2012年2月 荒俣宏 活動記録
何か情報があれば宜しくお願いします。
2012年2月 (平成24年 64歳)
主な出来事: 今上天皇 狭心症治療のための心臓の冠動脈バイパス手術施術、パナソニック VHS方式の家庭用ビデオテープレコーダの生産を終了、復興庁が発足、1999年に山口県光市で発生した母子殺人事件の死刑確定
日付 | 媒体 | 出版社・TV局他 | 時間他 | タイトル | 備考 |
1日 | TV | フジテレビ | 22:00〜22:54 | ザ・ベストハウス123 | おデブもガンもみるみる直す!?夢が現実に!最新ドクターマシンSP
あったらいいなが現実に!奇跡の大発明人類を救う体内チェックマシン あったらいいなが現実に!人類を救う最先端治療マシンBEST3 出演:ロンドンブーツ1号2号、荒俣宏、中尾彬、榊原郁恵、柴田理恵、YOU、アンガールズ、飯沼誠司、河北麻友子、SHELLY、FUJIWARA、森公平 |
1日 | TV | TBS | 23:45〜24:45 | 地球70億人アンケートバラエティー!世界のみんなに聞いてみた | 司会:国分太一 出演者:荒俣宏、 アシスタント:枡田絵理奈(TBSアナウンサー) [注記] これまで放映で、「やむなくカットしたみんなのトーク」特集。(DOJI-I様) |
1日 |
雑誌「シナリオ」 | シナリオ作家協会 | 2月号 | - | 函館港イルミナシオン映画祭 第15回シナリオ大賞の記事掲載。選評も。 ************************ 2012年2月号(第68巻第2号通巻763号)2012.02.01 雑誌コード04213-02 790円(本体) 函館港イルミナシオン映画祭2011 第15回シナリオ大賞 受賞作発表 審査員総評 完成度8、弾け度3、大型度2 荒俣宏(作家) P.56-57 (DOJI-I様) [伊 0201し] |
2日 | 書籍(監修) | PHP研究所 | PHP文庫 あ40-2 | 「死」の博学事典 | 2日発売。600円、4569677975。アラマタは「監修者まえがき」(4頁)担当。(T会長様、DOJI-I様ありがとうございました)
「死」の博学事典 2012.02.17 ISBN978-4-569-67797-2 C0112 686円(本体) (以上、DOJI-I様) |
2日 | TV(再) | BSプレミアム、デジタルBS2 | 23:30〜24:14 | 熱中スタジアム | 1/30の再放送 |
4日 | TV(再) | BS1 | 9:00〜9:44 | COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン | 「数字」再放送 |
5日 | TV(再) | BS1 | 5:00〜5:44 | COOL JAPAN〜発掘!かっこいいニッポン | 「数字」再放送 |
6日 | TV | BSプレミアム、デジタルBS2 | 19:00〜19:45 | 熱中スタジアム「博物館ナイト〜文系〜」(後編) | 出演。前編は1/30。(DOJI-I様ありがとうございました) なぜか瀬戸内海にある007博物館や、強盗に盗まれた金塊を再度展示している博物館など、家族で楽しめるものからディープなものまで、知られざる博物館を一挙に紹介する! 司会:中田敦彦(オリエンタルラジオ) 中越典子、出演:田中直樹(ココリコ)、芹那(SDN48)、加藤毅(歯科医師)氏ら。紹介されたのは |
6日 | TV | TBS | - | 世界のみんなに聞いてみた | 出た模様 |
7日 | 訃報 | - | - | - | 千石正一氏(動物学者)死去。享年62。アラマタとは雑誌「アニマ」で対談をしたことがある。 |
8日 | TV | フジテレビ | 22:00〜22:54 | ザ・ベストハウス123 | 謎を解き明かせ!エクソシストからピラミッドまで、戦慄の現場に潜入取材スペシャル!
