2017年5月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2017年5月(平成29年 69歳)

主な出来事: フランス大統領選で親EUのマクロン氏が当選、アラン・ドロン(81)が引退発表、将棋の最年少プロ棋士・藤井聡太四段(14)が連勝記録をのばす、秋篠宮眞子様のご婚約が報道される、テロ準備罪法案・加計学園問題などで国会が紛糾、アニメ宮崎駿監督が復帰決定、英のコンサート会場で自爆テロ 20名を超す死者をだす、北朝鮮のミサイル発射による挑発が続く、米のインディ500レースで佐藤琢磨が優勝 日本人初の快挙

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日 書籍(延期) ポプラ社 ポプラ新書 おばけとの付き合い方(延期) 「おばけとの付き合い方」(仮)発売予定。864円。(DOJI-I様ありがとうございました)
当初2016/07発売予定であった。以下は当時の文言。

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アラマタお化け学の終着点にして究極の一冊!

おばけ=こわいもの、という怪談の常識はもう古い! 『牡丹灯篭』から『ゴースト』まで、怪談話の変遷と人との関わりを解き明かすと共に、水木しげる氏への考察や、ゆるキャラブームまで、ジャンルを横断して語りつくす。
“現代の知の巨人” こと荒俣宏が「最後にこれだけは伝えておきたい」ことが詰まった貴重な一冊。

http://www.poplar.co.jp/index.html 

   → なんか出てないっぽい。また延期か。 どうせならオバケが盛り上がる夏にしたほうがいいと思う。

 → 2017/7/9発売と表記がかわったサイトもあるのでやはり延期っぽい。(2017/5/16追記)

  → 7/9発売した 

 

1日〜 特別審査員 京都市 - 京都国際漫画賞 「京都国際漫画賞2017」が新たに創設され、中国、台湾、韓国からも作品を募集する。応募期間は5/1-7/31まで、発表2017/09上旬。

「京都賞特別審査員 京都国際マンガミュージアム館長 荒俣宏」

としてかかわってます。

詳細以下。

http://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000220207.html

2日
収録 講談社 水木しげる漫画大全集 水木しげるの遠野物語/水木版妖怪大戦争 『水木しげるの遠野物語/水木版妖怪大戦争』水木しげる 著
(講談社 水木しげる漫画大全集 088)

2017.05.02 ISBN978-4-06-377594-5 C9979 雑誌49911-33 2600円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 500頁
……………………………………………………………………
[目次]
カラーイラスト
水木しげるの遠野物語
水木版 妖怪大戦争
解説 「鬼太郎のお父さん」に会った日 神木隆之介(俳優)
初出一覧
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[帯]
(前)
柳田國男の名作『遠野物語』の完全漫画化+映画・小説との連動企画『妖怪大戦争』を収録。
第3期
好調!!
古今東西
妖魔の饗宴
監修 京極夏彦 解説 神木隆之介
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内容紹介
民俗学の名著「遠野物語」のコミカライズ作品と、映画「妖怪大戦争」のメディアミックス作品をまとめて収録した豪華な1冊が登場! 世代を越えて語り継がれる、摩訶不思議な妖怪潭。次々と現れる妖怪たちに、いつしかあなたも魅了されていく……
★解説「『鬼太郎のお父さん』に会った日」神木隆之介(俳優)
(Web「講談社BOOK倶楽部」)
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[付録]
『茂鐵新報』通巻3-11号
ある日の一言「あったかい方がぁ、脳がふくらむらしくて、イイ!」
解題「水木しげるの遠野物語/水木版妖怪大戦争」
解説者紹介


(以上、DOJI-I様)
5日 web 海あそび塾 youtube 海あそびチャンネル 以下アップ。

シーズン4・第3話「ヘンタイパパラッチの撮影日記 〜スマホ写真家、水族館へ行く 編〜」 (18分23秒)
https://www.youtube.com/watch?v=35wvkgr4FnE

