登場人物と本文中にあらわれる人名。

榎木津平太郎(えのきづ・へいたろう)

京極夏彦(きょうごく・なつひこ)

郡司聡(ぐんじ・さとし)
編集長。

加藤保憲(かとう・やすのり)

荒俣宏(あらまた・ひろし)
作家。世界妖怪協会ご意見番。

実相寺昭雄(じっそうじ・あきお)
映画監督。荒俣宏原作の映画『帝都物語』の監督。

水木しげる(みずき・しげる)

村上健司(むらかみ・けんじ)
ライター。妖怪探訪家。『水木しげる漫画大全集』編集委員。全日本妖怪推進委員会の世話役。

多田克己(ただ・かつみ)
妖怪研究家。

岡田(おかだ)
水木、荒俣、京極共通の担当編集者。角川・角川書店BC。『怪』最後の編集長。

及川史朗(おいかわ・しろう)
『コミック怪』の編集部員。

梅沢一孔(うめざわ・かずのり)
編集プロダクション・フォルスタッフのトップ。『怪』の編集作業を請け負う。水木しげるの大ファンで、某社で水木関係の仕事を企画担当し、それが縁で水木プロに出入りすることになり、やがて世界妖怪会議の物販担当に抜擢される。のち編集の手腕を買われ、正式に『怪』の編集に関わることとなる。『水木しげる漫画大全集』編集委員会メンバー。

水木悦子(みずき・えつこ)
水木しげるの次女。エッセイスト。

ナオコ(なおこ)
水木しげるの長女。水木プロダクション社長。

レオ☆若葉(れお☆わかば)
駆け出しのライター。『怪』に連載を持つ。

黒史郎(くろ・しろう)
小説家。FKB参加メンバー。

鴨下沙季(かもした・さき)
法律事務所勤務。

平山夢明(ひらやま・ゆめあき)
作家。FKBを監修。ラジオ番組『東京ガベージコレクション』パーソナリティ。

福澤徹三(ふくざわ・てつぞう)
作家。FKB参加メンバー。

加門七海(かもん・ななみ)
作家。

木原浩勝(きはら・ひろかつ)
作家。『怪談之怪』メンバー。『怪談之怪』は『幽』の前身ともいえる『ダ・ヴィンチ』誌のコーナー企画。他のメンバーは、京極夏彦、東雅夫、中山市朗。

中山市朗(なかやま・いちろう)
作家。怪談蒐集家。『怪談之怪』メンバー。『怪談之怪』は『幽』の前身ともいえる『ダ・ヴィンチ』誌のコーナー企画。他のメンバーは、京極夏彦、東雅夫、木原浩勝。

松村進吉(まつむら・しんきち)
怪談作家。『「超」怖い話』シリーズ執筆者。FKB参加メンバー。通称・タツ吉。平山夢明はボッ吉と呼ぶ。徳島在住。

黒木あるじ(くろき・あるじ)
作家。『幽』怪談コンテストで注目される。FKB参加メンバー。山形在住。

佐藤有文(さとう・ありふみ)

中岡俊哉(なかおか・としや)

鳥山石燕(とりやま・せきえん)
『画図百鬼夜行』の作者。狩野派絵師。

諸星大二郎(もろぼし・だいじろう)
作品に妖怪ハンターシリーズ『生命の木』など。映画『奇談』は『生命の木』を原作とする。

ホンダ(ほんだ)
編集プロダクション・フォルスタッフで『怪』の仕事を手伝う。『水木しげる漫画大全集』編集委員。

鳥井龍一(とりい・りゅういち)
編集プロダクション・フォルスタッフの外注スタッフ。

アダム・カバット
黄表紙研究で知られる。

香川雅信(かがわ・まさのぶ)
兵庫県立歴史博物館の学芸員。民俗学者。小松和彦に師事。著書に『江戸の妖怪革命』。

平秩東作(へずつ・とうさく)
『怪談老の杖』の作者。

河北(かわきた)
講談社社員。

岩田(いわた)
集英社『小説すばる』担当。

門賀美央子(もんが・みおこ)
ライター。

似田貝大介(にたがい・だいすけ)
メディアファクトリー社員。『ダ・ヴィンチ』編集者。『幽』編集部員。全日本妖怪推進委員会メンバー。通称・ロータ。

大塚(おおつか)
京極夏彦が所属するオフィスの社員。京極のマネージャー役。

栗城(くりき)
『小説現代』担当。

小西(こにし)
TOKYO FMのプロデューサーかディレクター?

