2003年3月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2003年3月 (平成15年 55歳)

主な出来事: りそな銀行・三井住友銀行発足、アメリカ・イギリスによるイラク侵攻作戦開始(イラク戦争開戦)、宮崎駿監督「千と千尋の神隠し」が第75回アカデミー賞長編アニメ映画賞を受賞、古尾谷雅人が自殺

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
- 冊子『NEO Road 21 ネオロード21』 日本道路公団静岡建設局 Volume9 Number9 東海道の「風水」ばなし Volume9 Number9 2003.03.**

連載 H 水と火の街「江戸」 P.裏表紙

(博様、ありがとうございました)
機内誌「アルカス」 JAS 荒俣宏の珍品発見!!(最終回) 2003年3月号 No.161(第16巻3号通巻161号)2003.03.01

連載第12回(最終回) 「すばらしき中国の占い−風水メジャー『魯班尺(ろはんじゃく)』」。p6〜p7、写真:金澤篤宏。

[伊 0201あ]
雑誌「ドーラク」 辰巳出版 vol.7 荒俣宏の道楽王探求(最終回) 荒俣宏の道楽王探求 連載第7回 「未来を拓く道楽『カイト・フォトグラフィー』」。p12〜p15。凧にカメラを搭載し鳥瞰図を撮り続ける、日本カイトフォトグラフィー協会会長・室岡克孝氏のお話。ちなみに室岡氏はアラマタのいとこだそうです。
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Vol.7 2003.04.15 ISBN4-88641-853-8 C9475 雑誌66040-59 780円(本体)

(最終回) 其の七 未来を拓く道楽「カイト・フォトグラフィー」 P.12-15 (DOJI-I様)

 → Vol.1〜Vol.7(全7回)掲載。
1日 雑誌「Newtype THE LIVE 特撮ニュータイプ」 角川書店 ガンダムエース3月号増刊 - No.005 ガンダムエース3月号増刊(第2巻第2号)2003.03.01 雑誌012402-03 743円(本体)

角川大映映画の野望

角川大映へ こんな映画を作ってほしい
荒俣宏 P.85

(玉兎様、DOJI-I様)
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荒俣宏
大映っていうのは非常に古い歴史があって、永田雅一氏を中心に多くの名作を出していたので、角川大映としてまた甦るというのは、とてもうれしいですね。大映じゃないと作れない映画というのがあると思うんですよ。文芸作品でもなく、現代物でもない……ケレン味のある、江戸歌舞伎のような(笑)。市川雷蔵や勝新太郎みたいに“気配”のある役者を輩出した会社でもありますから。新生大映にふさわしい、ストレートに楽しくて、人々の心に入っていく作品を作ってほしいですね。現在、怪獣・ホラー・ファンタジーといったジャンルは多く作られていますが、妖怪映画はまだまだ少ないので、そういう作品を期待しています。
1日 記載あり - - - 以下の人物名鑑に記載あり。

『別冊 読売年鑑2003 分野別人名録』(読売新聞社)

2003.03.01 ***円(本体)
**判 角背 並製 ***頁
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[目次]{部分}
文学
荒俣宏 P.307

(以上、DOJI-I様)
8日 書籍(寄稿) 朝日新聞社 - 水木しげる記念館 公式ガイドブック 『水木しげる記念館 公式ガイドブック』(朝日新聞社)に以下。

「水木しげる、妖怪探検の旅の教え」 荒俣宏(博物学者) P.98

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『水木しげる記念館 公式ガイドブック』(朝日新聞社)

2003.03.08 1428円(本体)
B5変型判(26×21cm)角背 並製 122頁
監修:水木しげる、水木プロダクション
編集:藤本圭太(朝日新聞社 事業本部 大阪企画事業部)、梅沢一孔(フォルスタッフ)、
福永武司
執筆:村上健司
年譜作成:平林重雄(関東水木会)
デザイン:斉藤基樹(arbos)、鈴木俊秀(FIRE DRAGON)、藤沢真由美
日本地図:どいまき
写真:福永武司
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[目次]<部分>
「水木しげる、妖怪探検の旅の教え」 荒俣宏(博物学者) P.98

