『アラマタ版 磯魚ワンダー図鑑』(新書館)

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2007.07.12 ISBN978-4-403-23107-0 C0045 3800(本体)
A5変型判 角背 並製 カバー装 391頁
英語タイトル:“The Aramata Atlas of Wonder Fishes”
装幀:SRD(新書館デザイン室)

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[目次]
まえがき 目と心で見る自然の探究――著者からのメッセージ
本図鑑の使い方
軟骨魚綱
サメ
全頭類ギンザメ目 スポッテッドラットフィッシュ
板鰓類テンジクザメ目 イヌザメ
板鰓類メジロザメ目 ハナカケトラザメ/ナヌカザメ/メジロザメ科の1種
エイ
シビレエイ科 シビレエイの1種
トンガリサカタザメ科 トンガリサカタザメ
ガンギエイ科 コモンカスベ/イギリスのエイ(カスベの仲間)
アカエイ科 アカエイ/ブルースポッテッドボンテールスティングレー/
カラスエイ
ヒラタエイ科 ヒラタエイ
トビエイ科 マダラトビエイ/ナルトビエイ
条鰭綱
ウナギ目
ウツボ
ウツボ科 ウツボ/ゴマウツボ/ナミウツボ/クモウツボ/トラウツボ/
アミメキカイウツボ/ハナヒゲウツボ
アナゴ
ウミヘビ科 クリミミズアナゴ
アナゴ科 ハナアナゴ/チンアナゴ/ニシキアナゴ
ニシン目
イワシ、キビナゴ
ニシン科 マイワシ/キビナゴ
ナマズ目
ゴンズイ
ゴンズイ科 ゴンズイ
ヒメ目
エソ
エソ科 アカエソ/ミナミアカエソ/マダラエソ
ハダカイワシ目 アカマンボウ目
ハダカイワシ、クサアジ
ハダカイワシ目 ハダカイワシ科の1種
アカマンボウ目 クサアジ/テンガイハタ
タラ目
チゴタラ
チゴタラ科 エゾイソアイナメ
アンコウ目
カエルアンコウ
カエルアンコウ科 ベニカエルアンコウ/カスリカエルアンコウ/
イロカエルアンコウ/オオモンカエルアンコウ/クマドリカエルアンコウ/
カエルアンコウ/カエルアンコウモドキ/ハナオコゼ
ボラ目
ボラ
ボラ科 ボラ/メナダ/セスジボラ/オニボラ/コボラ/フウライボラ/
ストライプドミュレット
トウゴロウイワシ目
トウゴロウイワシ
トウゴロウイワシ科 トウゴロウイワシ
ダツ目
ダツ、トビウオ、サヨリ
ダツ科 ダツ/ハマダツ/テンジクダツ
トビウオ科 ホソトビウオ/ツクシトビウオ/ダルマトビウオ
サヨリ科 サヨリ/センニンサヨリ
キンメダイ目
マツカサウオ、イットウダイ、アカマツカサ
マツカサウオ科 マツカサウオ/
パイナップルフィッシュ(オーストラリア産マツカサウオ)
イットウダイ科 テリエビス/ウケグチイットウダイ/トガリエビス/
ヒメエビス/アヤメエビス/アカマツカサ/セグロマツカサ/ウロコマツカサ
マトウダイ目
マトウダイ
マトウダイ科 マトウダイ/カガミダイ
トゲウオ目
シワイカナゴ、クダヤガラ
シワイカナゴ科 シワイカナゴ
クダヤガラ科 クダヤガラ
タツノオトシゴ
ヨウジウオ科 タツノオトシゴ亜科 タツノオトシゴ/ハナタツ/タカクラタツ/
クロウミウマ/オオウミウマ/中国の海馬/イバラタツ/ドワーフヒーホース/
欧州産タツノオトシゴ/シーポニー/ピグミーシーホース
ヨウジウオ
ヨウジウオ科 ヨウジウオ亜科 ヒバシヨウジ・グループ ヒバシヨウジ/
セスジヨウジ/ノコギリヨウジ/オイランヨウジ/
メニーリングドパイプフィッシュ/ヤンシーパイピフィッシュ
ヨウジウオ亜科 ヨウジウオ・グループ イシヨウジ/サイパンのイシヨウジ/
オビイシヨウジ/カンムリヨウジ/テングヨウジ/ガンテンイシヨウジ/
