第四回「世界妖怪会議」開催 2



当日は快晴で最高気温は約30度。
「妖怪会議」にはあいにくの天気でしたが、会場となった井深大記念ホールは立ち見もでるほど の盛況でした。
入り口前ホールでは、出演者の著作(一部サイン本もあり)やグッズ(やのまん関係、オリジナルステッカー、絵はがき、妖怪舎商品等)の販売も行われておりました。

会場は、正面に大きなスクリーン。
出演者のテーブル前には、水木翁が南方でGETしてきた仮面や人形が並べられました。.

2時を少し回ったあたりで会場が暗転。
どこからか響く鐘の音。
開演とあいなりました。

京極「本日はお暑いなか、満場のお運び誠にありがとうございます。
   春はあけぼの、夏はばけもの、地獄の釜の蓋も開こうかという今日この頃、お化けの
   の季節がやってまいりました。私ども『世界妖怪協会』が忙しくなる季節でございます。
   という訳で、恒例となりました『世界妖怪会議』を開始いたします。
   私、パネラー兼司会進行役を仰せつかりました京極夏彦でございます」

大きな歓声と拍手。

京極「それではパネラーの方々に入場して頂きましょう。
   博物学、幻想文学、神秘学研究家としてあらゆる事象を縦横無尽に語る、荒俣宏」

待ってました、ついに生マタ登場!
大きな拍手に迎えられ、まんざらでもない様子。
ちなみに服装は、8/18日放映「世界ごった煮偉人伝」と同じ横縞のポロシャツ。

京極「日本で唯一人、名刺に妖怪研究家と記す。総合学問としての妖怪学を提唱する、多田克己」

大きな歓声と拍手。

京極「もう説明の必要はございません。当代きっての人気作家、現代の語り部、宮部みゆきさん」

大きな歓声と拍手。

京極 「さあ、ひときわ大きな拍手でお迎え下さい。漫画家にして冒険家、
    世界妖怪協会会長 水木しげる」

水木翁、精霊の恰好をした2人に抱えられる様にして登場(本人も面を装着!)。
会場は爆笑。
ちなみに席順は、向かって左から京極、多田、水木、荒俣、宮部の順でした。

京極 「それでは、水木先生より開会宣言を頂きます」
水木 「・・・え−、ゲホン、これから第四回世界妖怪会議の開催を宣言致します」

大きな歓声と拍手。
いよいよ本編の始まりです。