2018年10月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2018年10月(平成30年 71歳)

主な出来事: 本庶佑・特別教授(76)がノーベル医学生理学賞受賞、築地市場が豊洲に移転し営業開始、数箇所の大学医学部で入試時の不正加点などが明るみに出る、サウジアラビアの反体制ジャーナリストがトルコのサウジ領事館を訪問後に行方不明になり問題化、積水ハウスが土地取引をめぐって55億円をだましとられる事件が発生、

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
3日 TV(再) BSプレミアム 15:00〜16:00 私を不思議に連れてって! 「史上最大のミステリー チンギス・ハン 幻の墓を探せ!」再放送
7日 ラジオ TBSラジオ 21:30〜22:00 「嶌信彦 人生百景「志の人たち」」(2
回目)
9/30につづいて出演。2回め。

https://www.tbsradio.jp/296652

10日 雑誌「月刊DIVER」ダイバー ダイバー 11月号 - 9月の海あそび塾磯観察回の記事掲載。
14日 ラジオ TBSラジオ 21:30〜22:00 「嶌信彦 人生百景「志の人たち」」(3
回目)
9/30、10/7につづいて出演。3回め。

https://www.tbsradio.jp/296652
15日 書籍(監) 朝倉書店 -   武蔵野美術大学コレクション博物図譜 ─デジタルアーカイブの試み─


四六倍/516ページ/2018年10月15日
ISBN978-4-254-10281-9 C3640
定価21,600円(本体20,000円+税)

荒俣宏 特別監修/寺山祐策 監修/本庄美千代 編


武蔵野美術大学美術館・図書館所蔵(荒俣宏氏提供)の貴重書からビジュアルな図版を多数収録。同大で行われたデジタルアーカイブ・プロジェクトをもとに,大学資料の活用,デジタル化についても解説する。荒俣氏による博物学と図譜についての解説も収録。〔収録作品〕花蝶珍種図譜/人体構造解剖/第3次太平洋航海記/ルソーの植物学/イギリスの昆虫/熱帯ヤシ科植物図譜/脊椎動物図譜/アストロラブ号世界周航記/チリ前史/八色鳥科鳥類図譜/中国肉筆博物図集/他

目次

I 図譜編 (解説・本庄美千代)

 I-01 『花蝶珍種図譜』 
     エーレト,ゲオルグ・ディオニソス
 I-02 『人体構造解剖図集』 
     ゴーティエ=ダゴティ,ジャック・ファヴィアン
 I-03 『中国ヨーロッパ植物図譜』 
     ビュショー,ピエール・ジョゼフ
 I-04 『第3 次太平洋航海記』 
     クック,ジェームズ/キング,ジェームズ
 I-05 『名花素描』 
     スパエンドンク,ヘラルト・ファン
 I-06 『ルソーの植物学』
     ルソー,ジャン=ジャック/ルドーテ,ピエール・ジョゼフ
 I-07 『オーストラリア探検記』
     ペロン,フランソワ/フレシネ,ルイ・クロード・デソール・ド
 I-08 『コルディエラ景観図集』
     フンボルト,フリードリヒ・ヴィルヘルム・ハインリヒ・アレクサンダー・フォン/ボンプラン,エメ
 I-09 『フローラの神殿』 
     ソーントン,ロバート・ジョン
 I-10 『イギリスの昆虫』 
     ドノヴァン,エドワード
 I-11 『解剖学遺稿集』 
     マスカーニ,パオロ
 I-12 『熱帯ヤシ科植物図譜』 
     マルティウス,カール・フリードリヒ・フィリップ・フォン
     第1巻/第2巻/第3巻
 I-13 『ユラニー号およびフィジシエンヌ号世界周航記録:動物図譜編』
     フレシネ,ルイ=クロード=デ・ソール=ド
 I-14 『脊椎動物図譜』 シンツ,ハインリヒ・ルドルフ
   哺乳類編/爬虫類編
 I-15 『コキーユ号世界航海記』
     デュプレ,ルイ・イシドール/レッソン,ルネ・プリムヴェール/ガルノー,プロスペル
     動物編/植物編/探検航海編
 I-16 『アストロラブ号世界周航記』
     デュモン・デュルヴィル,ジュール・セバスティアン・セザール
   航海地図/航海史:図録1/航海史:図録2
   ニュージーランドの動物図譜,哺乳類
   軟体動物図譜
   動物図譜
   植物図譜
 I-17 『一般と個別の頭足類図譜』
     フェルサック,アンドレ・エティエンヌ・ジャスティン・パスカル・ジョゼフ・フランセ・デュベール・デゥ/ドルビニ,アルシド・シャルル・ヴィクトル・デッサリーヌ
 I-18 『鳩図譜』
    マダム・クニップ/テミンク,コンラート・ヤコブ/プレヴォー,フローラン
 I-19 『チリ全史』 ゲイ,クラウディオ
 I-20 『八色鳥科鳥類図譜』  
     エリオット,ダニエル・ジロード
 I-21 『フウチョウ科・ニワシドリ科鳥類図譜』 
     シャープ,リチャード・バウドラー
 I-22 『自然の造形』 
     ヘッケル,エルンスト
 I-23 『エルウィズ氏ユリ属の研究補遺』
     グローヴ,アーサー/コットン,アーサー・ディズブロウ
 I-24 『[中国肉筆博物図集]』 [不明]

