2001年9月 荒俣宏 活動記録

「夏の風物詩(?)となりました世界妖怪会議。
今年も水木しげる先生を囲んで、無事『敢行』することができました。
まだまだ『刊行』せねばならぬものはたくさんありますが……。」

KADOKAWA MYSTERY-EXPRESS 作家情報より

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2001年9月 (平成13年 54歳)

主な出来事: 11日にアメリカ同時多発テロ事件発生、東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル火災 死者44名、千葉県に東京ディズニーシーグランドオープン、任天堂が「ニンテンドーゲームキューブ」を発売、 巨人の長嶋茂雄監督が勇退し巨人史上初の終身名誉監督に

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
- 書籍(復刊) 復刊ドットコム 楽園王国TAHITI 1992.07.23にマガジンハウスから出版された『楽園王国TAHITI』が「復刊ドットコム」で再発売になりました。アラマタは解説「回復された楽園の旅」を書いてます。500部限定のようです。アートディレクション:佐村憲一、判型:B5、オールカラー、頁数:140、■定価:本体価格9,000円 、印刷方法:オフセット。 以下広告文。

「世界各地で「楽園」をテーマにした写真を撮り続けている写真家三好和義の幻の写真集が遂に復刊。南の島の風や日差しまで感じられるような一冊。また、巻末の著者自身によるタヒチの紹介「私的楽園案内」、荒俣宏の文章「回復された楽園の旅」も読み応え有。 」

- 試写会 映画「陰陽師」の試写会が開かれ、アラマタのほか大沢在昌・京極夏彦・夢枕獏・小松和彦・山口晴明神社禰宜各氏などが参加したようです。(しろうさ様、ありがとうございました)
1日 トークショー 主催:住友商事株式会社 13:30〜15:40 住友商事カルチャーフォーラム「ジャパンスタイルの魅力」 東京・有楽町朝日ホールで俳人・黛まどか氏とのトークショーが開催されました。テーマは「日本の香り」。「俳句や数々の文学作品の中に見られる香りの表現や、歴史上の人物の 香りにまつわるエピソードなどを手がかりに、香りの文化史を紐解いて」くれました。入場無料ですが、事前の申し込みが必要でした。(sakiy様、ありがとうございました)
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『日本の香り』

日時:2001.09.01 13:30〜15:40
会場:有楽町朝日ホール
(〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン11F TEL 03-3284-0131)
入場料:無料(事前申し込み必要)
定員:630名
主催:住友商事(株)
企画・制作:住友商事(株)広報部、(株)東放制作
問い合わせ:住友商事カルチャーフォーラム「ジャパンスタイルの魅力」事務局
(〒168-0071 東京都杉並区高井戸西2-11-9-105 TEL 03-3485-0420)
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[注記]
住友商事カルチャーフォーラム「ジャパンスタイルの魅力」の第2回で、黛まどか(俳人)とのトークショー。
テーマは「日本の香り」。俳句や数々の文学作品の中に見られる香りの表現や、歴史上の人物の香りにまつわるエピソードなどを手がかりに、香りの文化史を紐解いた。
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[参考]
『週刊 ダイヤモンド』(ダイヤモンド社 2001年8月4日号)
ビジネス掲示板
日本のよさを知る来場者参加型トーク開催 P.78

(DOJI-I様)
1日 雑誌「小説新潮」 新潮社 9月号 2001年9月号(第55巻第9号通巻688号)2001.09.01 雑誌04701-09 800円(本体)

【第十三回日本ファンタジーノベル大賞決定発表】
大賞 太陽と死者の記録〈抄〉 粕谷知世
優秀賞 しゃばけ〈抄〉 畠中恵
〈選評〉荒俣宏/井上ひさし/椎名誠/鈴木光司/矢川澄子

第13回 日本ファンタジーノベル大賞決定発表選評
二十一世紀が見える作品を 荒俣宏 P.267-268

(DOJI-I様)
1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 9月号 新帝都物語 2001年9月号(第3巻第9号通巻第23号)2001.09.01 ISBN4-04-721423-X C9493 雑誌コード62481-23 552円(本体)

