2017年8月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2017年8月(平成29年 70歳)

主な出来事: 第三次安倍 第三次改造内閣発足 河野外務大臣・野田総務大臣などが話題に、民進党・細野氏が離党、スペインのカタルーニャ地方でテロ 15人が犠牲になる、米喜劇俳優ジェリー・ルイス死去、北朝鮮が日本上空(北海道上空)を横切るミサイルを発射

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日 新聞 日刊ゲンダイ - - 吉川圭三氏(日本テレビプロデューサー、現ドワンゴ会長室付エグゼクティブプロデューサー)が以下の文章寄稿。

「テレビ界ハチャメチャ“偉人変人”伝 」(第二回)

バラエティー番組を制作して他にはない実績といえば、美輪明宏氏、荒俣宏氏、映画監督の鈴木清順氏、水戸黄門でおなじみの西村晃氏など畑違いの人物をバラエティーに引きずりこんできたことだ。この方たちをバラエティー番組の空間に放つと「不思議な存在感」と「独自の言葉」や「存在自体」が半端でなく、スタジオに新風を吹かせ、とんでもない化学反応をすることがある。初めて出演していただくには少々の勇気はいるものの、成功した場合のはじけ方が半端ではない。(注:以降、岡本太郎氏の思い出が続く)

https://www.nikkan-gendai.com/articles/columns/3066

なお、吉川氏は以前も同様の文章をかいている。
1日 雑誌「本の雑誌」 本の雑誌社 8月号 - 【参考】
2017年8月号 ISBN978-4-86011-372-8 C0395 2017.08.01 778円(本体)

特集 知の巨人に挑む!
博物学と百科事典 荒俣宏の龍脈 下中弘(元・平凡社社長) P.30-31 (DOJI-I様)
2日 トーク (公財)下中記念財団、ポレポレタイムス社 共催 18:30〜 ECフィルム12 「荒俣宏プレゼンツ 夏休み懐かしの理科映画+ECフィルム 以下、カフェ「ポレポレ坐」さんHPより

2017.8.2 ECフィルム12 「荒俣宏プレゼンツ 夏休み懐かしの理科映画+ECフィルム」

20世紀の映像百科事典
エンサイクロペディア・シネマトグラフィカ(ECフィルム)を見る
連続上映会12「荒俣宏プレゼンツ 夏休み懐かしの理科映画+ECフィルム」

本上映会シリーズは、20世紀を代表するこの壮大な映像アーカイブを今に生きる私たちの目線で読み直し、虫干しして、多彩な分野の人々との対話を通して新しい息吹をふき込む試みである。これらの映像の中に、私達の未来に必要な宝物を見つけられるかもしれない。

■日時 :2017年8月2日(水)18:30開場/19:00開演
■ゲスト:荒俣宏(博物学者)
 聞き手:下中弘
■予約:03-3227-1405 event@polepoletimes.jp(ポレポレタイムス社)
料金:予約:1,500円/当日:2,000円(ワンドリンク付)

公益財団法人下中記念財団、ポレポレタイムス社 共催

〈上映プログラム〉
【特別上映】
■映画「サーカス水族館」 企画:平凡映画部
・この映画は荒俣宏さんが水族館の資料収集のなかで手に入れた16mmプリントを自費でデジタル化し、上映するものです。版権にお心当たりのある方は主催者までお知らせ下さいませ。
・原作「サーカス水族館」末広恭雄著 河出書房刊 1956年
・原作初出 1955年4月〜1956年3月 学研「6年の学習」連載

■ヒカリキンメの生態(撮影:荒俣宏)
■生まれたてのジンベエザメ(撮影:荒俣宏)

【ECフィルムより】
■イザリウオの一種 有対びれを用いての走行 1960年撮影 5分30秒 モノクロ サイレント
■押し伸ばし技法による土器づくり モロッコ リフ・ベルベル族 1950年撮影 6分 モノクロ サイレント
■キタリス 餌の陰匿 (未経験の幼仔) 1960/61年撮影 7分 モノクロ サイレント