(DOJI-I様ありがとうございました)
9日 公開対談 ICC 14:00〜17:00 アラマタ的な知のあり方をめぐって 3月7日〜3月23日に開催される「コミュニケーションの現在2003」というイベントの一環として「季刊InterCommunication」誌の公開対談が開かれました。対談相手は進化生物学が専門の佐倉統・東大助教授。インターネット中継もありました。場所:NTTインターコミュニケーション・センター・Aホール、定員:150名、聴講料:一般800円/メンバーシップ400円、参加申し込みは2/25からでした。以下、HPより。(玉兎様、ありがとうございました)

いま,生命科学や情報テクノロジーなど,専門的知識の社会的な影響力はとてつもなく巨大になっている.それらの知識は,私たちの日々の生活に直接かかわってくる.従来は専門家集団の中だけで閉じていたそうした知識を,私たちはどのように選り分け,獲得し,活用できるのか.そこで,博物学の可能性を考えたい.神秘学からハリー・ポッターまで八面六臂の大活躍をつづける荒俣宏と,進化生物学が専門の佐倉統・東大助教授が語る.季刊InterCommunication誌の公開対談.

 → 「季刊InterCommunication」(2003/秋 46号)に掲載。シンポの内容は当日ネットで生公開された。[伊 0201い]

http://www.ntticc.or.jp/ja/feature/2003/Frontiers_of_Communication/Symposium
/symposium03_j.html
 
13日 選考会 主催=株式会社角川書店/株式会社フジテレビジョン 17:00〜 第10回日本ホラー小説大賞 ホラー小説の新人賞、第10回日本ホラー小説大賞の選考会がパークハイアット東京にて行われました。応募総数544編(長編138編、短編406編)のなかから、大賞に「姉飼/あついすいか」が、長編賞に「怨讐の相続人/保科昌彦」が、短編賞に「白い部屋で月の歌を/朱川湊人」の各作品が選ばれたそうです。その他の選考委員は高橋克彦、林真理子の両氏。

選考委員:荒俣宏、高橋克彦、林真理子

大 賞:『姉飼』遠藤徹(あついすいか)著(角川書店 2003.11.**)
長編賞:『相続人』保科昌彦 著(角川書店 角川ホラー文庫 2003.11.10)
{原題『怨讐の相続人』}
短編賞:『白い部屋で月の歌を』朱川湊人 著(角川書店 角川ホラー文庫 2003.11.10)

選考会:2003.03.13 17:00〜 パークハイアット東京 (DOJI-I様)
16日 講演他 主催: 島根県、島根県教育委員会 13:00〜16:00 石見銀山遺跡シンポジウム 「世界遺産の21世紀的役割と意義」というタイトルで基調講演を行ったのち、パネリストとしてパネルディスカッションに参加しました。他のパネリストは、 黛卓郎氏 [株式会社プレック研究所 取締役・文化財担当]と我那覇 念氏 [沖縄県立総合教育センター主任指導主事]。コーディネーター は引野道生氏 [山陰中央新報社 報道部次長]でした。 会場は県立男女共同参画センター「あすてらす」、入場料は無料でした。(プラ様、ありがとうございました)
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『世界遺産候補 石見銀山遺跡シンポジウム 世界遺産を語る』

日時:2003.03.16 13:00〜16:00
会場:県立男女共同参画センター「あすてらす」
(島根県大田市大田町大田イ236-4 TEL 0854-84-5500)
主催:島根県、島根県教育委員会
後援:大田市、大田市教育委員会、温泉津町、温泉津町教育委員会、仁摩町、
仁摩町教育委員会
入場料:無料
問い合わせ:島根県教育庁文化財課世界遺産登録推進室
(〒690-8502 島根県松江市殿町1 TEL 0852-22-564)

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[注記]
「世界遺産の21世紀的役割と意義」というタイトルで基調講演を行なったのち、パネルディスカッションに参加。他のパネリストは、黛卓郎((株)プレック研究所 取締役・文化財担当)、我那覇念(沖縄県立総合教育センター主任指導主事)、コーディネーターは、引野道生(山陰中央新報社 報道部次長)。