宏島(ひろしま)
TOKYO FMのプロデューサーかディレクター?

宍戸レイ(ししど・れい)
怪談作家。通称・ペコ。ラジオ番組『東京ガベージコレクション』アシスタント。

青沼静馬(あおぬま・しずま)

高橋宣彦(たかはし・のりひこ)
講談社の編集者。通称・ノリ。

伊地知(いちぢ)
角川・角川書店BC。

春日武彦(かすが・たけひこ)
精神科医。

町山智浩(まちやま・ともひろ)
映画評論家。

溝尻(みぞじり)
竹書房の編集者。

天野行雄(あまの・ゆきお)
造形家。

関口(せきぐち)
『ダ・ヴィンチ』編集長。のち道徳専門誌『憂』副編集長。

東雅夫(ひがし・まさお)
『幽』編集長。『幻想文学』の編集長。学生時代に同人誌『金羊毛』を編集。

岸本(きしもと)
『ダ・ヴィンチ』編集者。

伊藤三巳華(いとう・みみか)
作家。

化野燐(あだしの・りん)
作家。アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

小松和彦(こまつ・かずひこ)
国際日本文化研究センター所長。道徳倫理諮問委員会・非合理現象対策協議の議長。


湯本豪一(ゆもと・こういち)
川崎市民ミュージアムの元学芸員。妖怪コレクター。

柳田國男(やなぎた・くにお)
民俗学者。『遠野物語』を著す。

纐纈久里(こうけつ・くり)
老舗古書店・大屋書房の四代目店主。妖怪好きで『怪』にも寄稿。

土佐光信(とさ・みつのぶ)
大徳寺真珠菴蔵の『百鬼夜行絵巻』の作者とされる。

山田五平(やまだ・ごへい)
山田書房店主。

久禮旦雄(くれ・あさお)
東アジア恢異学会メンバー。アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

木場貴俊(きば・たかとし)
東アジア恢異学会メンバー。アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

松野くら(まつの・くら)
東アジア恢異学会メンバー。アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

久留島元(くるしま・はじめ)
東アジア恢異学会メンバー。アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

石橋蓮司(いしばし・れんじ)
俳優。

大江篤(おおえ・あつし)
東アジア恢異学会の代表。園田学園女子大学。

西山克(にしやま・まさる)
東アジア恢異学会の創始者、初代代表。

高谷知佳(たかたに・ちか)
京都大学大学院准教授。

榎村寛之(えむら・ひろゆき)
斎宮歴史博物館の学芸員。化野燐と大阪でトークイベント妖怪講座を定期的に開催する。
アジア恢異解放連盟(AKK)メンバー。

常光徹(つねみつ・とおる)
国立歴史民俗博物館の学芸員。妖怪除けおまじないのスペシャリスト。

青木大輔(あおき・だいすけ)
新潮社の編集者。『妖怪馬鹿』という本を編集。

照山朋代(てるやま・ともよ)
『小説新潮』編集部員。

大庭大作(おおば・だいさく)
『小説新潮』編集部員?

吉安章(よしやす・あきら)
文藝春秋の編集者。

羽鳥好之(はとり・よしゆき)
文藝春秋の編集者。

唐木厚(からき・あつし)
講談社の編集者。

西川大基(にしかわ・たいき)
講談社の編集者。

野村武士(のむら・たけし)
集英社の編集者。昔、荒俣宏の担当だった。

村山昌子(むらやま・まさこ)
徳間書店の編集者。

鈴木一人(すずき・かずと)
光文社の編集者。

名倉宏美(なぐら・ひろみ)
中央公論社の編集者。

畠中恵(はたなか・めぐみ)
作家。

恩田陸(おんだ・りく)
作家。『怪』に連載あり。

志水アキ(しみず・あき)
『怪』で京極夏彦の小説のコミカライズを担当。

今井美穂(いまい・みほ)
『怪』に執筆あり。

唐沢なをき(からさわ・なおき)
『怪』に執筆あり。

吉良浩一(きら・こういち)
角川書店のベテラン編集者。

岩井志麻子(いわい・しまこ)
作家。岡山桃子。

井上(いのうえ)
角川書店社長。



仙石原賢三郎(せんごくばら・けんざぶろう)
東京都知事。

河上(かわかみ)
日本妖怪推進委員会購買部。

今野敏(こんの・びん)

