃発。化け物が人間を襲い、妖怪までもが窮地に追い込まれていた。
タダシは妖怪たちとともに悪霊の魔手から世界を守れるか?
愛と平和の一大冒険ファンタジー!
…………………………………………………………
[帯]
(前)
子どもの時にしか、出来ない冒険があった――。
愛と平和の一大冒険ファンタジー!!
…………………………………………………………
[広告]
妖怪戦争に巻き込まれた少年が活躍する夏休み大冒険!
妖怪の力を借りて平和を守る麒麟送子に選ばれた稲生タダシが、日本転覆を企む謎の男と対峙する! 日本中の妖怪がタダシと一緒に大暴れ! 2005年夏休み公開の映画『妖怪大戦争』を、水木しげるが完全コミック化!
(角川書店のHP「Web KADOKAWA」)

妖怪大戦争に巻き込まれた
少年が活躍する夏休み大冒険!
麒麟送子となったタダシは、世界の平和を守るため、妖怪たちと協力し聖剣を手に悪に挑む! 妖怪研究の第一人者、水木しげるが独自の味付けでマンガ化! 小説とも映画とも一味違う「妖怪大戦争」!
(「角川書店 新刊案内 July・2005」)
……………………………………………………………
[初出]
『季刊 怪 KWAI』(角川書店 VOL.0017〜0019)
……………………………………………………………
[収録]
『水木版 妖怪大戦争』水木しげる著 荒俣宏原案(角川書店 角川文庫 2007.07.25)

(以上、DOJI-I様)
5日 新聞 朝日新聞 夕刊 - 2005.08.05 夕刊
{映画『妖怪大戦争』の広告}(DOJI-I様)
6日 映画試写会・舞台挨拶 KADOKAWA書店 - 妖怪大戦争 映画「妖怪大戦争」試写会。初回上演後の舞台挨拶に参加。神木隆之介、高橋真唯、豊川悦司、栗山千明、三池監督ほか。参加メンバーは「特大大入袋」や「妖・怪・大・戦・争」の文字が書かれたうちわを持たされて、アラマタは「妖」の字のうちわを持って記念撮影。

******************

原作者であり山ン本五郎佐衛門役で京極夏彦、水木しげると共に妖怪デビューを嬉々として演じた荒俣宏は、「(大入り満員の客席を見て)まるで120万体の妖怪のモブシーンのような眺めですね。元々妖怪とは人間のことですから、映画も妖怪を観ているつもりでも自分たちを観ていると思ってください。」と水木しげるばりの妖怪節(?)をみせ、「三池監督もこれでもう立派な妖怪ですよね。」とニンマリ。

http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=1506 (シネマオンライン)

6日 対談 - - - 万博日本政府館のプロデューサー・彦坂氏と対談。
6日 サイン会 - 16:00〜 「妖怪大戦争」刊行記念 荒俣宏先生サイン会 啓文堂書店・吉祥寺店で「妖怪大戦争」のサイン会が行われました。
*******************************

『「妖怪大戦争」刊行記念 荒俣宏先生サイン会』

日時:2005.08.06 16:00〜
会場:啓文堂書店吉祥寺店
(〒180-0003 武蔵野市吉祥寺南町2-1-25 ユザワヤ吉祥寺店B1F
TEL 0422-79-5070)
…………………………………………………………
[注記]
妖怪大戦争(文庫)・妖怪大戦争(書籍)のいずれかをご予約もしくは、お買い上げのお客様、先着100名様に整理券を差し上げております。
(角川書店のHP「Web KADOKAWA」より)
…………………………………………………………
[関連]
『啓文堂書店車内エッセイ』(啓文堂書店 2005.08.**〜)