(DOJI-I様)
17日 新聞 山陰中央新報 - - 2003.03.17 P.**

世界的価値 石見銀山 荒俣氏ら招きシンポ 遺産登録へエール 大田市

作家・荒俣宏氏を招いた石見銀山遺跡シンポジウム「世界遺産を語る」(県教委主催)が3月16日、大田市のあすてらすであり、同遺跡の世界遺産登録に熱い応援メッセージが寄せられた。
荒俣氏は、小説「帝都物語」で日本SF大賞を受賞。歴史や博物学、神秘学など多数の著作で知られる。石見銀山に強い関心を持つという同氏は、市民や歴史ファンら200人を前に「世界遺産の21世紀的役割と意義」と題して基調講演。
世界や日本の歴史で、人類の貴重な遺産が、常に破壊の危機にさらされてきた事実を紹介。「国内で歴史や文化を伝える重要な産業遺産は、急速になくなっている。石見銀山には貴重な文化の蓄積がある」とし、「石見銀山は日本が大航海時代に、世界と対等に付き合った力の源。世界に発信できる重要な文化財だ」と、同遺跡の価値を絶賛。世界遺産登録の必要性を強調した。
続いて、荒俣氏と国内世界遺産登録に携わった黛卓郎プレック研究所取締役、沖縄の世界遺産登録を担当した我那覇年・沖縄県立総合教育センター主任指導主事の三氏がパネルディスカッション。
宮島や京都など国内6つの世界遺産登録に取り組んだ黛氏は「東大寺大仏や京都の寺院と同じように、石見銀山には日本や世界の人が認める価値がある。世界遺産登録は観光だけでなく環境や歴史教育の新しい街づくりのきっかけになる」と助言。
東南アジア貿易で栄えた琉球王国との関係から、我那覇氏は「石見銀山の研究が進めば、ヨーロッパの視点でつくられた世界史観を打破する可能性がある」とし、世界遺産登録に向けて地域が一体となり、遺跡や街並み保存、研究に取り組む重要性を指摘した。
(『山陰中央新報』2003年3月17日号)

(DOJI-I様)
18日 パネリスト 岐阜県企業局 花の都ぎふ祭り開催記念シンポジウム 今年4月から2年間にわたって開催される「花の都ぎふ祭り 〜ひだ・みの花紀行〜」の開幕を目前に控え、イベントのねらいや推進方法などを話し合うシンポジウム「花の都ぎふ祭 開催記念シンポジウム」にパネリストとして参加しました。
その他パネラーは白砂伸夫、石原記念男の各氏。近縁た場所は 県民文化ホール未来会館(岐阜市) でした。(玉兎様、ありがとうございました)
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『花の都ぎふ祭り開催記念シンポジウム』

日時:2003.03.18
会場:県民文化ホール未来会館(〒502-0841 岐阜県岐阜市学園町3-42 TEL 058-296-0888)
主催:「花の都ぎふ祭り−ひだ・みの花紀行」実行委員会
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[注記]
2003年4月から2年間にわたって岐阜県内各地で開催する「花」をテーマにしたイベント「花の都ぎふ祭り−ひだ・みの花紀行」を記念したシンポジウム。
シンポジウムは「花・夢・人−個性の花いっぱいの岐阜をめざして」をテーマに、作家の荒俣宏を迎えて開催。花の都ぎふ・花と緑の推進センター理事長・石原記念男、実行委員会副会長・桑田宜典、風景建築家・白砂伸夫ら5人とともに、これまでの「花の都ぎふ」運動の経緯や、同祭りのコンセプト、展開方法など活発に意見を交わした。
荒俣宏は「花の都・岐阜の認知度は全国的にはまだまだ低い」と指摘し、「岐阜だからこそ−という視点を持つことが大切」と助言した。
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[参考]
『岐阜新聞』(2003.03.18 県内版)
『中日新聞』(2003.03.19 岐阜総合 P.25)

