2001年6月 荒俣宏 活動記録

「今月も海外と海外の狭間の執筆。
もしかしたら行間に異国情緒が漂っているかも知れません……。」
KADOKAWA MYSTERY-EXPRESS 作家情報より

何か情報があれば宜しくお願いします。

 

2001年6月 (平成13年 53歳)

主な出来事: 附属池田小事件、ネパール王族殺害事件、 武富士弘前支店強盗殺人・放火事件発生

日付 媒体 出版社・TV局他 時間他  タイトル 備考
1日 ブックフェア 工作舎が今年で30周年を迎えたそうで、各書店でブックフェアが開催されました。「工作舎30周年ベストセレクション」ということで、アラマタの「理科系の文化誌」や「キルヒャーの世界図鑑」「妖怪草紙」なんかもピックアップされました。ちなみに帯の応募マークで、松岡さんの「『全宇宙誌』プレゼント」なども企画されました。
1日 雑誌「KADOKAWAミステリ カドカワミステリ」 角川書店 6月号 新帝都物語 2001年6月号(第3巻第6号通巻第20号)2001.06.01 ISBN4-04-721420-5 C9493 雑誌コード62481-13 552円(本体)

第二十回 P.134-147
結節点は五稜郭。すべてが集約し始める――
 第二十九章 敗北のあと
 第三十章 坪村出発
 第三十一章 胸騒ぎ

(DOJI-I様)

※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ
1日 絵馬 - - - 清明神社に絵馬を奉納。「平成十三年六月一日 ☆晴明再求 荒俣宏」
2日 講演 印刷博物館 13:00〜14:15 「引札の図像」 印刷博物館(東京都文京区)にて4/25〜7/12までの会期で開かれた「引札(ひきふだ)−消費文明を創ったポップアート展」で講演を行いました。タイトルは「引札の図像」。場所は同博物館のグーテンベルクルーム(地階)でした。(嘉象様、ありがとうございました)
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『引札の図像』

日時:2001.06.02 13:00〜14:15
会場:印刷博物館 グーテンベルクルーム
(〒112-8531 東京都文京区水道1-3-3 トッパン小石川ビル)
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[注記]
印刷博物館にて、4月25日〜7月12日まで開かれた「引札―消費文明を創ったポップアート展」での講演。タイトルは「引札の図像」。
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[Web]
ポップアート=消費材としてみた引札のおもしろさ。引札はなぜふざけているのか、引札はなぜありがたいのか、引札はなぜ謎めいているのか、という3つの疑問点から話しをはじめ、引札がもつ深い文化性についてお話しします。
(印刷博物館のHP)

(DOJI-I様)
3日 TV SKY PerfecTV!Ch.707(日本映画専門チャンネル) 17:00〜19:30 帝都物語 映画「帝都物語」(135分、1988年、カラー)放映。監督:実相寺昭雄、出演:勝新太郎/嶋田久作/原田美枝子ほか。6/9までの間に14回放映されました。以下放送日程。

6月03日(日)  17:00〜、 26:30 〜
6月04日(月)  05:30〜、 18:30 〜
6月05日(火)  08:00〜、 21:00〜
6月06日(水)  09:30〜、 22:30〜
6月07日(木)  11:30〜、 24:30〜
6月08日(金)  13:30〜、 26:30〜
6月09日(土)  14:30〜、 18:30〜

3日 TV(引用) 日本テレビ 21:30〜22:30 知ってるつもり!? 今回のテーマは「日本のダ・ヴィンチ・・東洋初怪ロボットを作った男・西村真琴」でした。
アラアタは出ませんでしたが、映画「帝都物語」の画像が引用され、エンドロールで主要参考文献としてアラマタの「大東亜科学綺譚」があげられました。
3日 新聞 朝日新聞(朝刊) 特集・第5回手塚治虫文化賞 「第5回手塚治虫文化賞」の特集記事が載りました(選考会は5月でした)。ちなみにマンガ大賞は 『陰陽師』(白泉社、岡野玲子氏/夢枕獏氏・原作)、マンガ優秀賞は 『弥次喜多 in DEEP』(エンターブレイン、しりあがり寿氏)、特別賞は丸山昭氏(「トキワ荘に集った多くの作家を育てた功績に対して」)でした。今回掲載されたアラマタのコメントは「陰陽師」に対しての「過去何回も推しに推した。いま一番文芸に近い作品」のみでした。
4日 図版資料協力 - - -
『印刷博物誌』凸版印刷印刷博物誌編纂委員会 編
(凸版印刷 発行 紀伊國屋書店 発売)