今回メーンは藤原ゆり塾頭。

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2017/05/05 に公開

海あそび塾幹部によるトーク番組「海あそびチャンネル」
忙しくて海に行けない〜というお父さん、
お高いカメラなんて持っていないよ〜というお兄さん、
朗報です!
日本は水族館大国。スマホ片手に訪れれば、工夫次第でいかした水中世界を切り取ることができます。
スマホで魚を撮影する際のポイントを、藤原塾頭がお教えします。

主催:海あそび塾
協力:日本ペット&アニマル専門学校
出演:藤原ゆり・荒俣宏・鈴木香里武
6日 TV BS1 18:00〜18:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「美術館〜Art Museums〜」

日本を訪れた外国人の5人に1人が訪れるという「美術館」。実は日本の美術館は外国人に大人気。日本には、小さくとも個性的な美術館がたくさんあり、アニメや漫画の美術館も日本ならでは。世界の名画を原寸大で微細な凹凸まで再現した陶板画の技術とは。背景の山を買い取ってまで借景を追究した日本庭園のこだわりの美学にせまる。外国人は日本の美術館の何にひきつけられているのか?徹底討論する!

【出演】作家…荒俣宏,【司会】鴻上尚史,リサ・ステッグマイヤー,【語り】日高のり子,中井和哉
7日 新聞 朝日新聞 - - 「ひもとく」欄に文章掲載

「南方熊楠、生誕150周年 日本に実在した『知の妖怪』  / 荒俣宏」

http://www.asahi.com/articles/DA3S12926020.html

松居竜五先生『南方熊楠 複眼の学問構想』を「熊楠学の到達点」と紹介、など。
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2017.05.07 P.11

ひもとく
南方熊楠 生誕150週年 日本に実在した「知の妖怪」 博物学者 荒俣宏

桁外れの人物宇宙的な発想 (DOJI-I様)

10日 雑誌「サライ」 小学館 6月号 連載「昭和遺産」探訪 2017年6月号(第29巻第6号通巻625号)2017.05.10 雑誌14211-6 648円(本体)

連載「昭和遺産」探訪 

第3回 「昭和シンボル/C調言葉と『マンハント』」 p102-103

http://serai.jp/

[伊 0201さ]
10日 web 慶應義塾大学三田メディアセンター ツイッター - 「荒俣コレクション目録が残り75部」とのお知らせ。その後お知らせ効果で「残り42部」になったそう。

図版いっぱいのいい目録です。急げ。

http://www.mita.lib.keio.ac.jp/guide/publication/pub_index.html

 → もう「在庫ナシ」になってました(2017/06/01確認)
11日 推薦コメント - - - 映画「いぬむこいり」(片嶋一貴監督)の推薦コメントが、サイト「映画ランド」に掲載される。おいおい公式にも載ると思う。あとはチラシ、パンフ、ポスターとかか。

荒俣宏 コメント
「そっと見たい、シークレットな作品だ。神話なきこの現代、これくらい本気で弾けて、ちょうどいい!」

映画ランド
http://www.eigaland.com/topics/?p=46002

公式
http://www.dogsugar.co.jp/inumuko_story.html
12日 web 海あそび塾 youtube 海あそびチャンネル 以下アップ。

シーズン4・第4話「魚と自分史 〜荒俣宏の場合 編〜」(18分37秒)
https://www.youtube.com/watch?v=Ps1fzTENBhI

今回メーンはアラマタ。

海あそび塾幹部によるトーク番組「海あそびチャンネル」
これまで毎回、魚の生態や道具、採集や撮影の方法などについて紹介してきましたが…
ついに幹部たちが自分の話を始めました。
といっても、荒俣顧問の話は「魚の文化史」とも呼ぶべき内容です。

主催:海あそび塾
協力:日本ペット&アニマル専門学校
出演:荒俣宏・さとう俊・藤原ゆり
13日 ムック 綜合図書 - 美しい挿絵で見る!おとぎ話の世界 挿絵黄金期の作家を扱ったムック発売。