ヨウジウオ/オクヨウジ
ヨウジウオ亜科 シードラゴン・グループ トゲヨウジ/
ウィーディーシードラゴン/リーフィーシードラゴン
ヤガラ、ヘコアユ、サギフエ
ウミテング科 ウミテング
ヘコアユ科 ヘコアユ
サギフエ科 サギフエ
ヘラヤガラ科 ヘラヤガラ
ヤガラ科 アオヤガラ
カサゴ目
セミホウボウ、ホウボウ
セミホウボウ科 セミホウボウ
ホウボウ科 ホウボウ/カナガシラ
カサゴ
フサカサゴ科 メバル/マダラフサカサゴ/フサカサゴの1種/
コクチフサカサゴ/ネッタイフサカサゴ/サツマカサゴ/グアムカサゴ/
キミオコゼ/ハナミノカサゴ/ネッタイミノカサゴ/キリンミノ/
シマヒメヤマノカミ/ハダカハオコゼ
ハオコゼ
ハオコゼ科 ハオコゼ/ツマジロオコゼ
オニオコゼ
オニオコゼ科 オニオコゼ/ヒメオニオコゼ/オニダルマオコゼ/ダルマオコゼ
イボオコゼ
イボオコゼ科 カゴシマオコゼ/アブオコゼ
コチ
コチ科 マゴチ/イネゴチ/メゴチ/エンマゴチ
カジカ
カジカ科 アサヒアナハゼ/スイ
トクビレ、クサウオ、ダンゴウオ
トクビレ科 クマガイウオ/アツモリウオ/ヤギウオ/シチロウウオ/トクビレ
ダンゴウオ科 イボダンゴ/ナメダンゴ/フウセンウオ/コンペイトウ
クサウオ科 クサウオ/サケビクニン
クチバシカジカ科 クチバシカジカ
スズキ目
スズキ
スズキ科 スズキ/ヒラスズキ/タイリクスズキ(ホシスズキ)
ハナダイ
シキシマハナダイ科 シキシマハナダイ
ハタ科 ハナダイ亜科 アズマハナダイ/イズハナダイ属の1種/サクラダイ/
チチュウカイハナダイ/ハナゴンベ/キンギョハナダイ/スジハナダイ/
アカネハナゴイ/アカオビハナダイ/スミレナガハナダイ/ニラミハナダイ/
ミナミハナダイ/ソメワケミナミハナダイ
ハタ、ヌノサラシ
ハタ科 ハタ亜科 バラハタ/サラサハタ
ユカタハタ属 アオノメハタ/ユカタハタ/アオスジハタ/ヤミハタ
マハタ属 マハタ/ヤイトハタ/キジハタ/カンモンハタ
ヌノサラシ科 ルリハタ/キハッソク/ヌノサラシ/アゴハタ/ヤミスズキ
メギス、タナバタメギス
メギス科 メギス/リュウキュウニセスズメ/セダカニセスズメ/
ニセスズメの1種
タナバタメギス科 タナバタメギスの1種
タナバタウオ
タナバタウオ科 ツバメタナバタウオ/イエローアセッサー/タナバタウオ/
ヨサクタナバタウオ/シモフリタナバタウオ
トゲタナバタウオ科 トゲタナバタウオ
アゴアマダイ
アゴアマダイ科 イエローヘッドジョーフィッシュ/
ゴールドスペックスジョーフィッシュ/カエルアマダイ
キントキダイ
キントキダイ科 キントキダイ/チカメキントキ/クルマダイ
テンジクダイ
テンジクダイ科 シボリ/シボリダマシ/タイワンマトイシモチ/
マンジュウイシモチ/ヒカリイシモチ属の1種/ヤライイシモチ/
テンジクダイ/クロホシイシモチ/ミヤコイシモチ/ネオンテンジクダイ/
ウスモモテンジクダイ/ヤミテンジクダイ/キンセイイシモチ/
オオスジイチモチ/スジイシモチ/タスジイシモチ/ミナミフトスジイシモチ/
モンツキイシモチ/イトヒキゲンジクダイ/ナミダテンジクダイ/
カクレイシモチ/サンギルイチモチ/スミツキアトヒキテンジクダイ/
バンガイカーディナルフィッシュ/ナハマトイシモチ
シイラ
シイラ科 シイラ
アジ
アジ科 マアジ/ギンガメアジ/ロウニンアジ/カスミアジ/カイワリ/
コガネシマアジ
イトヒキアジ類 イトヒキアジ/ウマヅラアジ
ブリ属 ブリ/カンパチ/ヒレナガカンパチ
ヒイラギ
ヒイラギ科 ヒイラギ
フエダイ
フエダイ科 フエダイ/ゴマフエダイ/ヒメフエダイ/オキフエダイ/
ヨコスジフエダイ/クロホシフエダイ/ニセクロホシフエダイ/
