2011年11月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2011年11月 (平成23年 64歳)

主な出来事: オリンパス粉飾決算が発覚、大阪市長選挙・大阪府知事選挙が投開票され市長に橋下徹、知事に松井一郎といずれも大阪維新の会の候補者が当選する

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
2日 TV TBS 23:45〜25:50 地球70億人アンケートバラエティー!! 世界のみんなに聞いてみた! コメンテーターとして出演。国分太一、枡田絵里奈、荒俣宏、陣内智則、たかのてるこ、高橋茂雄ほか
2日 講演 東奥日報社主催、JT協賛 - 「JTフォーラム〜ひとのときを、想う。〜」 青森で開かれた「JTフォーラム〜ひとのときを、想う。〜」(文化講演会、東奥日報社主催、JT協賛)で作家、タレントで日本ペンクラブ会員の志茂田景樹氏とともに講演。東日本大震災の被災地を訪れて感じたことなどを紹介。

日時:2011.11.02 13:30〜16:00
会場:ホテル青森 孔雀の間(〒030-0812 青森県青森市堤町1-1-23
TEL 017-775-4141 FAX 017-773-5201 E-mail:info@hotelaomori.co.jp)
出演:荒俣宏、志茂田影樹
主催:東奥日報社
後援:(社)日本ペンクラブ、青森県、青森市、青森県教育委員会、青森市教育委員会、
青森商工会議所
協賛:JT
問い合わせ:J東奥日報社 事業部「JTフォーラム」係
(〒030-0180 青森県青森市第二問屋町3-1-89 TEL 017-739-1249 FAX 017-729-2352)
参加費:無料(抽選)
定員:300名
………………………………………………………………
[注記]
(1)講演「かけがえのない(ひと)と(とき)の絆」
志茂田景樹氏(作家、タレント、日本ペンクラブ会員)
(2)講演「エコロジーの話」荒俣宏(作家)

「荒俣氏は、被災地でおびただしい数の魚の死骸と、それを食べるカモメを見たことで、「人間が生き残る意味について考えた」と語り、「全ての生命は存在することで他の何かを支えている」と強調。 江戸時代中期に八戸に来住した思想家・安藤昌益の共生思想なども紹介しながら、あらゆる物や生命との関わりの中で生きることの意味を伝えた。」(記事より)。なお来場数は約350人(主催者発表)。

 → 志茂田景樹氏がブログで様子を書いてます。

講演は2部制で、僕の講演が終わった後、2部で荒俣宏さんが行います。
荒俣さんとは20数年も前に何日かの船旅をご一緒させていただきました。豪華客船の処女航海に招待されたときに、やはり、招待されていた荒俣さんと出会ったのでした。
林真理子さんもいたし、女優の浅野温子さんもいましたね。
2部が始まるまでの休憩時間に荒俣さんの控え室を訪れようかなと思っているときに、
ドアが開き、荒俣さんがやあやあと入ってこられました。
20数年という歳月が一気に戻りました。
荒俣さんの人柄と雰囲気は昔のまんまでしたね。
ダンディーだった、と荒俣さんから褒められました。

http://www.kageki.jp/tabi_nikki/249.html

→「JTフォーラム」では以下の通り講演を行っている。
『2009年度 JTフォーラム ひとのときを、想う。』2009.11.02
『2011年度 JTフォーラム』2011.11.
『2012年度 JTフォーラム』2012.09.11
『2013年度 JTフォーラム』2013.11.20
『2014年度 JTフォーラム』2014.11.

2日 取材 - - - 上記の「JTフォーラム講演」のあと青森市の「浅虫水族館」にアラマタが立ち寄ったそうです。「青森駅で子供達がこれから行くあさむし水族館のお話を楽しそうに話していたので自分も行って観たくなった」とのこと。DOJI-I様ありがとうございました)
2日 TV フジテレビ - ザ・ベストハウス123 世界大パニック!恐怖の殺人ウイルススペシャル!  人類滅亡は、オレが絶対に救う!恐怖のウイルスと、命をかけて戦った医師。 世界中に恐ろしい結核菌をバラまいたカップル!

出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、川合俊一、中尾彬、榊原郁恵、柴田理恵、YOU、アンガールズ、河北麻友子、麒麟、SHELLY、ほんこん、谷澤恵里香、和田正人、荒俣宏、茂木健一郎
3日 書籍 - - 乱歩彷徨 以下に荒俣に関する記述あり。

『乱歩彷徨 なぜ読み継がれるのか』紀田順一郎 著(春風社)