巻末の参考図書に「グリム童話集 荒俣宏」があげられている。

http://www.tg-net.co.jp/item/486298181X.html?isAZ=true
14日 TV BS1 12:00〜12:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「美術館〜Art Museums〜」再放送
19日 web 海あそび塾 youtube 海あそびチャンネル 以下アップ。今回アラマタの出演なし。

シーズン4・第5話「魚と自分史 〜鈴木香里武の場合 編〜」(20分21秒)
https://www.youtube.com/watch?v=aL5kLpVLpDM

今回メーンは香里武さん。


2017/05/19 に公開

海あそび塾幹部によるトーク番組「海あそびチャンネル」
前話の荒俣顧問に続きたいところですが…さほど長いこと生きていないカリブ塾長は、ただひたすら自分の話を。
何がきっかけで魚の世界に魅了されたのか?
なぜ魚類学ではなく心理学の道に進んだのか?
魚と人間の未来にどんな夢を描いているのか?
ゲストに若き画家・彩さんをむかえてお届けします。

主催:海あそび塾
協力:日本ペット&アニマル専門学校
出演:鈴木香里武・さとう俊・彩(ゲスト)
20日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の毎日コレ検索 連載第十四回 「火付け役の「説教強盗」逮捕! 横行する模倣犯」

(DOJI-I様ありがとうございました)
22日 TV NHK(関西) 16:10〜19:00 ニュースほっと関西 同番組の「ほっとリポート関西」のコーナーで「マンガミュージアム 荒俣新館長 」という5分ほどのニュースが流れる。インタビューもあり。

京都の人気スポット、京都国際マンガミュージアムは、日本で唯一のマンガ学部がある京都精華大学と京都市が平成18年に設立し、マンガやマンガに関わる資料、30万点を保有しています。このミュージアムの新しい館長に就任したのが荒俣宏さん。「帝都物語」などの著書がある作家で、古今東西の知識に通じた博学の人としても知られています。新館長としての抱負を聞きました。

http://www.nhk.or.jp/osaka-blog/program/271318.html

 → 館長になるなら、名義貸しの”名ばかり館長”ではなく、企画などもやらせてくれ、と要望したとのこと。
23日 - - - - 京都国際マンガミュージアム館長室にアラマタのワイヤー似顔絵が設置される。館長不在の時に館長室に設置される慣習らしい。

どっちゃん氏ブログ
http://suzukasutera.tenkomori.tv/d2017-05-23.html
25日 広報誌 板橋区 号外ITABASH - 2016/12/15に板橋区長と対談していたそうで、その対談が掲載された「号外ITABASHI 特別座談会2017」が発行され、公開されました。
以下で読めます。
たぶん無料広報誌として区役所なんかに置かれたんだと思う。

号外ITABASHI 特別座談会2017

新たな観光振興ビジョン策定にあたり、今後の区における観光政策の方向性などについて、区長と有識者との懇談を通して、観光資源の開発や新たな魅力あるコンテンツに資する提言などを得るため、平成28年12月に有識者懇談会を開催し、懇談会の内容を基にした「号外ITABASHI特別座談会2017」を発行しました。

「第2回区長と有識者との懇談会」
日 時:平成28年12月15日(木)15:00〜17:00
会 場:郷土資料館
対 談:博物学者、小説家、評論家 荒俣宏
    板橋区長 坂本健
テーマ:板橋の歴史

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/083/083780.html?ref=rss

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歴史と博物を語る 荒俣宏×坂本区長
荒俣宏、板橋を語る!

表向きの歴史より裏の庶民の暮らしに大変関心があるんです。/板橋区って、厚生施設の集積地なんです。/庶民的だけれども、最先端。
26日 新聞 朝日新聞 - - 「いまどきマンガ塾」コーナーにインタビュー掲載。 写真

「「作品の延命と伝承に一役」 荒俣宏・マンガミュージアム新館長」

http://www.asahi.com/articles/ASK5C55T7K5CPLZU004.html


 → web掲載がこの日。紙面は未確認。写真2枚のほか「THE DUST LADY」から2ページを掲載(web)
27日 web 海あそび塾 youtube 海あそびチャンネル 以下更新。

シーズン4・第6話「魚と自分史 〜さとう俊の場合 編〜」 (23分25秒)
https://www.youtube.com/watch?v=x-2_umfilsE

今回メーンは俊さん。
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2017/05/27 に公開

海あそび塾幹部によるトーク番組「海あそびチャンネル」
今や各地の水族館で目にする定番グッズとなったボトルフィギュア。
その作者であるさとう顧問は、どんな道を辿って造形作家になったのでしょう?
ルーツは意外にも海ではなかった!?