第二十三回 P.142-157
陰陽師・加藤を討つために、銕胤らがとった“秘策”とは――。
 第三十六章 決戦迫る
 第三十七章 土方歳三出撃す
 第三十八章 死者との出陣

(DOJI-I様)

※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ
1日 雑誌「オブラ obra」 講談社 No.5 - 2001年9月号 No.5(第1巻第5号)2001.09.01 雑誌02225-9 552円(本体)

本を読む。オブラ書房 夏休みスペシャル Obra book store summer special
ぼくが、無人島にもっていく1冊
荒俣宏・評論家 『世界大百科事典』 P.154

(以上、犀藤様、DOJI-I様)
1日 新聞 読売新聞(夕刊15面) 週間日記 1 1週間の出来事を日記風に書き綴る人気コーナーを担当。当月の毎土曜に掲載されました。ちなみに今回は8/19〜8/22まで。当ページの「8月の活動記録」の該当日に内容を書いてあります。(アミノ様、ありがとうございました)
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 連 載 週間日記 荒俣宏さん(作家)
2001年9月1日号〜29日号(全4回){写真あり}

[収録]
『荒俣宏の不思議歩記』(毎日新聞社 2004.11.20)
第二部 「ワンダー驚き」のある日常
二〇〇一年の週間日記

(DOJI-I様)
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2001.09.01 夕刊 P.15
@ 睡魔、台風……苦闘の執筆
5日 TV TBS 19:00〜20:54 超オフレコ! 特大版怪事件&未確認生命体鳥肌ゾワゾワSP2 8月に続き今回も出演。内容は「心霊裁判・娘の死亡はもののけ屋敷のたたり霊視予言で白骨出土▽ウクライナVS韓国少女透視能力対決"箱の中も見えます"▽古代獣マピングアリーの恐怖▽翼を持つサルを求めミンダナオ密林へ」。

司会: 古舘伊知郎、和田アキ子 / ゲスト: 荒俣宏、勝俣州和、雨宮朋絵、北川弘美。(玉兎様、ありがとうございました)
7日 書籍(文庫化) 角川書店 絶(たえ)の島事件 シム・フースイ version5.0 1999年10月にゼストから刊行された「どおまん・せいまん奇談 鳥羽ミステリ紀行」の文庫化。正式決定前の仮題は「幻の島」でした。定価:本体予)650円(税別)、文庫判、ISBN:4-04-169035-8-C0193。(松木様、ありがとうございました)

絶(たえ)の島事件 シム・フースイ version5.0

2001.09.10 ISBN4-04-169035-8 C0193 667円(本体)
文庫版 363頁
装幀・口絵:田島照久
カバーデザイン:田島照久(thesedays)
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[目次]
発端 トモカヅキの出る海
第一章 オフィスでのいさか諍い
第二章 日和山にて
第三章 真珠島にて
第四章 現場検証
第五章 海女の風景
第六章 鳥羽のふしぎな学者
第七章 答志島和具の浜で
第八章 夜の映写室
第九章 追跡される人
第十章 神島へ
第十一章 離島の大スクリーン
第十二章 絶の島へ潜る
第十三章 夜の宿にて
第十四章 怪人目崎博士
第十五章 水没の記憶
第十六章 トモカヅキふたたび
第十七章 水族館に来た女
第十八章 三コマだけの幼女
第十九章 九鬼文書を読む
第二十章 謎を解く糸口
第二十一章 廊下にあった写真
第二十二章 暗黒の海
第二十三章 王手詰め
第二十四章 エリクソン式実験
第二十五章 容疑者の弁明
第二十六章 謎の開示
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[カバー]
(後)
「たえ絶の島」。四百年前に地震のため鳥羽の海に消えた幻の島。この島を探し出してほしいと依頼を受けた風水師・黒田たつ龍と人は、現地で九鬼水軍が残したといわれる秘宝の謎に巻き込まれる。はたして、龍人と助手ミヅチは“ドーマンセーマン”の怪を解き、秘宝を見つけ出すことができるか。史実と伝説が複雑に絡み合う、風水伝奇ミステリ登場!
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[帯]
(前)
その海には、伝説の聖印が眠っている。
風水師・黒田龍人、再び。
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[広告]
風水師・黒田たつ龍と人、ふたたび!! 鳥羽の海を舞台に、消えた幻の島と伝説の秘宝の謎に迫る、超1級の伝奇ホラーミステリ。
(「角川ホラー文庫 最新刊」)