道尾秀介(みちお・しゅうすけ)

宮部(みやべ)

西村真琴(にしむら・まこと)
生物学者。国産ロボット第一号の學天則の制作者。

武村政春(たけむら・まさはる)
分子生物学者。

滝川(たきがわ)
東京NJM千代田支部討伐隊。

水沫流人(みなわ・りゅうと)

宍戸レイ(ししど・れい)
ペコイチ。

小松エメル(こまつ・えめる)
小説家。『怪』に連載を持っていた。

真藤順丈(しんどう・じゅんじょう)
小説家。

山下昇平(やました・しょうへい)
造形家。

石田衣良(いしだ・いら)
コメンテーター。

加門七海(かもん・ななみ)
作家。

立原透耶(たちはら・とうや)

綾辻行人(あうあちじ・ゆきと)
作家。日本推理作家協会メンバー。

貫井徳郎(ぬくい・とくろう)
作家。日本推理作家協会メンバー。

北方謙三(きたかた・けんぞう)
作家。

逢坂剛(おうさか・ごう)
作家。

大沢在昌(おおさわ・ありまさ)
作家。

東野圭吾(ひがしの・けいご)
作家。

真保裕一(しんぼ・ゆういち)
作家。

小野不由美(おの・ふゆみ)
作家。

北紋別(きたもんべつ)
アナウンサー。

田辺青蛙(たなべ・せいあ)
怪談幻想系の作家。

円城(えんじょう)
芥川賞作家。田辺青蛙の配偶者。

菊地秀行(きくち・ひでゆき)

伊藤潤二(いとう・じゅんじ)

天野行雄(あまの・ゆきお)
造形作家。

高橋葉介(たかはし・ようすけ)
漫画家。

石黒亜矢子(いしぐろ・あやこ)
妖怪画家。伊藤潤二の妻。

五所川原(ごしょがわら)
アナウンサー。

大東島(だいとうじま)
軍事評論家。

南長崎(みなみながさき)
レポーター。


大館伊一郎(おおだて・いいちろう)
与党幹事長。

芦屋道三(あしや・みちぞう)
内閣総理大臣。

早崎信海(はやさき・しんかい)
僧侶。郡司聡の知り合い。

夢枕獏(ゆめまくら・ばく)
作家。道徳国家不健全思想管理委員会の特別顧問。

大塚英志(おおつか・えいじ)
国際日本文化研究センターのメンバー。

マイケウ・フォスター
妖怪研究者。

ハイエク・マティアス
妖怪研究者。

飯倉義之(いいくら・よしゆき)
ケサラン・パサランの論考などで知られる。

今井秀和(いまい・ひでかず)
学生時代、『怪』主催の怪大賞に応募。油すましの図像に関する論考で京極奨励賞を受賞。

堤邦彦(つつみ・くにひこ)
京都精華大学教授。江戸怪談の研究者。

一柳廣孝(いちやなぎ・ひろたか)
横浜国立大学教授。怪異怪談研究会を定期的に開催。道徳倫理諮問委員会・非合理現象対策協議担当委員。


菊地章太(きくち・のりたか)
井上圓了の妖怪学を再興。

高田衛(たかだ。まもる)

梅原猛(うめはら・たけし)

牧野修(まきの・おさむ)
作家。

田中啓文(たなか・ひろふみ)
作家。

我孫子武丸(あびこ・たけまる)

佐野史郎(さの・しろう)
俳優。世界妖怪会議にも登壇したことがある。

嶋田久作(しまだ・きゅうさく)
映画『帝都物語』で加藤保憲を演じた。

豊川悦司(とよかわ・えつし)
俳優。映画『妖怪大戦争』で加藤保憲を演じた。

室井滋(むろい・しげる)
映画で砂かけ婆を演じたことがある。

赤星昇一郎(あかぼし・しょういちろう)
映画で子なき爺を演じたことがある。

間寛平(はざま・かんぺい)
映画で子なき爺を演じたことがある。

由利徹(ゆり・とおる)

奥村公延(おくむら・こうえん)

緒形拳(おがた・けん)

忌野清志郎(いまわの・きよしろう)