2011.11.03 ISBN978-4-86110-284-4 C0095 1905円(本体)
{2012.01.27(2刷)ISBN978-4-86110-284-4 C0095 1905円(本体)}
四六版 角背 上製 カバー装 267頁
装丁:毛利一枝
装画:映画『心の不思議』(ドイツ.1926)
レイアウト:矢萩多聞
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[目次]
第T部 乱歩低迷
 1 深夜の瞑想/2 「探偵小説」の曲がり角/3 「眼高手低」の自覚/4 新時代の探偵小説を開拓/5 エログロ・ナンセンス時代の旗手へ/6 二重世界願望と郷愁と/7 休筆宣言と放浪/8 低迷の上に弾圧/9 本格探偵小説の復活を信じて/10 評論集の隠された意図/11 第一人者の再生演出/12 再コード化への道
第U部 乱歩彷徨
 1 少年雑誌という舞台/2 『怪人二十面相』における心理洞察/3 『怪人二十面相』の読者像/4 休載の謎をめぐって/5 『怪人二十面相』の基調変化/6 「誘拐」という記号/7 乱歩作品の異質性/8 なぜ「少年倶楽部」に起用されたか/9 二十面相はいかにして教育的となったか/10 「国民精神総動員」下の探偵もの
第V部 乱歩変容
 1 「じつにおどろくべき変化」/2 戦中体制への「協力」/3 追い詰められた戦争末期/4 劇的な性格変化とその意味/5 少年ものと旧作再録/6 再起への苦闘/7 推理小説界の振興に向けて/8 戦後も持続した「社会活動」/9 第二の創作『幻影城』/10 全集という名の評価/11 松本清張という名のライバル/12 乱歩は清張をどう評価したか/13 清張は乱歩をどう評価したか/14 乱歩復活と幻想怪奇ブームの実態 P.172-175{P.174}/15 激動の時代をこえて殿堂入り
第W部 乱歩復活
 1 《創造者》の自覚/2 「私を怖わがらせた批評家」/3 「文芸球場」の「ピンチ・バッタア」/4 「一本の藁」と「新しき神」/5 居心地よくない「大衆文学」/6 《もう一つの可能性》を夢見て/7 「エログロ」からの距離/8 精神分析と同性愛への関心/9 《第二の創作》への情熱/10 『幻影城』、自己回復と再生の企て/11 『探偵小説四十年』の隠された意味/12 ライバル松本清張と《一人の芭蕉》
あとがき
参考文献
乱歩主要作品一覧
乱歩略年譜
…………………………………………………………
[帯]
(前)
巨匠の変転を跡づける
優れた評論
本書は芸術的潔癖さゆえの、巨
匠乱歩の創作上の激しい苦悩
と矛盾に満ちた作風の変転を
見事に跡づけた優れた評論で
ある。特に豊かな書誌学的な知
識を駆使して、『怪人二十面相』
などの少年ものや戦時下と戦
後の乱歩の変貌を論じた章は一
際輝きを放っている。
……………権田萬治
(評論家)
◎第61回日本推理作家協会賞受賞後第一作
(後)
いまや乱歩は、若い世代には二十面相、明智小五郎、少年探偵団、一寸法師、黄金仮面、黒蜥蜴、人間豹などのキャラクターの原案者として親しまれている。ホームズやルパンのように、原作を離れたキャラクターの独り歩きは、文化遺産ないしは名物となったことを意味するのだろうが、作者までもがキャラクター化、名物化する傾向があるのは例がない。つまり、現在通用している乱歩は乱歩そのものではなく、“記号としての乱歩”なのである。
(「あとがき」から)
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[注記]
P.174に、荒俣宏に関する記述あり。
…………………………………………………………
[著者]
紀田順一郎(きだ・じゅんいちろう)
評論家、作家。1935年、横浜市に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒。
書物論、近代史などを専門として評論活動を行うほか、創作も手がける。
『幻想と怪奇の時代』(松籟社)により、第61回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞。
主な著書に『紀田順一郎著作集』全八巻(三一書房)、『戦後創成期ミステリ日記』、『幻想怪奇譚の世界』(いずれも松籟社)、『日記の虚実』(筑摩書房)、『幕末明治傑物伝』(平凡社)、『名著の伝記』(東京堂出版)、『日本博覧人物史』(ジャストシステム)、『東京の下層社会』(筑摩書房)、『横浜少年物語』(文藝春秋)、『第三閲覧室』(新潮社)、『古本屋探偵の事件簿』(東京創元社)など。
主な訳書として『M・R・ジェイムズ怪談全集』(東京創元社)がある。
ウェブサイト「紀田順一郎 書斎の四季」
http://plus.harenet.ne.jp/~kida/

(以上、DOJI-I様)
6日 パネリスト - - 『平泉世界遺産登録記念イベント 平泉シンポジウム2011』 『平泉世界遺産登録記念イベント 平泉シンポジウム2011』の第2部パネルディスカッション「平泉を世界へ、未来へ。」にパネリストとして参加。の他のパネリストは漫画家・里中満智子、バイオリニスト・原田智子、盛岡大教授・大矢邦宣の各氏。 (M猿様ありがとうございました)

http://www.e-macherie.com/article3/index.php?SelectNum=28073&come=1

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『平泉シンポジウム2011 平泉世界遺産登録記念イベント』

日時:2011.11.06 14:00〜
会場:盛岡市民文化ホール 大ホール
(〒020-8575 岩手県盛岡市盛岡駅西通2-9-1 TEL 019-621-5100 FAX 019-621-5101)
主催:岩手県、岩手県教育委員会
入場料:無料
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[注記]
第二部のパネルディスカッションに参加。
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[プログラム]
第一部 14:00〜15:35
<映像と弦楽四重奏でめぐる平泉>
原田智子と仲間たち
クァルテット花笠道中 コンサート
第二部 14:50〜15:40
<パネルディスカッション>
平泉を世界へ、未来へ。
パネリスト:荒俣宏(作家・博物学者)
里中満智子(まんが家・文化庁文化審議会委員)
原田智子(ヴァイオリニスト・盛岡市出身)
大矢邦宣(盛岡大学教授・平泉文化遺産センター館長)
コーディネーター:千葉絢子(めんこいテレビアナウンサー・平泉出身)

(DOJI-I様)

6日 TV BS1 19:00〜19:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 準レギュラー。テーマ「数字」

外国人は日本人の暗算の速さやランキングが好きなことに驚いている。複数の数字が使われ、読み方も複数あることに悩まされている。日本人と数字との関わりを外国人が見る。

日本では数字の読み方が複数あり、使われる文字も漢数字、アラビア数字、ローマ数字がある。その使い分け方が、外国人を悩ませる。また、外国人には神秘的に見えるという日本人の暗算の速さ。その秘密は子供のころに習ったそろばんにあった。一方、ランキング上位の製品だけを集めた専門店。ランキングにこだわる日本人はクールなのだろうか。ご祝儀の金額から神社のおさい銭まで、数字にこだわる日本人を外国人はどう見る?

