2006年8月 荒俣宏 活動記録

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2006年8月 (平成18年 59歳)

主な出来事: 国際天文学連合により冥王星が惑星から除外、アメリカ合衆国内での7月の月間新車販売台数でトヨタ自動車がフォードを抜き史上初めて2位となる、 胃癌の摘出手術を受けたソフトバンクの王監督が慶應義塾大学病院を退院

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日
雑誌「Fole フォーレ」 みずほ総合研究所 8月号(No.47) - 対談 半藤一利の賢者の先見(8) p30-35
ゲスト 作家 荒俣宏
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2006年8月号 No.47(通巻463号)2006.08.01 ISSN1347-7862 762円(本体)

対談 半藤一利の賢者の先見 G
「雪女」に「べとべとさん」、「マラソン妖怪」に「豆腐小僧」……妖怪は貧乏で寂しいときあなたのそばにやって来る
ゲスト 作家 荒俣宏 P.30-35

越後の冬、キツネ火に遭遇した半藤少年
妖怪さんいらっしゃい
だれが妖怪をゴールインさせるか
人間六十歳をもって妖怪となれ

[収録]
『日本史はこんなに面白い』半藤一利 編著(文藝春秋 2008.07.30)
妖怪が近くへやって来るのは、あなたが「貧乏で寂しいとき」です 荒俣宏 P.139-157

(DOJI-I様)
1日 雑誌「月間 ランティエ」 角川春樹事務所 8月号 朱引のうちそと――江戸東京境界めぐり(最終回) 2006年8月号 葉月(第2巻第8号)2006.08.01 雑誌19241-8 648円(本体)

第十九回(最終回) ラスト・ウォーク 大森・山王の明治を偲ぶ P.136-139

今はなき大森の海苔/二つの大森貝塚と本家争い/徳富蘇峰の驚くべき執筆量/馬込み文士村のうつろい

(DOJI-I様)

 → 2005/02-2006/08まで計19回連載。写真も荒俣宏。2014/11/13に「江戸の幽明 - 東京境界めぐり」として書籍化(増補)。
1日 web - - - 『News from the World of Books』(雄松堂書店)

[注記]
雄松堂書店グループ代表・新井満夫氏のHP。


Vol.46 2006.08.01
荒俣宏さんとの対談(1) 来るべき21世紀に向けて コレクターと洋古書店の展望
21世紀の古書販売、On-Lineビジネスについて

Vol.47 2006.08.01
荒俣宏さんとの対談(2) 来るべき21世紀に向けて コレクターと洋古書店の展望
これからのコレクター、これからの本屋

Vol.48 2006.08.01
荒俣宏さんとの対談(3) 来るべき21世紀に向けて コレクターと洋古書店の展望
古書業界の空模様

https://myrp.maruzen.co.jp/twb/industryreports/

3日 冊子「こんにちは」 三井不動産 8月号 荒俣宏の日本橋21世紀紳士録 三井ハウジングメイト会員に無料で送られる広報誌「こんにちは」で連載を行っています。

2006年8月号 vol.270 2006.08.03

第十七回 松楽 石原わか子 日本橋パワーの源は女性の元気。 P.16-17

女性たちこそ生活文化の主人公/美しい振る舞いも日本橋の一部

(DOJI-I様)

 →(番外編)とされていたかも
4日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! ほか吉川美代子、高畑百合子、根元美緒氏ほか

“ご主人様が…”20代 女性がなぜ?42歳監禁男素顔▽裏金4億処理困り公金燃やす▽新妻
妊娠でも父親は?カンガルー悲話(DOJI-I様)
5日 講演 福井県立美術館、朝日新聞社  14:00〜15:30 水木しげるワールド講演会「世界痛快妖怪航海記」 福井県の県立美術館で開催中の特別展「水木ワールド」(同館、朝日新聞社主催)に合わせ講演。

「世界痛快妖怪航海記」
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『水木しげるワールド講演会「世界痛快妖怪航海記」』

日時:2006.08.05 14:00〜15:30
主催:福井県立美術館、朝日新聞社
協力:水木プロダクション、水木しげる記念館、フォルスタッフ
協賛:(株)やのまん
会場:福井県立美術館 講堂
(〒910-0017 福井県福井市文京3-16-1 TEL 0776-25-0452 FAX 0776-25-0459)
定員:150名(07.25からTEL 0776-25-0452で受付先着順)
参加費:企画展観覧料(一般800円、大高生500円、中小生300円)が必要
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[注記]
福井県立美術館の企画展『水木しげるワールド』(2006.07.28〜08.27)での講演。
この展覧会は、2004年から全国11会場を巡回した『大水木しげる展』の縮小版。
『大水木しげる展』は荒俣宏・京極夏彦プロデュースで行なわれたが、この『水木しげるワールド』には、チラシ等にその明記がない。