主催:海あそび塾
協力:日本ペット&アニマル専門学校
出演:さとう俊・荒俣宏・鈴木香里武
28日 TV(再) BS1 13:00〜13:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 6日「美術館〜Art Museums〜」の再放送
28日  講演 京都国際マンガミュージアム  14:00〜15:00 荒俣館長が語る!山岸涼子の世界  5/27から京都国際マンガミュージアムで開かれる「山岸涼子展『光り-てらす-』-メタモルフォーゼの世界-」の関連イベントととして講演。

日時 2017年5月28日(日曜日)
    14:00〜15:00(時間オーバーの可能性高し)
会場 京都国際マンガミュージアム 1F多目的映像ホール
定員 200名
料金 無料
参加方法 事前申し込み不要 当日午前10時から整理券配布 

詳細
https://www.kyotomm.jp/event/eve_yamagishi-aramata/
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荒俣宏新館長 就任後初の講演会(KBS京都)

京都国際マンガミュージアムの荒俣宏館長が就任後初めてとなる講演会をきょう、京都市内で開きました。これは日本を代表する漫画家、山岸凉子さんの画業をたどる企画展の開催に合わせて行われたもので、京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれた講演会には、山岸さんの漫画ファンなどおよそ150人が集まりました。山岸さんと親交が深いという荒俣宏館長は山岸さんについて、「想像力が凄い。さらに何事も掘りさげて考える人」と述べました。また山岸さんの作品では登場人物の目に注目してほしいとした上で、「山岸さんの描く目は登場人物の表情を読者が読みとるようにさせたもので、まさに表現のアートである」と独特の魅力を語っていました。山岸凉子さんの企画展は展示物を変えながら、9月3日まで京都国際マンガミュージアムで開かれています。

日時: 2017年5月28日 18:00
http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/news/2017/05/news_170528180000_072704.htm

昭和55系さんツイター
https://twitter.com/m0000chi/status/868807332653801472

門川市長ブログ
http://www.kyoto-daisakusen.jp/activity/index.cgi?2570


28日 TV BS1 18:00〜18:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン COOL JAPAN「ニッポン人への大ギモン なぜ結婚で○○するの?」

「日本人への大ギモン」シリーズ。今回のテーマは「結婚」。なぜ婚活?なぜ披露宴でダンスしないの?など外国人から様々な疑問が。日本の結婚事情は海外と違うことだらけ?

大好評の「日本人への大ギモン」シリーズ。今回のテーマは「結婚」。「なぜ婚活イベントで相手を探すの?」「なぜ結婚式でダンスをしないの?」など、外国人から見ると日本の結婚には疑問がいっぱいだとか。外国人と日本人の、結婚についての文化ギャップでスタジオは紛糾!果たして外国人の疑問は解けるのか。

出演者ほか
【出演】作家…荒俣宏,【司会】鴻上尚史,リサ・ステッグマイヤー,【語り】日高のり子,中井和哉
28日  TV フジテレビ 19:00〜20:54 フルタチさん MCの古舘伊知郎やゲストが、これまで気になって「ひっかかって」はいたけれど、そのままにしてしまった、世の中のあらゆる「ひっかかる」ことを、わかりやすく、おもしろく、エンターテインメントに紹介していくバラエティー番組。  天達武史、森田正光ら気象予報士を招き、気象予報士が語るマル秘話をお送りする。「気象予報士が厳選!絶対に見せたい気象現象」では、太陽が緑色に輝く「グリーンフラッシュ」や、火山の噴火の中に見える雷「火山雷」、巨大なロール状の雲「モーニンググローリー」などを実際の映像を交えて紹介していく。また「毎日の気温は気球を2回飛ばして測っている」「梅雨の週刊天気予報は半分外れる」など、気象予報士だけが知っている「明日、人に言いたくなる天気の裏話」も披露される。  また「結婚披露宴 司会の達人」では、ゲストに40年以上にわたって、あらゆる結婚披露宴の司会を務めてきた徳光和夫や、披露宴司会のベテラン・丸岡いずみ、三宅正治らをゲストに招き、徳光が見た大物芸能人たちの結婚式の舞台裏や、徳光の司会術などについてトークが展開されていく。