コメンテーター 荒俣宏 | 司会 鴻上尚史 | 司会 礒野佑子 【語り】中井和哉。

6日 書籍(再録) 岩波書店 岩波文庫 別冊22 「読書のとびら / 岩波文庫編集部」に、アラマタの文章「岩波文庫で学んだ博物学」が収録。

 → 初出1985/03/18。『読書のすすめ 第14集』(2010/05)にも収められた文章「岩波文庫で学んだ博物学」の再録。 (DOJI-I様、ありがとうございました)

*******************詳細***********************

『読書のとびら』岩波文庫編集部 編(岩波書店 岩波文庫別冊22)

2011.11.16 ISBN978-4-00-350025-5 C0100 660円(本体)
文庫版 284頁
カバー:中野達彦
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[目次]<部分>
岩波文庫で学んだ博物学 荒俣宏 P.22-29
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[カバー折り返し][広告]
(省略)
………………………………………………………
[初出]
『読書のすすめ 第14集』岩波文庫編集部 編(岩波書店 2010.05.19)

(以上、DOJI-I様)

7日 新聞 岩手日報 - - 2011.11.07 P.
「平泉」輝き多面的 盛岡で登録記念シンポ (以上、DOJI-I様)
8日 講演 高山市 - 「高山はおもしろい 市制施行75周年を記念した講演会開催。「高山はおもしろい」と題して講演を行った。高山市民文化会館(高山市昭和町1)。約800人が聴講。

日時:2011.11.08 19:00〜
会場:市民文化会館 大ホール
(〒506-0053 岐阜県高山市昭和町1-188-1 TEL 0577-33-8333)
参加費:無料(要入場整理券)
主催:高山市
問い合わせ:高山市企画管理部秘書課(〒506-0099 岐阜県高山市花岡町2-18
TEL 0577-35-3333 FAX 0577-35-3162 E-mail:kouhou@city.takayama.lg.jp.)


荒俣さんは「母方の家業が大工で、叔父も祖父も大工という家庭環境で育った。そのため、飛騨の建築文化には非常に高い関心を持っている」と語り、「飛騨の匠(たくみ)」の話を中心に講演した。荒俣さんは冒頭、「飛騨の匠と妖怪の関係」について、「カッパのルーツは実は飛騨の匠が川の工事や橋の工事をやらせるため作った『からくりロボット』だったという説がある」と話し、「飛騨の匠」を題材にした江戸時代の小説を紹介し、「いつか自分も『飛騨の匠』を主人公にした小説を書いてみたい」と話した。
(新聞記事より。)

http://hida.keizai.biz/headline/31/

→ 講演後、高山市教育長 中村健史氏に色紙を書き「組みて強し 巧みの国」と書く。

http://www.city.takayama.lg.jp/kurashi/1000020/1000117/1000819/1000820.html

9日 TV フジテレビ 22:00〜23:04 ザ・ベストハウス123 ブレない女はカッコいい!颯爽と生きる美しきスーパーウーマン!人生の突き抜け方教えますSP  刃向かう囚人!はびこる不正!刑務所のタブーに敢然とメスを入れたスーパークールな女ドクター ベストハウス独占取材!美しさに年齢制限はない!生きる伝説!80歳の現役トップモデル

出演:ロンドンブーツ1号2号 本上まなみ 荒俣宏 中尾彬 榊原郁恵 柴田理恵 YOU 江頭ゆい 絵美里 大沢あかね 鎌苅健太 菊池健彦 トリンドル玲奈 にわみきほ ほっしゃん。 松井絵里奈 茂木健一郎
12日 TV(再) BS1 11:00〜11:44 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「数字」再放送
13日 TV(再) BS1 5:00〜5:44 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「数字」再放送
13日 新聞(書評) 朝日新聞 - - 今回は「三角寛「サンカ小説」の誕生 [著]今井照容」の書評が掲載。タイトルは「昭和初期の「うさん臭さ」はらんで」。

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011111400015.html

中旬 イベント - - - 紀伊国屋本店4Fギャラリーで高山宏「学問はアルス・コンビナトリアというアート」展開催。アラマタから高山氏に送られた手紙が展示されていた模様。
15日 対談(再録) 富山房インターナショナル - 谷川健一全集 第13巻 民俗5 『谷川健一全集 第13巻 民俗5 民間信仰史研究序説 他』に、アラマタとの対談掲載。

「黄昏時の異人たち」
 
 → 『怪物の友 モンスター博物館』にも収録されています。 

*****************詳細****************************

『民俗五 民間信仰史研究序説 他』谷川健一 著
(冨山房インターナショナル 谷川健一全集13)

2011.11.15 ISBN978-4-905194-25-5 C0339 6500円(本体)
菊判 丸背 上製 クロス装 函入 585頁
装幀:山崎登
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[目次]<部分>

黄昏時の異人たち─妖怪・まれびと・異民 対談者 荒俣宏 P.523-541
 予測と現実化の接点にある象徴物
 意味不明な言葉が妖怪を生む
 南島の鬼と鉄器
 妖怪の図像的検証

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[帯][広告]
(省略)
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[初出]
『歴史読本』(新人物往来社 1989年12月臨時増刊号)
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[付録]
「花礁 No20」
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[注記]
『怪物の友 モンスター博物館』(集英社 集英社文庫 荒俣宏コレクションT 1994.04.25)
にも収録。

(DOJI-I様ありがとうございました)

15日 雑誌「キネマ旬報 KINEJYUN」 キネマ旬報社 11月下旬特別号 連載「読む、映画」 2011年11月下旬号 No.1598(通巻2412号)2011.11.15 雑誌20723-11/15 848円(本体)

ステキな金縛り 「外連味(けれんみ)」とはこういうことよ、と三谷幸喜は魅せた P.124 

(DOJI-I様)[伊 0201き]

近況コーナーに以下。

「ふとりすぎで歩くのがだんだん困難になってきたので、毎日映画をビデオで観ている今日このごろだ。」
16日 TV フジテレビ 22:00〜22:54 ザ・ベストハウス123 連発!浮気発覚の修羅場映像SP  罵倒!逆ギレ!殴り合い!浮気現場でガチバトル!全米騒然!超過激浮気暴露番組!最強の衝撃修羅場4連発!