アミメフエダイ/ヨスジフエダイ/イレズミフエダイ
タカサゴ
タカサゴ科 クマザサハナムロ属 タカサゴ/クマザサハナムロ
タカサゴ属 ユメウメイロ/ウメイロモドキ
マツダイ
マツダイ科 マツダイ
クロザギ
クロサギ科 クロサギ
イサキ、コショウダイ
イサキ科 イサキ/コロダイ/コショウダイ/ヒレグロコショウダイ/
ムスジコショウダイ/アジアコショウダイ/アヤコショウダイ/
ダイダイコショウダイ/チョウチョウコショウダイ/クロコショウダイ
タイ
タイ科 ヘダイ/クロダイ/ミナミクロダイ/キチヌ/マダイ
フエフキダイ
フエフキダイ科 マトフエフキ/イトフエフキ/ヨコシマクロダイ/ノコギリダイ
タマガシラ、イトヨリダイ
イトヨリダイ科 キツネウオの1種/キツネウオ
タマガシラ科 ヒトスジタマガシラ/フタスジタマガシラ/ヨコシマタマガシラ
ヒメジ
ヒメジ科 ヒメジ/ヨメヒメジ/モンツキアカヒメジ/オキナヒメジ/
ホウライヒメジ/マルクチヒメジ/インドヒメジ/フタスジヒメジ/オジサン/
オオスジヒメジ/コバンヒメジ
ハタンポ
ハタンポ科 ツマグロハタンポ/ミナミハタンポ/キンメモドキ
チョウチョウウオ
チョウチョウウオ科 チョウチョウウオ属 フレンブリーバラフライフィッシュ/
カガミチョウチョウウオ/テングチョウチョウウオ/トゲチョウチョウウオ/
スダレチョウチョウウオ/セグロチョウチョウウオ/
フウライチョウチョウウオ/ニセフウライチョウチョウウオ/
アケボノチョウチョウウオ/アミチョウチョウウオ/チョウハン/
ツキチョウチョウウオ/チョウチョウウオ/ミカドチョウチョウウオ/
シテンチョウチョウウオ/ゴマチョウチョウウオ/シチセンチョウチョウウオ/
ミスジチョウチョウウオ/シラコダイ/ヤスジチョウチョウウオ/
ロードハウバタフライフィッシュ/ハナグロチョウチョウウオ/
ウミヅキチョウチョウウオ/スミツキトノサマダイ/トノサマダイ/
イーストバタフライフィッシュ/ヤリカタギ/
ミレットシードバタフライフィッシュ
ゲンロクダイ科 ゲンロクダイ
プログナトデス科 ブラジリアンロングスナウトバタフライフィッシュ
ハタタテダイ
チョウチョウウオ科 ハタタテダイ属 ハタタテダイ/ムレハタタテダイ/
シマハタタテダイ/オニハタタテダイ/ツノハタタテダイ/ミナミハタタテダイ
キンチャクダイ
キンチャクダイ科 キンチャクダイ属 キンチャクダイ/チリメンヤッコ/
キヘリキンチャクダイ/ホシゾラヤッコ/アカネキンチャクダイ
タテジマヤッコ属 タテジマヤッコ/ヤイトヤッコ
シテンヤッコ属 クロシテンヤッコ(仮称)
アブラヤッコ属 アブラヤッコ/レンテンヤッコ/ソメワケヤッコ/
コガネヤッコ交雑種/アカハラヤッコ/オハグロヤッコ/
フレームエンゼルフィッシュ/イエローフィンエンゼルフィッシュ/
マルチカラーエンゼルフィッシュ
ホラカントゥス属 クイーンエンゼルフィッシュ/キングエンゼルフィッシュ
サザナミヤッコ属 サザナミヤッコ/タテジマキンチャクダイ/アデヤッコ/
アズファーエンゼルフィッシュ
テングダイ
カワビシャ属 テングダイ
メジナ
メジナ科 メジナ/クロメジナ/オキナメジナ
イスズミ
イスズミ科 イスズミ/ミナミイスズミ/テンジクイサキ
カゴカキダイ
カゴカキダイ科 カゴカキダイ
シマイサキ
シマイサキ科 シマイサキ/コトヒキ/ヒメコトヒキ
ユゴイ
ユゴイ科 ユゴイ/ギンユゴイ
イシダイ
イシダイ科 イシダイ/イシガキダイ
ゴンベ
ゴンベ科 オキゴンベ/スミツキゴンベ/クダゴンベ/ベニゴンベ/
メガネゴンベ/ホシゴンベ
タカノハダイ
タカノハダイ科 タカノハダイ/ミギマキ
ウミタナゴ