(DOJI-I様)

 →下記6日に新聞記事あり。
6日 雑誌「サンデー毎日」 毎日新聞社 8/6号 サンデーらいぶらりぃ読書の部屋 連載「サンデーらいぶらりぃ 読書の部屋」掲載。2006年8月6日号(第85巻第34号通巻4771号)2006.08.06
雑誌20071-8/6 305円(本体)

コンドルさんが見た「絵の工事現場」 P.119

(DOJI-I様)[伊 0201さ]
6日 新聞 朝日新聞 -   2006.08.06 福井全県 1地方 P.24{カラー写真}
漫画以上におもしろい 水木しげるさんの人柄語る 作家・荒俣宏さん、旅の写真交え

[全文]
福井県の県立美術館で開催中の特別展「水木ワールド」(同館、朝日新聞社主催)に合わせ、水木さんと親交の深い作家の荒俣宏さんが5日、「世界痛快妖怪航海記」と題して講演した。妖怪や精霊との出会いを求め、一緒に出かけた世界各地の旅の体験談を紹介しながら、「漫画以上に面白い」と水木さんの人柄を語った。
荒俣さんは「妖怪大戦争」「怪奇の国ニッポン」などの著書がある大の妖怪好き。「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家の水木さんを妖怪研究の師と仰いでいる。
講演では、これまで一緒に訪れたニューギニア島や欧州で撮りためた写真を上映し、「先生は現地の祭りに出くわすと、一緒に踊り、すぐに住人たちとうち解けてしまう」「いかにも妖怪が出そうな風景を撮り逃がすまいと、決してカメラを離さない」と旺盛な好奇心を説明。
また「今の日本には闇がなくなったから、妖怪もいなくなった」という水木さんの嘆きを紹介し、「福井ならまだ闇は残っているでしょう。この夏休み、深夜に暗闇の中に1人で立ってみて、妖怪を探す体験をしてみては」と、会場の子どもたちに呼びかけていた。
講演会には家族連れら約170人が参加した。6日午後2時からは「ゲゲゲの鬼太郎」の映画上映がある。
(写真説明)
水木しげるさんと同行したニューギニア島の旅の様子を紹介する荒俣宏さん=県立美術館で
(DOJI-I様)
6日 新聞 読売新聞 - - 2006.08.06 P.17

本よみうり堂
著者来店 「磯あそびハイパーガイドブック」
荒俣宏さんとさとう俊さん 身も心も海につかって! P.17 (DOJI-I様)
7日 雑誌「ミセス」 文化出版局 9月号 - 以下掲載。

「日本橋が『文化の華』」となってよみがえる日  荒俣 宏

7日 TV 大阪毎日放送 15:00〜17:50 ちちんぷいぷい 関西ローカルの昼の情報バラエティー番組に生出演。「ぷいぷい顧問団」というご意見番?の1人で、たまにでる模様。

司会:角淳一
ゲスト:荒俣宏、桂ざこば、加藤紀子、掛布雅之、太平サブロー、千鳥

[新聞]
ちちんぷいぷい 猛暑ヘリで京阪神気温ナマ調査▽復活…角の星印亀田を19歳はどう思う?&監禁事件▽貴乃花親方に説教しちゃった▽ぷいぷい物産…お盆に最適絶賛モモゼリー▽サマージャンボ発表近し…高額当せん者って▽プールで浮ける?▽今日ダレ
(『朝日新聞』テレビ欄)

(DOJI-I様)
9日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 準レギュラー。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者はタモリ、ビビる大木、小林麻央、 関根麻里の各氏。

金の脳 農林水産省にはきのこ係長がいる 72へぇ
11日 TV 日本テレビ 21:00〜23:00 妖怪大戦争 地上波、初放映。映画は2005年8月公開だった。
11日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! ほかに吉川美代子、山田愛里氏ほか

