2020年7月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2020年7月(令和2年 72-73歳)

主な出来事: レジ袋有料化がはじまる、経済再活動とともに全国でコロナ感染者が再び増加 大都市圏・若年層で顕著、九州で記録的な豪雨 甚大な被害を出す、中国政府による香港の国家安全維持法が成立、将棋の藤井聡太七段が史上最年少となる17歳11カ月で棋聖タイトルを獲得、中国で6月から記録的豪雨が続く、旅行推進キャンペーン「GO TO」が物議、7月に台風来ず 1951年からの観測史上初、李登輝・元台湾総統が死去、デザイナー山本寛斎死去

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
2日 雑誌「週刊文春 文芸春秋 7/9号 - 「文春美術館」で、「荒俣宏の大大マンガラクタ館」が紹介されています。
6日 会議 - - - 平成32年度東京都名誉都民選考委員会 第2回 開催。アラマタは平成29年度から選考委員をつとめている。
なお第1回は5/27日だった。

メンバーは
荒俣宏委員、残間里江子委員、瀬古利彦委員、谷村新司委員、坂東眞理子委員、日枝久委員(座長)、毛利衛委員、増子ひろき委員、東村邦浩委員、中屋文孝委員、梶原洋委員
の11名。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/06/25/18.html
9〜9/17日 写真展 - - 写真展「100+20人の東京2019-2020 〜South編〜」 使い捨てカメラ「写ルンです」(27枚撮り)を渡し、東京の指定した場所を個々のセンスで撮ってもらい、それを展示する、という写真展にアラマタも参加しているようです。
以下。

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アマチュアから都知事まで、112人が撮影した写ルンです写真展「100+20人の東京2019-2020 〜South編〜」

「写ルンです」で東京を記録する。2006年から、一般から参加者を募り行なってきたプロジェクトが集大成を迎える。レンズ付フィルムによる写真展「100+20人の東京2019-2020 〜South編〜」が東京・江東区にあるギャラリーエークワッドで開催中だ。2020年9月17日まで。
2006年から東京駅、浅草、東京タワー、築地など8つのエリアを、公募した100人が富士フイルムのレンズ付フィルム「写ルンです」で写真に収めた。昨年は東京を北エリア、今年は南エリアに分けて撮影。「同じ性能のレンズ付フィルムを使い、同じ日程で同じエリアを撮ることがポイントです。その写真には一人一人の眼や意識の違いが写し出されます」と主催者は話す。

今回は公募92名と、ギャラリーが招聘した20名が27枚撮りの「写ルンです」を手に街を歩いた。石川直樹さん、中村征夫さんら写真家もいれば、博物学者の荒俣宏さんや、アルピニストの野口健さん、都知事の小池百合子さんも参加している。

撮影された写真はすべて展示するので、2000枚を超す写真が会場に並ぶ。撮り直せないレンズ付フィルムを使うことで、街や建築をより深く見つめる機会につなげることが狙いの一つなのだという。

会期中の9月4日には、招待写真家の一人である土田ヒロミらさんによるシンポジウム「人・建築・都市を記録すること」を開く。
-人・建築・都市を記憶する- レンズ付フィルムによる写真展「100+20人の東京2019-2020 〜South編〜」

会期 2020年7月9日 (木) 〜9月17日 (木)
会場 ギャラリーエークワッド
住所 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1F
時間 10:00〜18:00 (最終日は17:00まで)
休館日 土・日・祝日・8月8日〜16日
料金 無料
問い合わせ ギャラリーエークワッド (TEL 03-6660-6011)

https://capa.getnavi.jp/pickup/200709aquad/

11日 書籍(収録) 綺想社 - 『妖蛆の王国』クラーク・アシュトン・スミス 短編小説撰集 貮 クラーク・アシュトン・スミス 短編小説撰集 貮
『妖蛆の王国』

著者 : クラーク・アシュトン・スミス
編纂 : 大網 鐵太郎
刊行 : 綺想社
発行部数 : 150部
販売開始 : 2020年7月11日
判型:B6版 カバー装 248p
価格 : 5,000円