[伊]
18日 Web NTTコミュニケーションズ 荒俣宏のITコラム 第3回 「書物のコンサルタントを雇う?」。 こちら

wayback
https://web.archive.org/web/20040209001944/http://www.ntt.com:80
/sme/article/it/index.html
19日 シンポジウム 東京国際アニメフェア2003 アニメーションに特化した、世界でも類を見ない展示会「東京国際アニメフェア2003」が、3月19日(水)から22日(土)まで、東京ビッグサイトで開催され、19日にモンキーパンチ氏らとともにシンポジウムに参加しました。ただし、「ただ残念だったのは、会期初日に行われたシンポジウムが、モンキーパンチや荒俣宏といった魅力的な出席者だったにもかかわらず、席がほとんど埋まっていなかったことだ。シンポジウムの内容というより、告知方法や来場動員方法といった運営面に問題がありそうだった。」(ビジネス・ジャーナルHPより)だそうで、イマイチ盛り上がらなかったようです。(玉兎様、ありがとうございました)
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『いにしえのあにめ 〜アニメのルーツ絵巻物の魅力に迫る〜』

日時:2003.03.19 13:00〜15:00
会場:東京ビッグサイト 特設ステージ
(〒135-0063 東京都江東区有明3-21-1 TEL 03-5530-1111)
主催:東京国際アニメフェア実行委員会
企画提案:DNP映像センター
パネリスト:若杉準治(絵巻研究者・京都国立博物館学芸課企画室長)、
モンキー・パンチ(漫画家)、荒俣宏(作家)、
森井茂樹
(ニューヨークのアニメイベント「ビッグアップルアニメフェスト」主催者)、
ジャン・オダンネル
(日本漫画・アニメ配給会社 セントラルパークメディア取締役)
………………………………………………………
[注記]
「東京国際アニメフェア2003」(2003.03.19〜03.22)で行なわれたシンポジウム。
19日 新聞 岐阜新聞 - - 2003.03.19 県内版

「花の都ぎふ」全国発信/来月から祭り/岐阜市で記念シンポ (DOJI-I様)
20日 帯、マンガ もっけ(第2巻) 「もっけ/熊谷隆敏」2巻の帯に「荒俣宏推薦」の文字が。(Ta238様、ありがとうございました)

「言えば、混浴「妖怪風呂」。
物怪と裸で付き合いたいなら、ま、読んでごらん。」

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『もっけ 第2巻』熊倉隆敏 著(講談社 アフタヌーンKC 318)

2003.03.20 ISBN4-06-314318-X C9979 雑誌55722-18 476円(本体)
{2007.09.03(第10刷)ISBN4-06-314318-X C9979 雑誌55722-18 476円(本体)}
B6判 角背 並製 カバー装 199頁
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[目次][カバー]
(省略)
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[帯]
(前)
お化け作家 荒俣宏氏おススメ!!
いえば、混浴「妖怪」風呂。
物怪と裸で付きあいたいなら、ま、読んでごらん。

(以上、DOJI-I様)

20日 トークセッション 18:30〜20:50頃 映画『ダブル・ビジョン』試写会 台湾で『ハンニバル』『レッド・ドラゴン』の2倍を超える大ヒットを記録した超常現象サイコスリラー映画『ダブル・ビジョン』の監督チェン・クォフーと主演レオン・カーファイが来日し記者会見が行われ、続いて、監督&アラマタのトークセッションがついた特別試写会が開催されたそうです。ゲストには奥菜恵さんも来られたようです。
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『映画『ダブル・ビジョン』試写会』

日時:2003.03.20 18:30〜20:50頃
会場:?
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[注記]
映画『ダブル・ビジョン』の監督チェン・クォフーと主演レオン・カーファイが来日し記者会見が行われ、続いて、監督&アラマタのトークセッションがついた特別試写会が開催されたそうです。ゲストには奥菜恵
……………………………………………………
[関連]
『週刊 東京ウォーカー Tokyo Walker』(角川書店 2003年5月27日号)
新世紀の“恐怖”を目撃せよ! ダブル・ビジョン徹底解剖 対談
TALK スペシャル座談会
奥菜恵(女優/「呪怨」主演)、チェン・クォフー(「ダブル・ビジョン」監督)、
荒俣宏(作家) P.113

(DOJI-I様)
22日 引用、協力 - - 漱石の孫/夏目房之介 「奇想の20世紀」からの引用と図版協力。2006/05文庫化。

『漱石の孫』夏目房之介 著(実業之日本社)

