2003年8月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2003年8月 (平成15年 56歳)

主な出来事: 住民基本台帳ネットワークシステムが本格稼働、埼玉県熊谷市拉致殺傷事件、パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち公開

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
- 冊子『NEO Road 21 ネオロード21』 日本道路公団静岡建設局 Volume9 Number9 東海道の「風水」ばなし
Volume10 Number10 2003.08.**

連載 I 「弥次喜多が出会った太夫」 P.裏表紙

(博様、ありがとうございました)
1日 冊子「一冊の本」 朝日新聞社 89号 江戸開府四百年記念小説 「男に生まれて 江戸鰹節商い始末」 2003年8月号(第8巻第8号通巻第89号)2003.08.01 95円(本体)

連載第5回 「田子の浜に恋の烟(けぶり)」p21-28

(DOJI-I様)
3日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第17回 「萩の博物館 田中市郎の貴重な標本」p.4

http://ww51.tiki.ne.jp/~tan-kam/tanaka_muse/sub08_aramata.htm
3日? TV BS-hi 23:00〜24:00 NEWSアカデミー
出た模様。

荒俣宏さん 2003.08.03
『そういう日本人が増えて欲しいですよね』
〜サッカーの広山選手が、所属したチームの国の、言葉や文化を吸収するというコメントを受けて〜


(DOJI-I様)
6日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 フリスビーを開発した人の遺灰はフリスビーになっている(金の脳 86へぇ)/天然記念物のカブトガニをタイでは食べられる/「ビールの泡」は「ビール」と言えるのかどうかを裁判で争った事がある/広辞苑には「美少年」は載っているが「美少女」が載っていない/パプアニューギニアの「パプア」とは「ちぢれ毛」という意味である/「考える人」は地獄について考えている/オーケストラのバイオリンとシンバルは同じギャラ/レモン味のアリ

準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、出演者はタモリ、ビビる大木、MEGUMI、水野真紀、山田隆夫の各氏ほか。「フリスビーを開発した人の遺灰はフリスビーになっている(86へぇ)」などのネタが披露されました。

7日 TV(再) デジタルhi 12:15〜14:05 ハイビジョンスペシャル  「ピョートル大帝実験の都」 再放送
10日 新聞 毎日新聞(夕刊) - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第18回 「恐山 地獄の湖に生きる魚」p.4
15日 TV(再) デジタルhi 9:00〜10:50 ハイビジョンスペシャル  「ピョートル大帝 実験の都」 再放送
15日 書籍 光文社 知恵の森文庫 み6-1 極楽に行く人地獄に行く人 あの世へ行く作法、教えます/
水木しげる
以下に荒俣に関する記述あり。

『極楽に行く人地獄に行く人 あの世へ行く作法、教えます』
水木しげる 著(光文社 知恵の森文庫 み6-1)

2003.08.15 ISBN4-334-78234-5 C0195 838円(本体)
{2015.12.25(2刷)ISBN978-4-334-78234-4 C0195 840円(本体)}
文庫版 215頁
カバーデザイン:大竹左紀斗
カバーイラスト:水木しげる
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[目次]<部分>

三章 霊と暮らす
霊界はカミサマから妖怪までの一本の体系/お盆/死者の国・古代エジプト/
いまも死後を生きているエジプト人/死を隠すから不幸になる/霊の濃度が濃い場所/霊との交信は音楽と絵でできる
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[カバー][帯]
(省略)
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[注記]
“霊の濃度が濃い場所”のP.178に、「荒俣宏さんとジャマイカに行ったときも、…」という記述あり
17日 新聞 朝日新聞(朝刊) 夏の読書特集「妖しい本」に登場。田中優子、アダム・カバット両氏との「『妖しい本』の座談会」が掲載されました(T会長様、ありがとうございました)
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2003.08.17
夏の読書特集
「妖しい本」の座談会 本読み開く妖しの世界
荒俣宏・田中優子・アダム・カバット P.8-9

[見出し]
夏の読書特集をお送りします。今年のキーワードは「妖」。座談会では、作家の荒俣宏さん、法政大学教授の田中優子さん、武蔵大学教授のアダム・カバットさんに、「妖しい本」をめぐって存分に語り合ってもらいました。後半は、妖美・妖異・幻妖・面妖の4ジャンルで、作家の赤江瀑さん、篠田節子さん、嶽本野ばらさん、村薫さんらがとっておきの本を紹介します。
(DOJI-I様)
17日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第19回 「アンジェリン 州知事選に出馬の「天使」」p.4
18日 雑誌「季刊InterCommunication インターコミュニケーション」 NTT出版 2003年秋 46号 - 2003/03/09の公開対談の模様掲載。(博様ありがとうございました)