急増するエクソシスト!世界で多発する悪魔憑きの実態! 悪魔祓いの現場に潜入!? 突然やってくる人類滅亡!超古代からの警告!ピラミッド2万6000年のカウントダウン! 出演者 : 田村亮 / 柴田理恵 / 榊原郁恵 / 田中卓志 / 山根良顕 / |
8日 | TV | TBS | 23:50〜24:50 | 地球70億人アンケートバラエティー!世界のみんなに聞いてみた | 準レギュラー。アラマタがTVでモノマネを披露しました。“永六輔さん”だそうです。 出演:国分太一、枡田絵里奈、千原ジュニア、岩尾望、福田彩乃ほか |
9日 | TV(再) | BSプレミアム、デジタルBS2 | 23:30〜24:15 | 熱中スタジアム「博物館ナイト〜文系〜」(後編) | 2月 6日の再放送(DOJI-I様ありがとうございました) |
9日 | 雑誌「公募ガイド」 | 公募ガイド社 | 10月号 | - | 2012年2月号(第28巻第2号通巻306号)2012.02.09 雑誌13869-02 552円(本体) 新春企画PART1 特集1 今年こそはという気になる! 公募に効く魔法の言葉 歴代公募ガイドの誌面を飾った、偉大なる作家たちの名言とアドバイス 研鑽 難行苦行に耐えるには、欠かせないものがある。それは、 どうにでもなれという開き直りだ。開き直れば、自分も知らなかった力が出る。 荒俣宏 P.23 →1994/10月号の再録。 (以上、DOJI-I様) |
9日 | TV(再) | デジタル総合1・2 | 25:15〜26:27 | 検索deゴー!とっておき世界遺産 楽園〜夢と癒やしを求めて〜 | 1/28の再放送 |
12日 | 審査員 | 海洋堂 | - | 第3回 カッパ造形大賞 | ワンダーフェスティバル2012[冬]で審査結果発表。アラマタは審査員をつとめていました。事前審査か、当日会場に居たのかは不明。以下、第3回データ 審査員 ◎審査委員長 牧野圭一(マンガ家) ◎審査委員 荒俣 宏(博物学者) 岩永鈴代(河童民族学者) ちばてつや(マンガ家) 宮脇 修(海洋堂ホビー館館長) 宮脇 修一(海洋堂社長) 村上 隆(現代美術家) 吉村 頷(まんが甲子園会長) ○五十音順・敬称略 主催/共催/協賛など/ 【主催】●主催 四万十川カッパ造形大賞実行委員会 プロジェクトリーダー 海洋堂ホビー館館長 宮脇修 ●協力 海洋堂・龍遊館・四万十町 ***************** 荒俣宏賞は「幻の夏.1 / 丸屋」氏に贈られました。 http://www.kisotengai.jp/kappa/final/index.html 審査員短評 ****************** → 第1回、第2回にかかわっていたかは不明。一応、第1回発表は2009/09/26のワンフェス2009[夏]、第2回発表は2010/07/25のワンフェス2010[夏]で行われた。なお、この後同大賞は消えるが、2014年に「カッパ造形大賞リターンズ」として復活。アラマタは審査員をつとめた。 |
13日 | 雑誌「週刊大衆」 | 双葉社 | 2/13号 | - | インタビュー掲載。 2012年2月13日号(第55巻第11号通巻3383号)2012.01.30 雑誌20432-2/13 343円(本体) シリーズ人間力「この人を見よ!」 連載第87回 幸福を安く買う 荒俣宏(作家) 撮影/弦巻勝 P.74-75 (DOJI-I様)[伊 0201た] |
15日 | 書籍(収録) | ポプラ社 | - | わたしが子どもだったころ イチ!1 | 「わたしが子どもだったころ
イチ!1」(ポプラ社 本体:1100円 2月15日発売?)。NHKの番組「わたしが子どもだったころ」を書籍化したものです。 2007年11月に放映されたアラマタの回も収録されています。 荒俣宏 博物学者 貸本屋に足を踏み入れたとき、ぼくの人生は決まった。 漫画や絵物語に胸おどらせて。 P.129-143 **************詳細************************ 『わたしが子どもだったころ イチ! 1』 NHK「わたしが子どもだったころ」制作グループ 編(ポプラ社) 2012.02.15 ISBN978-4-591-12748-3 C0095 1100円(本体) 四六判 丸背 上製 カバー装 229頁 装・挿画:のりたけ 装丁:木庭貴信(オクターヴ)、角倉織音(オクターヴ) ………………………………………………………… [目次]<部分> 荒俣宏 博物学者 貸本屋に足を踏み入れたとき、ぼくの人生は決まった。 漫画や絵物語に胸おどらせて。 P.129-143 リヤカーを押して新天地へ この世のことは線香花火 貸本屋は魔界だった 「少年ケニア」に魅せられて ………………………………………………………… [帯][広告] (省略) ………………………………………………………… [関連] 番組『わたしが子どもだったころ』(放送2007.11.14 22:00〜) (DOJI-I様ありがとうございました) |