出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、荒俣宏、中尾彬、榊原郁恵、柴田理恵、YOU ほか
16日 TV TBS 25:10〜 地球70億人アンケートバラエティー!世界のみんなに聞いてみた コメンテーターとして出演。準レギュラー。コメンテーター席の一番左は「アラマタ席」と呼ばれ、ここに座った人は薀蓄(うんちく)をたれる役割。

MCは 国分太一(TOKIO)、 枡田絵理奈(TBSアナウンサー)の各氏、ゲストは ゴリ(ガレッジセール)、 藤本敏史(FUJIWARA)、 Lilyの各氏。

[注記]
(オープニング)
国分「そして荒俣さん」
荒俣「はい、どうも」
国分「もう頼り、荒俣さんだけですから」
荒俣「今日はね、トルコの人がいるでしょ。これがちょっと大変。日本人モテるんだわ」
フィダン「トルコの人々ほんと日本人が大好きで、あのートルコでグランドバザールっていうところがあって、そちらに行ったらもうほんとに日本のギャグだったりだとか、それらだったらみんなそれ知ってます」
藤本「今までだったらどんなギャグが?」
フィダン「例えば“バザールでござーる”だとか」
藤本「ギャグではないけどね」
ゴリ「CMね」
国分「スゴイじゃないですか」
フィダン「あと、“儲かりまっか?ぼちぼちでんな”とか」
荒俣「それは必ず言われるよね」

“あなたの国で有名な日本人は誰ですか?”
荒俣「あのー、アメリカね、アメリカは最初に日本人があの、咸臨丸というのに乗って、勝海舟だの福沢諭吉だのが行ったんだけど、いきなりモテたの、確かあれ16歳か17の男の子ですよ。トミー君(立石斧次郎)っていうのが、日本人よ。すぐ綽名つけられちゃったの、トミー君って。」
国分「何をやってる人なんですか、それは?」
荒俣「お付きのあの、手習いとか掃除とかやってた少年で。ただ横浜かどっかにいたんで、英語あのーちょっとできたですね」
国分「なるほどー」
荒俣「そいで、婦人たちのアイドルになっちゃって。で、スゴイですよ。トミーのポルカっていう曲ができたんですよ、アメリカで。まあペ・ヨンジュンが有名だって、日本でペ・ヨンジュンの歌なんてできてないでしょ。百何十年経ってもいまだにこのポルカ、アメリカで知ってる人いるんですよ」
国分「どうだスゴイだろー」
荒俣「スゴイでしょ」

“日本のイメージといえば何ですか?”
国分「やっぱり刀のイメージってのはね、ずっと続いてるんですね」
ゴリ「なんかもう日本のイメージって江戸から進んでないですよね」
荒俣「要するにヨーロッパ人や世界が初めて見た日本人の姿なんですよ、リアルなやつで」
(2010年サッカーW杯の、鎧兜を身にまとった侍を描いた日本選手のイメージポスターを指差しながら)
国分「なるほど」
荒俣「特にフランスなんかそうですよ。あのー日本で堺っていう大阪の近所にあるじゃないですか。あそこで軍艦乗り付けたら、あの連絡がいっていなかったんで、鎖国なのに入ってくるのかって、切っちゃった、日本人が。そしたらフランスが怒って、切った人の数だけ日本人差し出せっていう要求をしたんで、同じ数の人間が一人ずつ切腹したわけですよ、彼らの前で。これで見て驚いて、この武士って何これっていうんで、ヨーロッパ中にハラキリっていうのが世界中にバーッと広がって、武士のイメージって」

“日本人が登場する世界のジョークを集めてみました!”
ジョークC“最低の人生とは? 中国の給料をもらい、イギリス人のコックを雇い、アメリカ人の妻と結婚、日本の家に住むこと”
荒俣「あのーこれは最低でしょ。反論の余地があって、じゃあ最高はどうなんだ?、中国の場合、中国人のコックを雇えば最高。日本人、家が狭い。何言ってんだ、日本人の奥さんをもらえば…。反論はあるんです」

(DOJI-I様)

19日 TV BS1 0:00〜0:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「朝ごはん」再放送
20日 TV(再) BS1 5:00〜5:44 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「朝ごはん」再放送。
20日 新潮社 -
さざなみの国/勝山海百合 『さざなみの国』勝山海百合 著(新潮社)

2011.11.20 ISBN978-4-10-331441-7 C0093 1300円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 224頁
装画:丹地陽子
装幀:新潮社装幀室
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[目次]
さざなみの国
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[帯]
(前)
第23回 日本ファンタジーノベル大賞 大賞受賞作
心をじわりと癒す漢方薬小説
――選考委員 荒俣 宏氏
運命を変える旅に出た少年が出会う不可思議――
傷ついた世界を再生させていく傑作中華冒険奇譚!
(後)
このままでは愛する村が滅亡する。未来を悟ったとき、少年さざなきは旅立った。一匹の猫と共に……
執拗に続く謎の襲撃、馬を愛する王女・柑橘との遭遇、剣の使い手の美少女・桑折との奇縁。やがて巷に死病が流行した時、さざなみの身体に潜む不思議な力が、人びとの運命を一変させていく。
古代中国を舞台に、癒しの極致を描く志怪ファンタジー!
(背)
第23回 日本ファンタジーノベル大賞
大賞受賞作
……………………………………………………………
[広告]
(省略)

(やっき様、DOJI-I様)
21日 講演 武蔵野美術大学 16:30-18:00 『「博物図譜とデジタルアーカイブIV」展 荒俣宏客員教授特別講演会』 入場無料、先着順、 武蔵野美術大学 美術館ホールにて。(M猿様ありがとうございました)
23日 TV フジテレビ 19:00〜22:54 人気バラエティ合体!はねるホンマ!?123勤労感謝ブチ抜きSP ベストハウスが発掘!1日2、3分で見違える、超簡単起死回生エクササイズスペシャル!  たるんだお尻を超引き締めて持ちあげるニューヨーク発!最強美尻エクササイズ! 2週間で美乳!しかも2サイズ変わる!?持ち上がって谷間が出来る! キャメロン・ディアスも絶賛!O脚・むくみをまとめて解消!