連載「生命と文明のはざまで

05:アラマタ的な知のあり方をめぐって[ゲスト]荒俣宏……佐倉統→p. 173

http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100001387

18日 取材 - - - TV取材のため広島県三次の「もののけ屋敷」訪問。
「稲生物怪物語」を題材にして地域おこしを考える有志のグループ「物怪プロジェクト三次」さんに「ここがあの有名なもののけ屋敷ですかぁ!この稲生物怪物語は世界的にも貴重な妖怪話ですよぉ〜。三次の皆さんで言い伝えてください。物怪プロジェクト三次の皆さんも町おこしがんばってくださいね〜、応援してますよ」との言葉を残したそうです。
20日 寄稿 講談社 +α文庫 『手塚治虫博物館』手塚治虫+小林準治 著 『手塚治虫博物館』手塚治虫+小林準治 著(講談社+α文庫/2003.08.20/ISBN4-06-256770-9/本体980円)1998年7月刊の単行本を文庫化したもの。アラマタの文章「ジャングル大帝的俳句論」が収録されています。(博様、ありがとうございました)

*************詳細********************

『手塚治虫博物館』手塚治虫+小林準治 著(講談社 講談社+α文庫)

2003.08.20 ISBN4-06-256770-9 C0145 980円(本体)
文庫版 439頁
装画:手塚治虫
本文デザイン:守先正
デザイン:鈴木成一デザイン室
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[目次]
ボクの会った手塚治虫先生 小林準治
{単行本に上記を追加。}
ジャングル大帝的俳句論 荒俣宏 P.15-23
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[カバー]
(後)
手塚漫画の最も特徴的な点は、そのストーリー展開の中に驚くほど多くの博物的要素を含んでいることである。
本書では、手塚治虫169作品の中から哺乳類、両生類・爬虫類、魚類・甲殻類・貝類、鳥類、樹木、草花・有用作用にわたるまで、191項目をピックアップし、手塚漫画の新たな楽しみ方に光を当てる!!
手塚作品に登場する動植物たちの活躍を知らずして、手塚ワールドの真髄は語れない!! 荒俣宏氏絶賛の書!!
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[帯]{赤}
(前)
最新刊!!
「本書は手塚治虫による生物歳時記である」荒俣宏
“漫画の神様”は類まれなる博物作家だった!! 作品中で躍動する哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類、植物などを網羅し、手塚漫画の新たな魅力を発掘!! これぞ真の手塚ワールド!!
(背)
手塚ワールドの神髄ここにあり

[帯]{ピンク}
(前)
手塚治虫の生物歳時記
雑学! 雑学!!
“漫画の神様”は類まれなる博物作家だった!! 作品中で躍動する哺乳類、爬虫類、魚類、鳥類、植物などを網羅し、手塚漫画の新たな魅力を発掘!! これぞ真の手塚ワールド!!
(背)
手塚ワールドの神髄ここにあり
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[広告]
“漫画の神さま”はけう希有の博物作家だった。手塚漫画の新たな魅力を発掘する。荒俣宏氏絶賛
(「講談社+α文庫 解説目録 2003年9月現在」)
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[注記]
単行本『手塚治虫博物館』手塚治虫+小林準治 著
(講談社 KODANSHA SOPHIA BOOS 1998.07.15)を文庫化したもの。

(以上、DOJI-I様)
20日 TV フジテレビ 21:00〜22:00 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 防士は今すべり棒ではなく、階段で出動している▽台湾の歩行者用信号機の青のマークは赤が近づくと急ぐ▽江戸時代にスフィンクスの前で記念写真を撮った武士がいる▽スフィンクスの目線の先には今ケンタッキーフライドチキンがある(金の脳 97へぇ)▽「春の小川」の小川は渋谷にある▽海底にも郵便ポストはある▽秋田県では修学旅行生の安否がCMで流れる▽ライオンの糞が撒かれた線路がある▽漫画家・松本零士はパンツから生えたキノ

準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、出演者はタモリ、ビビる大木、MEGUMI、久本雅美、松本零士、ちばてつやの各氏ほか。 「江戸時代にスフィンクスの前で記念撮影をした武士がいる(89へぇ)」「スフィンクスの視線の先には今ケンタッキーフライドチキンがある(97へぇ)」などのネタが披露されました。