2003.04.22 ISBN4-408-32171-0 C0095 1700円(本体)
{2003.**.**(第5刷)ISBN4-408-32171-0 C0095 1700円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 279頁
カバー装画:矢吹申彦
ブックデザイン:日下潤一+沼田美奈子+後藤あゆみ
編集協力:(株)毎日映画社
…………………………………………………
[目次]<部分>
第三章 漱石観光
「倫敦塔」にて/カラスの英語/下宿の人々/遠い故国/大英博物館/漱石のいない元大英図書館/漱石の知名度/文化的遠近法/植物園の巨大温室/ガーデニングの起源/パリ万博と漱石 P.122-130/漱石の文明論
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[帯]
(省略)
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[注記]
P.123に、『奇想の20世紀』(日本放送出版協会 2000.10.25)からの引用あり。P.125,127には、(荒俣宏氏提供)の図版あり。
…………………………………………………
[収録]
『漱石の孫』夏目房之介 著(新潮社 新潮文庫 2006.05.01)

(以上、DOJI-I様)
24日 書籍(CDロム?) ディジタルアーカイブズ発行/文藝春秋発売 - 飛騨・美濃花紀行 花の都ぎふ 2003spring-summer アラマタの「特別寄稿 古今花の都のつくり方 花の都はパラダイスの再興だった。」(P.4-15)が掲載されています。ディジタルアーカイブズ発行/文藝春秋発売/2003.03.24/ISBN4-89036-176-6/本体1000円。(博様、ありがとうございました)

Suggestion――「花の都」への提言
特別寄稿 古今花の都のつくり方 花の都はパラダイスの再興だった。 荒俣宏 P.6-15

******************詳細****************************

『飛騨・美濃花紀行 花の都ぎふ 2003 spring-summer』
ディジタルアーカイブズ企画編集部 編
(ディジタルアーカイブズ 発行 文藝春秋 発売)

2003.03.24 ISBN4-89036-176-6 C0026 1000円(本体)
B5判 角背 並製 折込表紙 128頁
企画・監修:岐阜県、花の都ぎふ祭り実行委員会
デザイン:(株)クレッセント
装丁:田中秀典
カバーデザイン:谷口純平
表紙写真:大東正巳、古瀬幸広
…………………………………………………
[目次]<部分>
Suggestion――「花の都」への提言
特別寄稿 古今花の都のつくり方 花の都はパラダイスの再興だった。 荒俣宏 P.6-15
 花の都の三原則
  1 健康
  2 文化
  3 驚きと若返り
 花園の哲学 庭は宇宙模型をめざす
 花園の美学 庭は美の劇場をめざす
 花園の秘学 庭はガラスケース内の熱帯楽園をめざす
 結び かくて花の都は実現する
…………………………………………………
[表紙][表紙折り返し]
(省略)

(DOJI-I様ありがとうございました)
24日
書籍(共著) 平凡社 南海文明グランドクルーズ 南太平洋は古代史の謎を秘める 篠遠喜彦氏との共著。定価:本体 2000円、四六判、304頁、ISBN4-582-51229-1 C0022 NDC分類番号 270 。以下、平凡社HPより。

「考古学者と博物学研究家が、ペルーからタヒチまでの船旅をともにし、インカと太平洋、イースター島、ポリネシア人の航海、バヌアツの縄文土器などについて語りあう。『楽園考古学』続編」

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「南海文明グランドクルーズ 南太平洋は古代史の謎を秘める」