【MC】 古舘伊知郎  山崎夕貴(フジテレビアナウンサー)  【ゲスト】 天達武史  寺川奈津美  根本美緒  三戸なつめ  森朗  森田正光  【スタジオゲスト】 荒俣宏  小澤陽子(フジテレビアナウンサー) 金田一秀穂  ビビる大木  ミッツ・マングローブ  【ゲスト(日本語とアナウンサー)】 徳光和夫  いとうせいこう  カンニング竹山  金田一秀穂  陣内智則  丸岡いずみ 三田寛子  ミッツ・マングローブ  三宅正治(フジテレビアナウンサー)  (五十音順)

【チーフプロデューサー】 中嶋優一  【プロデューサー】 塩田千尋  西村陽次郎  東園基臣  松本祐紀  【演出】 木村剛  【制作著作】 フジテレビ
30日 受賞 和歌山県 - 和歌山県知事表彰 公共の福祉や文化振興に功績のあった個人や団体に贈られる「和歌山県知事表彰」受賞者の1人に選ばれ、この日、表層式が行われました。個人45名、7団体が選ばれたそうで、受賞者代表挨拶も行いました。

教育文化等の振興 文化振興 荒俣宏 (東京都杉並区)
http://wave.pref.wakayama.lg.jp/news/file/25285_1.pdf

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以下「和歌山放送ニュース」より

和歌山県知事表彰・荒俣宏さんら表彰(写真付)
2017年05月30日 20時07分 ニュース, 政治, 社会

公共の福祉の増進や文化の振興などで功績のあった個人や団体を表彰する和歌山県知事表彰に、ことし(2017年)は45人と7つの団体が選ばれ、きょう(30日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で表彰式が行われました。

1953年(昭和28年)から65回目となる今回の知事表彰では、地方自治の振興や産業・地域・文化振興・ボランティアなど8つの分野で功労者や団体が選ばれ、仁坂吉伸知事から賞状と記念品が授与されました。

受賞者の最高齢は、環境衛生の分野から「内川(うちかわ)をきれいにする会」の会長で和歌山市の原禎一(はら・ていいち)さん91歳、最年少は、教育・文化等の振興の分野から、和歌山弁落語の創作や妖怪の研究など幅広い分野で活躍する漫画家で、和歌山放送のパーソナリティでもある和歌山市の前岡哲也(まえおか・てつや)さん49歳です。

このほか、南方熊楠記念館と世界遺産熊野本宮館のいずれも名誉館長を務める博物学者で東京都の荒俣宏(あらまた・ひろし)さん69歳や、広川町(ひろがわちょう)の「稲むらの火の館」館長の崎山光一(さきやま・こういち)さん67歳、県遺族連合会会長で田辺市の森益男(もり・ますお)さん75歳、イルカ漁の国際的な理解の促進や観光ウェブサイトの多言語化の監修などに努めた東京都のデービッド・アトキンソンさん52歳、それに「田辺市第九(だいく)の会」や「紀州九度山手作甲冑真田隊(きしゅうくどやま・てづくりかっちゅうさなだたい)」なども表彰されました。

受賞者を代表してあいさつした荒俣宏さんは「かつお節やしょう油、南方熊楠、稲むらの火など、素晴らしい文化や人物を生んだ和歌山県を更に幅広く発信したい」と述べました。