17日 | web | OCN | - | 荒俣宏の電子まんがナビゲーター | 第13回 楳図かずお その1 漫画家なら、おもしろい家を建てたいの巻 (1) |
17日 | シンポジウム | - | - | 国民生活と国の安全を守る | 「国民生活と国の安全を守る 〜内航海運の果たすべき役割と課題〜」と題されたシンポジウムにパネリストとして参加。この模様は3/24にNHKEテレで放送されており、出席者などはそちらを参照のこと。 http://www.e-naiko.com/kaiun_data/sympojium.pdf **************************** 『シンポジウム 国民生活と国の安全を守る |
18日 | web | 映画コメント | - | - | 18日に公開された映画『ピラミッド 5000年の嘘』の公式サイト上に、 アラマタがコメントを寄せています。 (DOJI-I様ありがとうございました) 次々に塗り変えられるピラミッドの真実にワクワクする。 生きててよかった! 荒俣宏(博物学研究家・作家) → パンフ(ちらし?)にも載った模様。 |
19日 | 新聞(書評) | 朝日新聞 | - | - | 書評掲載。 『肖像画の時代 中世形成期における絵画の思想的深層』(伊藤大輔・著/名古屋大学出版会)の書評で、“似絵・僧侶像の従来説に挑戦”という文章です。(DOJI-I様ありがとうございました) |
22日 | TV | フジテレビ | 21:00〜22:48 | ベストハウス123 | 祝200回!今夜は超豪華2本立てSP
衝撃第二弾!日本初公開!現代のエクソシストに完全密着!戦慄の悪魔祓いの現場に、潜入取材! イタリア・ローマ発!実録!恐怖のエクソシスト事件簿! 悪魔祓いの現場に潜入!?女子高生エクソシスト 一家に1台!地震にも津波にも負けない!最強防災シェルター 生存者を見つけ出せ!日本が誇る探索レスキューロボットBEST3 世界のものスゴい救命装備 出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、矢田亜希子、2NE1、中尾彬、YOU、榊原郁恵、柴田理恵、アンガールズ、飯沼誠司、江頭ゆい、絵美里、河北麻友子、鎌苅健太、菊池健彦、ギンナナ、小池里奈、SHELLY、しずる、品川庄司。鈴木浩介、辻希美、トリンドル玲奈、にわみきほ、ほっしゃん。、ほんこん、松井絵里奈、緑友利恵、和田正人、荒俣宏 |
24日 | web | OCN | - | 荒俣宏の電子まんがナビゲーター | 第13回 楳図かずお その2 漫画家なら、おもしろい家を建てたいの巻 (1) |
25日 | ラジオ | TOKYO FM | 11:30〜 | 陽だまりハンモック(2週、前編) | “TOKYO
FM”の番組「陽だまりハンモック」(毎週土曜日AM11:30〜)に アラマタがゲスト出演したようです。 パーソナリティーの"本上まなみ"さんがテーマに沿って本を紹介する番組で、 25日の放送では、『アラマタ生物事典』が紹介されたそうです。3/3も出演。 (DOJI-I様ありがとうございました) |
28日 | 書籍 | - | - | 戦後SF事件史 日本的想像力の70年/長山靖生 | 以下に、荒俣に関する記述あり。 『戦後SF事件史 日本的想像力の70年』長山靖生 著 (河出書房新社 河出ブックス 039) 2012.02.28 ISBN978-4-309-62439-6 C0391 1500円(本体) B6判 角背 並製 カバー装 285頁 装丁・本文設計:天野誠(magic beans) …………………………………………………………… [目次] 序章 SF・幻想・アニメのリアル――戦後から災後まで 本当のリアルはどこにあったのか/「想定外」の時代の想像力/オタクもクール・ジャパンもSFからはじまった 第一章 