2003.03.24 ISBN4-582-51229-1 C0022 2000円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 294頁
装幀・レイアウト:高橋貴子
編集:大石範子
地図製作:部谷規子  [伊]
……………………………………………
[目次]
序 豪華客船「飛鳥」に乗り合わせて 荒俣宏
1 対談 南太平洋、島めぐり 篠遠喜彦+荒俣宏
 篠遠先生、「飛鳥」に乗る/島の見きわめかた/人がほかの島に移っていく場合/女性と航海/ヘンダーソン島/ピトケアン島/タイポロジーが大切/文化遺産と観光/タヒチの変化
2 講演 南太平洋の不思議 荒俣宏
 南米大陸の西と東/黒と白のコルディエラ/フンルボルト海流と乾燥高地/エルニーニョ/インカ人はどこから来たのか/海流のベルトコンベア/黄金郷をもとめて/インカの黄金/インカの飛脚/誰が「太平洋」と名付けたか/石組みとミイラ/コカとキニーネ/コン・ティキ・ビラコチャの正体/講演を終えて
3 講演 ペルー、イースター島、妄想 荒俣宏
 ダーウィンの港、ゴーギャンの街/進化論につながる陸地の変化/雨とナスカの地上絵/蜃気楼説とピラミッド/ダーウィンの疑問/自然のサイクルと進化論/楽園の探索者、ゴーギャン/熱帯楽園のアダムとイブ/コン・ティキとの出会い/ヘイエルダールの冒険と執念
4 講演 南太平洋のへそ、イースター島の話 篠遠喜彦
 島の名前について/世界七不思議の一つ/初めてイースター島に/映画「ラパ・ヌイ」の影響/モアイの運び方/ヘイエルダール説/モアイの帽子、プカオ/モアイの目玉/モアイは南米起源?/モアイの保存と復原/オロンゴの鳥人遺跡/イースター島の家と道具/謎の文字ロンゴロンゴ/海はポリネシアンの庭/いつ、どこからきたのか/途切れた伝統文化の継承/現在のイースター島の問題/講演を終えて
5 講演 ポリネシア考古学四〇年 篠遠喜彦
 アメリカへの留学準備/ハワイで下船/サウスポイントへ/タヒチへ/エモリー先生の事/認められた発掘の方法/釣り針を探して/南の島の親戚/再びエモリー先生のもとへ/トラベリング・チーフとして/マルケサスへ/太平洋に移ってきた人びと/ハワイキ伝説はほんとうにあった?/釣り針からわかること/ハネ遺跡に辿り着く/講演を終えて
6 対談 太平洋考古学の現状 篠遠喜彦+荒俣宏
 ハワイの今日このごろ/エモリー先生の思い出/マルケサス事件/ビショップ博物館とカルチュアル・リバイバル/バヌアツでの縄文土器発見について/これからの太平洋考古学
あとがき 篠遠喜彦 
………………………………………………
[帯]
(前)
ビーグル号やコン・ティキ号の跡をたどって、南太平洋楽園航海へ。
ペルーからタヒチまでの船旅をともにしながら、南米大陸やポリネシア、イースター島やバヌアツなどについて、知的興奮にあふれる講演と対談が続く。
『楽園考古学』続編
(後)
コンティキ・ビラコチャとは誰だったのか?
ポリネシア人はどこから来たのか?
バヌアツの縄文土器が意味することは?
太平洋を舞台に、大きな謎を解き明かしながら、
ペルーのカイヤオ港からタヒチ島パペテまで、
太平洋考古学者と博物学研究家を乗せた船は行く。
(背)
南太平洋楽園航海 
………………………………………………
[広告]
考古学者と博物学研究家がペルーからタヒチまでの船旅をともにし、インカと太平洋、イースター島、ポリネシア人の航海、バヌアツの縄文時などについて語りあう。『楽園考古学』続編。
(「平凡社/2003年3月の新刊と近刊」) 

(以上、DOJI-I様)

http://www.heibonsha.co.jp/book/b158937.html

[出版社 品切重版未定]  -2014.08.30 調べ-

24日 作品ノミネート - - - 「新編 別世界通信」(イーストブックス)が、第34回星雲賞・ノンフィクション部門の候補作に選ばれました。これは、日本SFファングループ連合会議加入グループが選定したものです。
30日 コメント(書籍折り込み) 春風社 乱読すれど乱心せず ヤスケンが選ぶ名作50選/安原顯 安原顯『乱読すれど乱心せず ヤスケンが選ぶ名作50選』(春風社)の折り込み「ヤスケン応援メッセージ」にアラマタが言葉を寄せています。「ヤスケンさん 私より先に逝ったら承知せんぞ!」というものです(残念ながら1月20日に亡くなられたそうです・・)。ちなみに、安原さんは「マリ・クレール」や「リテレール」の編集長としてベスト本企画や連載でアラマタと仕事をした方だそうです(やっき様、ありがとうございました)。