出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、榊原郁恵、YOU、飯沼誠司、吉川友、崎本大海、しずる、スザンヌ、トリンドル玲奈、ほんこん、緑友利恵、南明奈、谷澤恵里香、柳原可奈子、荒俣宏、茂木健一郎 ほか
24日 新聞 読売新聞 - - 2011.11.24 P.22

第24回日本ファンタジーノベル大賞 作品募集
宇宙感覚の文学見たい 選考委員・荒俣宏さん (DOJI-I様)
24日 羽鳥書店 - 高山宏『新人文感覚 2 雷神の撥 「高山宏『新人文感覚 2 雷神の撥」(A5判 上製 1008頁 本体価格 13,000円+税 ISBN 978-4-904702-29-1 C0070 )の帯文をかいています。また、荒俣に関する記述もあり。(やっき様、DOJI-I様ありがとうございました)

各編タイトルの曲芸振りに始まり、
知の仏壇返す離れ業で本文を締める。
これじゃあ雷さまも撥鳴らして
アンコール叫んじゃうタカヤマ文芸座!  
――荒俣宏

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『雷神の撥 新人文感覚 2』高山宏 著(羽島書店)

2011.11.11 ISBN978-4-904702-29-1 C0070 13000円(本体)
A5判 丸背 上製 カバー装 993頁
装幀:馬面俊之
英語タイトル:“The Role of Thunderous Questions:Toward the Newer Humanities 2”
…………………………………………………………
[目次]<部分>
カタけりゃいいってもんじゃない――アルス・アマトリア論文術 P.2-26{P.10,19,26}

マガジニズムという「小さな」マニエリスム P.33-37{P.37}

クリティックなんて「プー」!――A・A・ミルン文学の「プー」ラドックス
P.90-105{P.96}

松岡正剛『遊学』 P.125-130{P.127,130}

巽の方角に宝あり P.131-136{P.131}

送――僕らは龍を殺せるか P.165-170{P.168,170}

「自然の歴史」のメタ映像化――ヤン・シュヴァンクマイエル作品集 P.200-203{P.201}

夢の時間をありがとう P.278-284{P.282,283}

球体ミレ二ア P.451-470
1 ノアの箱船
2 尚古りもなく!
3 ロマン派三才図会 P.461-467{P.462}

フォーリング――多岐にして不可解なる世紀末に P.544-565{P.544}
1 「曰く不可解」から百年
2 「近代」という滝
3 「痙攣的な」滝
4 名瀑ピクチャレスク
5 リミナル・カタラクト
6 「乱流」の物理学
7 過去は水に流して

しまいにゃ笑うぞ――天才たけしの元気が出る世紀末 P.735-746{P.735}

郷愁映画のような昭和二十年代 P.758-760{P.760}

終りのはじまり――種村季弘先生追悼 P.764-769{P.766}

身内と胎内――『失われた庭』の僕 P.776-793{P.777}

雷神口上 P.919-922{P.922}

…………………………………………………………
[帯]
(前)
各編タイトルの曲芸振りに始まり、
知の仏壇返す離れ業で本文を締める。
これじゃあ雷さまも撥鳴らして
アンコール叫んじゃうタカヤマ文芸座!
――荒俣宏
…………………………………………………………
[広告]
フィギュラリズム、マンガ、笑い――マニエリスムの歴史と表象を闊歩する!
(羽島書店のHP)
…………………………………………………………
[注記]
『新人文感覚 全2巻』の第2巻目。
第1巻は、『風神の袋 新人文感覚 1』(2011.08.08)。

(以上、DOJI-I様)
25日 雑誌「マ・シェリ」   842号 - 11/6のシンポジウムの記事掲載。

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11月6日、盛岡市民文化ホールを会場に、平泉世界遺産登録記念イベント「平泉シンポジウム2011」が開催されました。
 コンサートとパネルディスカッションで、平泉の文化遺産の価値を再認識してもらおうと企画されたこのイベント。当日は「盛岡市被災者リフレッシュ事業」の一環として、盛岡で生活している東日本大震災被災者のみなさん30人が招待されました。
 「慣れない土地での暮らしに少しでも楽しみを」と、シンポジウムの前には昼食会を設定。互いの近況を話したり、憩いのひとときを共に過ごしました。

みんなで守り、伝えていきたい平泉の魅力とは

 シンポジウム第1部は、盛岡出身のバイオリニスト・原田智子さんらによる弦楽四重奏のコンサート。平泉の魅力をイメージ豊かに再現しました。
 第2部は、作家の荒俣宏さん、漫画家の里中満智子さんなどを招いてのパネルディスカッション。「平泉を世界へ、未来へ。」をテーマに、話題は自在に展開していきました。
 戦で失われたすべての命を極楽浄土へ導きたいという願いが込められた「中尊寺建立供養願文」について、荒俣さんは「900年前のものとは思えない、震えるくらいすごい文章」と絶賛。里中さんも「世界に通じるメッセージ」と賞賛を惜しみません。
 奥の深いコメントの数々に、約600人の観客はステージに釘付け。かけがえのない人類の遺産をどう守り、伝えていくか、改めて考えるきっかけとなった一日でした。

シンポジウムの第1部は、盛岡出身のバイオリニスト・原田智子さんらによる弦楽四重奏のコンサート

ぴょんぴょん舎盛岡駅前店で開かれた昼食会。再会を喜び合う姿も見られました

第2部のパネルディスカッション。荒俣宏さん、里中満智子さんのユニークな視点で語られた平泉に、また新たな魅力を発見

http://www.e-macherie.com/article3/index.php?SelectNum=28073&come=1

25日 イベント - - 「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」オープニング・セレモニー 世界中の老舗書店から集めた貴重な古書を販売する「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」が、丸善日本橋店(東京都中央区)3階にオープン、アラマタも駆けつけました。(DOJI-I様、ありがとうございました)

荒俣氏は「一般的に古書は学者が読むといった認識でしょうが、まったくそうではありません。知的財産ということに間違いはありませんが、装丁、活字のひとつひとつがつくり上げられたもの。“もの”としての素晴らしさを見られます。値段は高いですが絵画など他のアートに比べれば安いもの。私も、サラ金でお金を借りれば買えました(笑)」と、愛書家らしい冗談を交えて、古書の魅力をアピールした。(映画.comより)
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『「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ」オープニング・セレモニー』