Web『鏡リュウジのRyuz-café』(August 08.2005)
8月6日「妖怪大戦争!」

(DOJI-I様)
6日 新聞 毎日新聞 - 小学生新聞 妖怪(映画)がらみで小学生からインタビューを受けました。以下全文。荒俣宏さん 作家・博物学者
◇会いに行った人 阿部伸穂さん(五年) 勝山翔君(四年) 
◇ハッピーにしてくれる妖怪大好き
 ひょんなことから正義の味方となったいじめられっ子のタダシ(神木隆之介さん)が、百二十万匹の妖怪とともに世紀の戦いにいどむ映画「妖怪大戦争」(松竹)が今日から全国で公開されます。「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で妖怪研究第一人者の水木しげるさんをはじめ、荒俣宏さん、京極夏彦さん、宮部みゆきさんという豪華作家陣がプロデュースチーム『怪(かい)』を結成し、原案に参加しました。チームの一員である作家で博物学者の荒俣さんに、阿部伸穂さん(神奈川県横浜市立南戸塚小五年)と勝山翔君(東京都江戸川区立一之江小四年)がインタビューしました。 

 阿部さん 小さいころから妖怪が好きなんですか。 

 荒俣さん 妖怪もふくめて、この世のなかで見えないものだとか、捨てられちゃったものやあまり意味のないものがとても好きでした。というのも、ぼくたちの子どものころは、今の日本とまったく違いました。家はきたないし、道はいたるところ雑草だらけ。五十年前の東京なんて、そんなものです。ですから、夜になると暗いんです。それで、夜、トイレに行くと、昔のトイレはくみ取り式といって、便器の下が深く、上から見ると真っ暗。ゲジゲジやコオロギが出てくるし、気のせいというのもあるんですが、風がサワサワふいたり、変な光がピカピカひかったり、おばけや幽霊をリアルに感じました。しかも、その時代はだれが子どもたちの相手をしたかというと、じいさんばあさんでした。このじいさんばあさんがまた意地が悪くて、子どもが夜にキャアキャア言っていると、寝かしつけるために必ず怖い話をするんです。そういうくらしだったから、妖怪やおばけに関心を持たずにいられなかった。 

 勝山君 映画「妖怪大戦争」の話はどうやってつくったんですか。
 
 荒俣さん 妖怪と仲良くくらせる映画を作りたいと思いました。先ほど話したように、もともと私たちは妖怪とつきあっていましたし、この世の中に妖怪の存在があると思うとハッピーになり、けんきょになります。家を守ってくれる妖怪や小さな神さまを信じていて、生かされているという感覚が強かったんです。テーマができたら、物語はまるでノートを開くかのようにすらすらとでてきました。怖いだけじゃなく、幸せになったり、おもしろがったり、ワクワクしながら見てほしいです。 

 阿部さん 一番好きな妖怪は何ですか。 

 荒俣さん この映画に出てくる妖怪では、川太郎という河童。あと、「さあ、戦うぞ」と言って、すぐにぶつかってこなごなに割れてしまう瀬戸大将。それと、人のスネをこすってキューキュー鳴くだけのすねこすり。この三つの妖怪に共通している点は、この世の中でほとんど何の役にも立たない、出てきても意味がないことしかやらない存在ということです。でも、これが妖怪の本質。それでもいっしょにくらせるのは、とても重要なんです。それを教えてくれるのが妖怪なのかもしれません。弱くてもハッピーにくらしている妖怪の姿は、生きていこうかなって気分になる。そういう気分になってもらえるようなキャラクターがたくさん出てくるのも、この映画の見どころの一つです。

 勝山君 本当に妖怪を見たことはありますか。 

 荒俣さん もうあと一、二年で見られるかな。なるべく世の中をらくに楽しく、しかも役に立たないようにくらす方法を覚えてきたので、もう少しだと思います。 
7日 雑誌「ミセス」 文化出版局 8月号 - 2005年8月号(通巻第607号)2005.08.07 雑誌01375-8 952円(本体)

大人が読む童話の楽しみ
人生の現実 荒俣宏 P.240  (DOJI-I様)
8日 TV 日本テレビ 12:00〜13:55 おもいっきりテレビ 出演した模様。高橋佳代子、崔洋一、青田典子、西岡徳馬ほか