その海には、伝説の聖印が眠っている。
風水師・黒田龍人、再び。
(『KADOKAWA ミステリ』2001年11月号の中の広告)

黒田龍人が活躍する、シム・フースイシリーズ第5弾。鳥羽市の町おこしを依頼された黒田龍人が、古代から続く神聖な土地を舞台にして、財宝のありかを探し当てていく伝奇ミステリの傑作。
(「角川文庫 解説目録 2002」)
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[注記]
単行本『鳥羽ミステリ紀行 どおまん・せいまん奇談』(K.K.ゼスト 1999.10.20)を改題・文庫化したもの。

(以上、DOJI-I様)

[出版社 品切重版未定]  -2014/08/29 調べ-

7日 日記 沖縄で琉球空手を取材した後、久米島にわたって海水魚を採取。帰りの空港で泰子夫人にたのまれた「ゴーヤマン」を3つ購入。(読売新聞・週間日記より)
8日 新聞 読売新聞(夕刊) 週間日記 2 2001.09.08 夕刊 P.15
A “物づくり日本の代表”を発見

今回は8/26〜8/28日まで。高松で平賀源内の「衆鱗図」を見て興奮し、志度の源内旧邸で発明品や家相図を見て興奮、最後に大阪の海洋堂の社長の話を聞いてまた興奮‥‥と、興奮さめやらぬ日々をアラマタは送っていたようです。(アミノ様、ありがとうございました)
9日 雑誌「Yomiuri Weekly ヨミウリウィークリー」 読売新聞 9/9号 - 「男の隠し味」コーナーに登場。未完熟バナナ焼きを紹介。
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2001年9月9日号(第60巻第37号通巻2775号)2001.09.09 雑誌20092-9/9 333円(本体)

男の隠し味
未完熟バナナの甘辛焼き 荒俣宏(翻訳家、小説家) 文・丸谷馨 写真・関博 P.66

[収録]
『男の隠し味』丸谷馨 著 関博 写真(読売新聞社 2001.12.14) (DOJI-I様)
10日 日記 台風が東京を直撃。夜通しの執筆のあと熟睡していたら、ヤスコ夫人にたたき起こされ雨漏りの修理。(読売新聞・週間日記より)
12日 日記 今年1番忙しい日。午後に海上保安庁で講演を行った後、日本TVでスペシャル番組(笑う大捜査線!!)の収録。さらに夜には平凡社で別番組の取材を受けたそうです。前夜は同時多発テロのTV中継に朝まで見入っていたため、睡眠不足で疲労困憊したとか。(読売新聞・週間日記より)
12日 講演 海上保安庁水路部 14:30〜15:30 『探検時代の海図づくり』 海上保安庁水路部主催の「水路130周年記念講演会」が朝日新聞東京本社内浜離宮朝日ホールで開かれました。講演タイトルは「探検時代の海図づくり」。アラマタの講演のほか、国立極地研究所教授・白石和行氏の講演や海上保安庁音楽隊の演奏会、水路業務紹介ビデオ放映なども同時に行われました。入場は無料でした。約200名参加。