単行本未収録翻訳 :『悪の信奉者』『超時間への飛行』『南極の災厄』『妖蛆の王国』『鸚鵡』『絶対絶命』『墳墓からの種子〔たね〕』

附 : リトルウィアード クラーク・アシュトン・スミス作品集
『支那夢想』『アドンファの園』『忘れられし者』『魔術師の帝国』以上、荒俣宏 訳

価格:5,000円

http://seirindousyobou.cart.fc2.com/?ca=27

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なお(壱)は以下。アラマタの翻訳はないものと思われる。

『響尾〔ガラガラ〕蛇の復活』クラーク・アシュトン・スミス 短編小説撰集 壹
クリックで画像を表示
お一人様一冊まで
綺想紙漿雜誌 爆譯叢書
クラーク・アシュトン・スミス 短編小説撰集 壹
『響尾〔ガラガラ〕蛇の復活』
著者 : クラーク・アシュトン・スミス
編纂 : 大網 鐵太郎
刊行 : 綺想社
発行部数 : 150部
販売開始 : 2020年6月13日
判型:B6版 カバー装 264p
価格 : 5,000円

【収録作品】

響尾〔ガラガラ〕蛇の復活
今生の唇づけ
四次元の殺人
小惑星の領主 ※
混沌空間 ※
仙女座星雲の放逐 甲比丹ヴァルマー冒險譚之壹
完璧な女性
ひめごと
なにかあたらしいこと
不滅の水星

〔※は、すべて単行本未収録・新訳 ほかは、本邦初訳〕

クラーク・アシュトン・スミス待望の作品集の発売です。
今回収録されるのは、単行本未収録作品と初訳のものばかり、集めました。
SFミステリあり、SF、怪奇小説、など多彩に網羅しました。なかには、クトゥルフを彷彿とさせる作品まで納めました。
13日 取材 - - - 渋谷Bunkamuraにてインタビュー取材。妖怪にまつわる、とのことで「大江戸もののけ物語」関連とみられる。
高尾駅付近に暮らすフリーライターさんのブログより。
https://ameblo.jp/konobato18/entry-12610777028.html
15日 web KADOKAWA - - カドカワカルチャーミュージアムHP(https://kadcul.com/)にて「Musashino50」公開。
ボードメンバーがエピソードを語るもの。
動画です。
オープニング(常設?)企画「妖怪伏魔殿 2020 YOKAI PANDEMONIUM」について語っています。
以下。

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角川武蔵野ミュージアムをつくりあげた熱き者たちのドキュメント 「Musashino50」! 本日15日「隈研吾展」チケット発売開始と同時に10のエピソードを一挙公開!!
「全く新しいミュージアムをつくる」・・・そのために集まった、ボードメンバー、スタッフ、スペシャリスト、ボランティアなど総勢50人。「Musashino50」が語るミュージアムへの熱い想い、秘めた情熱、裏話。
7月15日(水)より、既に公式サイトで公開中のエピソード0に加え、1〜9の10エピソードを一挙に公開いたします。
編集工学者の松岡正剛館長、世界的建築家の隈研吾氏、博物学者の荒俣宏氏ほか、ドローンパイロットや建築責任者、企画展担当者、カフェ・レストラン担当者・・・。
一人ひとりの心の中にミュージアムはある。人の数だけ物語がある。
「Musashino50」は、角川武蔵野ミュージアムをとことん知るための、こだわり人間ドキュメントです。

●「Musashino50」内容

EPISODE
0  松岡正剛   角川武蔵野ミュージアム館長
1  荒俣 宏    ボードメンバー 荒俣宏のワンダー秘宝館 館長
2 佐藤 亨    企画チーム「隈研吾展」「武蔵野樹林パーク」担当
3 渡邉秋男 有賀さゆり  富士山ドローンベース ドローングラファー
4 隈 研吾    ボードメンバー 建築家
5 中澤友作  カフェ・レストラン担当
6 佐々木直也  鹿島建設 ところさわサクラタウン新築工事事務所 所長
7 松岡正剛   角川武蔵野ミュージアム館長
8 渡辺 傑    隈研吾建築都市設計事務所 設計室長
9 星野時彦   鹿島建設 チーフアーキテクト

以降数々のエピソードが続きます。

https://kadcul.com/musashino50

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アラマタ直はこちら(vimeo)
https://vimeo.com/438049177
3分39秒
16日 映画コメント - - 「誰がハマーショルドを殺したか」 映画「誰がハマーショルドを殺したか」にコメント。