戦後的想像力の始動/復興か、新生か――それぞれの出発/原子力への夢想――カストリ雑誌・仙花紙本ジュヴナイルに描かれた未来/探偵小説系の怪奇幻想作家たち/「宇宙と哲学」から世界SFへ/〈アメージング・ストーリーズ〉と「星雲」/文学・芸術サークルと五〇年代日本SF/普遍寓話としての安部公房作品/アリス・コンプレックスの起源としての『壁』/UFO研究と戦後的空想力/ドキュメンタリとシュルレアリスム/人工衛星と未来的社会像 第二章 空想科学からSFへ 科学創作クラブとおめがクラブ/「性的未来像」から「人造美人」へ/海外作品で広がるSFの世界/「SFマガジン」創刊のインパクト/「空想科学小説コンテスト」とSF第一世代/SFイデオローグとしての安部公房/第一回SF大会と「一の日会」の誕生/拡張するSFファンダム 第三章 戦う想像の現場――騒乱と創造と裁判沙汰 読売アンデパンダンという自由運動/ハイレッド・センター――反芸術・脱芸術のほうへ/サド裁判――「異端」が政治になる時/模造紙幣裁判から野次馬へ/騒擾としての演劇――アングラの季節/喧騒としてのアングラ演劇/第四章 論争とお祭りの日々/SFブームとSFバッシング/日本SF作家クラブの蜜月時代、アニメ・特撮の発展/SFの「新しい波」/ファンダムに飛び火する「世代闘争」/「宇宙の戦士」と「リトル・ボーイ再び」/SF作家と編集者の戦い 第五章 進歩と未来とオカルティズム――多様化する創造的想像力 「万博」と「未来」への批判と昂揚/「日本のSF」――未來をめぐる政争/国際SFシンポジウム/未来学から終末論へ――『日本沈没』の深層/異端サブカルチャーの台頭――「ユリイカ」復刊、「血と薔薇」、「パイデイア」など/「幻想と怪奇」と「牧神」/空想からオカルトへ――「地球ロマン」「オカルト時代」「ムー」/SF大会を範とした漫画大会 第六章 幻の八〇年紛争からオタク革命へ 「ぱふ」と「OUT」の創刊/「さよならジュピター」計画/SFブームとガンダム論争/SF大会への違和感と分裂の危機/「ぱふ」分裂騒動と「コミケ・クーデター事件」/TOKON7というSF共同体黄金期/「大会メディア賞」と「ファンジン大賞」――マニア気質の変容/「愛國戦隊大日本」事件/ゲーム・戦闘アニメ的想像力とSF批判の二極化/日本SF大賞創設と『太陽風交点』文庫化事件/「終焉」の拒否とヤオイ的想像力/オタクの語源をめぐって/暗さのねじれと新人類/ニューアカとSF、オカルトの親和性 第七章 「幻想文学」とその時代 ブームではないものを求めて――ファンタジーから幻想文学へ/京大系「ソニウム」と現代美術系「夜想」/早稲田大学の「幻想文学」「金羊毛」/商業誌「幻想文学」の時代/日本ファンタジー大会と牧神賞/第八章 反復と変容――本当の二十一世紀へ/アニメ中心時代のはじまり――『ビューティフル・ドリーマー』から宮崎アニメへ/活字SFの後退と長大ノベルズ・ブームの終息/「オタクの事件」宮崎事件とオウム真理教事件/「SF氷河期」事件と「クズSF」論/新人達の登場とSFファンダムの融和/「新世紀エヴァンゲリオン」の栄光と悲惨/ライトノベルから二十一世紀SFへ/「レベル・セブン」以降の想像力 あとがき 主要参考文献 主要人名索引 ………………………………………………………… [カバー] (前) SF小説、マンガ、アニメ、 幻想文学、現代美術、 アングラ演劇…… 敗戦から災後まで、 作り手と読み手が培ってきた、 豊潤なる想像力/創造力の系譜。 ………………………………………………………… [カバー折り返し] (前) SF小説、マンガ、アニメ、特撮、異端・幻想文学、現代美術、アングラ演劇…… ファンダムの発展、専門誌、同人誌の盛衰、作家と編集者の戦い、 しばしばファンを巻き込んだ論争と騒乱とお祭り―― そこにはSF的想像力/創造力を駆使しながら、 同時代の諸ジャンルが互いに響きあうエネルギーの磁場があった! 敗戦から3・11後まで、戦後の様々な「想像力」運動の横のつながりや その周辺で起きた事件、作り手と読み手が織りなす人間ドラマを いきいきと描きながら、現代日本の可能性を問う。 ………………………………………………………… [帯] (前) 奇想天外な想像力を駆使した 思考の冒険の数々―― 作家・表現者とファンが織りなす 人間ドラマを活写 『日本SF精神史』 (日本SF大賞・星雲賞ダブル受賞) 姉妹篇 ………………………………………………………… [広告] SFファンダムの発展、異端サブカルチャー、アングラ演劇、オタク文化……日本社会はいかに豊かな「リアル」を培ってきたか。敗戦から3.11後まで、SF的想像力/創造力の系譜を活写。 (河出書房新社のHP) ………………………………………………………… [注記] P.103、146、148、150、152、153、223、227に、荒俣宏に関する記述あり。 (以上、DOJI-I様) |
