2003年4月 荒俣宏 活動記録
何か情報があれば宜しくお願いします。
2003年4月 (平成15年 55歳)
主な出来事: 国際ヒトゲノム計画によってヒトゲノム解読の全作業を完了、郵政事業庁が日本郵政公社に、東京ディズニーランドが開園20周年を迎える
日付 | 媒体 | 出版社・TV局他 | 時間他 | タイトル | 備考 |
1日 | 冊子「一冊の本」 | 朝日新聞社 | 85号 | 江戸開府四百年記念小説 「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」(新連載)) | 新連載。朝日新聞社のPR誌「一冊の本」で江戸開府四百年記念として掲載。2003/04-2004/06まで全15回の連載。2004/09/16に書籍化、2007/09に文庫化。 ************************************ 2003年4月号(第8巻第4号通巻第85号)2003.04.01 95円(本体) |
1日 | イベント | 主催:岐阜県(?) | − | 花の都ぎふ祭り | 平成15年4月から17年3月まで岐阜県各地で開催される花をテーマにしたイベント「花の都ぎふ祭り〜ひだ・みの花紀行〜」のナビゲーターを担当。 公式ウェブサイトは荒俣宏が監修を担当し、「荒俣式花の都ぎふの楽しみ方指南」などを行っています。また自らも「新花見学」、「花の都ぎふコレクション」、「地の花、天の星―小さな植物誌―」を連載。 こちら。 ************************** 『花の都ぎふ指南 ―花紀行―』 監修:荒俣宏 主催:岐阜県 ……………………………………………………… [注記] ごあいさつ 荒俣宏 岐阜県は〔花の都〕をめざします。自然の花が咲きにおい、文化の花が咲き誇るところで、人は健康と幸福に満たされて暮らしたいと望んでいます。 〔パラダイス〕や〔エデン〕は、かつて人が幸せに暮らした理想の土地の名ですが、もともとは花園を意味していました。そう、幸せの土地は花の都だったのです。 岐阜県はかつて、心と体を癒すヤマトのパラダイスでありました。古代には薬草の山〔伊吹山〕が聖なる長寿の地でしたし、〔養老の滝〕伝説も不老不死の水が流れる仙郷を今に伝えています。飛騨の匠(たくみ)が集まる木の里、龍脈が走る美濃の平野、どれも健康の園でした。岐阜県は花の力を現代に活かし〔現代の仙郷〕をめざします。どうぞ癒されにきてください。 …………………………………………………… 新花見学 自然の花 荒俣宏 第一回 6月の花 アジサイ 1 青かピンクか――アジサイ花見は、まず花の色から 2 園芸種か原種か――アジサイは寺の庭で見る 3 アジサイの古代と現代――雨の中の太陽 第二回 7月の花 スイレン―都会の侘び寂びを知る水の花― 1 濁にあって清を守る、いじらしい花 2 モネの「睡蓮」のほんとうの意味 3 スイレンは朝の光に透かして見る 第三回 8月の花 サルスベリ―異国的でも和風のなじむサルスベリの花見学― 1 サルスベリ街道に、混沌の色が流れる 2 紅白混合の派手な彩り 第四回 コスモス――揺れて酔う花―― 1 ひびきのいいコスモスという名称 2 日本人にはサクラに見えるが…… 3 コスモス酔いの楽しみ 第五回 カエデ 1 業平の歌と唐紅 2 カエデは千変万化する 3 楓谷はカエデの理想郷 第六回 キク 1 中国の仙人の花 2 菊花酒の伝説は岐阜に生まれた 3 菊伝説の発祥地で見よう、すばらしい菊花 ………………………………………………… 花の都ぎふコレクション 文化の花 荒俣宏 六月十五日号 『和傘』 六月二七日号 『さしこ』―日用品のぬくもりから江戸の粋の極致まで― 七月十八日号 『正山幽玄塗』―美しく、まんまるい、ろくろで作った山の匠の器― 八月二二日号 『美濃和紙』―日本の和紙なら家さえ作れる 美濃和紙の奇跡― 日本一の紙の由来は…… 仏教とともに普及した紙 原料の木にも個性がある 十月十六日号 『オークヴィレッジ』 1 「組む」という発明技術 2 「漆」の錬金術 3 飛騨の匠と自然にあえるところ 十月二四日号 『プロ用木製バット』荒俣宏+古瀬幸広 松井選手がワールドシリーズで打ったホームランを支える技術 1 木の個性を生かす技 2 メープル材でかっとばす 十一月七日号 『渋草焼』―すばらしい技術の融合、渋草焼の魅力の謎を解く― 1 飛騨の国興しとして計画された焼きもの産業 2 渋草焼の魅力はグローバル性にあり 3 大切にしたい、一家相伝の磁器 (DOJI-I様) |