2001.06.04 ISBN978-4-87738-130-1 C0500 50000円(本体)
A4変型判(300×228mm)丸背 上製 クロス装 函入 1216頁
販売:印刷学会出版部
装画・装釘:粟津潔
編纂委員:粟津潔(委員長,グラフィックデザイナー)、
樺山紘一(編集長,東京大学文学部教授)、
合庭惇(国際日本文化研究センター教授)、山本隆太郎(印刷文化研究家)、
藤田弘道(凸版印刷株式会社代表取締役会長)
編纂協力:佐川美智子(町田市立国際版画美術館学芸員)
西野嘉章(東京大学総合研究博物館教授)、松枝到(和光大学表現学部教授)、
宮下志朗(東京大学大学院総合文化研究科教授)
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[目次][広告]
(省略)
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[注記]
「博物図譜の表現」に、“荒俣コレクション”からの写真が掲載され、参考文献として『図鑑の博物誌』と『図像観光』が挙げられてる。また「ナポレオンの『エジプト誌』」にも、参考文献として『図像観光』が挙げられている。


(以上、DOJI-I様)
5日 雑誌「週刊プレイボーイ」 集英社 No.25 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年6月19日号 No.25(第36巻第22号)2001.06.19 雑誌20673-6/19 276円(本体)

連載 第25回 「第二十五遺産 (これは『ミステリー遺産ハンターの鑑』の物語でもある) ミッチェル=ホッジズの水晶ドクロ」。4P、雑誌20673-6/19、290円(税別)。
6日 講演 主催:清水建設 〜15:40 「21世紀の陰陽師を目指して」 清水建設(株)と清水建設全国連合取引業者災害防止協議会との共催で開かれた「平成13年度安全衛生推進大会」の第2部で講演を行ったようです。タイトル「21世紀の陰陽師を目指して」。場所は日比谷公会堂でした。
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『21世紀の陰陽師を目指して』

日時:2001.06.06 **:**〜15:40
主催:清水建設(株)、清水建設全国連合取引業者災害防止協議会
会場:日比谷公会堂(〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1-3 TEL 03-3591-6388)
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[注記]
上記主催の『平成13年度 安全衛生推進大会』の第2部で荒俣宏が講演。

(DOJI-I様)
7日 雑誌「ラパン 羅盤」 ゼンリン 2001年夏号 「特別企画!陰陽師、安倍晴明を歩く 関東に残る晴明伝説を巡る」との事でアラマタが寄稿しました。6P。HPの宣伝文言は「春号に続き、荒俣宏先生がご登場。内容は……。ここではちょっともったいないので、本誌発売をお楽しみに。ごめんなさい。」でした(犀藤様、ありがとうございました)。
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2001年夏号(第5巻第2号通巻23号)2001.06.07 雑誌19139-07 905円(本体)

特別企画 陰陽師、安倍晴明を歩く 関東に残る晴明伝説を巡る 荒俣宏 P.89-94

葛飾の熊野神社
熊野に残る晴明伝説
晴明でわき立つ明野町
陰陽道と牛頭天王

[見出し]
世は、目には見えぬ乱世なれば、陰陽師が活躍するはしごく当然なり。安倍晴明の人気は、道理なりと、荒俣先生、関東の晴明伝説を探索せり。

[収録]
『陰陽師ロード 安倍晴明名所案内』(平凡社 2001.09.25)(DOJI-I様)
7日 贈呈式 朝日新聞(?) 18:00〜 第5回手塚治虫文化賞 「第5回手塚治虫文化賞」の贈呈式が行われました。場所は東京・内幸町の帝国ホテル。アラマタが参加したかどうかは不明。

