2023年7月 荒俣宏 活動記録
何か情報があれば宜しくお願いします。
2023年7月(令和5年 75-76歳)
主な出来事: 静岡で工事中の140トンの橋桁が落下 作業員2人が死亡、中古車販売ビッグモーターに立ち入り検査、東京の中野サンプラザ閉館、4年ぶりに隅田川花火大会開催、
日付 | 媒体 | 出版社・TV局他 | 時間他 | タイトル | 備考 |
7日 | web | - | - | - | 書肆田高さんのサイトでアラマタの蔵書が売られていたのを発見。記載しておく。 The Doomsman/Van Tassel Sutphen Walking shadows sea tales and others/Alfred Noyes Heaven and Hell/Emanuel Swedenborg の3冊で、いずれも「荒俣宏 蔵書」と直筆で記載されている。 すでにsoldutで、いくらだったかは不明。 https://www.shoshitakou.com |
7日 | web | 通販生活 | - | - | 植物乳酸菌飲料「毎日千億」の広告に登場。本にも載っているかも。この日みつけたのでここに記載。 驚いたのは、飲むとまるで魔法みたいにお腹が動いたこと。 69歳で初めて便秘になった。加齢と、1日中座って原稿を書いている生活がたたって、1週間以上便が出なくなってしまった。ヨーグルトや乳酸菌飲料を飲んでもびくともしない。 これは雪下人参のような自然な甘みでおいしいね。野菜嫌いの僕でもゴクゴク飲むことができたよ。驚いたのは、初めて飲んだその日からお腹が動きはじめたこと。まるで魔法みたい。 いまは毎日出るときもあれば、2日に1回のときもあるけど、不快感がないから気分がいい。腸が安定するってこういうことなんだね。 あらまた・ひろし●1987年、『帝都物語』で日本SF大賞を受賞。翻訳、小説、博物学、神秘学など、著書、訳書は350冊に及ぶ。 https://www.cataloghouse.co.jp/food/tea_drink/1104461.html ショット1 2 3 |
7日 | web | - | - | - | 「日本の古本屋」さんサイトで生原稿が売られている。この日みつけたので、ここに記載。 原稿は「『別世界の軒先ーエジプト画の意味』、200字×41枚、集英社原稿用紙、講演原稿、署名」というもの。3500円。 これは雑誌「マリ・クレール ジャポン marie claire Japon」(中央公論社)1989/5月号の連載「帯をとくフクスケ」 P.211-214に掲載された原稿とみられる。 文章はその後「帯をとくフクスケ」(1990/1)に収録されている。 なお、出したのは智新堂書店(千葉県市川市市川1-20-19) https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=475275680 |
7日 | web | - | - | - | 「日本の古本屋」さんサイトで生原稿が売られている。この日みつけたので、ここに記載。 原稿は「『倉庫に埋もれた夢』ー貸本屋マンガ本のことー、200字×41枚、無署名、平凡社原稿用紙」というもの。3800円。 これは雑誌「マリ・クレール ジャポン marie claire Japon」(中央公論社)1991/2月号の連載「稀書自慢 紙の極楽」 P198-203に掲載された原稿とみられる。 文章はその後「稀書自慢 紙の極楽」(1991/09)に収録されている。 なお、出したのは智新堂書店(千葉県市川市市川1-20-19) https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=475275680 |
8〜2024/1/14 | イベント | 角川武蔵野ミュージアム | - | 魚っとこ水族館 金魚日和 | 魚っとこ水族館 金魚日和 2023年07月08日[土] 〜 2024年01月14日[日] 金魚好きがきっかけでその後世界的な博物画のコレクターにまでなった荒俣宏さんが、 ありとあらゆる金魚を集めました。 本特集展示では、生き物好きの少年がアラマタ博士になるきっかけとなった金魚との出会いや、少年を導いた金魚博士を紹介します。博物画やアート、文化に見る金魚の楽しみ方を通して、「金魚」にひそむさまざまな驚き(ワンダー)を見つけてみませんか。 🐠荒俣宏氏のコメント🐠 金魚――日本に泳ぎついた“Wonder Fish(ゆめのさかな)” 金魚はおよそ2000年前に中国でうまれた。フナという川魚のなかから偶然に赤い色が出る魚があらわれ、ヒトの手で飼われるようになったら、色や形のことなる子どもが次々にうまれて、中国の貴族たちだけの宝となった。 じつは祖先のフナというのがホントウにふしぎな魚で、オスメスでふつうに繁殖するけれども、メスだけでクローンの子をふやせる力もある。また遺伝子の数が他の魚より多くもつものがいる。遺伝子が多ければ、その分だけ多くの変異が起こりやすい。