日野日出志(ひの・ひでし)

古賀新一(こが・しんいち)

とり・みき

ゆうきまさみ

児嶋都(こじま・みやこ)

畠中恵(はたけなか・めぐみ)
作家。『怪』に連載あり。

野沢雅子(のざわ・まさこ)
声優。鬼太郎、えん魔くん、怪物くんなど演じる。

八奈見乗児(やなみ・じょうじ)
声優。ボヤッキー、一反木綿などを演じる。

龍田直樹(たつた・なおき)
声優。ぬりかべ、一反木綿などを演じる。

千葉繁(ちば・しげる)
声優。ねずみ男を演じる。

戸田恵子(とだ・けいこ)

松岡洋子(まつおか・ようこ)

高山みなみ(たかやま・みなみ)

今野宏美(こんの・ひろみ)

山本圭子(やまもと・けいこ)

高木渉(たかぎ・わたる)

冨山敬(とみやま・けい)

田の中勇(たのなか・いさむ)

大塚周夫(おおつか・ちかお)

永井一郎(ながい・いちろう)

宮家美樹(みやけ・みき)
神社ライター。

真柴順(ましば・じゅん)
イラストレーター。妖怪スタンプが人気。

高橋元太郎(たかはし・げんたろう)
俳優。ドラマ『水戸黄門』でうっかり八兵衛を演じる。

伊藤雄之助(いとう・ゆうのすけ)

東亮太(あずま・りょうた)
作家。妖怪推進委員会メンバー。

田村信(たむら・しん)

高橋留美子(たかはし・るみこ)

東雲騎人(しののめ・きじん)
妖怪絵師。

式水下流(しきみず・かりゅう)
妖怪愛好家。

氷厘亭氷泉(こおりんてい・ひょうせん)
妖怪情報収集家。絵も描く。

田嶋(たじま)
以前、京極夏彦の事務所にいた。

藤田和日郎(ふじた・かずひろ)

ちばてつや

美内すずえ(みうち・すずえ)

大島弓子(おおしま・ゆみこ)

みつはしちかこ

鈴木光司(すずき・こうじ)
作家。

斎藤守弘(さいとう・もりひろ)

上野秀晃(うえの・ひであき)
元角川んも編集者。






全日本妖怪推進委員会

世界妖怪協会

日本の情操を護る会(NJM)

アジア恢異解放連盟(AKK)

Yokai Attack Team(YAT)
初期は東京都が編成したローカル組織。のち国の機関となる。YATSSはYATのシークレットセクション。

国立人格矯正センター

道徳倫理管理センター

道徳国家不健全思想管理委員会

道徳倫理諮問委員会・非合理現象対策協議

国際日本文化研究センター
国粋日本文化育成センターと名称変更される。

日本宗教連絡会

隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)


『繪本百物語』江戸時代
『桃山人夜話』(角川書店)
『竹原春泉絵本百物語』(国書刊行会)
『未來記』
『末法燈明記』最澄
『百詩篇集』ノストラダムス
『先代舊亊本紀』
『東西妖怪図絵』水木しげる


■『怪』編集部周辺の人たち
水木しげる
 現代に“妖怪”を広めた張本人。その魅力的な人柄に魅かれて集まった人々によって『怪』が創刊される。
荒俣 宏
 森羅万象に興味を抱く平成の南方熊楠のような怪人。都内某所の倉庫に、あらゆるコレクションを保管している。
京極夏彦
 小説家。何が起きてもブレずに「不思議なことはない」と言い張るが、全日本妖怪推進委員会肝煎として追われる身に。
多田克己
 妖怪研究家。妖怪が出現し始め、世間が妖怪を白眼視し始めてもやっぱり妖怪が好き。ただし、戦力外。
村上健司
 ライター、妖怪探訪家。妖怪排斥運動が激化し始めると全日本妖怪推進委員会世話役として地下にもぐり、活動する。
レオ☆若葉
 お馬鹿系ライター。村上健司と信州に出向き、呼ぶ子石を発見する。
香川雅信
 妖怪博士。学芸員。荒俣の研究に協力したせいで、騒動に巻き込まれる。
湯本豪一
 妖怪コレクター。妖怪文化財を守り抜くために立ち上がる。
郡司 聡
 元『怪』特別編集顧問。切れ長の目が威圧的な、KADOKAWAの偉い人。
榎木津平太郎
 大学の恩師の口利きで『怪』編集部にアルバイトとして入った。オタクになりきれないオタク。
岡田
 元『怪』編集長。荒俣や京極の担当編集者。脱色した爬虫類っぽいイケメン風。
及川史郎
 元『コミック怪』担当編集。シュレック似の外見だが繊細で小心。
似田貝大介
 元『幽』編集者。役に立つような立たないような適当な男。
梅沢一孔
 元『怪』外部編集スタッフ。象にしか見えないデカさ。世話好きだが下品。
鳥井龍一
 梅沢の下で働く外部スタッフ。
水木悦子
 水木しげるの次女。