下水道管にオオトカゲ 大捕物の全舞台ウラ▽小泉参拝は?靖国神社の基礎知識▽ガラガラ
公団住宅そばに豪華職員住宅が (DOJI-I様)
13日 Web(blog) - - 荒俣宏のオークション博物誌 8月13日(日、午前2:26)ブログ更新。タイトルは「パリ旅行のつづきは、グルメ編」。パリのおいしいお店3店(「マーケット」「サンドランス」「メゾン・ド・トリュフ」)を紹介してくれました。
16日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 出演した模様。司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者はタモリ、ビビる大木、白石美帆氏ら。

金の脳 「セメダイン」の社史には当時ライバル商品だったイギリス製の「メンダイン」を追い抜くため「攻めるメンダイン」で「セメダイン」という名前にしたと書かれている 85へぇ
19日 TV TBS 22:00〜21:24 ブロードキャスター 準レギュラー。福留功、山瀬まみ、もう1人のゲストは渡辺祥子氏。

ジョンベネちゃん殺害米国取材見えた疑問▽ハイテクロボが新発見ピラミッドで黄金墓を探せ▽助けたフクロウ福を恩返し
21日 TV 大阪毎日放送 15:00〜17:50 ちちんぷいぷい 関西ローカルの昼の情報バラエティー番組に生出演。「ぷいぷい顧問団」というご意見番?の1人で、たまにでる模様。

司会:角淳一
ゲスト:荒俣宏、桂ざこば、加藤紀子、掛布雅之、千鳥

[新聞]
ちちんぷいぷい 角も感動…決勝戦再試合速報▽夏休みラジオ体操が今▽大坂に欲しい!?地下鉄乗り換え便利マップ▽厳選した新撰タマゴで作った…感動のふわふわ歯ごたえ絶品シフォンケーキ▽ぜいたくコロッケ▽プールで目を開けられる?▽双子芸人ほか
(『朝日新聞』テレビ欄)

(DOJI-I様)
22日 選考委員 新潮社 - 日本ファンタジーノベル大賞 第18回日本ファンタジーノベル大賞発表。大賞「僕僕先生/仁木英之」、優秀賞「闇鏡/堀川アサコ」に決定。以下、アラマタのお言葉。

「ファンタジーノヴェルの定着と波及効果」

第十八回の最終候補作品は、水準を超えるものばかりで、このジャンルが待望の安定成長期にはいったことを窺わせた。架空であるがゆえに現実を描くとき以上に構想力とセンスを要求される分野で、新しい書き手が四人そろって壁を跳び越したことが喜ばしい。また、「ハリー・ポッター」などのベストセラー系外国ファンタジーの後押しに頼らない自立した世界が展開されていることにも、大きな期待が持てた。もっとも、似ているところもある。軽くて、読後感がよくて、ちょっとダークな俗っぽさがある点だ。その特徴は文体にも出ていた。設定された時代が現代から大きく離れていようと、主人公たちは現代日本の若者ことばを平気で語る。それでも不快にはならないのだ。何か、明治の言文一致運動時代に書かれた口語の自在さをも思い出させ、おもしろく感じた。
 中で、『夜のユニコーン』は、奥行きと間口がいちばん狭い小規模の読み物だが、缶詰料理を食べるように手軽で安心な、癒しの物語になっている。ぼくはファンタジーというと、どうしても懐石かフルコースを期待してしまうのだが、ファーストフードに慣れた読者には口に合う作品だと思う。ユニコーンは乙女に擦り寄ってくる若き男根のシンボルということになっているが、この作品ではユニコーンが男性に寄ってくる。意図的であるとしたら、そこをもっと展開しても、さらにおもしろかったかもしれない。
『カッパドキア・ワイン』は力作である。十字軍が聖杯ならぬ極上ワインを求めて聖地を探索するという趣向はおもしろいが、ぼくはアルコールにとんと縁がないため、酔えなかった。そのため、全体に『ファイナルファンタジー』の進行画面を見るような印象がぬぐえず、ワインの銘柄の羅列(人名への転用をふくめ)が生む楽しさにも反応できなかった。しかし、探索の道中に展開するドラマの進め方は秀逸だった。
 ぼくが二番手に推した『闇鏡』は、室町・足利という「遊女とバサラと風流」の時代に挑戦した、こだわりの作品だった。平安以来、京の治安を守ってきた検非違使、つまり警察官僚の四角四面な視点から、権威の上で影がうすれゆく陰陽師のデカダンと、勢いとバンカラで新しい治安システムを握りつつある侍所の振る舞いを描くが、中心はなんといっても、文化の主役に躍りでた遊女や女房たちの確執である。歌だの楽器だの、また男の取り合いなど、あの「うわなりうち」に代表される女合戦が、いかにもこの時代らしい「やきもち」という情念にリードされていく。それを、「バサラ」精神を地で行くような文章でつづっていく。これだけしっかりと、室町時代の妖しい魅力を書き上げた小説は、少ないと思う。惜しむらくは、筋をシャッフルしすぎた点だ。知的で格好のよい話に仕上げるよりも、時代の妖しさで読者を圧倒する試みをしてほしかった。
 四本目の物語『僕僕先生』には、おどろかされた。ぬるい温泉に浸かり、ねっとりと全身を揉みほぐしてもらうような、ほかに何も要らない「極楽」気分を味わわせる仙人小説である。道教と儒教の対比、もっと分かりやすく言えば働き者と怠け者との、ホントにみみっちい世界に、仙人という別種のライフスタイルが割り込んでくる。しかも仙人はかわいい女の子の姿なのだ。弟子となった道楽息子が、見ようによっては自分よりもずっと俗っぽい「女の子仙人」と不思議な旅をする。二人の関係がおもしろい。男女の交わりすら、あるのだ。仙術を使うことに疲れ、不老不死に飽きた仙人が、凡人の息子の腕にもたれてほんとうに女の子のように安らぐ最後の場面には、不覚にも胸を熱くした。仙人とともに旅するような錯覚におちいる、時間が止まる仙界の作品だった。確信をもって一位とした。