『探検時代の海図づくり』

日時:2001.09.12 14:30〜15:30
主催:海上保安庁水路部
会場:朝日新聞東京本社新館 2F浜離宮朝日ホール
(〒104-8011 東京都中央区築地5-3-2 TEL 03-5541-8710)
参加費:無料(事前申込み必要)
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[注記]
海上保安庁水路部主催の「水路130周年記念講演会」での、荒俣宏の講演。ほかに国立極地研究所教授・白石和行の講演や海上保安庁音楽隊の演奏会、水路業務紹介ビデオ放映なども同時に行われた。
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[プログラム]
14:00〜14:20
『21世紀の海を拓く』(海の情報と海図)水路業務紹介ビデオ放映
14:30〜15:30
『探検時代の海図づくり』講演:作家・荒俣宏
15:40〜16:40
『南極観測』講演:国立極地研究所教授・白石和行
17:10〜17:40
海上保安庁音楽隊演奏
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[関連]
『季刊 水路 THE SUIRO』((財)日本水路協会 第120号)
記念日 水路130周年記念行事 二ツ町悟
4 講演会 ―9月12日― P.21-22


 → 正式タイトルは「探検時代の”海路”づくり」だった可能性あり。2002/1/10欄参照のこと
13日 TV(再) BS-hi 13:00〜15:00 「華麗なるオークションの世界」−奇想天外!コレクターグッズ − 2月に放送された同番組の再放送。
15日 文庫情報誌「IN・POCKET インポケット」 講談社 9月号 講談社文庫情報誌「IN・POCKET」9月号、巻頭特集「京極夏彦と妖怪の世界」で、「世界妖怪会議」の模様が一部掲載されました。(アミノ様、ありがとうございました)

2001年9月号(第19巻第9号)2001.09.15

【特集・京極夏彦と妖怪の世界】
2001年夏・京極夏彦はこう言った 異界万華鏡&世界妖怪会議印象記 p6-25
小松和彦/多田克己、荒俣宏、水木しげる
〈特別寄稿〉檻を破る 玄侑宗久(以上、DOJI-I様)
15日 TV 東海テレビ 12:55〜13:45 2001年夏 長良川〜菅原文太と風水先生の旅〜 ドキュメンタリースペシャル「2001年夏 長良川〜菅原文太と風水先生の旅〜」に出演。長良川上流での対談の模様などが放映されました。(こちゃ様、ありがとうございました)
Web インパク・松井編集長企画 9月の編集長は松井孝典氏。「知求人トーク・生物圏」のコーナーにアラマタとの対談が掲載されてました。タイトルは「若者の間で陰陽ブーム?!(前・後編)」。(玉兎様、ありがとうございました)
20日 書籍(寄稿) クローズアップ現代 vol.3 日本は変わるのか 『クローズアップ現代 Vol.3 日本は変わるのか』(NHKクローズアップ現代制作班 編<NHK出版>。2001/05に出演分を収録。“異常繁殖、竹林で山が荒れる”)の中に次の文章を寄せています。

 「神様の贈り物であった<竹のパワー>に、いま逆襲されているのかもしれません」荒俣宏さん(作家)P.210

(博様、ありがとうございました)

 → 番組出演は2001/05/24。

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『クローズアップ現代 vol.3 日本は変わるのか』
NHKクローズアップ現代制作班 編(日本放送出版協会)

2001.09.20 ISBN4-14-080638-9 C0030 1600円(本体)
A5判 角背 並製 カバー装 255頁
文章構成・執筆:山内編集事務所(渥美裕子)
編集協力:山内編集事務所
表紙デザイン・本文レイアウト:
ハーモナイズ・デザイン(松森雅孝、柳沢由美子、石川愛子)
写真撮影:小野成視
表紙作品:三ツ橋渡郎「UN KNOWN MEMORY」
図版作成・DTP:ハーモナイズ・デザイン
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[目次]<部分>

異常繁殖、竹林で山が荒れる
一日に一メートル伸びる!
竹林はなぜ増えたのか
拡大する竹林対策はあるか
「神様の贈り物であった<竹のパワー>に、いま逆襲されているのかもしれません」
荒俣宏さん(作家) P.210

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[帯]
(省略)
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[関連]
番組『クローズアップ現代 異常繁殖・竹林で山が荒れる』
(NHK総合 2001.05.21 19:30〜19:55)