マンガ大賞:岡野玲子、原作:夢枕獏 『陰陽師』
マンガ優秀賞:しりあがり寿 『弥次喜多 in DEEP』
特別賞:丸山昭(トキワ荘に集った多くの作家を育てた功績に対して)
最終選考結果(得点):岡野玲子、原作/夢枕獏『陰陽師』(64点)、しりあがり寿『弥次喜多 in DEEP』(61点)、井上雄彦、原作/吉川英治『バガボンド』(56点)、三浦建太郎『ベルセルク』(43点)、大島弓子『グーグーだって猫である』(39点)、尾田栄一郎『ONE PIECE』(28点)
備考:1次選考で最多得票を得ていた花輪和一(『刑務所の中』)がノミネートを辞退している。

選考委員:荒俣宏、石上三登志、いしかわじゅん、大月隆寛、岡田斗司夫、印口崇、唐沢俊一、呉智英、小松左京、斉藤由貴、里中満智子、三代目魚武濱田成夫、鈴木光司、関川夏央、高橋源一郎、タケカワユキヒデ、鶴見済、長谷邦夫、荷宮和子、古川益蔵、フレデリック・ショット、村上知彦、夢枕獏、養老孟司、米澤嘉博

8日 電子書籍 角川書店 帝都物語 第壱番・第弐番 帝都物語(文庫新装版)のeブック刊行。月2冊のペースで8月まで続きました。購入は「電子文庫パブリ」のサイトから。第1回配本は第壱番・第弐番で、第壱番700円・第弐番740円。(松木様、ありがとうございま した)。

第壱番解説
「帝都東京が身もだえする! 科学から風水まであらゆる英知が結晶したゴシック・ロマン 。関東大震災や辛亥革命など、干支にいう〈亥の年〉には、国家的規模の大異変が続発している。そして、亥年にあたる一九九五年。不幸にも阪神大震災、地下鉄サリン事件という未曾有の大惨事が発生した。だが本書はすでに、魔人・加藤保憲を駆って、破滅の予兆を孕んだ現代の姿を予見していた! ここにまた、混沌とした世紀末を乗り切るために、科学、都市計画、そして風水まで、あらゆる英知が結晶したカタストロフィ・ノベルを繙く時がやってきた――。」

第弐番解説
「平将門の霊を喚び覚まし帝都崩壊を企む魔人・加藤保憲。ジャンルを超越した小説の醍醐味 。大正十二年九月一日――。平将門の霊を喚び覚まし帝都崩壊を企む魔人・加藤保憲は、妖術を操り関東に大地震を引き起こした。だが将門の霊は完全に覚醒せず、震災後、後藤新平の放射状都市と渋沢栄一らによる地下都市という二つの壮大な帝都復興計画が開始される。しかし、加藤は再び天体を利用して帝都完全崩壊を画策していた! 将門の末裔である巫女・辰宮恵子はこの危機を察知し、風水師・黒田重丸と共に加藤の野望を阻止せんと起ちあがる。」

→ 今でも買えます -14/09/03 確認-

※ こちらもご参照ください 「帝都物語」まとめ

10日 SKY PerfecTV! Ch.707(日本映画専門チャンネル) 26:30〜28:30 帝都大戦 映画「帝都大戦」(107分・1989年・カラー)放映。監督:一瀬隆重、出演:加藤雅也/南果歩/嶋田久作/丹波哲郎/野沢直子/戸垣恵理子 ほか。6/14までの間に5回放映されました。以下放送日程。

6月10日(日) 26:30〜
6月11日(月) 19:00〜
6月12日(火) 21:00〜
6月13日(水) 23:00〜
06月14日(木) 24:40〜

10日 会報「フハッ」 水木しげるFC・水木伝説 49号 - 【参考】
第49号 2001.06.10

特集 タイヤキマンひみつ百科 〜『妖怪博士の朝食』より〜 P.3-10
タイヤキマン大図解 〜これがタイヤキマンだ!〜
タイヤキマン七つの秘密
タイヤキマン妖怪大図鑑