II 博物学とその美的表現の歴史   (荒俣 宏) 
 U-01 博物画の楽しみ
博物誌Naturalis Historia とは何か/世界を開示する―博物学画像―/怪物画も重宝な資料だった/教育の手本になった博物画家/記述と図像化にかんする3 つの方法/分類学の基本概念は相同と相似/博物画は事実と想像の混合物である/博物画は模写される過程でエラーを発生させる
 U-02 博物採集,博物館,そして博覧会
世界一周航海の結果、博物館が生まれる/北の果て,南の果て,そして真ん中の海/頭が重くてひっくり返りそうな地球/インコが鳴く幻想の南極大陸/ロマンスとパラダイスの島タヒチを巡る争い/キャプテン・クックが開いた新世界/ナポレオンも応募したラ・ペルーズの探検航海/楽園の島での幻滅/フランスとロシアの追随
 U-03 日本博物学と図譜の進展―栗本丹洲『千蟲譜』を中心に―
西洋と日本の博物画は異質である/干物か刺身か?/魚はなぜ跳ね上がって描かれるのか?/解剖学と形態学の交差/本物は偽物に間違えられる?/『千蟲譜』に見える先見性/擬態の問題を意識した丹洲/お菊虫の登場/釣りをする魚の観察
 U-04 視覚の冒険―「水族館の歴史」に寄せて―
繋がっていく関心、開ける展望/万博会場と大温室の結合/ラーケン温室も巨大なレセプション施設だった/ウォーディアン・ケースによる啓示/ウォードの次なる発見/ロンドン動物園に「フィッシュハウス」出現/ドイツの水族館の「環境展示」/1900 年万博は「海産生物様式」の万博でもあった/自然と人工の美の統合
 U-05 博物画の現在と過去
博物図は困難な絵である/デューラーも博物図を制作した/体を壊すほどの仕事だった?/それでもアート化する不思議/人類3 万年の博物画展を開催できる/死物を活物に変える努力/植物図譜と実践的な描写/科学革命と図鑑革命の原理―自分の眼で見よ―/豊かで幸福な博物画も生まれた/奇跡の昆虫図もドイツから/博物画を国の美術にしようとした大帝

V 書物からアーカイブへ
 V-01 美術大学におけるデジタルアーカイブの試みとは 
      (寺山祐策)
 V-02 特装本「博物図譜とデジタルアーカイブ」の発刊について 
      (寺山祐策)
 V-03 博物図譜コレクションのはじまりから研究活用まで:
     「荒俣宏旧蔵博物図譜コレクション」をめぐって 
      (本庄美千代)
 V-04 タッチパネル閲覧システムから「MAU M&L 博物図譜」開発まで
      (大田暁雄・河野通義)