ウミタナゴ科 ウミタナゴ/オキタナゴ
スズメダイ
スズメダイ科 クマノミ亜科 クマノミ/カクレクマノミ/
カクレクマノミ・ベルクラ種/マックローチズアネモネフィッシュ/
ワイドバンドアネモネフィッシュ/ハマクマノミ/ハナビラクマノミ
スズメダイ科 スズメダイ亜科 スズメダイ/シコクスズメダイ/
デバスズメダイ/アオバスズメダイ/ミスジリュウキュウスズメダイ/
フタスジリュウキュウスズメダイ/ヨスジリュウキュウスズメダイ/
ミツボシクロスズメダイ/ハワイアンドミノダムゼルフィッシュ
スズメダイ科 ソラスズメダイ亜科 オキナワスズメダイ/ルリホシスズメダイ/
ルリメイシガキスズメダイ/ハクセンスズメダイ/イワサキスズメダイ/
ヒレバガスズメダイ/バリダムゼルフィッシュ/クロスズメダイ/
クラカオスズメダイ/スズメダイモドキ/オヤビッチャ/ロクセンスズメダイ/
シチセンスズメダイ/シマスズメダイ/テンジクスズメダイ/イソスズメダイ/
ルリスズメダイ/パラオのルリスズメダイ/
スプリンガーズダムゼルフィッシュ/レモンスズメダイ/
ミヤコキセンスズメダイ/イチモンスズメダイ/スジブチスズメダイ/
ネズスズメダイ/ダンダラスズメダイ/リボンスズメダイ/オジロスズメダイ/
メガネスズメダイ/ナガサキスズメダイ/ソラスズメダイ/ク
ジャクスズメダイ/ネッタイスズメダイ/ニセネッタイスズメダイ/
スミゾメスズメダイ/ミナミイソスズメダイ/アツクチスズメダイ/
クロソラスズメダイ/
(ガラパゴス産スズメダイ)ガラパゴスリングテールダムゼルフィッシュ/
イエローテールダムゼルフィッシュ/ジャイアントダムゼルフィッシュ/
オヤビッチャ属の1種
ベラ
ベラ科 タキベラ亜科 クサビベラ/イラ/シチセンベラ/ケサガケベラ/
カッコーラス
ブダイベラ亜科 ブダイベラ
カンムリベラ亜科 ビチススキベラ/パールラス/カマスベラ/クギベラ/
コガシラベラ/ニシキベラ/オトメベラ/セナスジベラ/ヤンセンニシキベラ/
ヤマブキベラ/レインボーラス/サドルラス/リュウグウベラ/オハグロベラ/
タレクチベラ/アカササノハベラ/ホンソメワケベラ/
ハワイアンクリーナーラス/カミナリベラ/オニベラ/ハラスジベラ/
アカオビベラ/ベルテッドラス/ノドグロベラ/キュウセン/
ミツボシキュウセン/カノコベラ/ムナテンベラ/トカラベラ/
カザリキュウセン/イナズマベラ/リーデントラス/カンムリベラ/ツユベラ/
シチセンムスメベラ
モチノウオ亜科 ベニヒレイトヒキベラ/パイルズフェアリーラス/
プラウエフェアリーラス/ラバウツフェアリーラス/
ラインスポットフラッシャー/アカテンモチノウオ/ミツバモチノウオ/
ホシテンス/オビテンスモドキ
ブダイ
ブダイ科 キツネブダイ/ハゲブダイ/オウムブダイ/ニシキブダイ/ヒブダイ/
タイワンブダイ/スペクタクルドパイロットフィッシュ/ナガブダイ/
イロブダイ
ギンポ
ゲンゲ科 コモンイトギンポ/カズナギ/トビイトギンポ
タウエガジ科 ダイナギンポ/ベニツケギンポ/ムスジガジ/ハナジロガジ/
オキカズナギ/フサギンポ/ムシャギンポ/ムツムシャギンポ
ニシキギンポ科 ギンポ/タケギンポ/ニシキギンポ/ハコダテギンポ
トラギス
トラギス科 トラギス/クラカケトラギス/コウライトラギス/オキトラギス/
マダラトラギス/オグロトラギス/ダンダラトラギス
ヘビギンポ
ヘビギンポ科 ヘビギンポ/タテジマヘビギンポ/カスリヘビギンポ/
ヒメギンポ/カスリヘビギンポの1種
コケギンポ
コケギンポ科 コケギンポ/トウシマコケギンポ
イソギンポ
イソギンポ科 イソギンポ/ナベカ/イダテンギンポ/ニジギンポ/カ