[表紙]
たいやきまん特集

(DOJI-I様)
12日 雑誌「週刊プレイボーイ」 集英社 No.26 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年6月26日号 No.26(第36巻第23号)2001.06.26 雑誌20674-6/26 276円(本体)

連載 第26回 第二十六遺産 「(“癒し系ロボ”の元祖) 学天則」。4P
14日 TV NHKデジタルハイビジョン 19:30〜21:30 「ガラスの宮殿 〜ヨーロッパ温室紀行〜」 「ガラスの宮殿」
− ヨーロッパ温室紀行 −

▽国王の愛した花園

(作家)荒俣  宏
(女優)川原亜矢子

2001.12.05 16:45〜18:45 NHK BS-hi(再放送)
2002.03.15 13:00〜15:00 NHK BS-hi(再放送)
2002.03.03 15:45〜16:45 NHK総合(短縮版)

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紀行取材。共演は女優・川原亜矢子氏。NHKのHPの案内文は

「最も美しい温室の一つが、ベルギーの王宮に今も当時の姿を残すラーケン温室。19世紀末にベルギー国王レオポルド2世が莫大な時間と費用をかけ、国の繁栄の象徴として作り上げたものだ。この温室を作家荒俣宏さんと女優、川原亜矢子さんが訪ね、その美しさとともに、それを作り出すに至ったレオポルド2世の執念をたどり、知られざる文化的、歴史的背景を探る。また、イギリスでは国家規模で進めた植物の経済的利用の本拠地、王立植物園の温室を、フランスではあのエッフェル塔にも影響を及ぼしたという鉄の巨大建築の先駆け、パリ植物園の温室を訪ね、温室に結実した19世紀ヨーロッパ文化をたっぷりとご紹介する。」

19世紀、ヨーロッパ各地で一大温室ブームが巻き起こった。最も美しい温室の一つが、ベルギーの王宮に今も当時の姿を残すラーケン温室。19世紀末にベルギー国王レオポルド2世が莫大な時間と費用をかけ、国の繁栄の象徴として作り上げたものだ。この温室を、作家の荒俣宏さんと女優の川原亜矢子さんが訪ね、その美しさとともに、それを作り出すに至ったレオポルド2世の執念をたどり、知られざる文化的歴史的背景を探る。  語り 中條誠子アナウンサー

(犀藤様、玉兎様、ありがとうございました)

14日 TV(再) NHKデジタルハイビジョン 24:00〜26:00 「ガラスの宮殿 〜ヨーロッパ温室紀行〜」 上記番組の再放送
中旬 書籍(再録) 飛鳥新社 「オン・セックス 鹿島茂対話集」 アラマタとの対談
「セクシー・ガールの誕生 エロティシズムは国境を越える!」p223-233(「青春と読書」1999年7月号<集英社>初出
が掲載されています。(犀藤様、ありがとうございました)

 → 2006/12文庫化


**********詳細***************

『オン・セックス 鹿島茂対話集』鹿島茂 著(飛鳥新社)

2001.06.27 ISBN4-87031-466-5 C0095 1800円(本体)
四六判 角背 上製 カバー装 319頁
ブックデザイン:鈴木一誌
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[目次]<部分>
セクシー・ガールの誕生 エロティシズムは国境を超える! 対談者 荒俣宏
P.223-233
 二十世紀初めに何が起こったのか?/セクシー・ガールを生む起爆剤究極のフレンチ・カンカン/対談を終えて……
…………………………………………………
[帯]
(省略)
…………………………………………………
[初出]
『青春と読書』(集英社 1999年7月号)
…………………………………………………
[収録]
『オン・セックス 鹿島茂対話集』鹿島茂 著(文藝春秋 文春文庫 2006.12.10) 

(以上、DOJI-I様)
中旬 雑誌「FLASH フラッシュ」 光文社 共産党の志位和夫書記局長とアラマタが似てる、という事で写真が掲載されました。ちなみに志位氏も180cmくらいあるらしいです。(ナギ様、ありがとうございました)
17日 TV 日本テレビ 21:00〜21:54 知ってるつもり?! 「京都魔都伝説!陰陽師・安倍晴明」 「京都魔都伝説!陰陽師・安倍晴明」▽謎に満ちた生涯▽人間の心の闇とは!?▽平安ヒーローvs悪霊対決