[注記]
「新・あなたの知らない世界」のコーナーに出演。福助人形について話した模様?
髪の伸びる人形(有名な淡島神社の人形等)とミイラ(河童や人魚)の特集。“ジェニー・ハニヴァー”や“ウォルパーティンガー”を持参した模様。

(DOJI-I様)
9日 新聞 朝日新聞 夕刊 -
新聞広告(『朝日新聞』2005年8月9日号 夕刊 3版 P.10、8月19日号 夕刊 P.10)の歌舞伎『夢の仲蔵 千本桜』の広告にコメント掲載。

作家 荒俣宏さん
一つのみどころは、虚と実の対比である。舞台にあがって仲蔵を演じる九代目松本幸四郎がいて、それとは別に舞台の陰で芝居の進行をみつめる演出家九代琴松がいる。一人の人間の裏表。まるで幸四郎さんの肉体と魂が別々に仕事をうけもったかのような。これもまた歌舞伎という芝居の不思議な形式にふさわしいミステリーではなかろうか。

(DOJI-I様)
10日 雑誌「B-ing」(関東版)ビーイング リクルート 34.35合併号 - 「巻頭インタビュー プロ論 荒俣宏氏(作家、博物学研究家)」掲載。見開き2ページで、1ページがドアップの写真、もう1ページが独白調インタビューの構成。以下、概略。(しろうさ様、sueisfine様、ありがとうございました)
*********************************

2005年8月17・24日号 34・35合併号(第31巻通巻1667号)2005.08.24
雑誌27274-8/24 229円(本体)

巻頭インタビュー プロ論。
荒俣宏氏(作家、博物学研究者)
人間って、好奇心が高まらないと力は出ないんですよ P.4-5

[収録]
『プロ論。2』B-ing編集部 編(徳間書店 2005.12.31)
 Chapter 7 前例のない仕事を成功させたいとき  荒俣宏[作家、博物学研究家]

 → このインタビューは以下にも掲載された。

『週刊 ビーイング B-ing 関西版』(リクルート)
 2005年8月31日号 36号(第28巻通巻1332号)2005.08.31 雑誌82085-8/31 229円(本体)

(DOJI-I様)
10日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他出演者は、タモリ、ビビる大木、森光子、京野ことみ、森光子の各氏ほか。金の脳は「『ぷ』に句読点の『。』をつけると、ボウリングをしている人っぽくみえる」(93へぇ)でした。
11日 TV TVK - サクサク 神奈川テレビ「サクサク」内で「世界妖怪会議」の模様が放送され、アラマタもチラッと映りました。(U様、DOJI-I様ありがとうございました)

2005.08.12 00:**〜**:** 神奈川テレビ(TVK){再放送}
12日 Web ATP - 〜インタビューシリーズ〜テレビ、お前は・・・ 社団法人全日本テレビ番組制作社連盟Webページの「〜インタビューシリーズ〜テレビ、お前は・・・」第3回に登場。聞き手はドキュメンタリー・ジャパンのディレクター山田礼於氏です。

[注記]
(社)全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)のHP中の「インタビューシリーズ「テレビ、お前は・・・・」の第3回に荒俣宏が登場。
……………………………………………………………………………………………
[CONTENS]
01 元祖テレビっ子
02 初めてテレビが家に来た日
03 神棚から家具へ
04 消毒しすぎの衛生テレビ
05 05 ウソ情報のチカラ
06 未来テレビは勇気で乗りきる? (DOJI-I様)
12日 TV 日本テレビ 12:00〜13:55 おもいっきりテレビ 出演した模様。高橋佳代子、山本文郎、伊東ゆかり、室井佑月、角みつ男ほか

[新聞]
あなたの知らない世界
怨念・呪いのワラ人形
今も続く?暗闇の儀式
▽最古の豪華桃山建築
▽宮崎・12種の鶏料理
(『毎日新聞』テレビ欄)

(DOJI-I様)
15日 雑誌「キネマ旬報 KINEJYUN」 キネマ旬報社 8月下旬号 -

【参考】
2005年8月下旬特別号 No.1435(通巻2249号)2005.08.15 ISSN1342-5412 雑誌20723-8/15 819円(本体)