 人名リスト
 参考文献
 視覚化される世界「博物図譜とデジタルアーカイブ」参考資料年表
   (谷田 幸・田中知美)

http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-10281-9/
17日 TV フジテレビ 23:00〜23:40 TOKIOカケル 10月17日(水)のTOKIOカケルは!今夜、井浦新の禁断の扉が開かれる?!テレビ初公開!シュールすぎる一発芸とは?我慢できない衝動を掻き立てるモノは◯◯!考えると眠れなくなる歴史ミステリーに荒俣宏先生も登場!そして井浦プロデュース!でTOKIO主演の江戸絵師ドラマが実現!?

初登場の井浦新を迎えて、「生まれて初めて聞かれました」をおくる。長瀬智也からの'考え出すと眠れなくなる事は何?'という質問には、歴史ミステリーが好きだという井浦が日本に存在するピラミッドを取り上げ、それについて荒俣宏氏が解説する。その他、一発芸やものまねを披露し、TOKIOと盛り上がる。
18日 トークセッション 三区文化資源地図協議会、東京文化資源会議 18:30〜 帝都物語からみる文化資源区のまち ■ 帝都物語地図カタログについて
三区文化資源地図協議会では、2017年度から2018年度の活動として荒俣宏氏の小説「帝都物語」の世界観を介して、江戸から東京の市街地の変遷の様子を各種地図への専門家が解説した「帝都物語地図カタログ」という地図集の制作を行っています。その制作にあたり、地図を題材とした話題を展開するために、荒俣氏や江戸・東京に見識の深い先生方との連続トークセッションや完成披露シンポジウムを開催していきます。
連続トークセッションの第1回は6月11日に神田明神地下ホールにて荒俣宏氏と清水祥彦神田明神権宮司による「帝都物語からみる江戸東京の風水」というテーマを、第2回は10月に荒俣宏氏と藤森照信氏による「帝都物語からみる東京文化資源区のまち」というテーマを予定しております。また、完成披露シンポジウムは、神田明神ホール完成披露と兼ねて、12月14日に予定しております。

上記は2018/05/07発表のプレス資料より。詳細はまだです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000025172.html
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発表ありました(2018/09/8)

トークセッション「帝都物語からみる文化資源区のまち」
〜地図からみる帝都物語と東京文化資源区第2回トークセッション〜
東京文化資源会議

東京文化資源会議と三区文化資源地図協議会では、2018年10月18日(木)18時30分より、荒俣宏氏と建築家・藤森照信氏をお迎えして東京大学本郷キャンパス ダイワハウス石橋信夫記念ホールにて、第2回トークセッション「帝都物語からみる文化資源区のまち」(地図からみる帝都物語と東京文化資源区連続トークセッション)を開催いたします。
昭和60年に発表された作家荒俣宏氏のデビュー作「帝都物語」は、近代都市としての帝都東京の発展、震災と戦災からの復興、崩壊に至る、幕末から近未来( 昭和七三 年)までの物語であり、怪人加藤と東京の地霊である平将門、渋沢栄一、後藤新平、早川徳次、寺田寅彦、幸田露伴、今和次郎など、それぞれの時代・立場から帝都東京が描かれています。地図アーカイブの構築に取り組む、三区(千代田・文京都・台東)文化資源地図協議会では、帝都物語の世界を介し、東京都心北東部の都市の形成の要所と特徴を読み解く、地図カタログの作成に取り組んでいます。
第二回目のトークセッションでは、荒俣氏と、作中にも登場される建築家・建築史家の藤森照信氏をお迎えし、江戸から明治・大正・昭和の都市と建築の物語とこれを舞台に展開された帝都物語の世界の交差について語っていただきます。

トークセッション 荒俣宏 x 藤森照信
司会・聞き手   真鍋陸太郎(東京大学・東京文化資源会議)
地図ナビゲーター 片桐由希子(首都大学東京・東京文化資源会議)