荒俣宏(作家)コメント

この気味悪い落差は、何なのだ? 
一介の映画監督に解決できるわけがない話が迷走しだす後半、
とつじょ頭の中でアラ−トが鳴りだし、武装隊に映画館が包囲されるような、ナマの危険を感じるのは。

http://whokilled-h.com/
17日 (延期) - - - ところざわさくらタウンオープン予定。
なお「角川武蔵野ミュージアム」は6/6プレオープン済み

〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3・11・14
電車:JR武蔵野線「東所沢」駅から徒歩約10分
車:関越自動車道「所沢」ICから約8分

https://kadcul.com/


https://tokorozawa-sakuratown.jp/


→ コロナウィルスの影響で延期。以下発表される。

2020年7月下旬〜10月:ところざわサクラタウン・角川武蔵野ミュージアム プレオープン期間(一部施設、店舗毎に随時開業)

2020年11月以降:ところざわサクラタウン グランドオープン(同時期に角川武蔵野ミュージアムも全館オープン)


(5/18記)


→ 追記 7/7以下アナウンスされた(7/11記)


「角川武蔵野ミュージアム」埼玉・所沢に図書館×美術館×博物館の文化複合施設が誕生、建築は隈研吾

図書館と美術館と博物館が融合する「角川武蔵野ミュージアム」が、
埼玉県所沢市の再開発によって誕生する大規模複合施設「ところざわサクラタウン」内に誕生。
2020年8月1日(土)より、1階の「グランドギャラリー」と「マンガ・ラノベ図書館」、2階のカフェがプレオープンし、11月6日(金)に「本棚劇場」がオープンする。
「角川武蔵野ミュージアム」は、図書館と美術館と博物館が融合した文化複合施設であり、
KADOKAWAと埼玉県所沢市が共同で進めている街づくりプロジェクト「クール ジャパン フォレスト(COOL JAPAN FOREST) 構想」の
拠点施設「ところざわサクラタウン」内でもひときわ目を引く存在となる。
世界的建築家の隈研吾が国立競技場と同時期にデザインした、多面体の“岩デザイン”の外観は、
まるで大地から隆起した建築物のようで、見るものを圧倒する。
ミュージアム内では、地上1階から5階までで、リアルとバーチャルの展示を織り交ぜた展示を展開予定。
館長である編集工学者の松岡正剛、博物学者の荒俣宏、芸術学・美術教育の研究者である神野真吾、
建築家の隈研吾の体制のもと、革新的なミュージアムの創設を目指していく。
建物の4階から5階にかけて展開される、高さ8メートルの巨大本棚に囲まれる空間「本棚劇場」は、
「角川武蔵野ミュージアム」の象徴と言える場所だ。11月6日(金)にオープン予定となっている。
そこには、KADOKWA刊行物、角川源義文庫、山本健吉文庫、竹内理三文庫、外間守善文庫、山田風太郎文庫のほか、
個人蔵書の書物がおよそ5万冊収められている。本に囲まれる圧巻の風景は、本好きならずとも心打たれることだろう。
「本棚劇場」では、定期的に「本と遊び、本と交わる」をコンセプトとしたプロジェクションマッピングを上映する予定で、行くたび違う楽しみに出会えるのも嬉しい。
17日 TV NHK総合 12:00〜12:45 BSコンシェルジュ「特集ドラマ“大江戸もののけ物語”〜岡田健史・荒俣宏〜」 番組内容
「特集ドラマ 大江戸もののけ物語」<全5回>を紹介。ゲストに岡田健史さんと妖怪の監修を務めた荒俣宏さんを招き、番組の見どころと近況を伺う。

出演者ほか
【ゲスト】岡田健史,荒俣宏,【司会】安めぐみ,田村直之,【語り】安井絵里

詳細
「特集ドラマ 大江戸もののけ物語」<全5回>(17日 金曜 後8時〜)を紹介。ある日、不思議な“まが玉”にふれた男の前に突如、妖怪の天邪鬼が現れる。江戸で起きるトラブルを仲間の妖怪たちと力を合わせて解決!幅広い世代が楽しめる新感覚のファンタジー時代劇が誕生。ゲストに主演を務める岡田健史さんと妖怪監修を担当した荒俣宏さんを招き、番組の見どころのほか河童や猫又など江戸時代の妖怪談議に花を咲かせる。
17日 TV NHKBSプレミアム 20:00〜20:59 ドラマ「大江戸もののけ物語」 放送開始。アラマタが妖怪監修をつとめています。毎週金曜日の放送。全5話。