(以上、DOJI-I様)

20日 国書刊行会 - ウルフ・ソレント T 帯執筆。

『ウルフ・ソレント T』ジョン・クーパー・ポウイス 著 鈴木聡 訳
(国書刊行会)

2001.09.20 ISBN4-336-04381-7 C0097 3600円(本体)
A5判 丸背 上製 カバー装 461頁
装訂:工藤強勝
原書タイトル:“WOLF SOLENT”by JOHN COWPER POWYS 1929
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[目次]
(省略)
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[帯]
(前)
人生は長い幻想文学のように
荒俣宏
ポウイスを読むには、長生きしなければならない。いや、長生きを覚悟しなければならない。ヘンリー・ミラーは一作読むのに一年かかった! 私はこの作品を五年かけて挑んだが、まだ読み終えた気がしない。それにしても、この長さは、ドストエフスキーのように罪深い長さでありながら、内容は老子かD・H・ロレンスのように淡く、宇宙的なのだ。ポウイスは星の一生を書くようにして、ひとりの頼りなげな男の生涯を書いている。しかもかれは夜の星ではなく昼の星を描く。光らせず、しかし空に解け合うようにしっとりと。狂気や異常の鋭さを捨て、正気の神秘に真っ向から挑んだ。
一言にしていうなら、ポウイスは二十世紀の慌ただしさのなかで読む作家ではなかった。百年分の時間がいまスタートしたばかりの新世紀にこそ、希有なる実存主義の神秘文学作家をひもとくにふさわしい。おすすめする!
(後)
遠戚にあたる地主に請われ、猥本まがいの歴史書を編纂する職を得た主人公ウルフ・ソレントは、ロンドンを離れドーセットシャーの地を踏む。が、その地でウルフを待っていたのは、次々を明らかになる不穏な事実の数々、前任者の変死、近親相姦、異母妹の存在、であった。そんななかウルフは、魅力的な女性ガーダとクリスティに出逢い、二人に心惹かれてゆく。ドストエフスキー作品を思わせる、奇怪かつ異様な登場人物たちが、まがまがしいまでに繁茂するドーセットシャーの自然を背景に繰り広げる魂と実存のドラマ。
(背)
魂を揺さぶる名作
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[広告]
ポウイスという破格で多面的で超越的で反逆的で非時代的な作家の本質が、この処女長篇には横溢している。本書の刊行によって日本の読書界もようやく国際水準に追いつこうとしているのである。──紀田順一郎
ヘンリー・ミラーやロレンス・ダレルらの熱いオマージュをよそに日本では不当に忘れ去られていた英文学界の巨匠の代表作、遂に翻訳なる!
(国書刊行会のHP)

なお、『ウルフ・ソレント U』ジョン・クーパー・ポウイス 著 鈴木聡 訳(国書刊行会)の帯に以下がある。

[帯]
(前)
国際的な意義
紀田順一郎

(以上、DOJI-I様)
22日 コレクション展示 主 催 :高知県 植物画ギャラリー・秋期展 〜果実と秋の花々〜」 高知県立牧野植物園・牧野富太郎記念館にて「植物画ギャラリー・秋期展 〜果実と秋の花々〜」開催。牧野文庫所蔵の植物画コレクションから 〜果実と秋の花々〜 をテーマに展示するほか、アラマタコレクションより昨年度収集した貴重な西洋の植物画が初公開されるそうです。11/25まで、観覧無料。ただし植物園入園料大人500円が必要。(高校生以下は無料)
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『植物画ギャラリー・秋期展 〜果実と秋の花々〜』

日時:2001.09.22〜11.25
会場:高知県立牧野植物園・牧野富太郎記念館
(〒781-8125 高知県高知市五台山4200-6 TEL 088-882-2601)
主催:高知県
入場料:500円(植物園入園料)高校生以下は無料
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[注記]
牧野文庫所蔵の植物画コレクションから“果実と秋の花々”をテーマに展示するほか、アラマタコレクションより昨年度収集した貴重な西洋の植物画が初公開された。