アラマタが出演しました。テーマは「京都魔都伝説!陰陽師・安倍晴明 術的京都闇の支配者 天才陰陽師・安倍晴明は実在した」でした。司会は関口宏・水野真紀の両氏、その他の出演者は泉谷しげる氏。晴明神社の拝殿で収録されました。(犀藤様、ありがとうございました)

18日 書籍(共著) メディアワークス 人生の錬金術5 中谷彰宏氏との共著。対談形式。「王様の勉強法」に続く第2弾。広告宣伝の文言は「――『言霊師』は宇宙を学ぶ天才である。いいかえれば、『言霊師』は、人生を楽しむ天才である(中谷彰宏)。現代の言霊師・荒俣宏と、脅威の著作数を誇る作家・中谷彰宏が語る、"時間を黄金に変える幸福論"。『バカになる能力』こそ、文化力だ。」。ISBNコード 4-8402-1831-5、本体価格 1,400円。奥付の発行日は7月5日。

人生の錬金術5

2001.07.05 ISBN4-8402-1831-5 C0095 1400円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 256頁
ブックデザイン:岩瀬聡
写真:古財秀昭
編集:高木真明

……………………………………………………………………
[目次]
長いので下記の別ウインドウで。
人生の錬金術5
……………………………………………………………………
[カバー]
(後)
The Magic of Thinking
……………………………………………………………………
[帯]
(前)
時間を黄金に変える幸福論
「バカになる能力」こそ、文化力だ。
……………………………………………………………………
[広告]
「バカになる能力」こそ、文化力だ。当代きっての博覧強記の人、荒俣宏氏と、中谷彰宏氏による縦横無尽な対談バトル!「文化力」のつけ方、鍛え方から、超絶的な「勉強法」まで、未来を明るくする超幸福論。
(「オルタブックス 出版案内 2001.7」)
……………………………………………………………………
[関連]
『夢を実現するために、今すぐできる50のこと』中谷彰宏 著(ゴマブックス 2007.01.10)
第1章 夢を、何時間、語れますか?
コーヒー1杯で、6時間半話せる夢が実現する。 P.24-26

(以上、DOJI-I様)

[出版社に商品掲載なし 品切重版未定扱い] -2014/08/29 調べ-

18日 新聞(書評) 産経新聞 朝刊 「新発見も多い“海の社会派写真集”」 産経新聞の朝刊に書評を書きました。対象になった本は『日本の海大百科』倉沢栄一著(TBSブリタニカ、4700円)。書評のタイトルは「新発見も多い“海の社会派写真集”」でした。(玉兎様、ありがとうございました)
19日 雑誌「週刊プレイボーイ」 集英社 No.27 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年7月3日号 No.27(第36巻第24号)2001.07.03 雑誌20671-7/3 295円(本体)

連載 第27回 「第二十七遺産 (〜二十一世紀に残したくないミステリー遺産〜) インドネシア『首狩り族』の復活」。4P、雑誌20671-7/3、310円(税込)。
20日 web 雄松堂書店 51号 Net Pinus 『Net Pinus』(雄松堂書店)

[注記]
“雄松堂書店”のインターネット広報誌。

51号 2001.06.20
グールド鳥類図譜をひもとく喜び―手彩色石版と鳥類図譜―
荒俣宏:作家、博物研究家、玉川大学客員教授
博物学の大衆化
手彩色石版による博物図譜
『ヒマラヤ山脈百鳥図譜』の刊行
グールドの出版戦略
転機となった『オーストラリア鳥類図譜』
旺盛な出版活動

(DOJI-I様)
21日 TV(再) NHKデジタルハイビジョン 13:00〜15:00 「ガラスの宮殿 〜ヨーロッパ温室紀行〜」 14日の再放送
21日 TV(再) NHKデジタルハイビジョン 21:30〜21:55 平成 古寺巡礼 再放送
25日 雑誌「マリンアクアリスト Marine AQUARIST」 エムピージェー 発行 マリン企画 発売 NO.20 DISCOVER ANGELFISHES 2001 SUMMER No.20(第23巻10号通巻289号増刊)2001.06.25 月刊アクアライフ7月号増刊 雑誌01466-07 1219円(本体)