22日 選評 - - 日本ファンタジーノベル大賞 日本ファンタジーノベル大賞の選評掲載。こちら

第十五回 日本ファンタジーノベル大賞決定発表
【選評】 荒俣宏/井上ひさし/小谷真理/椎名 誠/鈴木光司
【大賞】 太陽の塔/ピレネーの城(抄) 森見登美彦
【優秀賞】 象の棲む街(抄) 渡辺 球

23日 TV NHK総合 22:20〜23:00 地球に乾杯 「ピョートル大帝 謎の宮殿−荒俣宏がたどる“ロシア”の夜明け」 。5/10に短縮版がBS2で放送された同番組の地上波版とみられます。以下、NHKのHPより。

今年で開都300年を迎えるロシア・サンクトペテルブルク。街造りを命じたロマノフ王朝第4代皇帝ピョートルは、ロシア近代化の礎を築いたと評される一方、暴君とも奇人とも呼ばれる謎の多い人物だった。
 その奇想天外ぶりを伝えるのがロシア最初の科学博物館「クンストカーメラ」。陳列室に並ぶのは、双頭の子牛、身長2メートル27センチの巨人の標本、ピョートル自らが抜いた家臣の歯……。奇怪なコレクションばかりだ。ヨーロッパ視察の際人体の解剖を初めて目にしたピョートルは、生命の神秘に魅せられこうしたコレクションに熱を上げたという。
 西欧に大きく遅れを取った当時のロシアに近代的な思想や技術を植え付けたい、それがピョートルの悲願だった。その中で、最も建設に情熱を注いだのが、大宮殿「ペテルゴフ」だった。ペテルゴフには、趣向を凝らした150の噴水が並び、地下には縦横に配水管が走るという壮大な仕掛けが隠されている。当時優先端の流水力学・土木工学を大胆に取り入れたシステムだ。また、ペテルゴフの中で最も謎に満ちた場所がグロッタと呼ばれる洞窟を模した部屋。鍾乳洞を再現した部屋にピョートルは王侯貴族を招き、徹底した快楽の時間を過ごしたと伝えられる。
 ピョートルとはどんな人物で、宮殿は現代に何を語りかけようとしているのか。博物学に詳しい作家・荒俣宏さんが、宮殿の奥深く足を踏み入れ、18世紀という文明の岐路を駆け抜けた皇帝の実像に迫る。

構成 後藤和子
撮影 小谷野貴樹
音声 中村浩一/佐竹樹郎
編集 芦垣均
音響効果 福島雄一郎/清水康義
取材  松本裕子/ 奥富浩司

出演
語り 中川緑(地球に乾杯) 黒崎めぐみ (地球に好奇心) 芳野潔 (HV−SP)
プロデューサー 平川隆一

 →短縮版がいくつかあり

23日 書籍 角川書店 陰陽師鬼談 安倍晴明物語 2000年11月に出たハードカバー「夢々 陰陽師鬼談」の改題単行本
以下、角川書店のHPより。

[陰陽師鬼談 安倍晴明物語]

2003.08.23 ISBN4-04-169036-6 C0193 514円(本体)
{2003.10.05(再版)ISBN4-04-169036-6 C0193 514円(本体)}
{2010.11.15(3版)ISBN978-4-04-169036-9 C0193 514円(本体)}
文庫版 272頁
装幀:杉浦康平
カバーイラスト:皇名月
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[目次]
まえがき 陰陽師(おんみょうじ)の朝
厩戸皇子(うまやどのおうじ)、方術(ほうじゅつ)をあやつること
吉備真備(きびのまきび)、秘書を持ち帰ること
藤原秀郷(ふじわらのひでさと)、摩睺羅伽(まごらが)を退治すること
のっぺり顔の、赤い髪をもつ童子のこと
芦屋道満(あしやどうまん)、おとしいれられること
緊那羅(きんなら)、人になろうとすること
あやかしの鬼、空を飛ぶこと
式神(しきがみ)、戻橋(もそりばし)に封じられること
茨木童子(いばらきどうじ)、嫉妬(しっと)に狂うこと
丑御前(うしごぜん)、世に祟(たた)りなすこと
安倍晴明(あべのせいめい)、橋姫(はしひめ)と契ること
丑御前(うしごぜん)、最後の闘いをいどむこと
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[カバー]
(後)
そこに立った子は、ふしぎな面立ちをしていた。最近、都で流行りだした舞楽のようだった。風が吹くと、赤毛がふわりとふくらむ。異国の香りをただよわせるその風貌には、高貴なたたずまいと、おそろしく異質な妖怪の気配とが同居していた。これからお話しするのは、今をさかのぼる千年前、平安の世で活躍した陰陽師・安倍晴明の秘められた物語である。それでは、長いながい占術の歴史をひもといていくことにしよう……。
陰陽道にたいする膨大な知識を駆使して綴られた、安倍晴明の一大物語。
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[帯]
(前)
陰陽師・安倍晴明の、知られざる生誕の謎――
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[広告]
陰陽師・安倍晴明の、知られざる生誕の謎。
(「角川文庫 今月の新刊 2003.8」)