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『乱読すれど乱心せず ヤスケンがえらぶ名作50選』安原顯 著(春風社)

2003.03.** ISBN4-921146-67-5 C**** 1800円(本体)
B6判 角背 並製 カバー装 ***頁
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[注記]
添付の小冊子『Airmail To Mr.AKIRA YASUHARA』に荒俣宏をはじめ48名の「ヤスケン応援メッセージ」を収録。荒俣宏のメッセージは次のとおり。
ヤスケンさん 私より先に逝ったら承知せんぞ! (荒俣宏)

(以上、DOJI-I様)
22〜31日 取材 廻金砂大田楽 72年に1度開かれ、1150余年の歴史と伝統を持つ無形民俗文化「西金砂神社・東金砂神社磯出大祭礼(金砂大田楽)」を取材に行きました。この模様は4/26にETVで放送されました。場所は金砂郷町・水府村・常陸太田市・日立市・山方町(茨城県)。(プラ様、ありがとうございました)
31日 ムック「季刊 怪 KWAI」 角川書店 vol.0014 - お馴染み、世界妖怪協会機関誌です。特集は柳田国男です。定価:本体1500円(税別)、A5版、ISBN:4-04-883812-1-C9495。(ぴよちゃま様、ありがとうございました)

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VOL.0014 2003.03.31 ISBN4-04-883812-1 C9495 雑誌62481-78 1500円(本体)


「妖怪大戦争」勃発!? 特別座談会 水木しげる×荒俣宏×京極夏彦×宮部みゆき
P.202-209
話の発端
悪役は加藤か?
妖怪は八〇から
人知れぬ妖怪たちの闘い
タイトルは「妖怪大戦争」
馬鹿馬鹿しいほど面白い

[見出し]
新生角川大映が往年の妖怪映画『妖怪大戦争』をリメイクするという情報が、一部報道で流出した。しかも、怪のメンバーがプロデュースに加わるいうのだ。真偽のほどは如何に? 噂の出所は、実はここにあったのだ!

[収録]
『妖怪大戦争』(松竹株式会社事業部 映画パンフ 2005.08.06)のパンフに再構成して掲載。
きっかけは雑談だった!? 映画『妖怪大戦争』勃発秘話
プロデュースチーム「怪」特別座談会
水木しげる×荒俣宏×京極夏彦×宮部みゆき P.26-27
◎話の発端
◎悪役は加藤か?
◎妖怪は80から
◎人知れぬ妖怪たちの戦い
◎タイトルは「妖怪大戦争」
◎馬鹿馬鹿しいほど面白い

“怪”大賞募集! 〜来たれ新しき妖怪表現者〜
鼎談 水木大先生×荒俣宏×京極夏彦 P.316-324
“怪”大賞は縛りなし
怪らしさとは何か
怪表現者は技巧だけでは務まらない
水木大先生的“怪”への入学資格
ワニ談義再び
怪感覚を揺さぶるもの

夏と秋二度行われた世界妖怪会議! 文と写真・村上健司 P.312-314
毎年恒例夏の妖怪祭り!! 第六回世界妖怪会議 調布
国民文化祭の一環で行われた第七回世界妖怪会議 境港  (DOJI-I様)

 → おそらく「品切重版未定」です

31日 Web NTTコミュニケーションズ 荒俣宏のITコラム 第4回「船上からEメール」。 こちら

wayback
https://web.archive.org/web/20040209001944/http://www.ntt.com:80/
sme/article/it/index.html
月末〜月明け 客船「飛鳥」に乗ってたようです。バリ島から乗船し、アジアクルーズを堪能した模様。
- 政府刊行物 国土交通省 - 国会等の移転オンライン講演集 「首都機能移転によって世の中を良くしてきた日本人 / 荒俣宏」