日 時  2018年10月18日(木) 18時30分〜(開場18時)
会 場  東京大学本郷キャンパス ダイワハウス石橋信夫記念ホール
    ※地図 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html
参加費  無料
定 員  130名(先着順)
問合せ  東京文化資源会議 地図ファブプロジェクト
   E-Mail: tokyo.map.fab@tohbun.jp
   Facebook :https://www.facebook.com/tokyo.map.fab/
主 催  東京文化資源会議・三区文化資源地図協議会
申込フォーム https://goo.gl/vAkLVB
  座席が埋まり次第、応募を停止いたします。お申し込みされた方は当日会場に直接お越しください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000025172.html

20日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の毎日コレ検索 連載第三十一回 「」
23日 書籍(協) 工作舎 - 遊読365冊 「遊読365冊/松岡正剛」に協力。「09 読書を荒俣宏にまかせてしまう」の章。

『遊 特集:読む』(1981年8/9月合併号)の「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」をまるごと再録し、付録としてエッセイや索引をつけたしたたものと思われる。
「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」にはアラマタも「協力」としてクレジットされていた。

978-4-87502-497-2
本体価格:1,800円+税
判型:B6変形

内容紹介
1981年雑誌『遊 読む』誌上に一挙掲載された伝説のブックガイドついに復活! 『千夜千冊』の原点。「読書は男のケンカだ」の33冊から「読書で一番遠いところへ行く」ための31冊まで、百字一冊でブックコスモスを駆け巡る。09章39冊は荒俣宏選書。松岡正剛の「読書術講義」併録。
目次
本の自分と本分

松岡正剛が選ぶ365冊の遊学
01 読書はイマジネーションにはじまる
02 読書は男のケンカだ
03 読書が記憶の気配をふるわせる
04 読書で自分をあらためて知る
05 読書は見るものかもしれない
06 読書でジャパネスクに耽る
07 読書が生命と宇宙の謎をとく
08 読書は大いなる遊戯である
09 読書を荒俣宏にまかせてしまう
10 読書そのものを読書する
11 読書が歴史の矛盾を告示する
12 読書で一番遠いところへ行く

このまま読んでそのままへ
【附録】読書術講義より 気楽に読んで乗ってゆく
注記と補足—365冊の道の記憶
書名・作品名索引
人名索引

読書という面妖な行為について


https://honno.info/kkan/card.html?isbn=9784875024972
28日 トークショー 京都国際マンガミュージアム? 14:00〜   ハロウインにあわせ、10/24〜10/31までJR京都伊勢丹で妖怪に関する展示「ハロウイン百鬼夜行」開催。
これにあわせたトークイベントが開かれます。
お相手は京都国際マンガミュージアム研究員で、京都の妖怪の歴史とその痕跡調査を行っている應矢 泰紀氏。以下詳細。

■妖怪好きにはたまらないスペシャルトークショーも
京都国際マンガミュージアムの館長で、日本の妖怪シーンをリードする荒俣 宏氏と、京都国際マンガミュージアム研究員で、京都の妖怪の歴史とその痕跡調査を行っている應矢 泰紀氏とのスペシャルトークショーを開催。百鬼夜行とハロウィンの共通点について、特に「化ける」ことの意味を深く探っていく。
他にも他県とは異なる京都ならではの妖怪について語り合う貴重なイベントに、ぜひ参加してみては。​

●百鬼夜行トークショー「日本と海外のおばけ文化-京都独自の妖怪の秘密-」
日時:10月28日(日)午後2時から(約40分)
会場:2階=特設会場 
参加費:無料 ※席に限り有り。先着順でのご案内。

ハロウィン百鬼夜行
会期:2018年10月24日(水)〜31日(水)
会場:ジェイアール京都伊勢丹=各階
スペシャルサイト:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/halloween/

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000021989.html
31日 ムック「怪」 角川書店 vol.0053 - 連載「妖怪少年の日々」