陰陽師・安倍晴明の、知られざる生誕の謎が明らかに!
(新聞紙上の広告)

溯ること一千年。平安の名を轟かせた陰陽師・安倍晴明の生きざまを、陰陽道の歴史をひもときつつ描いた珠玉の作品。
(『神秘家列伝 其ノ壱』巻末の広告)

たったひとりの男として、そしてしなやかに君臨する陰陽師として――――
天地の理をしなやかにあやつったひとりの男――安倍晴明。芦屋道満との確執、伴侶・息長姫との竜宮での出会い、そして宿命的な橋姫との契り。知られざる姿が、今、明かされる!
(角川書店のHP)
……………………………………………………
[注記]
単行本『夢々 陰陽師鬼談』(角川書店 2000.10.30)を改題し、文庫化したもの。


(以上、DOJI-I様)

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http://www.kadokawa.co.jp/product/200209000058/

 

23日 訃報 - - - 作家・書評家の倉本四郎氏が食道がんのため死去。享年59。アラマタはテレビでご一緒したほか「マタさんクラさん世紀末でたとこ膝栗毛」など共著もある。
24日? TV BS-hi 23:00〜24:00 NEWSアカデミー
出た模様。

荒俣宏さん 2003.08.24
『この根性スゴイね!巨人的でないですね。』
〜木田投手の不屈のチャレンジ精神について〜

(DOJI-I様)
24日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第20回 「気吹舎 偉人や奇人が机を並べる」p.14
25日 - - - 大極宮U/大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 大沢オフィスHP「大極宮」の日記をまとめた書籍発売。荒俣に関する記述もある。

*************全体*****************
大極宮 2002/09/10
大極宮U 2003/08/25
大極宮V 2004/11/25

3巻すべてに荒俣に関する記述がある。
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『大極宮U』大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆき 著(角川書店 角川文庫)

2003.08.25 ISBN4-04-361105-6 C0195 590円(本体)
文庫版 255頁
装幀:杉浦康平
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[目次]
週刊大極宮
HEADLINE LUMORS〜風のウワサ
燃えよ山椒大夫〜大沢在昌
安寿のがまぐち〜宮部みゆき
さまよう厨子王〜京極夏彦
第65号 2002.7.5 P.163
第67号 2002.7.19 P.178-180
第69号 2002.8.2 P.192
第70号 2002.8.23 P.201
第72号 2002.9.6 P.219
語り下ろし
SPECIAL GUEST 喜国雅彦
スタッフのコーナー
まるひの秘書ヒショバナシ
編集者Sの裏事情
ノリノリ編集後記
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[カバー]
(後)
「毎晩、お酒を飲んでいるのですか?」と宮部みゆきに驚かれる大沢在昌は、「仕事の疲れを癒すために飲んでる」と答える。「金にならない仕事ばっかりだね?」と大沢在昌に心配される京極夏彦は、「だって、仕事が趣味なんですから」と反論する。「ゲームを語っている部分が続きますね」と京極夏彦に呟かれる宮部みゆきは、「ゲームばかりですよ」と皆を納得させる。大沢在昌、宮部みゆき、京極夏彦・公式ホームページ「大極宮」の三人がお互いにツッコミ、なぐさめ合い、そして笑う!! 小説家のリアル・ライフ・第二弾。
…………………………………………………………
[帯]
(前)
酒に癒される 大沢在昌
仕事が趣味の!? 京極夏彦
ゲームにはまる 宮部みゆき
人気作家三人の万丈記
(背)
角川文庫55周年
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[広告]
三人の公式ホームページ「大極宮」からの内容をさらにパワーアップ。
(「角川文庫 今月の新刊 2003.8」)
…………………………………………………………
[注記]
上記、文中に荒俣宏の名前あり。P.201は第6回世界妖怪会議の楽屋風景写真。