〈連続上映会12「荒俣宏プレゼンツ 夏休み懐かしの理科映画+ECフィルム」〉
水族館の歴史を執筆中の荒俣さんが、ネットで購入したという古い秘蔵の16oフィルム。その名も「サーカス水族館」。昭和天皇に生物学をたびたびご進講し「お魚博士」として知られた末広恭雄(1904〜88年)の原作を映画化したものだ。なんと若き殿山泰司も出演しているのだという。末広恭雄は東大を退職した後、水族館京急油壺マリンパークの館長を務め、条件反射を利用した学習で魚を訓練し展示を演出した。まさに「サーカス水族館」を築きあげた人物。これは珍品。きっと水族館の輝かしい歴史の一場面が映っているに違いない!胸を高鳴らせつつ試写にのぞむと...。実はその内容は想像していたものとはだいぶ違っていた。少年の心芽生えた「なぜ魚が音楽に合わせて踊るのか?」という疑問は、波瀾万丈のうちにゆっくりと育ち、大人達は優しくそれを見守る。戦後間もない頃に科学者が描いた物語は、焼け跡の中で生きる少年少女の好奇心の芽を大切に育む理科映画だったのだ。すぐ検索、最短距離で正解にたどり着くことがよいことであるかのような風潮の昨今、その姿は新鮮でもあり、うらやましくもある。同時代に始ったECフィルムの理科映像と併せて観ながら、あの時代の空気を感じたい。現代の「お魚博士」荒俣先生が熱く語ります。荒俣さんがペナンで撮影したお宝最新映像も同時上映。

〈ゲスト〉
荒俣宏(博物学者)

■共催:公益財団法人 下中記念財団(平凡社の創立者下中弥三郎を記念し、教育・出版に関する助成を実施)、ポレポレタイムス社
■企画:EC活用委員会/下中菜穂(暮らしの自由研究室)、丹羽朋子 (FENICS)、ポレポレタイムス社 
■協力:川瀬慈(国立民族学博物館)、岡田一男(東京シネマ新社)、NPO法人 FENICS
■デザイン:大橋祐介

http://za.polepoletimes.jp/news/2017/07/201782ec12-ec.html

ちらし表 ちらし裏

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EC(公式)FBによる当日レポート
https://ja-jp.facebook.com/ecfilm/

7日 講演 公益社団法人日本数学教育学会 9:30〜12:00 知の巨人 南方熊楠 第99回全国算数・数学教育研究(和歌山)大会・ 第64回近畿算数・数学教育研究(和歌山)大会が開催され、そこで記念講演を行います。

全体講演(記念講演)
会場 和歌山県民文化会館 大ホール(和歌山市小松原通一丁目1番地)
講師 荒俣 宏(博物学者・南方熊楠記念館名誉館長)
演題 知の巨人 南方熊楠

※時間は「開会式・講演」というくくりですので、講演は10:30くらいからでしょうか。想像ですが。

おもに学校の先生なんかが受講する「算数・数学教育講座ならびに教養講座」というのがメーンの大会ですので、これを受講する人が聞けるのかな。一般でも参加は可能のようです。3000〜4000円。よくわかりませんので詳しくは下記でご確認ください。

http://www.knt.co.jp/ec/2017/jsme/index.html

10日 TV 時代劇専門チャンネル 23:00〜 - 「怪 福神ながし」(2000/9/15、wowowで放送、90分)が放送。アラマタも2秒くらい映ります。
10日 新聞 日刊ゲンダイ - - webに「お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか」の書評掲載。無署名。たぶん本紙にものったんだと思う。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/211162
10日 - - - - ジュンク堂池袋店2階にてフェア「キモオタプライド祭り」開催。水道橋博士氏に「NEXT荒俣宏」と称された丸屋九兵衛氏セレクトによる選書フェア。
丸屋氏の私物展示もあるようで、そのなかに荒俣サイン入りの「征服王コナン」(サイン日2000/5/12)が含まれていた。

岡和田晃氏ツイッターより
https://twitter.com/orionaveugle/status/907922719928283136

それに対する丸屋氏ツイッター
https://twitter.com/QB_MARUYA/status/907944007610769408
11日 eBOOK - - - 「歌舞伎キャラクター事典」がeBOOKになりました。

https://www.ebookjapan.jp/ebj/418741/volume1/
13日 TV BS1 18:00〜18:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「怪談 〜kwaidan〜」


日本の夏の風物詩「怪談」。この時期「百物語」や怪談ツアーが花盛り。ヒュードロなど音で表現するのも日本独特だとか。海外と日本の怪談は何が違うのか外国人と徹底討論。

夏の風物詩、「怪談」。「怖い話」も娯楽として楽しんでしまう日本人だが、外国人にはその感覚がよく分からないとか。昔から歌舞伎や落語も「怪談」が定番。夏になると集まって怪談を語り合う会や怪談ツアーなどイベントも開かれる。笛と太鼓の「ヒュードロ」など、独特の音で「怖さ」を表現するのも日本独特?海外と日本の怪談は何が違うのか。「怪談」を娯楽として楽しむ日本人はクール?