表彰式のあと、荒俣さんと漫画家の前岡さんが、共通の研究テーマである南方熊楠や妖怪の話などで意気投合し、前岡さんは「雲の上の存在だった荒俣さんと直接共通の話題で対話ができ、大変光栄です」と感無量の様子でした。 写真 写真 

http://wbs.co.jp/news/2017/05/30/100837.html


以下「わかやま新報」より

受賞者を代表し、南方熊楠記念館名誉館長を務める作家の荒俣宏さん(69)が謝辞。全国各地に和歌山を思わせる地名があることを紹介し、「海を通して和歌山は各地と交流があったことを示している。和歌山の面白さや素晴らしさが伝わっておらず、こうしたネットワークをつくっていく必要がある」と強調した。

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/06/20170601_69995.html

31日 書籍(収録) 風涛社 - 一角獣の変身 青木画廊クロニクル/青木画廊編 「一角獣の変身 青木画廊クロニクル/青木画廊編」発刊。銀座・青木画廊でのこれまでのイベントを振り返ったもの。
1990年に同画廊で催された「「<標本箱の少年>個展/建石修二」のパンフにアラマタも寄稿しており、その文章も収録されている。
http://www.futohsha.co.jp/books/art/aoki.html

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『一角獣の変身 青木画廊クロニクル 1961〜2016』青木画廊 編(風濤社)