収録。H13年刊行物の増補版らしい

→ 2014/11/13「江戸の幽明 - 東京境界めぐり」第五章に挿し込み収録されているのがこれか。同書の初出一覧より逆引き記載

→ 2002/11に国交省のwebに掲載されたもの

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『国会等の移転 オンライン講演会集 平成15年3月』
(国土交通省国土計画局首都機能移転企画課)

2003.03.**{日付表示なし}ISBN4-907742-11-8 C**** 非売品
A5判 角背 並製 329頁
表紙デザイン:里中満智子
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[目次]<部分>

47 首都機能移転によって世の中を良くしてきた日本人 荒俣宏(作家) P.275-292
 経済第一主義で危機管理を意識してこなかった東京
 危機管理のうえからも分散論を
 積極的な町づくりの実験を行い、首都機能移転を成功させた江戸
 首都機能移転が得意な日本人
 アンバランスに気づかない東京
 日本人のもつサイクル感
 首都機能移転は国民のための動機づけが必要
 首都機能移転の際に「何を切るか」(何をつけ加えるか)を明確に
 首都機能受け入れにあたって覚悟とビジョンを
 首都機能移転は東京にとっても大きなチャンス
 最新の情報インフラを構築し、情報管理の先進モデルに
 具体的改革メッセージが必要
 知恵を出し合い国民のための新都市づくりを
 勇気をもって新しい都市づくりの実現を
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[注記]
内容は、2002年11月5日に国土交通省のHP上に掲載されたもの。
http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/daishu/online/onrine_f.html
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P.275にカラー顔写真とプロフィールあり。

(以上、DOJI-I様)

- 政府刊行物 国土交通省 - 日本橋四百年 「日本橋四百年 1603〜2003」に「日本橋老舗ベンチャーストーリー」寄稿。

 → 2014/11/13「江戸の幽明 - 東京境界めぐり」第五章一部込み収録。同書の初出一覧より

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『日本橋四百年 一六〇三〜二〇〇三』国土交通省東京国道事務所 編
(国土交通省東京国道事務所)

2003.03.30 非売品
A4判 ホチキス中綴り 47頁
制作協力:名橋日本橋保存会、月刊日本橋
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[目次]<部分>

第四章 日本橋商人の系譜
日本橋老舗ベンチャーストーリー 荒俣宏(作家・翻訳家) P.29-40
 にんべん―かつおぶし
 三井越後屋―呉服と両替の兼業
 呉服店―百貨店
 西川―蚊帳
 伊場仙―江戸団扇
 笠仙―江戸浴衣
 大善―まぐろ
 山本山―茶
 山本海苔店―海苔
 榮太樓總本鋪―飴
 村田眼鏡舗―眼鏡
 丸善―洋書
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[収録]
『江戸の幽明 東京境界めぐり』(朝日新聞出版 朝日新書488 2014.11.30)
 第一部 江戸とはどんな場所だったか
 第五章 商都日本橋のビジネス挑戦史{一部挿込み}

(以上、DOJI-I様)

- ビデオ 紀伊國屋書店 - - VIDEO『伊東忠太 幻視の建築巨人
学問と情熱 21世紀へ贈る人物伝 第3期第28巻』
(紀伊國屋書店 紀伊國屋書店ビデオ評伝シリーズ)

2003.03.** ISBN4-87766-468-8 C0800 25000円(本体)
VHS/Color/STEREO 47分
総合監修:紀田順一郎
監修:藤森照信(東京大学教授 工学博士)
演出:池谷薫
出演:荒俣宏、藤森照信
声:佐野史郎
製作:(株)ポルケ
企画・発行:(株)紀伊國屋書店
ジャケットデザイン:毛利一枝
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[目次]
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映像で語り継ぐ近代を築いた知性。未来へつなぐ”文化の巨星”列伝。
「建築巨人」と称され、築地本願寺、明治神宮などの作品を手がけた伊東忠太。建築史という未開の分野を拓いたパイオニアでもあり、その一方、86年の生涯にわたって「化け物」をこよなく愛し、日々湧き上がる妄想を処理するために、ひたすら妖怪の画を描き続けた。東大教授のかたわら、妖しい質を発散し続けた忠太の魅力に迫る。
(紀伊國屋書店のHP)
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[付録]
「参考資料一覧」付き。

[伊]