日時:2011.11.25
会場:丸善日本橋店 3F(〒103-8245 東京都中央区日本橋2-3-10 TEL 03-3357-1417)
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[注記]
ILAB(国際古書籍商連盟)の元会長、ミヒャエル・シュタインバッハ(Michael Steinbach)氏を総支配人に迎え、世界11カ国(Austria, Australia, China, Denmark, U.K., France, Germany, Japan, the Netherlands, Spain, U.S.A)、20以上のアンティーク・ブックショップのプラザ「ワールド・アンティーク・ブック・プラザ World Antiquarian Book Plaza」が丸善日本橋店にオープン。雄松堂書店が運営。開店日のセレモニーに荒俣宏が参加し、スピーチした模様。
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[web]
http://www.yushodo.co.jp/wabp/index.html
25日 授賞式 主催=株式会社角川書店 - 第18回 日本ホラー小説大賞・授賞式
大 賞:受賞作なし
長編賞:『なまづま』堀井拓馬
短編賞:『穴らしきものに入る』国広正人

選考会:2011.05.19 17:30〜 なだ万 ホテルニューオータニ店
授賞式:2011.11.25 **:**〜 東京会館

(DOJI-I様)

 →荒俣の出席/欠席は不明。
25日 eBOOK - - - 「R・J・ソーントン フローラの神殿」がeBOOKになりました。

https://www.ebookjapan.jp/ebj/20413/volume1/
26日 web 読売新聞 - - “YOMIURI ONLINE・本よみうり堂”の特集・企画「日本ファンタジーノベル大賞」の中で、アラマタが賞の歴史について語っています。(DOJI-I様ありがとうございました)
27日 新聞(書評) 朝日新聞 朝刊 - 『それでもイギリス人は犬が好き 女王陛下からならず者まで』(飯田操・著/ミネルヴァ書房)の書評掲載。タイトルは「残虐な娯楽の反動で動物愛護」。(DOJI-I様ありがとうございました)

http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2011112700018.html

29日 ムック「季刊 怪 KWAI」 角川書店 vol.0034 連載小説「文明怪化奇談」 怪 vol.0034
世界で唯一の妖怪マガジン!
著者:水木しげる

連載小説「文明怪化奇談」掲載。

文明怪化奇談 第二回 「橘氏の火葬炉」 P.


総力特集は「噂」。噂のメカニズムを始め、噂から立ち昇る怪異に迫る。第二特集は「源氏物語」。もののけ文学としての源氏物語や、源氏から派生した怪異などを特集。水木しげる、京極夏彦、荒俣宏ら豪華連載も掲載!

定価(税込): 1620円  A5判 ISBN 978-4-04-130012-1-C9495

http://www.kadokawa.co.jp/product/201101000602/

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VOL.0034 2011.11.29 ISBN978-4-04-130012-1 C9495 雑誌62484-10 1500円(本体)

[広告]
総力特集は「噂」。噂のメカニズムを始め、噂から立ち昇る怪異に迫る。第二特集は「源氏物語」。もののけ文学としての源氏物語や、源氏から派生した怪異などを特集。水木しげる、京極夏彦、荒俣宏ら豪華連載も掲載!
(「web KADOKAWA」)(DOJI-I様)

29日 扶桑社 - 牡蠣と紐育 『牡蛎と紐育(ニューヨーク)』マーク・カーランスキー著(扶桑社)
の「帯」を、アラマタが書いてます

「荒俣宏氏推薦!かつてNYの前海はサメが泳ぎ、無尽蔵の魚介が獲れた。いま牡蠣が”楽園喪失”の大警告を発する!」

**************詳細***********************

『牡蠣と紐育』マーク・カーランスキー 著 山本光伸 訳(扶桑社)

2011.12.10 ISBN978-4-594-06504-1 C0098 2300円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 303頁
原書タイトル“The Big Oyster:History on the HalfShell”by Mark Kurlansky 2006
装丁:
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[目次][カバー折り返し][広告]
(省略)
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[帯]
(前)
荒俣宏氏推薦!
「かつてNYのはサメが泳ぎ、
無尽蔵の魚貝が獲れた。
いま牡蠣が“楽園喪失”の大警告を発する!」
に心奪われ、に魅入られたすべての人へ 扶桑社
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(DOJI-I様、ありがとうございました)

30日 TV フジテレビ 22:00〜22:54 ザ・ベストハウス123 世界のものスゴいおデブ大集合SP!世界一おデブな母の極悪生活、育児放棄し合コン三昧、マニア興奮映像で稼ぐ

出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、榊原郁恵、YOU、荒俣宏、茂木健一郎 ほか
30日 TV TBS 2345〜24:45 地球70億人アンケートバラエティー!! 世界のみんなに聞いてみた! 準レギュラー。司会は国分太一(TOKIO)、枡田絵理奈(TBSアナウンサー)、ゲストは土田晃之、杉村太蔵、出川哲朗、の各氏。(Y.N様ありがとうございました)
30日 書籍(監修) 東洋書林 - 世界の探検大百科 ビジュアル版 Explorers : great tales of adventure and endurance 『世界の探検大百科』の日本語版監修をアラマタがやっています。英国王立地理学協会編、荒俣宏/日本版監修、 佐藤友紀訳、 富岡由美訳、 箸本寿比花訳、360P、31cm、15,750円、ISBN978-4-88721-795-9。(M猿様ありがとうございました)

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内容説明
古代のヴァイキングやギリシア・ローマ時代のアレクサンドロス大王による大遠征、あるいはシルクロードを経由しての交易や大航海時代における東方・西方ルートの開拓、そして現代のエヴェレスト登山、海洋探査や宇宙ステーション構想といったテクノロジーの粋を集めた挑戦などの、人類が行ってきたありとあらゆる「探検旅行」をここに大集成。100組に迫る古今東西の探検隊の詳細を、180本超のコラム、およそ80点の経路図、約900点もの写真図版をもって、明解に紹介する。

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世界の探検大百科 ビジュアル版 Explorers : great tales of adventure and endurance