2017.05.31 ISBN978-4-89219-432-0 C0070 2800円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 256頁
装幀:建石修志
編集:鈴木冬根(風濤社)
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[目次]
はじめに
ウィーン幻想派を中心に 海外作家
エルンスト・フックス-一角獣の変身 瀧口修造
ヘルマン・セリエント-異邦 吉岡実
エーリヒ・ブラウアー/アール・コーラップ/フリードリヒ・ゾンネンシュターン/フンデルトヴァッサー/ペーター・プロクシ/ペーター・クリーチ/ホルスト・ヤンセン-文明の皮剥ぎ職人 種村季弘
ケーテ・コルヴィッツ/バット・ヨセフ/ヨルク・シュマイサー/マリレ・オノデラ/ボナ・ド・マンディアルグ/SPIRA MIRABILIS DE BONA 澁澤龍彦/フッター先生のこと 川口起美雄/3人の“B” 市川伸彦/エルンスト・フックス マリレ・オノデラ/シュマイサーとベルメール 多賀新
青木画廊 黎明期
池田龍雄/楕圓幻想・抄 花田清輝/中村宏/山下菊二/横尾龍彦/インク壺のなかの悪魔 澁澤龍彦/鼎談 黎明期の青木画廊 池田龍雄×中村宏×青木外司×青木径/前田常作/齋藤真一/小牧源太郎/野地正記/松澤宥/失題 瀧口修造/石井茂雄/藤野一友/秋吉巒/桂川寛/堀田操/森弘之
青木画廊 アヴァンギャルド
金子國義“花咲く乙女たち”のスキャンダル 澁澤龍彦/四谷シモン 未来と過去のイヴ 澁澤龍彦/鼎談 青木画廊 アヴァンギャルド 四谷シモン×青木外司×青木径
澁澤龍彦と青木画廊
川井昭一 タロスの花 澁澤龍彦/高松潤一郎 太陽はどこに…… 澁澤龍彦/小沢純/大山弘明/藤野級井/宮下勝行/直江眞砂/松井喜三男/杉原玲子 杉原玲子の君に 堀口大學/樹下龍児(龍青)/渡辺高士/上村次敏//スズキシン一/池田一憲/渡辺隆次/高橋一榮/砂澤ビッキ/三輪休雪(龍作 封じ込まれたエロス 乾由明治/青木画廊のこと 三輪休雪
青木画廊 第三世代
川口起美雄/はこめがねの風景 池内紀/大竹茂夫/壁掛 吉岡実/谷神健二/建石修志 少年は闇に浮く 高山宏/鼎談 青木画廊 第三世代 建石修志×青木径/ムットーニ/相馬武夫/西川正美/小泉孝司/牛尾篤/山本じゅん/金蓮 高橋睦郎/梅木英治/石塚公昭 建石修志の軸 石堂藍
青木画廊 新世代
市川伸彦/七戸優 七戸優、あるいは迷宮にふみこんだ少年 天沼春樹/江本創/大手京子/植田正治/
小野田維/浅野信二/小石サダヲ/水野恵理/長島充/藤原舞子/菅原優/柏田忠
鼎談 コレクター放談 松崎潤×大栗昭彦×伊とうはるこ
幻想レアリスムと青木画廊 正木基
対談 青木画廊クロニクル 青木外司×青木径
展覧会に寄せられた文章群
展覧会に寄せて 安部公房――「池田龍雄・中村宏・山下菊二」展
松澤宥に招かれて 瀧口修造――プサイによる松澤宥展
クオ ヴァディス 瀧口修造――北脇昇 13回忌遺作展 1963
遠い遠い人間絵図 中原佑介――齋藤真一展 1963
蛾 ゾンネンシュターン ゾンネンシュターン展 1964
怪鳥年代記 針生一郎――山下菊二展 1964
土俗マンダラの運命 針生一郎――小牧源太郎展 1964
ジョゼ・ピエール/エーリッヒ・ブラヴァー/アンドレ・ブルトン/
フンデルトウァッサー/S・ゾンネンシュターン/ポール・エリュアール
――「夜想――6人の画家」展 1965
『習作集』以後 瀧口修造――野地正記展 1965
一角獣の変身 瀧口修造――エルンスト・フックス展 1965-66
芸術とは文学である E.フックス――エルンスト・フックス展 1965-66
展覧会に寄せて 中原佑介――石井茂雄遺作展 1966
その未完の作品と死について 池田龍雄――石井茂雄遺作展 1966
風のからくり 桑原住雄――齋藤真一展 1966
ミリアム・バット・ヨセフ 瀧口修造――バット・ヨセフ展 1967
バット・ヨセフ A.P.de マンディアルグ――バット・ヨセフ展 1967
西洋田舎人間絵図 青木外司――ヘルマン・セリエント展 1968
流血の大聖典劇 種村季弘――横尾龍彦展 1968
宿命の女<ファム・ファタル> 種村季弘――金子國義展「千鳥たち」1969
ケーテ・コルヴィッツ 針生一郎――ケーテ・コルヴィッツ展 1970
賢者の石を求めて 坂崎乙郎――ペーター・クリーチ展 1970
宇宙胎の光学 種村季弘――野地正記展 1971
横尾龍彦氏のために 種村季弘――横尾龍彦展 1972
コーラップ・ランド 種村季弘――カール・コーラップ展 1972
UFOと水滴 種村季弘――中村宏展 1972
球体幻想 種村季弘――渡名隆次展「天界の図像」1973
人形螺旋 瀧口修造――四谷シモン人形展「未来と過去のイヴ」1973
展覧会に寄せて 大島哲似――マリーレ・オノデラ展 1973
自転車の上の猫 吉岡実――松井喜三男展「少年少女」1974
『少年少女』の執心 高橋睦郎――松井喜三男展「少年少女」1974
夢の牧歌 川村二郎――ペーター・プロクシ展 1974
葦の舟の、ラー 吉増剛造――渡辺隆次水彩展 1974
衝撃を受けた池田君の絵 梅原猛――池田一憲展 1975
絵のなかの雑記帖 瀧口修造――金子國義展「お遊戯」1975
純粋感覚の庭 高橋睦郎――高橋一榮展 1976
川井昭一頌または咒 高橋睦郎――川井昭一展 1976
珊瑚の丘の夕映 由良君美――高松潤一郎展 1977
展覧会に寄せて 瀬木慎一――城景都展 1977
断章 瀧口修造――野地正記展 1978
予感と夢想 池内紀――川口起美雄展 1979
ポナ A.P.deマンディアルグ――ボナ展 1979
杉原玲子の女たち 堀口大學――杉原玲子展「青き花粉の部屋」1979
メカニズムと少年 澁澤龍彦――四谷シモン展「機械仕掛けの少年」1980
みずからを売らず 澁澤龍彦――秋吉巒遺作展 1982
画家の心に光が射し込もうとしている 四谷シモン――渡辺高士展 1983
ビッキ展に寄す 加藤郁乎――砂澤ビッキ展「樹頭」1983
PERSEPHONES 冥府の花嫁 大山弘明展 1983
相馬武夫の神秘学 桑原住雄――相馬武夫展 1984
秋の領分 吉岡実――小沢純展 1985
上村次敏の作品 河北倫明――上村次敏展「交錯する視覚・二つの視点」1986
雄鶏のいる庭 河北悟――西川正美展 1987
オルゴリアワルツ 河村悟
――武藤政彦展「オルゴニア宮殿 夢の大広間にて…… の世界MUTTONIの世界」1987
森の生活 高橋睦郎――小沢純展「森の生活」1989
小沢純さんの事 山下洋輔――小沢純展「森の生活」1989
縫合しピンを打った少年の憂鬱 荒俣宏――建石修志展「標本箱の少年」1990 P.237
スズキシン一のマリリン・モンロー 亀井俊介
――スズキシン一展「マリリンからの便り」1994
越の縄文人 前田常作――森弘之展「越の凾人」1995
展覧会に寄せて 佐藤亜紀――浅野信二展「MEMORABILIA 骰子の測量」1995
壁に架かる月 高柳誠――建石修志展「壁に架かる月」1996
展覧会に寄せて 瀬木慎一――宮下勝行展「空華」1997
内観の地図 前田常作――小野田維展 1997
夢の実在 末永照和――牛尾篤展「Im Café〈カフェにて〉」2000
建石修志のために 四方田犬彦
――建石修志展「月よ! カサ・ルナ或いはウサギホテル」2001
展覧会に寄せて あがた森魚――七戸優展「収束する平行線」2002
展覧会に寄せて 宇野亞喜良――七尾優展「Platonic」2004
目撃と感慨 瀬木慎一――没後七年 堀田操展「寡黙な超現実画家」2005
川に棲む画家 川口起美雄――小石貞夫展 2005
水野恵理 イノセンスの迷宮 天沼春樹――水野恵理展「イノセンスの迷宮」2008
展覧会に寄せて 川口起美雄――藤原舞子展「Mystikosな庭」2010
長島充の魅力 石堂藍――長島充展「伝説の翼」2013
楽園の入口 巖谷國士――高松潤一郎展「巻貝の見た夢」2015
青木画廊展覧会 1961-2016
あとがき 青木径
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[注記]