6日 | ラジオ | ニッポン放送 | 17:45〜 | 菅原文太ホーホーふくろう | 新番組「菅原文太ホーホーふくろう」にゲスト出演しました。(やっき様、ありがとうございました) → 第1回のゲストだった |
8日 | 訃報 | - | - | - | 作曲家の石井眞木氏死去。享年66.甲状腺がんだった。映画「帝都物語」のサウンドトラックの作曲・音楽監督をつとめた。 |
8日 | 新聞 | 毎日新聞 | - | - | 2003.04.08 P.** 江戸の謎を解く神田明神が「明神塾」開講――塾長は作家の荒俣さん (DOJI-I様) |
12日 | TV | TBS | 22:00〜23:24 | ブロードキャスター | コメンテーターとして出演。福留功、三雲孝江、山瀬まみ、ジョージ・フィールズ、渡辺祥子氏ら。 |
13日 | 新聞 | 毎日新聞 | 日曜文化面 | 「荒俣宏の不思議歩記(あるき)」 | 新連載。2003/04/13-2004/05/30まで60回。日曜文化面に掲載され、2004/10に『荒俣宏の不思議歩記』(毎日新聞社
2004.11.20)として書籍化されました。 ********************************** 連載第1回 「磯出大祭礼 72年に1度、山人の感覚」。p12 (玉兎様、ありがとうございました) |
13日 | シンポジウム | 日本生物地理学会 | - | 蜂須賀正氏生誕百年記念シンポジウム | 「蜂須賀正氏生誕百年記念シンポジウム」が開かれる。 於立教大学 荒俣宏の不思議歩記(あるき)第2回4/20で触れられている。参加したのか、単に見に行ったのか不明であるが、書き方からして、その場いたのではないかと思う。 |
14日 | Web | NTTコミュニケーションズ | − | 荒俣宏のITコラム | 第5回 「凧とIT」。こちら wayback https://web.archive.org/web/20040209001944/ http://www.ntt.com:80/sme/article/it/index.html |
15日 | 公開対談 | 神田明神 | 18:30〜20:00 | 神田明神塾 巻之六「〜江戸開府400年記念〜 大江戸の謎を解く」 | 今回の大きなテーマは「〜江戸開府400年記念〜 大江戸の謎を解く」で、アラマタは「幕末開国の精神について」で、紀田順一郎大先生との公開対談を行いました。場所:神田明神内内「明神会館」(東京都千代田区)、先着200名、受講料13,000円(全6回分)、封書かメールで申し込み、です。こちら。(T会長様、ありがとうございました) ****************************** 明神塾 巻之六 平成15年「〜江戸開府400年記念〜 大江戸の謎を解く」 2003.04.15 18:30〜20:00 第一回 対談 荒俣宏・紀田順一郎 幕末開国の精神について (DOJI-I様) → 2000/12/11(明神塾 巻之三 平成12年)、2002/10/16(明神塾 巻之五 平成14年)でも講演 |
20日 | 新聞 | 毎日新聞 | 日曜文化面 | 「荒俣宏の不思議歩記(あるき)」 | 連載第2回 「蜂須賀正氏 有尾人調査を超えて」p.10. |
20日 | 広報誌「サントリークォータリー SUNTORY QUARTERLY」 | サントリー株式会社・東京広報部 | 72号 | - | 第72号(第20巻1号)2003.04.20 ISSN0387-3951 476円(本体) 特集 時間の贅沢 アンケート 私の贅沢な時間 荒俣宏(作家) P.103 Question @あなたが日常の中で、最も“贅沢な時間”と感じるのは、どんな時ですか。 A一度は体験してみたいと憧れる“贅沢な時間の過ごし方”を教えて下さい。 荒俣宏 作家 @毎年一、二回、二週間ほど、客船に乗り異国の航海に出て、のんびりする時間。まだ見ぬエキゾチックな港町を歩いたり、南の島に寄港したときにシュノーケリングを楽しんだり。長い旅なので妻がパートナーとなる。 A老後にはいるので、もう、物は要らない。毎日Tシャツ一枚で暮らせる南の島、それも温泉が出るところに移り住み、晴耕雨読の時間を持つこと。どなたかぴったりの場所をご存知でしたら、教えてください。 (DOJI-I様) |