特集『妖怪大戦争』 P.53-
三池崇史[監督]インタビュー 妖怪たちに作らされた映画 取材・文=中山治美
 妖怪からのメッセージ
 豪華キャストが集結
 少年時代の原体験を投影
 皆の思いが詰まった作品
メイキング・オブ「妖怪大戦争」〜企画の源流を探る〜 取材・文=金澤誠
「妖怪大戦争」企画 角川映画企画制作部長 佐藤直樹インタビュー
企画のはじまり/プロデュース・チーム結成/三池監督の起用/映画の完成
豊川悦司[魔人・加藤保憲]インタビュー 取材・文=石村加奈
僕だけじゃなく、俳優さんは皆さん、楽しんでいた感じがしますね
三池監督の集大成/大人の男たちに奨めたい
作品評 ちっとも恐くないところがなんともヒューマン 文=西脇英夫

(DOJI-I様ありがとうございました)

16日 映画公開 角川大映映画 - 妖怪大戦争 アラマタ原作の映画「妖怪大戦争」公開。監督は三池崇史、主演は神木隆之介、主題歌は井上陽水と同映画で妖怪ぬらりひょんとしても出演している忌野清志郎の各氏。アラマタは「原作者」「プロデュースチーム『怪』」(の一員)「脚本プロデュース」に名前を連ねているほか、映画本編にも山ン本五郎佐衛門役で出演している。なお泰子夫人も妖怪役(飛縁魔)で出演。

****************

映画パンフにプロデュースチーム「怪」の特別座談会収録。『怪』Vol.0014掲載の座談を再構成したもの。

『妖怪大戦争』松竹株式会社事業部 編(松竹株式会社事業部)

2005.08.06 700円(税込)
映画パンフレット B4判 ホチキス中綴り 31頁
発行承認:角川映画
編集・発行:松竹株式会社事業部
デザイン:M.K nishimura
…………………………………………………………
[目次]
解説 痛快無比! 愛と平和の大冒険ファンタジー誕生!!
物語 子供の時にしかできない冒険があった。
登場人物紹介
神木隆之介(稲生タダシ役) 僕は自由でマイペースだから、何も思わず喋ってました
豊川悦司(加藤保憲役) 加藤の役ではかっこよくしていただきました(笑)
宮迫博之(佐田役)/近藤正臣(猩猩役)/阿部サダヲ(川太郎役)/
高橋真唯(川姫役)/岡村隆史(小豆洗い役)/竹中直人(油すまし役)/
栗山千明(鳥刺し妖女・アギ役)/ 菅原文太(稲生俊太郎役)/
忌野清志郎(ぬらりひょん役)
三池崇史 監督・脚本
観終わってビールが飲みたくなっても、子供はダメよ。お酒は20歳になってから
コラム 妖怪学習 みなさんは妖怪が好きですか?
みうらじゅん(エッセイスト・イラストレーター・漫画家・ミュージシャン)
人間紹介
日本妖怪紹介
悪霊軍団紹介
制作について
妖怪の裏に、スタッフの夢と技と熱意あり――『妖怪大戦争』メイキング・ストーリー
取材・採録 今西千鶴子
三池監督が大好き、水木さん大好き。愛に満ちた映画へのさまざまな思い
郡司聡(企画協力)
妖怪・悪霊軍団の具現化に込められたクリエイターたちの渾身
百武朋(妖怪デザイン・造形)井上淳哉(妖怪デザイン)竹谷隆之(妖怪デザイン)
川太郎のメイクは毎日4時間 松井祐一(妖怪特殊メイク)
怒りと哀しみが込められた機怪たち 韮沢靖(機怪デザイン)
個体から背景まで、900ものCGカット 太田垣香織(CGIディレクター)
コンセプトを大切にしつつ、工夫を凝らして作り上げたセット 佐々木尚(美術)
≪妖怪≫の聖地――鳥取県が映画に全面協力!
圧巻のクライマックスシーン!3000人の妖怪エキストラ集結!
小豆の秘密――「小豆は体にええだ」byじいちゃん
忌野志郎と井上陽水が謳う“愛と平和の主題歌”
星野広繁(ユニバーサルミュージック株式会社)
『妖怪大戦争』撮影日誌 山口義高(助監督)
主題歌・挿入歌
愛を謳おう/教えてジィジ
きっかけは雑談だった!? 映画『妖怪大戦争』勃発秘話
プロデュースチーム「怪」特別座談会
水木しげる×荒俣宏×京極夏彦×宮部みゆき P.26-27
◎話の発端
◎悪役は加藤か?
◎妖怪は80から
◎人知れぬ妖怪たちの戦い
◎タイトルは「妖怪大戦争」
◎馬鹿馬鹿しいほど面白い
『妖怪大戦争』登場妖怪棲息図
……………………………………………………
[初出]
『季刊 怪 KWAI』(角川書店 VOL.0014 2003.03.31)