モハラギンポ/ハタタテギンポ/オウゴンニジギンポ/テンクロスジギンポ/
クロスジギンポ/カエルウオ/イシガキカエルウオ/インドカエルウオ/
ニガミギンポ/ヤエヤマギンポ/シマギンポ
ウバウオ
ウバウオ科 ウバウオ/アンコウウバウオ/ツルウバウオ/ハスナガウバウオ/
ホソウバウオ/ミサキウバウオ/ミナミウバウオ
ネズッポ
ネズッポ科 ネズミゴチ/ミナミコブヌメリ/イッポンテグリ/コウワンテグリ/
バケヌメリ
ハゼ
カワアナゴ科 カワアナゴ科の1種/テンジクカワアナゴ

ハゼ科 トビハゼ/ミナミトビハゼ/ナンヨウボウズハゼ/イドミミズハゼ/
ヒモハゼ/オキナワハゼ/ベンケイハゼ/イザヨイベンケイハゼ/ベニハゼ/
チゴベニハゼ/オヨギベニハゼ/アオギハゼ/ホワイトノーズゴビー/
ベニハゼ属の1種(その1)/ベニハゼ属の1種(その2)/
ベニハゼ属の1種(その3)/ベニハゼ属の1種/ベニハゼ属の1種-2/
ベニハゼ属の1種-3/イソハゼ/ナンヨウミドリハゼ/イソハゼ属の1種-2/
イソハゼ属の1種-4/アカホシイシハゼ/オヨギイシハゼ/
ソネワケイソハゼ/フタボシイソハゼ/ダルマハゼ/パンダダルマハゼ/
アカテンコバンハゼ/キイロサンゴハゼ/コバンハゼの1種/
コバンハゼの1種-2/オニサルハゼ/ケショウハゼ/ウスゲショウハゼ/
ドロメ/アゴハゼ/マハゼ/ニシキハゼ/リュウグウハゼ/キヌバリ/
チャガラ/オオモンハゼ/クツワハゼ/カザリハゼ/アカメハゼ/クモハゼ/
ホタテツノハゼ/オニツノハゼ/ホタテツノハゼ属の1種-3/
オニハゼ属の1種/ヒメオニハゼ/オドリハゼ/ネジリンボウ/ヤシャハゼ/
イトヒキハゼ/ホシゾラハゼ/オイランハゼ/グンガハゼ/タカノハハゼ/
フタホヂタカノハハゼ/シロオビハゼ/ダテハゼ/ヒメダテハゼ/
オーロラゴビー/ダテハゼ属の1種/ダンダラダテハゼ/シノビハゼ/
オビシノビハゼ/ハゴロモハゼ/シマオリハゼ/イエローラインドゴビー/
カスリハゼ属の1種/サラサハゼ/キンセンハゼ/ホホベニサラサハゼ/
サラダハゼ属の1種-1/ジュウモンジサラサハゼ/ホシハゼ/イズミハゼ/
サンカクハゼ/ヒレフリサンカクハゼ/ツマグロサンカクハゼ/
セホシサンカクハゼ/ハタタテサンカクハゼ/ゴマハゼ/モエギハゼ/タ
イニーダートゴビー/ホムラハゼ/フタスジノボリハゼ
ゴビオネルス亜科 アカオビシマハゼ/ナガノゴリ/ハゼ科の1種
オオメワラスボ
オオメワラスボ科 オオメワラスボ/ニシキオオメワラスボ
ダートゴビー
クロユリハゼ科 タンザクハゼ/ハタタテハゼ/サツキハゼ/ヨスジハゼ/
ハナハゼ/クロユリハゼ属の1種-3/フラグテールゴビー/ヒメユリハゼ/
イトマンクロユリハゼ/クロユリハゼ/オグロクロユリハゼ/
クロユリハゼ属の1種-1/スジクロユリハゼ/ゼブラハゼ
ツバメウオ
マンジュウダイ科 ツバメウオ/アカククリ/ナンヨウツバメウオ/
ミカヅキツバメウオ
アイゴ
アイゴ科 アイゴ/マジリアイゴ/ヒメアイゴ/サンゴアイゴ/ブチアイゴ/
アミアイゴ/ヒフキアイゴ
ツノダシ、ニザダイ
ツノダシ科 ツノダシ
ニザダイ科 クロハギ属 シマハギ/ニジハギ/モンツキハギ/
リューテナントサージョン/アカツキハギ/クログチニザ/クロハギ/
クロモンツキハギ/ナガニザ/イレズミニザ/ニセカンランハギ/
オスジクロハギ/ゴマニザ/スジクロハギ/
ブルーラインサージョンフィッシュ/ヒラニザ
サザナミハギ属 サザナミハギ/コーレタン
キイロハギ属 キイロハギ/ゴマハギ/ヒレナガハギ
テングハギ属 テングハギ/ヒメテングハギ/ミヤコゲングハギ/
サザナミトサカハギ/ツマリテングハギ
ナンヨウハギ属 ナンヨウハギ
ニザダイ属 ニザダイ
カマス