21日 | Web | NTTコミュニケーションズ | − | 荒俣宏のITコラム | 第6回 「パーソナリティーの磨き直し」。こちら wayback https://web.archive.org/web/20040209001944/ http://www.ntt.com:80/sme/article/it/index.html |
22日 | - | - | - | チョウチョウウオ ガイドブック |
以下に荒俣に関する記述あり。 『チョウチョウウオ ガイドブック』中村庸夫 著(TBSブリタニカ) 2003.04.22 ISBN4-484-03404-2 C0645 2400円(本体) A5判 角背 並製 カバー装 152頁 装丁:澤地真由美 編集:山本真紀(フリーライター)、黒崎裕子(TBSブリタニカ) 写真提供:宇野貴子、円藤清、岡村収、小林裕、黄金崎勝春、ジョン・フーバー 英語タイトル:“BUTTERFLYFISHES of the WORLD” ……………………………………………………… [目次]<部分> あとがき 海洋写真家:中村庸夫 ………………………………………………………… [帯] (省略) …………………………………………………… [注記] 「あとがき」に荒俣宏に関する記述あり。 (以上、DOJI-I様) |
24日 | Web | JapanKnowledge.com | − | 新・想像力博物館 | 「荒俣宏の新・想像力博物館」で、新しいコンテンツ「万有図書館」が公開されました。「本は、紙に書かれたものとは限りません。石板から、デジタルまで、書物をハードとソフトの両面から問い直す、ARAMATA的21世紀の書物論です。」だそうです。(玉兎様、ありがとうございました) また「私はこう使っています」欄にインタビュー記事掲載。 http://japanknowledge.com/articles/jkvoice/people/entry.html?entryid=8 wayback https://web-beta.archive.org/web/20040508053648/http://www.japanknowledge.com:80 /guest/login/aramata/anh/index.html → 毎日新聞連載「荒俣宏の不思議歩記」2003/07/06掲載<単行本2004/11/20>に記述あり |
25日 | 講演 | 国際日本文化研究センター | - | 妖怪研究の過去・現在・未来を考える | 『妖怪研究の過去・現在・未来を考える』 日時:2003.04.25〜04.26 会場:国際日本文化研究センター (〒610-1192 京都府京都市西京区御陵大枝山町3-2 TEL 075-335-2222) 主催:国際日本文化研究センター ………………………………………………………………… [注記] 国際日本文化研究センター(日文研)主催の第63回シンポジウム。 「日本における怪異・怪談文化の成立と変遷に関する学際的研究」のメンバーを中心に各界の研究者を一堂に会しての大規模なシンポジウム。 主宰の小松和彦(日文研教授)を筆頭に、総勢40名以上に及ぶ、錚々たるメンバーが参加。 荒俣宏はsession2で特別記念講演を行ない、妖怪に取り組むと「忍耐力」「影響力」「運力」「混浴力」がつくという話をした模様。 参加者略。 ………………………………………………………………… [関連] 『日文研』(人間文化研究機構 no.38 創立二十周年記念特別号 2007.05.21) 資料篇 国際研究集会等一覧 シンポジウム 第63回「妖怪研究の過去・現在・未来を考える」(03年4月25日〜4月26日) P.327-328 (DOJI-I様) |
26日 | 書籍 | 日本放送出版協会 | − | イギリス魔界紀行 ハリーポッターの故郷へ | BSで放送された同名番組を構成しなおしたものがベースでしょうか。222p、価格:1,900円(税別)、4-14-080780-6。(ヨコハマMM様、ありがとうございました) 「イギリス魔界紀行 ハリーポッターの故郷へ」 2003.04.25 ISBN4-14-080780-6 C0098