(以上、DOJI-I様)

****************

様々な販促グッズがあったもよう。トランプまであったらしい。画像1 画像2

 

17日 TV フジテレビ 21:00〜22:00 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他出演者は、タモリ、ビビる大木、安達祐実、ベッキー、緒川たまきの各氏ほか。金の脳は「和英辞典のなかで一番売れている『ジーニアス和英辞典』は『阪神タイガーズ』をひいきしている」(94へぇ)でした。
17日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! みのもんた、岸井成格ほか。

宮城で震度6弱…なぜ夏休みプール天上落下日本で地震多発の理由次に危険なのはココだ▽ホリエモン出馬打診▽マドンナ達の戦い密着▽魔裟斗が(DOJI-I様)
20日 映画出演 - - ノロイ ホラー映画「ノロイ」(監督:白石晃士、出演:松本まりか、アンガールス)に出演。本人役で、映画内のテレビ特番に飯島愛、ダンカン、高樹マリア、号泣氏らとコメンテーターとして出演してるというもの。

パンフにもクレジットがあった。

**********以下、パンフ詳細*****************

『ノロイ』(ザナドゥー)

2005.08.20 500円(税込)
映画パンフレット A4判 ホチキス中綴り 21頁
編集:江戸木純・ザナドゥー
デザイン:前田朗(ネバーランド)
……………………………………………………………………
[目次]
真実を知りたい たとえそれが おぞましいことであっても
――怪奇実話作家・小林雅文(映画ドキュメンタリー『ノロイ』に寄せて)
小林雅文の足跡
プロデューサー 一瀬隆重/監督 白石晃士
『ノロイ』人物相関図
「鬼祭」の発祥
日本で今も続けられている、悪霊のノロイを退散または鎮めるための祭り。
『ノロイ』で描かれた怪奇現象の数々 山口直樹(超常現象研究家)
ショックメンタリー(“モンド映画”)の歴史 江戸木純(映画評論家)
………………………………………………………………………
[注記]
最終頁に、映画出演者として“荒俣宏”の記載があるのみ。

(以上、DOJI-I様)
22日 雑誌「小説新潮」 新潮社 9月号 - 第17回日本ファンタジーノベル大賞の選評が掲載されるものと思われます。
23日 雑誌「週刊 アスキー」 アスキー 1/16・23号 - 2005年8月16・23日号(第17巻通巻551号)2005.08.23
雑誌21104-8/16・23 314円(本体)

今週のインタビュー

ハリウッドに負けじと作り上げたファンタジー映画
恐怖を乗り越えられた子は妖怪たちに会うことができるんだ

三池崇史 『妖怪大戦争』監督 P.15

→監督のインタビューです
24日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他出演者は、タモリ、ビビる大木、ベッキー、哀川翔、緒川たまきの各氏ほか。金の脳は「全自動金魚すくい人形がある」(80へぇ)でした。
24日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! みのもんた、岸井成格、秋尾沙戸子氏と。