出演者ほか
【出演】荒俣宏,【司会】鴻上尚史,リサ・ステッグマイヤー,【語り】日高のり子,中井和哉
13日 コミケ - 海あそび塾 夏のコミックマーケット 「荒俣宏の海あそび塾」のサークル名でブースを出す。香里武塾長が中心で、アラマタは会場には行かないとおもう。

若い塾長だけに発想が柔軟で活動的である。

8月13日(日) 東2ホール S-30a

海あそび塾FB」6/24の項
https://www.facebook.com/pg/umiasobijyuku/posts/

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なんと!
参加してました!

香里武氏ツイッター
https://twitter.com/KaribuSuzuki/status/896537785808453633  画像こちら


17日 TV BS日テレ 19:00〜20:54 荒俣宏の見えないものを見に行く旅 荒俣宏の見えないものを見に行く旅
〜神々と妖怪の地 出雲〜

古来より“八百万の神々の国”と言われてきたロマン豊かな国、日本。
神話や伝説・民間伝承が各地に残されています。特に、山陰地方はその特色が顕著な地域。
「博覧強記の知の巨人」、「生きる博物館」とも言われる作家の荒俣宏さんと
神社仏閣めぐりが大好き松本明子さんの2人が、2泊3日の旅の中で山陰地方の謎を繙きます。

http://www.bs4.jp/guide/document/youkai&kaigami/
17日 - - - - 個人の方のツイッターに色紙掲載。「ニッポン見聞録」取材途中で訪れた「魚仙」(長岡市)さんにあるらしい。なお色紙日付は2016/7/15.

https://twitter.com/papapapapagenoo/status/898204944896892931

ここか
http://uo-sen.jp/
19日 ラジオ JFN - ラジオ版 学問ノススメ 出演。放送後、下記のページで買えるようになるようです。100円。

学校では教えてくれない、教わったけれど忘れてしまった!ことを授業より楽しく学べる、ラジオ版課外授業プログラム、学問ノススメ。出演は蒲田健。

●19日(土)〜
ゲスト:荒俣宏(作家、博物学者)
『帝都物語』がベストセラーになり、日本SF大賞受賞。さらに『世界大博物辞典』でサントリー学芸賞受賞。神秘学・博物学・風水など多分野にわたり精力的に執筆を続ける日本が世界に誇る博覧強記!知の巨人です。今回はポプラ新書『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』を基に伺っていきます。

JFNhttps://note.mu/gakumon_susume
19日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の毎日コレ検索 連載第十七回 「大本営発表VS新聞の反撃 竹槍事件のこと」

(DOJI-I様ありがとうございました)
19
訃報 - - - ブライアン・W・オールディス死去。享年92。荒俣は「フランクになろう」を訳した。
20日 TV(再) BS1 12:00〜12:45 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「ニッポン人への大ギモン“なぜ日本の家は○○なの?”」 再放送
25日 会議? - - - この前後京都に滞在。国際マンガミュージアムの会議かなにかか。
27日 - - - - (個人的な記載)この日、大変な日となる。忘れないように記しておく。
28日 週刊誌「サンデー毎日 毎日新聞 9/10号 - 「お化けの愛し方」の書評掲載。評者は工藤美代子氏。

〔SUNDAY・LIBRARY〕今こそ、読みたい 
荒俣宏『お化けの愛し方 なぜ人は怪談が好きなのか』=工藤美代子
29日  書籍(共著) 学研プラス  - 荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録 「荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録」発売。荻野慎諧氏、峰守ひろかず氏との共著。
以下、amazonより。(___様、ありがとうございました)  ちらし

その土地ごとに伝わる妖怪伝承の知られざる魅力を、ご存じ、荒俣氏が、古生物学者の荻野慎諧とともに掘り起こし、異分野の専門家どうしで「知のバトル」を繰り広げる、妖怪版「ブラタモリ」。本書では東北を舞台に、妖怪の正体について、徹底的に語りつくす