じつは金魚は、そんなフナ仲間のうちでもいちばん遺伝子セットを多く持つ種類の子孫だったのだ! 中国の人たちは「奇」なるものを喜んだので、金魚にも突然変異の出現を望んだ。結果、からだが細長いのやまん丸いのや、背びれがないのや、尾ひれがベールみたいに長くなるのや、最後には両目がとびだしたり、大きな水泡が目の下にできる、伝説の龍もおどろく奇抜で奇怪な形をつぎつぎに作りだした。 こうして金魚はヒトが思いのままに作り替えられる「夢の魚」となって、今から約500年前に日本に運ばれてきた。でも、日本人は形や色が単にへんてこりんな怪魚を好まない。池や鉢で飼うため上から眺めて愛でるには、左右対称、頭からしっぽに流れるライン、そして模様も着物柄のようにデザインが効いた気品が大切だった。いわば「理想の金魚」に近づけるように、きびしく磨きをかけた。まるで池にさく睡蓮の花か、水面に落ちた桜のような均整美を求めた。風流の美意識でいうなら、日本の金魚は粋(すい)をきわめた。 その後、中国と日本は明治になるまでおたがいに独自の美学によって金魚を殖やしつづけた。昭和時代にやっと中国金魚が日本にも来るようになったとき、おたがいに相手の金魚を見て、まるで別種かと思えるほど違っていることに、両国ともおどろいた。わずか二百年ほどの断絶だったのに、と。 じつは、金魚は18世紀にヨーロッパにも中国産が持ち渡られ、この多様性が注目された。あのダーウィンも金魚の子の変化を、進化論の研究材料にと考えた。いや、その期待は今や果てが知れない。変化しやすいという金魚はメンデルの遺伝研究の材料になり、現在は金魚のゲノム解析が日本ですすみ、わたしたち脊椎動物が多様に進化した謎を解こうとしている。金魚はいよいよワンダーな生きものになるしかない! 荒俣ワンダー秘宝館主 荒俣宏 🐠荒俣宏館主とたどる金魚のワンダー🐠 ◆金魚との出会い 金魚博士との出会い 昭和30年代、縁日では金魚すくいが定番でした。そのころアラマタ少年は、駄菓子屋さんの裏の池にいた金魚が泳ぐ繊細な姿を見て夢中になります。金魚を飼い、観察し、日記をつけ、本を読みあさりました。大人顔負けの研究熱心さを発揮した観察日記をはじめ、憧れの金魚博士・松井佳一氏の著作を紹介します。 ◆"日本の美"の象徴 金魚は江戸時代に武士が養殖を行い、さかんに品種改良され、さまざまな美しい新種が誕生しました。新しい金魚を安定して次の世代へつなぐのはむずかしいもの。ぷっくりとした姿、尾ひれが優雅な姿、三色が斑点模様になっている姿……人為選択を繰り返してさまざまな金魚を追求した日本産金魚の系統図(原寸大)を、金魚博士・松井佳一氏がまとめました。日本人の美へのこだわりがつまった、金魚系統図の集大成です。 あなたの好きな金魚の祖先はどんな金魚か、金魚の歴史をたどってみてください。 ◆中国金魚の美しさ 金魚発祥の国・中国の金魚は、日本とは別の進化をとげ、いまでもたくさんの品種が生まれています。目が上についた天頂眼やその仲間の水泡眼……一説には、狭い壺で金魚を飼育し、眼が上にくるように改良したとか。 中国からヨーロッパに輸出された金魚を描いたフランス人博物絵師・ソーヴィニによる絵をはじめ、中国の切手など、バラエティーの豊かさを誇る中国金魚を紹介します。 ◆金魚の博物絵師たち 日本の金魚はアメリカをはじめ海外にも輸出されていました。博物絵師の伊藤熊太郎による博物画を鑑賞すると、金魚が昭和初期の重要な水産物だったと実感でき、またアートとしての完成度も高い作品です。伊藤氏同様、金魚絵師として活躍した大野麥風の作品も展示します。 ※時期によって展示作品が入れ替わる予定です ◆アートのなかの金魚たち 金魚はよく浮世絵の題材になりました。遊女や童子とともに描かれることもあり、金魚が生活に溶け込み、愛されていることが分かります。また、現代のアーティストも金魚の魅力を作品にしています。 一瞬の美しさを永遠にとどめた、さまざまな作品を紹介します。 🐠開催概要🐠 ●展覧会タイトル:魚っとこ水族館―金魚日和 ※「魚っとこ」は「ぎょっとこ」と読みます。 ●会場:角川武蔵野ミュージアム4階 荒俣ワンダー秘宝館 ●会期:2023年7月8日(土)〜2024年1月14日(日) ●チケット価格(税込): KCMスタンダードチケット ●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入 一般(大学生以上):1,400円/中高生:1,200円/小学生:1,000円/未就学児:無料 ※本展覧会の他、当館のスタンダードエリア(常設展エリア)をご覧いただけます。 開館時間:日〜木10:00〜18:00/金・土 10:00〜21:00 ※最終入館は閉館の30分前 休館日:第1・3・5火曜日 *休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。 *「1DAY パスポート」「イブニングパスポート」でも入館いただけます。 *展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合がございます。 *展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。 [主催]角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人角川文化振興財団) https://kadcul.com/event/126 |