29日 | TV | フジテレビ | 22:00〜22:54 | ザ・ベストハウス123 | 乳がんから母乳まで!女性のおっぱいを救う最前線SP!がん美人モデル闘病全告白、超簡単発見法、母乳ふき出るテク 出演:ロンドンブーツ1号2号、本上まなみ、藤原紀香、中尾彬、榊原郁恵、柴田理恵、YOU、アンガールズ、大沢あかね、鎌苅健太、崎本大海、SHELLY、にわみきほ、FUJIWARA、松井絵里奈、谷澤恵里香、荒俣宏 |
29日 | TV | TBS | 24:41〜25:46 | 地球70億人アンケートバラエティー!世界のみんなに聞いてみた | 準レギュラー。サッカー中継のため、1時間ほど遅れての放送。演:国分太一、枡田絵里奈、千原ジュニア、月亭法正、手嶋優、ほか [注記] “日本のお土産は何を買いましたか?” 荒俣「目薬、日本人、目が悪い人、すごい多かったんです。だから、明治維新になってからいい目薬を作ろうというので、たくさん開発して、いちばん売れた日本のヒット商品、最初は目薬だったんです」 “意味不明な日本語は???” 「すみません」(ウズベキスタンのシャフノーザの回答) 国分「シャフノーザ“すみません”って別に、意味不明ではなくない?」 シャフノーザ「あのよくこう、電車で何か落すときに、誰かがとってこう、“あ、落し物ですよ”って言ったら、“あ、すみません”って最初に言うんじゃないですか。それがおかしいと思います。」 国分「えっ、えっ、えっ?」 シャフノーザ「なんか“すみません”よりは最初に“ありがとうございます”の方が先じゃないかなと思うんですけど、日本人はよく“ありがとう”よりも“すみません”の方が先に言うんですよ」 荒俣「これはねえ、会話の主軸がどこに置いてあるかと。“ありがとう”って、私がありがたいっていうんだけど、“すみませんね”っていうのは、あなたにご迷惑をかけてすみませんっていう、まずそっちの方へ最初にいくっていう、日本人独特の…」 国分「いいですよね、こういう考え」 シャフノーザ「いや、なんか知らなかったです、すみません」 国分「最終的に“すみません”って言ってましたからね」 シャフノーザ「すみません」 「とりあえず」(ブラジルのオジエルの回答) 国分「あーじゃあ、オジエルいきます、“とりあえず”」 オジエル「たとえば仕事とか、食器洗いやってて、とりあえずやらないといけないんだけとりあえず置いて、こっちやり出すんですよね。そういう使いですよね、私の考えでは」 荒俣「でもオジエルいつもやってる、とりあえず手、挙げてるじゃないですか?」 国分「一番使ってる」 荒俣「一番使ってる」 オジエル「先生、ありがとう」 「ながさきカステラ」(ナイジェリアのユセンの回答) ユセン「長崎カステラは、英語なの?日本語なの?どっちですか?」 国分「カステラってどうなんでか?」 荒俣「元外国語、だって昔はカステーラ国っていう国がヨーロッパにあったくらい」 国分「今は日本語?」 荒俣「今は日本語です。そっから来たお菓子だから“カステラ”」 国分「わかった?」 ユセン「ありがとございます!」 手嶋「よかった」 「もしもし」(コートジワールのサコの回答) 国分「サコ、“もしもし”って何?」 サコ「“もしもし”ってまたまた何って思ってるんですよ。なんで“もしもし”なの?」 荒俣「“ちょっと”って声をかけるときに、出だしの言葉で“もし”って言ってたんです。“もし、そこのお方”って昔は。えー。それがあのー、段々こう俗っぽくなってくると二つに重ねて“もしもし”とか…」 サコ「あー、なるほどねえ」 “私の国の????は一番だ!!” 「しろ(城)」(イギリスのレナードの回答) 国分「レナードのその“しろ”っていうのは何?」 レナード「イギリスの城」 国分「“お城”ね」 レナード「ウィンザー・カーソルっというところがあって、そのカーソルが1000以上の部屋があります」 国分「1000以上の部屋がある?」 レナード「世界で一番大きいお城」 荒俣「でもイギリスの城って幽霊出るからなあ」 国分「イギリスの城には幽霊が出るんですか?」 レナード「見たことない」 (DOJI-I様) |
- | 雑誌「キネマ旬報」 | キネマ旬報社 | 2月下旬号 | - | 「読む、映画」連載(20110/6下旬-2016/05下旬まで12回) 「 」 |