本作は、寺子屋稼業の毎日を送る旗本の二男坊・新海一馬が、ある日出会った天の邪鬼やほかの“妖(あやかし)”と交流を深めていくさまを描く物語。監督を「愛唄 ー約束のナクヒトー」の川村泰祐が務め、脚本は「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の川崎いづみが手がけた。特殊造形・VFXは「映画 妖怪人間ベム」の岡野正広、妖怪監修は荒俣宏が担当する。

新海 一馬・役/岡田 健史
天の邪鬼(あまのじゃく)・役/本郷 奏多
およう・役/山田 杏奈
猫又・役/森川 葵
河童・役/青山 美郷
お雛・役/平尾 菜々花
百鬼・役/藤本 隆宏
新海 源之進・役/甲本 雅裕
清庵和尚・役/イッセー尾形

毎回終わりにはアラマタによる5分ほどの「妖怪講座」があります。

第1回「お雛の願い」


旗本の次男坊・新海一馬(岡田健史)は剣術が不得手、師匠を務める寺子屋でも子供たちに手を焼く日々。そんな一馬の楽しみは、幼き頃に出会った妖怪の研究だった。ある日一馬は、教え子のお雛(平尾菜々花)が土器(火焔(えん)土器)に話しかけている姿を目撃する。一馬がお雛に渡された“まが玉”を手にすると、天の邪鬼(本郷奏多)と名乗る妖怪が土器から現れた。お雛は天の邪鬼に「死んだ母に会わせてほしい」と頼む。

【スタッフ】
演出:川村泰祐、脚本:川アいづみ、妖怪デザイン:井上淳哉、語り:美輪明宏
音楽:吉俣良、エンディング曲:つるの剛士 with 平尾菜々花「大江戸もののけ音頭」
撮影:藤石修、特殊造形・VFX:岡野正広、美術:松宮敏之、照明:宮西孝明、録音:尾崎聡
妖怪監修:荒俣宏

【出演】
岡田健史、本郷奏多、山田杏奈、森川葵、青山美郷、平尾菜々花
石丸謙二郎、石井正則、高田翔、宮本裕子、酒向芳、池内万作、藤本隆宏
甲本雅裕、イッセー尾形 ほか

【製作】
『大江戸もののけ物語』製作委員会

【制作プロダクション】
NHKエンタープライズ、光和インターナショナル

18日 TV BSプレミアム 06:00〜06:23 BSコンシェルジュ「特集ドラマ“大江戸もののけ物語”〜岡田健史・荒俣宏〜」 17日12:20〜放送された番組のBS放送
19日 TV NHKBS1 0:00〜0:50 cool japan 発掘!かっこいいニッポン 「世界が驚いた新型コロナのニュース」

【司会】鴻上尚史,リサ・ステッグマイヤー,【ゲスト】荒俣宏,【語り】日のり子,中井和哉

 

外国人50人に聞いた「外国人が驚いた新型コロナに関する日本のニュース」。外国では考えられない日本人のウイルスへの立ち向かい方、自粛生活の過ごし方、衛生的な暮らし…。「マスクをする?しない?」「要請なのに従う?」「感染して謝罪?」など、外国人が驚く日本のニュースの裏側を探る。新型コロナに対する向き合い方で外国人と大激論!そこに世界の新型コロナを終息させるヒントが見つかるかもしれない。


21日 web 京都国際マンガミュージアム youtube - 以下公開。
キュレーター・伊藤遊氏による「荒俣宏の大大マンガラクタ館」解説。

「荒俣宏の大大マンガラクタ館」展 キュレーター・伊藤遊解説編その1
https://www.youtube.com/watch?v=YseOIqnmY2c 6分33秒


「荒俣宏の大大マンガラクタ館」展 キュレーター・伊藤遊解説編その2
https://www.youtube.com/watch?v=xpc1Tg5YXWg 5分45秒
24日 TV NHKBSプレミアム 20:00〜20:59 ドラマ「大江戸もののけ物語」 アラマタが妖怪監修をつとめています。