29〜8/26 | イベント | 角川武蔵野ミュージアム | - | 荒俣ワンダー秘宝館 海のワンダーライフ教室 2023 | 荒俣ワンダー秘宝館 海のワンダーライフ教室 2023 親子で楽しむ! 海がない埼玉県で、海を身近に感じる特別教室。 昨年大好評だった、夏休みだけの特別教室「荒俣ワンダー秘宝館 海のワンダーライフ教室」を今年も開講します。 海の環境や、そこに住むさまざまな生き物たちについて知ることができるレクチャーと、海の漂着物を使ったワークショップが一緒になった教室です。 講師を務めるのは、荒俣ワンダー秘宝館館長であり、海の生き物への知見に溢れた荒俣宏先生と、プロのダイバーであり、たくさんの海の生き物たちを間近で見てきた稲見幸彦先生です。 この夏、たくさんの「ワンダー」が、みなさんを待っています。 自由研究のヒントに、家族とのお出かけに、ぜひご参加ください! 「荒俣ワンダー秘宝館 海のワンダーライフ教室」の流れ ============= 【前半】 13:00~14:00(1時間)海のレクチャー〜海からの直送便〜 ー10分休憩ー 【後半】 14:10~14:40(30分) 海のワンダー〜海の不思議を知ろう〜 14:40~15:00(20分) ワークショップ〜海の漂着物で万華鏡つくり〜 ★プログラム終了★ 【自由参加】 15:00~16:00(1時間)海のオフ会&クイズ大会! ============== 前半:海のレクチャー 〜海からの直送便〜 海のレクチャーは、海の生き物について学べる時間です。 今回お話する生き物は、ヒトデ、ウニ、イソギンチャク、カニについてです。 なんと4回とも、稲見先生がその日レクチャーする生き物たちを、特別に教室につれてきます!(次の日には海にかえします) 目で見て、触れて、生き物のワンダーな世界を楽しみましょう。 7月29日(土)第1回 ヒトデのワンダー★かたいのにやわらかい!? 8月5日 (土)第2回 ウニのワンダー ★おしりがあたま?あたまがおしり? 8月12日(土)第3回 イソギンチャクのワンダー ★天然記念物ってホント!? 8月26日(土)第4回 カニのワンダー ★山から何しに海へくる? ※予告した生き物を教室に連れてこれない場合があります。あらかじめご了承ください。 後半:ワークショップ〜海の漂着物で万華鏡つくり〜 海洋廃棄されたマイクロプラスチックやシーグラス、貝殻のかけらたち。これらをつかって万華鏡をつくります。 万華鏡からのぞく海の漂着物は、また違った見え方をするはずです。 また万華鏡の筒には自由に絵を描いたりすることもできます。 海の漂流物を実際に手に取りながら、オリジナルの万華鏡を作ることで、海を身近に感じるとともに、環境問題についても考えることができる時間です。 【自由参加】海のオフ会&クイズ大会! プログラム終了後に行われる、自由参加のイベントです。 海にまつわるクイズ(正解すると海の賞品がもらえるかもしれません)のほか、荒俣先生&稲見先生に直接質問したり、お話ができる時間です。 ●参加対象者:小学生とその保護者 (2人1組) ※汚れてもよい服装でお越しください。 ※記録撮影や当館のSNS等の撮影で、参加者の顔が映り込む可能性があります。予めご了承ください。 なお映り込み不可の方は当日スタッフにお申し出ください。その旨が分かるしるしをお渡しします。 ※付き添いの未就学児は1名まで入室可能です。 ●料金:2000円 ※小学生とその保護者、2人1組のセットチケットとなります。 ※本イベントのチケットでは「荒俣ワンダー秘宝館」へはご入場いいただけません。入場をご希望の場合は、別途チケットをご購入ください。 ※チケット購入後の変更およびキャンセルはお受けできませんので、予めご了承ください。 ●各回参加者定員:25組 50名 ●実施日: 7月29日(土)第1回 ヒトデのワンダー★かたいのにやわらかい!? 8月5日 (土)第2回 ウニのワンダー ★おしりがあたま?あたまがおしり? 8月12日(土)第3回 イソギンチャクのワンダー ★天然記念物ってホント!? 8月26日(土)第4回 カニのワンダー ★山から何しに海へくる? ※8月分チケットは7月下旬発売予定となります。 ●実施時間:13:00~15:00 + 自由参加の時間 ※開始10分前に4階レクチャールーム前にお集まりください。 ※開始時間に遅れる場合は事前にご連絡ください。 ●参加場所:角川武蔵野ミュージアム 4階レクチャールーム ●申込方法: 当館HP➡チケット購入➡参加希望日を選択➡『荒俣ワンダー秘宝館 海のワンダーライフ教室 2023』を選択➡チケットを購入してください https://kadcul.com/event/128 |