2023年12月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2023年12月(令和5年 76歳)

主な出来事: 大リーグ大谷翔平選手がドジャースに移籍 スポーツ選手史上最高額の1015億円の契約、

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
           
5日 書籍 早川書房 - 『福翁夢中伝』(上・下) 荒俣宏『福翁夢中伝』(上・下)を2023年12月5日に早川書房より刊行します。
博覧強記の著者が描く近代日本の立役者、福澤諭吉評伝小説の決定版。発売までぜひお楽しみに!

回顧すれば六十何年、人生既往に想へば恍として夢の如しとは毎度聞く所であるが、私の夢は至極変化の多い「賑やかな夢」でした。
福澤諭吉『福翁自傳』

あらすじ
明治三十一年、『福翁自伝』を著した福澤諭吉は脳溢血で倒れたのち、奇跡的に回復した。
死から舞い戻った諭吉は、自分の人生をこう回顧する。
短いようで長い己の人生、それはまるで過ぎれば消え去ってしまう夢の中の出来事ではないか――、と。
そう考えた諭吉は、社交クラブ「交詢社」の一隅で、速記者の矢野由次郎を相手に、最後の著作『福翁夢中伝』を語り始める……。
咸臨丸での渡米、慶應義塾の創設、「経済」「演説」「版権」といった新たな日本語の発明、不偏不党の新聞『時事新報』の創刊といった功績の裏側や、勝海舟・濱口梧陵・小泉信吉・川上音二郎・北里柴三郎・福澤桃介ら、時代の傑物との交流――。
激動の幕末から明治維新を経て、日本国民の独立自尊を促し、この国の進むべき道を指し示した諭吉の人生とは……。
近代日本の父・福澤諭吉の生涯を、現代の知の巨人・荒俣宏が膨大な資料を渉猟して著した、畢生の大作にして著者最後の小説
『福翁自伝』に匹敵する、福澤諭吉評伝小説の決定版! 荒俣宏『福翁夢中伝』2023年12月5日発売

書誌情報
タイトル:福翁夢中伝 上・下
著者:荒俣宏
定価:各1980円(税込)
四六判上製


https://www.hayakawabooks.com/n/n16f04bfe1f14
           
8-10日 映画祭 - - 函館港イルミナシオン映画祭 第24回シナリオ大賞授賞式。荒俣は毎年審査員をつとめています。本人が参加するかどうかは不明。

http://hakodate-illumina.com/index.shtml

           
11日 公開対談 早川書房 19;00〜20;15   「『福翁夢中伝』記念講演」 荒俣宏・鹿島茂トークイベント開催のご案内

「『福翁夢中伝』記念講演」 荒俣宏・鹿島茂トークイベント開催のご案内 (2023/11/15)
早川書房では12月5日に荒俣宏『福翁夢中伝』を刊行します。博覧強記の著者が描く、近代日本の立役者・福澤諭吉評伝小説の決定版です。
これを記念して、著者である荒俣宏さんと、長年日本でフランス文学の研究や文芸評論に携わってこられた鹿島茂さんを登壇者としてお招きし、下記の日程で「『福翁夢中伝』刊行記念講演」を開催いたします。
本講演は慶應義塾大学三田キャンパス北館ホールにて行います。視聴は無料。どなたでもご聴講いただけますので、下記要領をご確認の上、是非ご視聴ください。

【概要】
開催日時 2023年12月11日(月)19時00分〜20時15分(予定)
場所 慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
聴 講 料 無料。
募集人数 200名
共催 公益財団法人早川清文学振興財団、株式会社早川書房、慶應義塾

【ご応募方法】
葉書をお送りいただくか、以下メールフォームにてお申込み下さい。
葉書でお送りいただく場合は郵便番号・住所・氏名・年齢(※任意)を明記いただきますよう、お願いいたします。
応募者多数の場合には抽選とし、当選者の発表は聴講券の発送をもってかえさせていただきます。
           
22日 ムック「怪と幽」 KADOKAWA vol.015 -
怪と幽 vol.015 2024年1月
著者 京極 夏彦著者 有栖川 有栖著者 恒川 光太郎著者 山白 朝子著者 澤村伊智著者 諸星 大二郎著者 高橋 葉介著者 押切 蓮介著者 東 雅夫
定価: 2,200円 (本体2,000円+税)
発売日:2023年12月22日 判型:A5判 商品形態:雑誌 ページ数:432 ISBN:9784041125304
お化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン!
「怪と幽」15号の特集は「怪と湯」!

世界有数の火山国である日本では、縄文時代から温泉が親しまれていたという。およそ名湯と呼ばれる古い温泉地には決まって開湯伝説があり、神々、鳥獣、名僧、そして異形なるモノが発見した霊泉は、時代を超えて人々を魅了し続けている。本来、湯治場は死に近い場所であり、信仰と深く結びつき、多様な文化を生んだ。『古事記』『日本書紀』、また諸国の「風土記」にも多くの記述があり、温泉は人のみならず神をも癒すものであった。ときに病を抱えた文豪を、傷を負った化け物を治癒している。霊力を宿した湯に解きほぐされた心身は、あの世とこの世の境界をたゆたう。怪しくゆらめく湯けむりの向こうは地獄か極楽か――。
           
           
月日不明事項