第2回「狙われたおよう」

寺子屋の使用人・およう(山田杏奈)が、突如浪人に襲われる。清庵和尚(イッセー尾形)の力で難を逃れるが、事情を聞くとおようは母の薬代として多額の金を要求され、吉原への身売りを迫られていた。おようを助けたい一馬(岡田健史)は、お雛とともに妖怪の潜む廃屋に向かい、天の邪鬼(本郷奏多)や猫又(森川葵)、河童(青山美郷)に助けを求める。おようの吉原行きには邪悪な妖怪の企みがあった。
24日 web 京都国際マンガミュージアム - - 開催中の「荒俣宏の大大マンガラクタ館」の解説動画公開。アラマタ館長自ら解説してます。
全8本で、それぞれ1〜3分程度。

https://www.youtube.com/channel/UC8Tdwn5Mt2it6QAv5U8rrbA
25日 雑誌「ミステリマガジン」 早川書房 9月号 - 〈長篇連載〉
夢中伝―福翁余話― 第7話
荒俣宏

慶應義塾の門野幾之進が米国で出会った芸者・川上さだ。
彼女と諭吉の意外な関係とは
25日 審査員 三次もののけミュージアム - - 三次もののけミュージアム開館1周年記念として小学生から妖怪テーメの絵を募集。審査員を務めました。

優秀作品
第1席 岡本悠聖さん 「ピオーネこぞう」
 ※ピオーネとは三次の名産品であるぶどうの品種です
第2席 松原於都さん 「さけん」
第3席 松山沙良さん 「みゆ」

詳細以下。絵もみられます。

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湯本豪一記念日本妖怪博物館開館1周年記念

2020年8月31日(月)まで交流館平太郎サロンで展示中

開館1周年を記念して、三次市内の小学生に「令和に生きる妖怪」というテーマで作品を募集しました。全部で384作品の応募があり、博物館の名誉館長湯本豪一さんと京都国際マンガミュージアム館長で作家の荒俣宏さんに審査していただき、優秀作品を決定いたしました。

優秀作品を含め応募いただいた作品は、交流館平太郎サロンで8月31日(月)まで展示中です。

https://miyoshi-mononoke.jp/2020/07/1052/
27日 web ひかりTV - - 「ひかりTV」HPの「大江戸もののけ物語」特集ページにアラマタのインタビュー掲載。妖怪解説なども掲載されています。

荒俣宏 Special Interview
妖怪はいつの時代も人気者!

https://www.hikaritv.net/sp/oedomononoke/index.html
28日 新聞 朝日新聞 -
  「好書好日」に「荒俣宏の大大マンガラクタ館」展、京都で開催 1960年代の貴重なマンガ同人誌など紹介」の記事掲載。
文は同展を企画・構成した京都マンガミュージアムの伊藤遊氏。

https://news.goo.ne.jp/article/book_asahi/trend/book_asahi-13591658.html


「荒俣宏の大大マンガラクタ館」展、京都で開催 1960年代の貴重なマンガ同人誌など紹介

(好書好日)

 筆者の職場のひとつである「京都国際マンガミュージアム」(京都市)の2代目館長は、作家の荒俣宏である。その荒俣館長、マンガミュージアムに来ると、25万点のマンガ資料が眠る資料庫に潜っては、面白いマンガを発掘し、「こんなの、みつけたぞ!」とうれしそうに教えてくれる。

 その報告があまりに面白いので始まったのが、小展示シリーズ「大マンガラクタ館」である。「マンガラクタ」というのは、「マンガ」と「ガラクタ」を組み合わせた荒俣の造語。マンガを含め、「だれかに発見されないかぎり、ずっとゴミくず同然に埋もれてしまう」ガラクタこそ面白いという荒俣の価値観を表したことばだ。

 その「大マンガラクタ館」シリーズの拡大版が、現在同館で開催中の企画展「荒俣宏の大大マンガラクタ館」(会期8月25日まで)である。多くの人が見向きもしなかったモノやコトやヒトを情熱的に蒐集(しゅうしゅう)し、評価してきた荒俣の人生と仕事を紹介している。