1900円(本体) 第二 魔術の章 第三 怪奇の章 (以上、DOJI-I様) https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=00807802003 [出版社 品切重版未定] -2014.08.30 調べ- |
26日 | TV | ETV | 22:00〜23:30 | ETVスペシャル「72年に1度の奇祭・茨城・金砂大祭礼」 | 3月末に執り行われた同大祭礼を菅原文太氏と取材しました。VTR+スタジオでのトークといった構成。以下、新聞TV欄より。(I様、ささき様、玉兎様、ありがとうございました) 「72年に1度の奇祭・茨城・金砂大祭礼」 山から海へ謎の大行列▽72年ごとに切られる木▽神が出現、伝説の浜▽菅原文太、荒俣宏が古代に挑む 日本列島で、「磯出」「浜降り」とよばれる神事が400近く行われている。神社のご神体を御輿に乗せ、浜まで担ぎ出し潮水で浄めるという行事である。「神が海からやってくる」という漂着神の信仰が日本全国にあり、神が流れ着いた浜で、何年かに一度けがれをはらうと言われている。今年3月末、茨城県で72年に一度というこの磯出の大祭礼が行われた。この祭りは851年に始まり、今年17回目である。番組では、72年に一度の祭りの謎を、荒俣宏さんと、大河ドラマ「徳川慶喜」に出演後、茨城の歴史に深い関心をもつようになった俳優の菅原文太さんが、現地で読み解いていく。 出演 菅原文太(俳優) → 短縮版がのちに放送された → 毎日新聞連載「荒俣宏の不思議歩記」2003/04/13掲載<単行本2004/11/20>に記述あり |
27日 | 新聞 | 毎日新聞 | 日曜文化面 | 「荒俣宏の不思議歩記(あるき)」 | 連載第3回 「粒の神秘 粉食文化と対決して」p.12 →[収録]『ずっしり、あんこ』(文藝春秋社 おいしい文藝 2015.10.30)粒の神秘 荒俣宏 P.160-162 |
28日 | Web | NTTコミュニケーションズ | − | 荒俣宏のITコラム | 第7回(最終回) 「Eメールの憂鬱」 こちら wayback https://web.archive.org/web/20040209001944/ http://www.ntt.com:80/sme/article/it/index.html |
29日 | TV | NHK | 25:20〜25:25 | BSハイビジョンプレマップ | 「BSハイビジョンプレマップ」に出演、「ピョートル大帝 実験の都 〜サンクトペテルブルク誕生物語〜」の件ではないかと推測。 |
- | 講演録 | 資生堂 | - | - | 『ワード文化大事典 ’02−’03』資生堂 文化デザイン部 編(資生堂文化デザイン部)に以下。講演録。 → 2002/10/11の講演録。 ほ 本質が奔出したモダンガールの時代で何が? 荒俣宏 文責:谷郁雄 P.ほ409-ほ412 *****************詳細******************* 『ワード文化大事典 ’02−’03』資生堂 文化デザイン部 編 (資生堂文化デザイン部) 2003.04.**{発行年月日表示なし}ISBN4-902130-25-4 C0495 3524円(本体)/3700円(税・送料込){会員(WARDメンバーズ)は2700円(税・送料込)} B5判 角背 並製 折込表紙 函入 488頁 デザイン:(株)仲條デザイン事務所 ………………………………………………………… [目次]<部分> ほ 本質が奔出したモダンガールの時代で何が? 荒俣宏 文責:谷郁雄 P.ほ409-ほ412 「若さ」と「スピード」で19世紀と決別せよ アメリカン・ガールが女性のイメージを一新 若き女性たち、新たな文化的ヒーローに! アルツィバシェフ描く、モダンガールの理想形 若者中心文化にも、いずれ破綻の時が来る? ………………………………………………………… [函][表紙折り返し][広告] (省略) ………………………………………………………… [初出] 『月刊 WORD』(資生堂 2002年12月号 vol.20) ………………………………………………………… [注記] 『月刊 WORD』(資生堂)vol.13〜vol.24の合本。 (DOJI-I様ありがとうございました) |
- | - | - | - | - | 日本大学芸術学部研究所教授(非常勤)就任 |