2011.11.30 ISBN978-4-88721-795-9 C0020 15000円(本体)
B4変型判(30.4×26.3cm)丸背 上製 カバー装 360頁
訳:佐藤友紀、富岡由美、箸本寿比花
装丁:桂川潤
原書タイトル:“EXPLORERS GREAT TELES OF ADVENTURE AND ENDURANCE”
by Dorling Kindersley 2010
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[目次]
はじめに 荒俣宏 P.6-7
序文
英国王立地理学協会会長 マイケル・ペイリン
冒険家・登山家 サー・ラナフル・フィーンズ
第T章 初期の探検家たち
年表と概要
T-1 古代世界の拡大
 ハルフク ヌビアを旅した古代エジプトの探検家/航海者ハンノ 西アフリカ沿岸を航海した早期の探検家/マッサリアのピュテアス ブリテン諸島の「発見者」/アレクサンドロス大王 マケドニアのアレクサンドロス――勇猛なる征服者/冒険の心得……砂漠地帯のサヴァイヴァル
T-2 交易と外交
 張騫(ちょうけん) シルクロードの開拓者/イブン=ファドラーン 東ヨーロッパを旅したアラブ人
T-3 新天地を求めて
 レイフ・エリクソン 北アメリカを発見したヴァイキング/9世紀の海賊船:ヴァイキングのロングシップ
T-4 仏教世界における探検
 求法者・ほっけん法顕 仏教世界を巡る大いなる旅/玄奘(げんじょう) インドを行脚した仏僧
第U章 貿易と発見
年表と概要
U-1 アジア探検紀行
 ルブルクのウィリアム モンゴル帝国への旅行記を著したヨーロッパ中世の修道士/マルコ・ポーロ 中国宮廷に仕えたヴェネツィア商人/鄭和(ていわ) 中国明代の海洋探検家
U-2 イスラーム世界への探検
 イブン=バットゥータ 中世の比類なきイスラーム法学者兼旅行家
U-3 アジアへのアフリカ周回航路
 バルトロメウ・ディアス アフリカ南端を回った初の海洋探検家/ディオゴ・カン アンゴラを発見したポルトガル人/ヴァスコ・ダ・ガマ インドの海上貿易ルートの発見者/年表でたどる発達史:冒険におけるたのもしい水先案内人
U-4 新世界との出会い
 クリストファー・コロンブス 「新世界」を発見した探検家/新世界への歴史的船舶:サンタ・マリア号/セバスティアン・カボット 商船員のはしり/アメリゴ・ヴェスプッチ 第4の大陸を確認した学者兼探検家/ペドロ・アルヴァレス・カブラル 東洋と西洋を結ぶ航路の海洋探検家/年表でたどる発達史:航海における地図作製術の進化
第V章 征服と植民地建設
年表と概要
V-1 残忍なコンキスタドールたち
 エルナン・コルテス メキシコを征服した男/フランシスコ・ピサロ ペルーを要求したコンキスタドール/ポンセ・デ・レオン フロリダを発見したスペイン人/エルナンド・デ・ソト ミシシッピに到達した初の白人/バスコ・ヌーニェス・デ・バルボア 太平洋を発見したコンキスタドール/年表でたどる発達史:探検と医療の歩み
V-2 北部同盟
 サミュエル・ド・シャンプラン 「新フランス」の父/ジャック・カルティエ 「新フランス」を開拓したフランス人/ジョリエとマルケット ミシシッピ川上流を探検した男たち/ルネ=ロベール・ド・ラ・サール 五大湖地方を探検した男
V-3 世界を周航する
 フェルディナンド・マジェラン 航海の天才/冒険の心得……船の上での生活/フランシス・ドレイク 私掠船船長、スペイン船と植民地を襲った海賊にして探険家/ウィリアム・ダンピア 海賊から世界周航者への転身/ジョージ・アンスン 世界一周航海を達成した海軍将校/ルイ=アントワーヌ・ド・ブーゲンヴィル/フォークランド諸島に入植したフランス人/年表でたどる発達史:探検隊における通信と交信手段の歩み
V-4 太平洋への進出
 ジェイムズ・クック 南太平洋を探検した男/アベル・タスマン 「南方大陸」を探検したオランダ人/ラ・ペルーズ 地図から消え失せた地図製作者
第W章 未知の世界との邂逅
年表と概要
W-1 地図の作製
 ヴィトゥス・ベーリング シベリア初の科学的探検家/冒険の心得……ステップ気候帯とツンドラ気候帯の探検/ルイスとクラーク アメリカ西部探検の英雄/遺された声:ルイス、そしてクラーク/ジョン・フレモント カリフォルニア自由州の創設者/アメリカ西部の開拓者を運ぶ:幌馬車隊/ジョン・マクドゥアル・ステュアート オーストラリア大陸探検の先駆者/エドワード・エア オーストラリアを行く元家畜商の探検家/バークとウィルズ オーストラリア内陸部へ向かった悲劇の探険家
W-2 アフリカの内奥へ
 マンゴ・パーク 非凡なる才能を持った若き探険家/冒険の心得……熱帯雨林、そして密林/リチャード・ランダー ニジェール川の地図製作者/ハインリヒ・バルト 西アフリカを探検した地理学者/バートンとスピーク ナイル川の源流の発見者/トマス・ベインズ 画家から転身した探検家/メアリ・キングズリー アフリカの勇敢なる女性探検家/ヘンリー・モートン・スタンリー マスメディア時代の最初の探検家
W-3 キリスト教の布教
 フランシスコ・シャビエル 日本を最初に訪れたイエズス会宣教師/デイヴィッド・リヴィングストン アフリカへ向かった偉大なる宣教師兼探検家/遺された声:デイヴィッド・リヴィングストン
W-4 異人たちの交流
 スヴェン・ヘディン 中央アジア探検の先駆け/マーク・オーレル・スタイン シルクロードの「発見者」/ハリー・セント・ジョン・フィルビー 「エンプティ・クォーター」を真に探検した男/ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルト ペトラを初めて探検したヨーロッパ人/年表でたどる発達史:探検における服装の変遷/チャールズ・モンタギュー・ダウティ ヴィクトリア時代最後の偉大な探検家/バートラム・トマス 砂漠の外交官/ウィルフレッド・セシジャー 自称、独特な男/ガートルード・ベル アラブ世界の中心にいた女性/フレイア・スターク アラビア半島を旅した女性探検家の第一人者/フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン 革新的な地理学者/第X章 極限への挑戦
年表と概要
X-1 学術探検
 アレクサンダー・フォン・フンボルト 最後の偉大なるルネサンス的教養人/カルステン・ニーブール 自らを磨き抜いた探検家/アルフレッド・ラッセル・ウォレス 「もうひとり」の進化論者/チャールズ・ダーウィン 革新的な博物学者/ハイラム・ビンガム インカ遺跡群の科学的探検家/トール・ヘイエルダール 葦筏で海を渡って……
X-2 地の果てまで
 ヘンリー・ハドスン 北極海航路のうかつな探求者/ウィレム・バレンツ 北東航路を追い求めた男/ アドルフ・エリク・ノルデンショルド 北東航路を初めて開拓した航海士/ジョン・フランクリン 北米大陸・北極地方の地図作製者/冒険の心得……極地方での探検に必要なこと/フリチョフ・ナンセン 革新的な北極探検家/遺された声:フリチョフ・ナンセン/ロアール・アムンセン 極地探検の開拓者にして、一番乗りを求める男/チャールズ・ホール アメリカ初の極地探検隊の意外な指導者/ロバート・E・ピアリー 物議をかもした北極探検家/マシュー・ヘンスン アフリカ系アメリカ人の北極探検家/ロバート・スコット 南極を探検した悲劇の英雄/悲劇の探検隊の科学調査基地:スコットの小屋/アーネスト・シャクルトン 南極探検におけるアイルランド系英国人の英雄/英雄的探検家が乗った伝説の船:エンデュアランス号/ヒラリーとテンジン エヴェレストの征服者/冒険の心得……高高度における挑戦
X-3 海の底を探検する
 ウィリアム・ビービ 深海探検家にして海洋学の開拓者/ジャック=イヴ・クストー カリスマ的な海洋探検家/冒険の心得……水の中を行く
X-4 太陽系への飛翔
 ユーリイ・ガガーリン 宇宙に行った最初の男/ニール・アームストロング 人類で初めて月に降り立つ/人類を月に運んだ歴史的カプセル:アポロの指令船/アポロ以後の宇宙開発 新たなフロンティア/未来の科学的探検 人類の明日を求めて
索引
図版出典
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[カバー折り返し]
(前)
古代のヴァイキングやギリシア・ローマ時代のアレクサンドロス大王による大遠征、あるいはシルクロードを経由しての交易や大航海時代における東方・西方ルートの開拓、そして現代のエヴェレスト登山、海洋探査や宇宙ステーション構想といったテクノロジーの枠を集めた挑戦などの、人類が行ってきたありとあらゆる「探検旅行」をここに集大成!!100組に迫る古今東西の探検隊の詳細を、180本超のコラム、およそ80点の経路図、約900点もの写真図版をもって、明解に紹介する。
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[帯]
(前)
そう、いくたり幾人もの越境者が、人類史を塗り替えてきたのだ!!
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[広告]
概要
そう、幾人もの越境者が人類史を塗り替えてきたのだ!
古代のヴァイキングやギリシア・ローマ時代のアレクサンドロス大王による大遠征、あるいはシルクロードを使っての交易や大航海時代のおける東方・西方へのルート開拓、そして現代のエヴェレスト登山・海洋冒険や宇宙ステイション構想といったテクノロジーの枠を極めた挑戦などの、人類が行ってきたありとあらゆる「探検旅行」を集大成!80組を超える古今東西の探検家の詳細を、コラム・経路地図・数百点の写真図版でわかりやすく紹介する、大型のフルカラー豪華版。
(東洋書林のHP)