(DOJI-I様)
22日 新聞 読売新聞(夕刊) 週間日記 3 2001.09.22 夕刊 P.15
B 連日、夜を徹した後には……

今回は、9/7、9/10、9/12の3日間分が掲載されました。内容は当該日に記載してあります。
22日 日記 午後に高知に入り、五台山の竹林寺で小松和彦氏・福井照(元お役人)と夜中まで鼎談。ここ五年ほど毎年やってる催しだそうです。(読売新聞・週間日記より)
23日 日記 高知空港に近い香美郡赤岡町へ小松和彦氏と出かける。陰陽師の元締めである博士頭・芦田主馬太夫の屋敷跡の調査を行ったそうです。(読売新聞・週間日記より)
25日 DVD 角川書店 「kwaiスペシャル 陰陽師安倍晴明DVD」 1月にスカイパーフェクTV! (ch726)京都チャンネルで放映された「 2時間スペシャル 徹底検証!安倍晴明」のDVD版が発売となります。 “怪”スペシャル・エディションで、アラマタもロングインタビューを受けてます。価格4,800円(消費税別・送料別)、「豪華特典〜1. 「怪」別冊スペシャル・ブックレット(初回リリース限定!)、2. 本編映像とリンクした京都清明マップ、3. 夢枕獏・京極夏彦・宮崎信也 陰陽放談。」。「怪」サイトの広告宣伝の文言は以下の通り。

「今は昔、平安。白狐の化身、葛の葉を母に持つといわれる希世の陰陽師・安部晴明は、天文道を極め、ト占の技に長け、式神を操り、百鬼夜行の京の都を闇と災いから守り続けた。陰陽道とは何か、式神とはいかなるものか、呪いとは何か。怪でおなじみの荒俣宏氏、多田克己氏をはじめ、小松和彦氏、夢枕獏氏ら、当代きっての第一人者たちと、その謎に包まれた神秘家・安部晴明の実像に迫る、“怪”スペシャル・エディション。 語り…京極夏彦 01.8.9」

こちらも

25日 書籍 平凡社 陰陽師ロード 安倍晴明名所案内 雑誌「太陽」2000年2月号〜2000年11月号に連載された「ドーマン、セーマン・ニッポン陰陽道見聞記」をまとめたもの。雑誌「ラパン」への寄稿文も。