とことんやるぞ総選挙“刺客”新党ガチンコみのと候補予定者激論▽甲子園の優勝旗は?
駒大苫小牧暴力の波紋▽ヨン様新髪形で笑顔▽新鉄道!(DOJI-I)
25日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! みのもんた、岸井成格、嶌信彦、倉田真由美、和田アキ子、竹中平蔵氏と。
26日 TV テレビ東京 20:00〜21:54 所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝 「時代劇のウソ?ホント?大江戸2時間スペシャル!」

今回はスペシャル版。「時代劇ヒーローたちのウソ?ホントSP」〜(1)遠山の金さん…あの“桜吹雪”ウソだった(2)大岡越前のトンデモ判決…夫のかたき討ちは有罪?(3)四谷怪談…実在した“お岩さん”は良妻賢母(4)夫の横暴防ぐ江戸の賢い離婚法〜といった内容。その他の出演者は所ジョージ、おすぎとピーコ、ビビル大木、吉田照美、浅香光代、藤岡弘、小倉優子の各氏。(三本脚の蛙様、ありがとうございました)

30日 ムック「甦れ!妖怪映画大集合!! 竹書房 BAMBOO MOOK - 『甦れ! 妖怪映画大集合!!』(竹書房 BAMBOO MOOK)に以下。

はじめに プロデュースチーム「怪」より
妖怪は日本の底力。この妖怪映画は日本人を勇気づけ、
幸せにする。大当たり、間違いなし!! 荒俣宏 P.6

***************詳細**********************

『甦れ! 妖怪映画大集合!!』(竹書房 BAMBOO MOOK)

2005.08.30 ISBN4-8124-2265-5 C9474 雑誌65581-13 1200円(本体)
A4判 角背 並製 ***頁
…………………………………………………………………
[目次]
はじめに プロデュースチーム「怪」より
妖怪は日本の底力。この妖怪映画は日本人を勇気づけ、
幸せにする。大当たり、間違いなし!! 荒俣宏 P.6


(DOJI-I様ありがとうございました)
31日 書籍 角川書店 - ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版 解説執筆。
**************************************

『ダ・ヴィンチ・コード ヴィジュアル愛蔵版』
ダン・ブラウン 著 越前敏弥 訳(角川書店)

2005.08.31 ISBN4-04-791507-6 C0097 4500円(本体)
{2006.06.10(10版)ISBN4-04-791507-6 C0097 4500円(本体)}
四六判 丸背 上製 カバー装 623頁
装幀・本文デザイン:片岡忠彦
英語タイトル:“THE DAVINCI CODE”SPECIAL ILLUSTRATED EDITION
……………………………………………………
[目次]<部分>
解説 荒俣宏 P.611-616
 「聖杯伝説」への新たなアプローチ
 中世とはどういう時代だったのか
 古い物語の真実が求められている
……………………………………………………
[帯][広告]
(省略)
……………………………………………………
[注記]
『ダ・ヴィンチ・コード 特装革製ヴィジュアル愛蔵版』あり。
限定999部。2006.11.30。天部分が金塗り。特製の箱が付属。輸送用のダンボールケース入り。
ISBN9784047915305 11429円(本体)

(以上、DOJI-I様)
31日 書籍 河出書房新社 - 丸尾畫報EX U/丸尾末広 丸尾畫報EX U/丸尾末広発売。「帝都物語」のイラストのほか荒俣の文章収録(と思うが、ないかも)。

「丸尾画報」まとめ

1996/09/01 『丸尾画報 T 丸尾末広作品集』(リブロポート)
         「帝都物語」のイラスト収録
1996/11/01 『丸尾画報 U 丸尾末広作品集』(リブロポート)
         「帝都物語」イラストのほか荒俣も寄稿

2005/06/30 『丸尾畫報EX T』(河出書房新社)
         (『丸尾画報T 丸尾末広作品集』1996.09.01)の増補改訂・復刻版 
2005/08/31 『丸尾畫報EX U』(河出書房新社)
         『丸尾画報U 丸尾末広作品集』1996.11.01)の増補改訂・復刻版