カマス科 カマスの1種/オニカマス
イボダイ
イボダイ科 メダイ
エボシダイ
エボシダイ科 オボシダイ/スジハナビラウオ「
カレイ目
カレイ
ダルマガレイ科 ダルマガレイ/トゲダルマガレイ
ヒラメ科 ヒラメ
カレイ科 スナガレイ/メイタガレイ/マコガレイ/イシガレイ
ササウシノシタ科 ミナミウシノシタ
ウシノシタ科 クロウシノシタ
モンガラカワハギ
モンガラカワハギ科 モンガラカワハギ/ゴマモンガラ/クマドリ/
アミモンガラ/アカモンガラ/クロモンガラ/キヘリモンガラ/
ムラサメモンガラ/クラカケモンガラ/タスキモンガラ/ツマジロモンガラ
フグ目
カワハギ
カワハギ科 カワハギ/トゲカワハギ/ソウシハギ/アオサハギ/
アミメウマヅラハギ/テングカワハギ/ノコギリハギ/ヨソギ/アミメハギ/
ウマヅラハギ/ヒゲハギ
ハコフグ
ハコフグ科 ハコフグ/ミナミハコフグ/クロハコフグ/コンゴウフグ/
ウミスズメ/シマウミスズメ
フグ
フグ科 キタマクラ属 キタマクラ/シマキンチャクフグ/ハナキンチャクフグ/
シボリキンチャクフグ/キタマクラ属の1種/
ハワイアンホワイトスポットトビー
トラフグ属 シマフグ/クサフグ/コモンフグ/ヒガンフグ/アカメフグ
オキナワフグ属 オキナワフグ/ガラパゴスバファー/ブルズアイバファー
モヨウフグ属 サザナミフグ/ミゾレフグ/スジモヨウフグ/コクテンフグ
ハリセンボン
ハリセンボン科 ハリセンボン/メイタイシガキフグ
増補追加魚種
トゲウオ目 カミソリウオ科 ニシキフウライウオ
トゲウオ目 ヨウジウオ科 ワカヨウジ
カサゴ目 フサカサゴ科 ミノカサゴ/ハナミノカサゴ/セトミノカサゴ
スズキ目 ハタ科 ハナダイ亜科 ニラミハナダイ
スズキ目 イトヨリダイ科 キツネウオ属の1種
スズキ目 チョウチョウウオ科 ドットアンドダッシュバタフライフィッシュ/
バンクバタフライフィッシュ
スズキ目 キンチャクダイ科 ルリヤッコ
スズキ目 ハゼ科 ボウズハゼ
フグ目 ハコフグ科 ホイットレーストランクフィッシュ
フグ目 フグ科 ケショウフグ
あとがき
参考文献一覧

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[帯]
(前)
みずから潜り、みずから撮り、みずから書いた
アラマタ図鑑の大迫力!
宇宙の驚異が磯から見える
(後)
図鑑を見ることは楽しい。どんな人も、子供のときに図鑑をひもといて、生物の形や色のすばらしさに魅了された体験をおもちだろう。わたしもその幸福な一員であり、昭和30年代から50年近くも海水魚の図鑑に魅せられつづけてきた。それで、いつかは自分の手で図鑑を作りたいと思うようになった。そして、今、ほぼ半世紀前に夢みたことがようやく実現することになった。じつは、私がつくりたかったのは、海水魚に関する最新の情報図鑑ではない。海の生物と長く付き合ってきた折々に体験した感動やら疑問やら驚きやらの集大成なのである。本書をワンダー図鑑と銘打った理由もそこにあった。想像力を刺激する図鑑は、何年経っても価値が劣化しない。そこで私は、物語である博物学のような解説と、絵のような写真とを組み合わせることに腐心した。重労働だったが、これ以上は望めない至福の毎日でもあった。この図鑑はそうしてできあがった。――荒俣宏

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[広告]
宇宙の脅威が磯から見える
みずから潜り、みずから撮り、みずから書いた
アラマタ図鑑の大迫力!
小説のような解説文と絵のような写真のコラボレーション。稀代の博物学者の夢想した、究極の魚図鑑がついに誕生!