http://www.heibonsha.co.jp/book/b162254.html

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陰陽師ロード 安倍晴明名所案内

2001.09.25 ISBN4-582-82974-0 C0095 1400円(本体)
{2001.12.01(第2刷)ISBN4-582-82974-0 C0095 1400円(本体)}
四六判 角背並製 カバー装 239頁
写真:横山良一
装丁:熊谷智子
本文デザイン:石澤由美(平凡社)
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[目次]
ミステリーツアーへのお誘い
1章 陰陽の道は細くて迷う
 中国伝来の技“陰陽道”/古代史への登場/星の運行をめぐって/複雑怪奇な細道へ/陰陽師というヒーローの成立
2章 大陰陽師・蘆屋道満のふるさと
 播磨の大陰陽師/藤原道長呪殺計画/晴明VS.道満の死闘/二つの塚をつなぐ線/佐用町の道満塚・晴明塚 MAP
3章 狐の子伝説
 葛と狐/『泉州信太白狐伝』を読む/白狐の生んだ安倍童子/奇怪な物語が差し示すもの/和泉市・信太森晴明伝説 MAP
4章 安倍家のルーツ
 安倍と文殊菩薩/安倍氏のルーツを探る/安倍――吉備――賀茂のライン/全国へ広がっていく晴明伝説/奈良・桜井の安倍文殊院 MAP
5章 関東の晴明伝説
 葛飾の熊野神社/熊野に残る晴明伝説/晴明でわき立つ明野町/広峯神社は陰陽師のルーツか?/五角形の熊野神社 MAP/姫路・広峯神社 MAP/明野町晴明伝承地 MAP
6章 星に向けた不死の願い
 若狭、土御門神道の星祭りへ/五色の祭壇/エキゾティックな星祭りの始まり/長寿の星への願い/名田庄村・天主土御門神道本庁 MAP
7章 土御門家の天文台跡にて
 澁川春海と土御門家の改暦作業/梅小路屋敷跡の二つの台石/大将軍八神社の宝物/“西洋式陰陽道”のテクノロジー/京都・土御門家遺蹟 MAP
8章 星と稲荷1
 晴明神社を救った稲荷/“祟り神”としての稲荷信仰/常世から来たる神/大阪・交野の星の神社へ/稲荷と星 MAP
9章 星と稲荷2
 「星のふる里」交野ヶ原/平安京に仕掛けられた「祟り」/星まんだらと星神像/稲荷と西洋占星術/交野・星のふる里 MAP
10章 海女と魔除け
 海女たちの護符/三つの可能性/九字のまじない/鳥羽という土地の性格/鳥羽・海女と魔除け MAP
11章 修験と水軍
 「熊野」=霊魂の香りを辿って/花の窟と大馬神社/修験道の開祖・役小角/南方熊楠が守ろうとしたもの/熊野・修験と陰陽道 MAP
あとがき
…………………………………………………………………
[帯]
(前)
晴明を現代に
よ黄み泉返らせた怪人、
アラマタ先生が
陰陽道の歴史経伝説の地緯をひもとく!
――岡野玲子
(後)
{目次より、省略。}
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[広告]
大陰陽師・安倍晴明。今、話題沸騰のヒーローの謎を探りに、アラマタ先生が各地の晴明伝説を訪ねる。『帝都物語』で晴明を描いた第一人者による、目からウロコのミステリーツアー。
(「平凡社/2001年9月の新刊と近刊」)
(「平凡社 出版目録 2002」)

話題沸騰のヒーローの謎を追って、各地に残る足跡をガイド。
(新聞紙上の広告)

晴明を現代によみ黄泉返らせた怪人、アラマタ先生が陰陽道の経緯をひもとく!
大陰陽師・安倍晴明。
今、話題沸騰のヒーローの謎を探りに、
アラマタ先生が各地の晴明伝説を訪ねる。
『帝都物語』で晴明を描いた第一人者による、
目からウロコのミステリーツアー。
(『月刊 百科』2001年10月号 P.64)

荒俣宏 新刊!
日本各地に安倍晴明の足跡をたずね、陰陽道の周辺分野をもわかりやすく解説した実践的ガイドブック。小説『帝都物語』で、いちはやく陰陽師のヒーロー安倍晴明を登場させた著者ならではのこだわりと、知的刺激に満ちた一冊、ついに登場!
(『月刊 百科』2001年11月号 P.7)

日本各地に安倍晴明の足跡をたずね、陰陽道の周辺分野をもわかりやすく解説した実践的ガイドブック。小説『帝都物語』で、いちはやく陰陽師のヒーロー安倍晴明を登場させた著者ならではのこだわりと、知的刺激に満ちた一冊、ついに登場!
(『ヨコオ論タダノリ』巻末の広告)
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[初出]
『太陽』(平凡社 2000年3月〜12月号)に連載の
「ドーマン、セーマン ニッポン陰陽道見聞禄」(文/荒俣宏 写真/横山良一)と
『ラパン』(ゼンリン 2001年夏号)に掲載の「関東に残る晴明伝説を巡る」をもとに、
加筆・再編集したもの。

(以上、DOJI-I様)

[出版社 品切重版未定]  -2014/08/29 調べ-

26日 マンガ「ASUKA」(原作) 角川書店 11月号増刊 夢々 陰陽師鬼談 2000年11月1日に発売された同名小説のマンガが載ってます。画は九後奈緒子氏。590円。100P。「奇才・荒俣宏が描き出す大陰陽師・安倍晴明の知られざる姿。妻・息長姫と晴明を慕う橋姫の妖しく切ないラブロマンス。」(角川書店HP)。(玉兎様、ありがとうございました)
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『月刊 ASUKA アスカ』(角川書店)