帯表「すごいぞ!河童の好物尻子玉って本当にあったんだ!」
帯裏「荒俣宏 荻野慎諧 峰守ひろかず
   本書にて初公開。殿様の珍品コレクションに博物学者×古生物学者×妖怪小説家が挑戦する」

【目次】
●はじめに 岩手の不思議は『遠野物語』だけではない 荒俣宏
●第一章  探偵団、まずは岩手で妖怪を考える
◎旅の始まり、もしくは早々の前途への不安
◎河童百態、百花繚乱!
◎河童はゴミ箱なんだと古生物学者は言った
◎本堂守って百四十五年だニャアと乾いた河童は言った(かもしれない)
◎牙と角と体毛と ──遠野の古刹に眠る妖怪の遺物×3!
◎ザシキワラシが守った家宝はホロタイプ標本?
◎鯨の来た海は世界に向かって開けていた
◎鯨の骨は○○の頭蓋骨!
◎意外! 宮沢賢治に連なる怪しい人脈
◎開かれていた遠野とハイパー文学の秘密!
◎佐々木喜善の迷い道とその果てに残したもの

●コラム  宮沢賢治は剣士だった?
●対談   宮沢賢治×南方熊楠談義 岩手と和歌山をつないだ超絶な日本人

●第二章 地獄と極楽、この世とあの世。探偵団、死後の世界を歩く
◎健康で文化的な最高限度の生活atあの世
◎青色絵の具は富裕の印
◎開眼!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(地獄絵編)
◎堪能!美術解剖学的怪異鑑賞メソッド(幽霊編)
◎死体以外はみんな生き生き
◎絶対に見たく ない幽霊画

●第三章 君はもう見たか !? 好奇心が爆発する殿様の博物コレクション
◎即金で購入された「珍しいだけ」の奇魚
◎南部特製博物コレクションフルコース
(1)まずはバラバラの人魚から
(2)妙薬秘薬オンパレード
(3)好奇心が集めた珍品宝物
(4)前世代の医薬品と博物学的整理法
◎最後に 事典と実用書の中の妖怪たちが教えてくれること

●第四章  座談会  京都 VS東北 中央から見た鬼の国
●おわりに 荻野慎諧


★『シャーマンキング』でおなじみ、漫画家・武井宏之氏が挿絵を担当

9784054065857
248p
1600円

https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4054065856/hnzk-22

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荻野慎諧(おぎのしんご)氏は古生物学者。2016/09の新幹線車内誌「トランヴェール」で、一緒に東北の妖怪スポットを探訪した。

峰守ひろかず氏は作家で、「ほうかご百物語」などの著書がある。
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学研プラスツイッター
https://twitter.com/gkp_koho/status/904937874113433600
29日  web カドカワ  - - 「ダ・ヴィンチニュース」インタビューに以下掲載

「“知の巨人”荒俣宏の「お化け学」最終講義!」

「日常の方がずっと怖いことがある」怪談の起源を探ると人間とお化けは恋もできる衝撃の価値観があった!【荒俣宏インタビュー】

荒俣: 数年前に編纂した『怪奇文学大山脈』という3巻本のアンソロジーで、怪奇小説については一段落つけたつもりだったんです。もう書くことがないな、と思っていたんですが最後の最後にまた面白いテーマを絞り出すことができてよかったなと。あとは赤字にならない程度には売れてほしい。現実の何が恐ろしいって、本が売れないのが一番のホラーですからね(笑)。

など

https://ddnavi.com/review/395751/a/

https://ddnavi.com/interview/395727/a/ 
29日 - - - 『私家版 精神医学事典』春日武彦・著(8/29 河出書房新社の帯執筆。

妄想は、アタマで「理解(リカイ)」しようとすればツケ上がる。だからこの事典は、どんどん「野放し」にして妄想を吐き切らせ、心に「口(クチ)」を割らせたのだ!
――荒俣 宏(作家・博物学者)

(DOJI-I様ありがとうございました)
31日 プレス発表 学研 - - 「荒俣宏妖怪探偵団 ニッポン見聞録」のプレス発表あり。

「「鵺はレッサーパンダ!?」でお馴染みの荒俣宏妖怪探偵団が、東北各地を歩き、ゲストと共に旅先で出会う数々の怪奇を検証する、ディープな実録ルポ。8月29日「荒俣宏妖怪探偵団ニッポン見聞録」発売」

時事の記事
https://www.jiji.com/jc/article?k=000001260.000002535&g=prt

PRTIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001260.000002535.html