図鑑を見ることは楽しい。どんな人も、子供のときに図鑑をひもといて、生物の形や色のすばらしさに魅了された体験をおもちだろう。わたしもその幸福な一員であり、昭和30年代から50年近くも海水魚の図鑑に魅せられつづけてきた。それで、いつかは自分の手で図鑑を作りたいと思うようになった。そして、今、ほぼ半世紀前に夢みたことがようやく実現することになった。じつは、私がつくりたかったのは、海水魚に関する最新の情報図鑑ではない。海の生物と長く付き合ってきた折々に体験した感動やら疑問やら驚きやらの集大成なのである。本書をワンダー図鑑と銘打った理由もそこにあった。想像力を刺激する図鑑は、何年経っても価値が劣化しない。そこで私は、物語である博物学のような解説と、絵のような写真とを組み合わせることに腐心した。重労働だったが、これ以上は望めない至福の毎日でもあった。この図鑑はそうしてできあがった。――荒俣宏
(新書館のHP)

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[関連]
『磯と魚の素晴らしさを語る『アラマタ版 磯魚ワンダー図鑑』刊行記念 トークショー&サイン会』(2007.08.05 丸善 丸の内本店)

まえがき
目と心で見る自然の探究
――著者からのメッセージ

図鑑を見ることは楽しい。どんな人も、子供のときに図鑑をひもといて、生物の形や色のすばらしさに魅了された体験をおもちだろう。わたしもその幸福な一員であり、昭和30年代から50年近くも海水魚の図鑑に魅せられつづけてきた。
それで、いつかは自分の手で図鑑を作りたいと思うようになった。そして、今、ほぼ半世紀前に夢みたことが、ようやく実現することになり、まるで「わがことのよう」に喜んでいる。自分で「わがことのよう」というのは奇妙かもしれないが、この図鑑は長い採集生活のあいだにさまざまな協力をいただいた先達や同志の賜物でもあるからである。
とはいえ、図鑑を作ることは、素人にとってはまことに困難な仕事になりつつあることも、事実である。たとえば海水魚の図鑑の場合、日本ではたいてい、専門の魚類学者とスクーバ・カメラマンの理想的なチームワークによって、制作刊行されることになっている。しかも、その探究は年々歳々深度を増しており、10年前の図鑑すら内容が陳腐化するほどの進展ぶりである。ところがわたしは、キャリアばかり長いだけで、スクーバを背負って海底に潜行したこともなければ、フル装備の水中カメラを操作したこともない。デジタル一眼レフカメラが登場し、水中で500枚写真を撮ってもフィルム入れ替えの必要もなく、失敗したものはその場で消せるようになり、これなら下手の横好きにもなんとかなりそう、と思い立って撮り始めたのがキッカケである。しかも、採集もしなければならないので、すべて素潜り。これで写真を撮るのは至難の業と知ったが、もうはしりだしたことなので引っこみがつかず、6年のうちにばたばたと
20,000枚以上写真を撮る結果となった。
そんな危なっかしい人間に図鑑なぞつくれるのか、とお疑いの向きもおありだろう。
じつは、わたしがつくりたかったのは、海水魚に関する最新の情報図鑑ではない。海の生物と長く付き合ってきて折々に体験した感動やら疑問やら驚きやらの集大成なのである。
本書をワンダー図鑑と銘打った理由もそこにあった。自然の前では、わからないことは、わかったことよりもはるかに感動的で、印象的なのだ。
わたしは17世紀以降に世界で出版された魚類図鑑を収集することを趣味とするが、古い図鑑には、自分が感じたのと同じワンダーがあふれている。一例をあげれば、北隆館が昭和32年に刊行した『原色動物大図鑑』全4巻は、無脊椎動物の巻など当時まだ未開拓の学問分野が多く、資料としてはアウトオブデートといわざるをえないが、どっこい、今の図鑑にない大きな感動の源を宿していた。第一に、図はすべて博物画家による彩色画である。牧野四子吉や白尾三男によるすばらしい細密画に魅せられ、わたしはその実物に会いに海へ通うようになった。また、魚種解説もおもしろかった。イットウダイの項目を読むと、「美しい赤色で、各鱗に大きい白い円点が一個あって、この魚の死ぬ際にはこの円点が明滅して特に美しく見える」というくだりがある。中学生だったわたしはこの一文に想像力を刺激され、イットウダイの死に際をぜひ見たいものだと思った。しかし残念なことに、それから40年以上たった今でも「死に際に円点を明滅させる」イットウダイは見たことがない。また、ヒフキヨウジの項に「近頃非常に美しいヨウジウオの類が相模湾でとれて、水族館で人気を呼んだ事があるが(中略)ヒバシヨウジであるらしい」という文章にもいたく反応した。この「非常に美しいヨウジウオ」は、10年後に初めて奄美大島へ遠征したとき、わたし自身も採集に成功した。