2001年11月号増刊(第17巻第15号通巻280号)2001.11.01 雑誌11556-11 562円(本体)

コミックスペシャル 陰陽師
夢々 陰陽師鬼談 原作/荒俣宏 漫画/九後奈緒子 P.7-106

[目次]
大陰陽師・安倍晴明の知られざる姿100P

[収録]
『夢々 陰陽師鬼談』荒俣宏 原作 九後奈緒子 作画 (角川書店 あすかコミックスDX 2001.12.10)

(以上、DOJI-I様)
27日 授賞式 主催・読売新聞東京本社・清水建設、後援:新潮社 - 第13回日本ファンタジーノベル大賞 授賞式 第13回日本ファンタジーノベル大賞 授賞式

大 賞:『クロニカ 太陽と死者の記録』
(「太陽と死者の記録」を改題)柏谷知世(新潮社 2001.12.**)
優秀賞:『しゃばけ』畑中恵(新潮社 2001.12.**)

(月日とアラマタ参加/不参加は不詳です。例年このあたりなのでここに記載しました)
28日 雑誌「ドーラク」 辰巳出版 vol.1 道楽王探求【桶職人が作る小さな“本物”】 季刊誌連載開始。Vol.1〜Vol.7(全7回)掲載。
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「道楽王探求 其の一【桶職人が作る小さな“本物”】」のタイトルで文を寄せてます。浅草の桶職人・三浦宏さんの作業場を訪れてのレポートでした。玉兎様、ありがとうございました)
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Vol.1 2001.11.05 ISBN4-88641-652-7 C9475 雑誌66038-94 680円(本体)

其の一 桶職人が作る小さな“本物” P.10-13

[関連]
『ちくま』(筑摩書房 2002年11月号 第380号)
 オーケー、三浦名人! 荒俣宏 P.22-23

(DOJI-I様)
29日 新聞 読売新聞(夕刊) 週間日記 4(最終回) 2001.09.29 夕刊 P.15
C 「神隠し」を決め込み、不思議の町へ

今回は9/22、9/23の2日分でした。内容は該当日に記載してあります。
30日 TV 日本テレビ 21:00〜22:54 明石家さんま 全世界版 笑う大捜査線!! 「すべて雑談から始まった」▽中国で2階までジャンプする人を捜せ!▽世界一思いやりのある男を捜せ!!▽トルコ人は親切か!?▽ハワイ大学で世界一の美女を捜せ!▽アルメニアで世界一の美女を捜せ!▽バスより速く走る子供を捜せ!▽ロシアでひょうきん者を捜せ!

「『世界はこんなに広い、こんな人っているのかな?』 明石家さんまのもとに集まったゲストのそんな疑問がきっかけで、『世界一**な人』を探しに、ディレクターたちが世界中に散り体当たり取材を決行!トルコ、ハワイ、アルメニア、ペルー、ロシア、中国、そして日本と、世界各地にディレクターが飛び、みずから体験して確かめ、ゲストとお茶の間の皆様に結果を報告します。果たして『世界一**な人』は実在するのか?その想像を絶する結末は…?!どうぞお楽しみに!!」(日本TVHPより)。<司会>明石家さんま 笛吹雅子(日本テレビアナウンサー) <ゲスト>吉田 拓郎 高田純次 荒俣宏 坂下千里子 。(玉兎様、ありがとうございました)

 → 放送時間は野球かなにかで22:10〜24:04ノズレてたかも

 → 視聴率19.3% 

30日 新聞 読売新聞(朝刊) 読売新聞12面の書評欄で、高橋克彦氏が「ゴードン・スミスの日本怪談集」を紹介しています。(アミノ様、ありがとうございました)
下旬 機関誌「TOBA SUPER AQUARIUM」 鳥羽水族館 −荒俣宏の水族館史夜話−うたかたの夢 連載 第28回 「魚の劇場誕生す!」