 企画展の最初のコーナーは「漫画と人生」。あまり知られていないが、自分がマンガ家になるものと信じていた荒俣は、小学生から大学生の頃までひたすらマンガを描いていたという。

 1947年生まれの荒俣の少年時代、貸本屋が街のそこかしこに残っていた。荒俣少年のマンガの先生は、「貸本マンガ」の人気作家、平田弘史と楳図かずおだった。

 貸本マンガの界隈(かいわい)では、若手マンガ家がアマチュアを巻き込んだ同人誌作りも盛んだった。64年、杉山明を中心に創刊された会員制同人誌『東京ジュニア』もそのひとつ。大学生だった荒俣青年は、この同人誌後半期の常連だった。

 元々は後年プロのマンガ家となる実妹の志村みどりが同人会員として参加していたのだが、忙しくなった妹に代わってイラストを投稿していたのである。

 B7サイズ32ページで67年までに全19号が作られた。この小さな同人誌は、アンダーグラウンドメディアの貸本マンガから登場した「劇画」という新しい表現が、オーバーグラウンドのマンガ雑誌でも大きな潮流を作っていく、ちょうどその過渡期に刊行されていた。

 64年の創刊にあたって、「これからは堂々たる実力をもった劇画家が登場しなくてはいけない」という檄文(げきぶん)を送り、第2号のための描き下ろし表紙イラストを提供したのは水木しげる。『週刊少年マガジン』に掲載されていた「ゲゲゲの鬼太郎」が、68年のTVアニメ化で大ヒット、人気マンガ家の地位を確固たるものとした。

 その他、辰巳ヨシヒロや水島新司といった、後にメジャー誌でも活躍していく貸本マンガ界のスターたちも描き下ろしイラストを提供している。会員の投稿イラストのゲスト評者にはちばてつやの名前がある。杉山氏によれば、こうした人脈は「派出アシスタント部」を作り、様々な作家の仕事場に出入りし、築いたものだという。

 そもそも、当時の貸本マンガ界における作者/読者、プロ/同人の境界はあいまいだった。荒俣の言葉を借りれば、「エスタブリッシュメントの作家しか使わないから、読者は常に読み手でしかない」オーバーグラウンドのマンガ雑誌と違って、貸本マンガは「まんが家をつねにさがして」いた。

 荒俣が大学4年生の時には、貸本マンガ出版の若木書房のために40ページあまりのマンガを描きかけている。しかし、この作品は完成することなく、マンガ家・荒俣宏は誕生しなかった。そして、同じ頃に仲間と作っていた怪奇幻想海外文学の同人誌『リトル・ウィアード』に掲載した翻訳が認められることで、文字の世界に進んでいくのだった。=朝日新聞2020年7月28日掲載
31日 303BOOKS - 新装版 そらのうえ うみのそこ 新装版 そらのうえ うみのそこ
監修:長沼 毅、絵:大橋 慶子
出版社名 303 BOOKS
発売予定日 2020年7月31日
予約締切日 2020年7月15日
予定税込価格 1,650円

博物学者・作家・荒俣宏推薦!「このすばらしい冒険は夢じゃないんだ。長沼先生はホントに実行する気なんだよ!」
31日 TV NHKBSプレミアム 20:00〜20:59 ドラマ「大江戸もののけ物語」 アラマタが妖怪監修をつとめています。

第3回「新海家の秘密」

吉原への身売り騒動を経て、およう(山田杏奈)への思いが膨らむ一馬(岡田健史)だが、三千石の池田家から突然、婿養子の話が舞い込む。破格の縁談に喜ぶ父・源之進(甲本雅裕)は、寺子屋の師匠をやめるよう一馬に厳命。悩める一馬は天の邪鬼(本郷奏多)たち妖怪に相談する。だがこの縁談にはからくりがあり、新たな妖怪の魔の手が伸びていた。
- - - - - 2019年函館港イルミナシオン映画祭の第23回シナリオ大賞・特別賞(荒俣宏賞)「自宅警備員のフェアリーテイル」が映画化にむけて動き出す。藤本匠監督。

http://hakomachi.com/diary3/2020/07/iruminasion-odhisyon2020/
https://news.yahoo.co.jp/articles/dde64f214fa835fbdf8b47a2366dda01d8954549