こうした想像力を刺激する図鑑は、何年経っても価値が劣化しない。そこでわたしは、物語であり博物学でもあるような解説と、絵のような写真とを組み合わせることに腐心した。重労働だったが、これ以上は望めない至福の毎日でもあった。
この図鑑はそうしてできあがった。もちろん独りでは達成できぬ仕事である。さいわい、長い水族館生活を送られた畏友、新野大さんには、小説のようにおもしろい解説文と絵のような写真とをたくさん担当していただいた。「ワンダー図鑑」の名に多少とも近づけたとすれば、ひとえに新野さんを始めとする協力をいただいた方がたのお力であること、書くまでもない。読者のみなさまが、わたしと同じように一生楽しめる疑問やら驚きやらを、図鑑という人工自然の中で発見していただければ、著者としてそれにまさる喜びはない。
平成19年6月29日 著者記す

あとがき

地球温暖化現象の進展により、サンゴ礁などに大きな影響がでている昨今、海に生物を観察に行くたびに深い懸念を感じるようになった。どんどんと生物が減っているのは、いったいどうしたわけなのだろうかと。環境の悪化も著しいが、もっと重要なのは、人間の側の自然に対する感性や共感や畏怖の消失ぶりではないだろうか。本書はそれを回復させるために著されたといってよい。わたしは少年のころ、磯遊びという「冒険」とも「すなどり」ともつかぬ無上の楽しみを知って、自然の虜となった。夏の海に潜った瞬間、目の前に広がった驚くべき世界は、ヒトがまだ自然の生きものの一員だった頃に具えていた原始的なセンス・オブ・ワンダーを、蘇えらせてくれた。そのセンスが地球を実感するうえでもっとも望ましい人間の「共感覚」のひとつであることは、レイチェル・カーソンもつとに力説するところである。本書に「ワンダー」という言葉をあえて用いた所以である。
とはいえ、わたしはほぼ45年にわたって、そういう自然の窮状を考えることさえ知らずに、海の生物と楽しくも感動的なお付き合いをつづけてきた。しかし、そうした夢のような自然の遊び場は消滅しつつある。その懸念は、水中写真を撮りはじめた5年前から、抜き差しならぬものになった。毎年、同じ場所で撮影すると、荒廃の進展がはっきりとわかるからだった。磯遊びに熱中するだけだったわたしたちもまた、ここで意識を変えなければならない。今ここにある自然の奇跡的なすばらしさを、磯の魚たちの姿を通して次の世代に伝えたいと考え、拙いこの一冊を刊行することにした。
本書の刊行にあたり、いつになくたくさんの方々にお教えをいただいた。とりわけ、水族館勤務が長く、北の海のワンダーを教えてくれた畏友、新野大さんには、磯出の採集と観察だけでなく、執筆、撮影まで、あらゆる援助協力をいただくことができた。本書が完成できたのは、ひとえに氏の力による。同定の面では、神奈川県立生命の星・地球博物館の瀬能宏先生のインターネットサイト「魚類写真資料データベース」を大いに参考にさせていただいた。記して感謝の気持ちを表したい。またハゼ類の同定に関しては、瀬能先生と鈴木寿之先生の書物に多くを負っている。あわせて感謝申し上げたい。魚類解説と写真提供をいただいた動物専門学校講師、荻野菊宏さんを筆頭に、採集仲間であり写真提供の面でお世話になった造形作家さとう俊さん、江藤幹夫さん、友野政一・政秀さん親子、荒俣幸男さんには前著につづいてご協力いただいた。さらに、今回あらたに知己を得た沖縄の採集家名城照久さん、近海の採集家山崎暁人さん、大分の延岡マリンサービス高橋勝栄さんとダイバーの矢野太洋さん、内木場美好さんには、知られざる磯情報とすばらしい水中写真を提供していただいた。最後に、自力では採集や監察のできない魚類を提供してくださった三重県の海水魚通販店「夢市場…ドルフィン」、東京の海水魚専門店「ナチュラル」「kuki」「BORABORA」各店様にも感謝したい。
末尾になったが、本書刊行の実働を担当していただいた新書館の書籍編集部と同デザイン室のみなさんには、最大限の感謝を表すものである。おかげで、わたしの「マグヌム・オプス」ともいうべき著作ができあがった。読者諸賢におかれては、本書の至らぬ箇所へのご叱責を、どうかよろしくおねがいいたします。
2007年6月29日 還暦を前にして
著者 識


(DOJI-I様)