23日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 出た模様司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者はタモリ、ビビる大木、ユースケ・サンタマリア、関根麻里ほか

金の脳 NASAは18年かけ無人土星探索機を土星に到着させることに成功したが実験装置の電源を入れ忘れていた 82へぇ
25日 TV TBS 5:30〜8:30 みのもんたの朝ズバッ! コメンテーターとして出演。ほかに菅直人、山田愛里氏ら。(しろうさ様、ありがとうございました)

うるさい$[夜に20歳男が高校生男女刺す▽プルートも注目!?冥王星の運命は▽斎藤投
手が石原知事に▽傘刺し女を逮捕 (DOJI-I様)
26日 TV TBS 8:00〜9:25 知っとこ! 生放送。

司会:オセロ
ゲスト:荒俣宏?

[注記]
缶詰の特集?
荒俣宏が、高級缶詰『シーチキンとろ』を紹介した模様。


(DOJI-I様)
27日 シンポジウム(会議) 角川書店 13:30〜16:30 第11回世界妖怪会議 今年は広島県三次市の三次会館で開催。アラマタ、水木しげる、京極夏彦、多田克巳、辻村寿三郎の各氏 らが参加予定。料金は3000円ですが、「妖怪仮装で500円引き」「 旅館組合加盟店への宿泊で300円引き」などの特典がある模様。


『第11回 世界妖怪会議』

日時:2006.08.27 13:00〜16:30
会場:三次市文化会館大ホール
料金:3000円(税込)
主催:2006三次物怪まつり第11回世界妖怪会議実行委員会
後援:角川書店、三次市、三次市教育委員会、物怪プロジェクト三次、(社)三次観光協会、
三次市旅館組合、三次町太才町若連中、(社)三次青年会議所、
三次商工会議所青年部、三次商工会議所女性会、三次本通商店街振興組合、
三次地区自治会連合会
出演者:水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、多田克己
ゲスト:辻村寿三郎

(DOJI-I様)
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「大極宮」(第265号を参照)

http://www.osawa-office.co.jp/old/weekly/back/back-all-index.html

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http://www.m--m.jp/2006_miyoshi_mononoke_matsuri.htm

http://www.chuokai-hiroshima.or.jp/data/kumiai11.html

28日 Web 朝日新聞 - どらく 中高年向けサイト「どらく」で「どらく編集員通信」を月イチ連載中。今回は「極めた人のレストラン」。こちら
28日 収録 NHK - - 番組収録。2006-10-17放送「クイズ日本の顔」
30日 TV フジテレビ 21:00〜21:54 トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜 でた模様司会:高橋克実、八嶋智人、その他の出演者はタモリ、ビビる大木、佐藤藍子、坂下千里子、はじひろし氏ら。

金の脳 アニメ「北斗の拳」の次回予告のナレーターは最終回に近づくにつれてどんどんテンションが上がっている 81へぇ
31日 web(blog) - - 荒俣宏のオークション博物誌 8月31日(木、午前3:18)ブログ更新。タイトルは「オートマタが生まれ変わりました」。修理に出していたオートマタがよみがえったお話。