2013/03/-  『丸尾畫報DX T』(河出書房新社)
         『丸尾画報T 丸尾末広作品集』1996.09.01)の増補改訂・復刻版
2013/03/-  『丸尾畫報DX U』(河出書房新社)
         『丸尾画報U 丸尾末広作品集』1996.11.01)の増補改訂・復刻版

***************詳細********************

『丸尾畫報EX U』丸尾末広 著
(エディシオン・トレヴィル 発行 河出書房新社 発売)

2005.08.31 ISBN4-309-90641-9 C0079 3600円(本体)
B5判 角背 上製 カバー装 函入 176頁
英語タイトル:“MARUO GRAPH EX・U”
…………………………………………………
[目次]
DX2ノ卷
昭和の乳房
下繪集DX2
亞細亞の曙
丸尾末廣作品は日本が世界に誇る文化遺産
EX2ノ卷
ミナミゾウアザラシの樂園 後編
妖しい果實
白黒ショウ
夢の遠近法
赤死病の假面 ほか
…………………………………………………
[注記]
『丸尾画報U 丸尾末広作品集』丸尾末広 著(トレヴィル発行 リブロポート発売 1996.11.01)の増補改訂・復刻版。
…………………………………………………
(前)
骨の髄まで痺れさす豪華演目揃踏!
うまれた時が悪いのか、それとも俺が惡いのか……
南無阿彌陀佛を唱えてみてもどうせ俺たちゃ地獄行き。丸尾末廣一座、昭和グランギニョルち血しぶき飛沫劇塲第弐幕!
(後)
エディシオン・トレヴィル
<パン・エキゾチカ>の本
二十一卋紀新時代をにな擔う愛國少年少女諸君!
これぞ昭和デカダン頽廢の竒才、丸尾末廣畫伯の筆なる豪華絢爛地獄繪卷なり。
名にし負う暗K藝術の~髓をとくと御覽じろ!!
好評既刊
『丸尾畫報EX T』
嗚呼、復刻嬉し!
(背)
丸尾大博覽會
その弐
………………………………………………
[広告]
丸尾地獄絵巻第二弾!忌わしくも再び悪鬼羅刹が帝都に舞い降りる。淫蕩.が蔓延り、阿鼻渦巻く魔都と化した我が東京の命運や如何に!昭和デカダンが噎せ返る新旧の怪作(110点以上)を収めたスペシャル・コレクターズ版!!
(河出書房新社のHP)


(以上、DOJI-I様)
31日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! 出てたかも。
31日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 出演した模様。司会:高橋克実、八嶋智人、その他出演者は、タモリ、ビビる大木、緒川たまき、田中麗奈ほか。

金の脳 お坊さん専用の出会い系サイトがある 83へぇ
- 社内広告 - - - 『啓文堂書店車内エッセイ』

2005.08.**〜
著者が語るL
お友達 荒俣宏
……………………………………………
[注記]
京王線電車内に掲示された啓文堂書店の広告。
啓文堂書店チェーン全30店で行なわれる“「妖怪大戦争」フェア”と、吉祥寺店で行なわれる関連イベント『「妖怪大戦争」刊行記念 荒俣宏先生サイン会』の告知も兼ねる。

お友達

京王線に乗るのは、たいてい漫画家のお友達に会いに行くときだ。どういうわけか、ぼくが好きなお友達は京王線沿線に集まっている。日本の漫画文化の幹線ではないかと思う。
妖怪漫画の水木しげる先生は、よく駅の近所のお昼ごはん屋さんにいらっしゃるので、ごあいさつする。水木先生は、ぼくのように大きくてふとった物書きが大好物で、おなかをさすって、「一日、五食たべるの?」とうれしそうに聞かれる。
最近は、ぼくがひそかに漫画界の棟方志功と敬愛する畑中純さんと知り合いになれた。ぼくが本を送ったら、畑中さんのすばらしい版画をいただいて大喜びした。「仲良しいろは」というタイトルも感動した。
こんど畑中さんのところへ遊びに行く約束をしたので、京王線に乗る楽しみがまたふえた。沿線に漫画家のお友達はまだ三人いる。時々は顔を見に行きたいな。

(DOJI-I様)