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[帯]
(前)
ようこそ幻想絵画の巣窟へ
ウィーン幻想派の紹介
金子國義、四谷シモンのデビュー
瀧口修造、澁澤龍彦もかかわった孤高の画廊
(後)
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(風濤社のHP)
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[編者]
青木画廊(あおきがろう)
1961年開廊以来、内外の幻想レアリスム、シュルレアリスムを扱う銀座の画廊。1960年代よりフックス、ブラウアー、コーラップなどのウィーン幻想派を積極的に紹介し、国内作家では池田龍雄、中村宏、山下菊二、齋藤真一、野地正記などを扱う。なかでも金子國義、四谷シモンの展覧会デビューは美術界に衝撃を与え、一躍アヴァンギャルドの画廊として広く認知された。瀧口修造、澁澤龍彦がオブザーバー的に企画にも絡み、瀬木慎一、針生一郎、種村季弘、高橋睦郎、吉岡実など美術評論家・作家・詩人が展覧会パンフレットに数多くの文章を寄せ、美術ファンのみならず文学ファンにも知られる。その画廊精神は現在も引き継がれ、澁澤龍彦曰く「密室の画家」たちがこぞって発表の場を求めている。
〒104-0061 東京都中央区銀座3-5-16島田ビル2F・3F
Tel.03-3535-6858 http://www.apkigallery.jp


(以上、DOJI-I様)
- - - - - この数年、師匠である平井呈一先生の人生を追う旅をしていたそう。

この月、やっと先生のお墓をつきとめ、手を合わせることができたという。