■妖怪・怪談関係者
黒 史郎
 ホラー小説家。妙なものに取り憑かれ、身動きが取れない状態になる。
平山夢明
 どんな状況下でもペースが変わらないので頼りになるような気もするが、実は……。
福澤徹三
 外見は強面だが物腰は柔らかく誠実。黒史郎を親身になって心配する。
木原浩勝
 妖怪や怪談を排斥するようになった世を憂い、決死の行動に出る。
中山市朗
 関西方面の怪談関係者を引き連れ、官邸に無謀な抗議を行う。
岩井志麻子
 ストーカーに追われ、KADOKAWAに逃げた際、大事件が発生する。
水沫流人
 小説家。黒史郎の自宅に差し入れを持ってきて、そのまま帰れなくなる。
化野 燐
 元考古学者の妖怪文人。
東 亮太
 ライトノベル系作家。アニマルパニック系の映画に造詣が深く、常に冷静。
松村進吉
 怪談作家。建設機械を操る。
黒木あるじ
 怪談の取材ができなくなったと泣き言をいう。叱られ気質。
東 雅夫
 元『幽』編集長。声が良い。
纐纈久里
 古書店「大屋書房」四代目店主。
山田五平
 古書店「山田書房」店主。平安時代に描かれた妖怪絵巻を所持している。
東雲騎人・式水下流・氷厘亭氷泉
 妖怪を愛する仲間たち。

■妖怪に遭った作家たち
恩田 陸
 仕事場で道具のお化けが踊る。
畠中 恵
 狸惑わし、のっぺらぼうに遭う。
志水アキ
 自宅に鉄鼠が涌く。
唐沢なをき
 自宅に影なしドッグが出る。
宮部みゆき
 江東区で河童を撮影する。
今野 敏
 河童と相撲を取って敗北。
道尾秀介
 河童に屁をかけられる。

■作中に登場する作家たち
貫井徳郎
 日本推理作家協会の密使として富士山麓の妖怪ロッジにやってくる。
綾辻行人
 追われる身となった京極夏彦の身を心配して、貫井徳郎に同行する。
夢枕 獏
 道徳国家保全局不健全思想管理委員会特別顧問となり、妖怪推進委員会に接触する。
鈴木光司
 突然現れ、そして……。
我孫子武丸 天野行雄 今井美穂 逢坂 剛 大沢在昌 小野不由美 加門七海 北方謙三 小松エメル 宍戸レイ 真藤順丈 真保裕一 高橋葉介 田中啓文 東野圭吾 牧野 修

■作中に登場する研究者たち
アダム・カバット 飯倉義之 一柳廣孝 今井秀和 榎村寛之 大江 篤 大塚英志 菊地章太 木場貴俊 久留島 元 久禮旦雄 小松和彦 高谷知佳 高田 衛 堤 邦彦 常光 徹 西山 克 松野くら

■作中に登場する編集者たち
吉良浩一、上野秀晃、岸本、伊知地(KADOKAWA)
唐木 厚、西川大基、高橋宣彦、栗城、河北(講談社)
青木大輔、照山朋代、大庭大作(新潮社)
吉安 章、羽鳥好之(文藝春秋)
野村武士、岩田(集英社)
村山昌子(徳間書店)
鈴木一人(光文社)
名倉宏美(中央公論新社)
溝尻(竹書房)

■敵対するモノ
加藤保憲
 中東の荒野に現れた魔人。
ダイモン
 封じられた異国の蛮霊。
仙石原賢三郎
 東京都知事。
芦屋道三
 内閣総理大臣。
大館伊一郎
 与党幹事長。

KADOKAWA 本の旅人 2016年11月号 掲載

(以上、DOJI-I様)