そう、幾人もの越境者が人類史を
ぬりかえてきたのだ!!
古代の冒険から現代の宇宙探査まで、人類史をぬりかえてきた古今東西の探検隊の詳細を、180本超のコラム、経路図、900余点の写真図版で大公開!!
B4変/360頁/15,750円 ISBN978-4-88721-795-9
【推薦】須藤健一(国立民族学博物館館長)
椎名誠(作家)
(「東洋書林 新刊・売行好評書のご案内」)
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[編者]
英国王立地理学協会(Royal Geographical Society)
1830年、世界の地理情報の収集・記録のため、ロンドン地理学協会として設立。1859年には、ヴィクトリア女王より王立の勅許を得る。現時亜、1万5000人の会員を有し、文献や視覚資料などからなる世界有数のアーカイヴをもつが、その情報開示や啓蒙活動の一環として、本訳書の原書であるExplorersをはじめ、Mountainers、To the ends of the Earthなどの多数の編著をものしている。
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[監修者]
荒俣宏(Hiroshi Aramata)
1947年、東京生まれ。武蔵野美術大学客員教授。博物学研究家、作家。著書:『世界大博物図鑑』(全5巻別巻2、平凡社)、『荒俣宏コレクション』(全17冊、集英社文庫)、訳書:『ダーウィン先生地球航海記』(全5巻、平凡社)など多数。

(以上、DOJI-I様)
- 広報紙「EVENT GUIDE」イベントガイド ロイヤルパークホテル(日本橋) 11-12月号 日本橋人形町最新パワーショップ巡り ホテル広報誌にて「日本橋人形町最新パワーショップ巡り」という連載あり。2014/8-9号まで全22回?

8回め?「   」

※ 連載開始時期など予想です。確認できているのは、数回のみ。何かご存知あればお教えください。

- eBOOK - - フローラの神殿 R・J・ソーントン 「フローラの神殿 R・J・ソーントン」 荒俣宏(編著)がebook化。103ペー、11.8MB、2100円。(M猿様、ありがとうございました)

http://www.ebookjapan.jp/ebj/book/60049107.html

- 新聞(寄稿) 朝日新聞 - - 「aspara NEXTーAGE 2011冬号」の「名作・古典は数あれどーこれぞ、私の一冊」に寄稿。「源氏物語 紫式部著、玉上琢弥訳注 角川ソフィア文庫(全10巻)」を紹介しました(T会長様、ありがとうございました)
- 審査員 - - 函館港イルミナシオン映画祭 第15回シナリオ大賞の発表があったはず。毎年審査員をつとめています。