(以上、DOJI-I様)
26日 新聞 朝日新聞 夕刊 - 2003.08.26 夕刊 P.12

幻の魚類版画あと1点 戦時中発行 大野麥風原画の72点
残るは「ゴンズイ」 姫路市立美術館

古今東西の図鑑類の収集で知られる作家荒俣宏氏の話 

古今東西の図鑑類の収集で知られる作家荒俣宏氏の話 この画集は自然の造形を正しく描写し、日本よりも海外で高く評価されてきた。戦時中に博物版画の連作を続けることは、至難のわざだったはずだ。コイやタイなら装飾になるが、地味な魚は一般にアピールしない。それでも麥風は終始、水族館の視点で魚を描いた。ゴンズイの図は、その極致といえ、数が少なく、収集は困難だろう。その収集に、版元に近い地元の美術館が名乗りをあげたことは好ましい。(DOJI-I様)
28日 - - - - 泰子夫人といっしょに、水木夫妻とイアタリア旅行。9/5まで。
30日 ムック「季刊 怪 KWAI」 角川書店 vol.0015 世界妖怪協会機関誌。A5判 ISBN 4-04-883842-3-C9495。以下、角川HPより。(花山様、ありがとうございました)

お待たせしました!
『怪』vol.0015は「妖怪と物語」特集。
妖怪と物語は切っても切れぬ縁。
水木大先生は神秘家列伝で泉鏡花の生涯を描いている。
京極氏と国文学者・高田衛氏の白熱した対談は、京極氏の大型新企画始動宣言もあり、ファン必読。
物語特集ということで、宮部みゆきさん、岩井志麻子さんは小説を寄稿!
荒俣宏氏は、現在企画進行中の平成版『妖怪大戦争』のロケ予定地、鳥取の麒麟送子の様子をリポートしています。
田口ランディさんは、東北を巡るエッセイ“縄文曼陀羅”で『怪』初登場。
アニメ版『巷説百物語』の速報、『嗤う伊右衛門』の撮影所日記などなど、“夏”の“怪”は盛りだくさんです。

http://www.kadokawa.co.jp/product/200104000048/

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VOL.0015 2003.08.30 ISBN4-04-883842-3 C9495 雑誌62481-86 1500円(本体)

特集 麒麟送子 妖怪人類学フィールドワーク<特集 鳥取>
因幡の麒麟獅子 荒俣宏 P.4-5,184-189
 一 麒麟由来の事
 二 瑞獣信仰
 三 因幡のふしぎな神楽
 四 麒麟の舞を見る

[収録]
『水木しげると行く 妖怪極楽探検隊』(角川書店 2004.08.20)
第九章 因幡の麒麟伝説
一 麒麟由来の事
二 瑞獣信仰
三 因幡のふしぎな神楽
四 麒麟の舞を見る

[広告]
春はあけぼの、夏はばけもの〜豪華執筆陣が贈る怪ワールド!水木しげる、京極夏彦、荒俣宏、宮部みゆき、大塚英志、田口ランディほか
(「web KADOKAWA」) (IDOJI-I様)

[出版社 品切重版未定] -2014/08/29 調べ-
30日 新聞 日本経済新聞 - - 2003.08.30 P.44
私の履歴書 水木しげる(漫画家)
29 世界の妖怪にひかれ 南方の楽園も激しく変貌 海外旅行76回

[注記]
荒俣宏に関する記述と写真あり。

[収録]
『水木サンの幸福論 妖怪漫画家の回想』水木しげる 著(日本経済新聞社 2004.03.22)
 第二部 私の履歴書 27 妖怪を探して世界を旅する

『水木サンの幸福論』水木しげる 著(角川書店 角川文庫 2005.04.25)
 第二部 私の履歴書 27 妖怪を探して世界を旅する

(DOJI-I様)
31日 新聞 毎日新聞 - 荒俣宏の不思議歩記(あるき) 連載第21回 「篤胤の教育法 ビジュアルな講義を実践」p.4
- web bk1 -   『『平田篤胤が解く稲生物怪録』刊行記念 荒俣宏インタビュー』(BK1)

2003.08.**
URL:

[注記]
“BK1”でのインタビュー。
インタビュー・文=タカザワケンジ
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[コンテンツ]
平田篤胤が残した「稲生物怪録」の調査資料
平田篤胤の方法は水木しげるの先駆
妖怪と絵巻
『新帝都物語』に平田篤胤が登場! (DOJI-I様)