第5回 アリワルショールのタイガーエンゼルフィッシュ P.18-25

[見出し]
アリワルショールとは、インド洋の果て、南アフリカの東岸に面する巨大な岩礁域である。世界中でも、この海域でしか見ることができないタイガーエンゼルが、今回の旅のターゲットだ。未だベールに包まれたこの魚の生態を観察すべく、我々は真冬の日本から真夏の南半球へと旅立った。

(DOJI-I様)
25日 書評 - - 独立書評愚連隊 地の巻 『独立書評愚連隊 地の巻』大月隆寛 著(国書刊行会)

2001.06.25 ISBN4-336-04323-X C0095 2200円(本体)
四六判 角背 上製 カバー装 361頁
…………………………………………………………………
[目次](部分)
5 紙の正義、活字の誠実
荒俣宏・評[『日本経済新聞』00.6.25]『江戸百夢』(田中優子、朝日新聞社) P.265
…………………………………………………………………
[帯]
(省略)
…………………………………………………………………
[初出]
『サンデー毎日』(毎日新聞社 2000年7月23日号)

(以上、DOJI-I様)

 → 2001/04「天の巻」もあり。
25日 選評 角川書店 - 古川 『古川』吉永達彦 著(角川書店)(ホラー大賞短編賞)

2001.06.25 ISBN4-04-873310-9 C0093 1200円(本体)
四六判 丸背 上製 カバー装 185頁
………………………………………………………
[目次]
ふるかわ古川
くら冥い沼
………………………………………………………
[帯]
(前)
第8回日本ホラー小説大賞短編賞
ノスタルジックな、
「癒し系」のホラー小説の登場
全選考委員激賞!!
一九六〇年代初頭、下町を流れる「古川」のほとりで繰り広げられる、恐ろしくも哀切な妖かしの物語。
(後)
選考委員の言葉より
荒俣宏氏――「古川」は、群を抜いて良かった。大阪を流れる泥色の川のほとりに繰り広げられる生活臭も、充分に伝わる。『癒し』のホラーだと思う。
高橋克彦氏――「古川」を読んで、「受賞作は文句なしにこれだ!」と確信した。
林真理子氏――「古川」は、きりりとした作品である。夫が霊となった若い夫婦には哀しい風情があり、非常にうまい。
(背)
日本ホラー小説大賞
短編賞受賞作
………………………………………………………
[広告]
1960年代の大阪を舞台に繰り広げられる、ノスタルジックな「癒し系」ホラー小説。
大阪の下町を流れる川・古川。長屋の人々の生活と密接に結びついている古川だが、そこではかつて、何人もの人々が命を落としていた。ある台風の夜、幼い少女の幽霊が古川から現れて――。「癒し系」ホラーの名作が登場。
(「角川書店新刊案内 June 2001」)

(以上、DOJI-I様)
26日 雑誌「週刊プレイボーイ」 集英社 No.28 荒俣宏の20世紀世界ミステリー遺産 2001年7月10日号 No.28(第36巻第25号)2001.07.10 雑誌20672-7/10 276円(本体)

連載 第28回 「第二十八遺産 (『1947年・謎の墜落事件』の決定的証拠!?)ロズウェルUFOの破片」。4P、雑誌20672-7/10、290円(税込)。
30日 TV BS日テレ 23:00〜23:30 純美学 おしゃれギャラリー 石井竜也氏のトーク番組に出演。アシスタントは佐伯日菜子氏。以下、石井氏のHPより。

「博物学、幻想文学など幅広い知識と著作物や研究などで有名な荒俣宏さんがゲスト。“博物学者・荒俣宏”という肩書きがあるが、本人は「その他学者と思ってます」とのコメントには、石井さんも納得。 トークでは、河童や人魚の話から荒俣さんの幼少時代、学生時代の話など。学生時代のアルバイトで、漫画家・水木しげる先生の漫画のネタを考えて採用された事があるとか。また、本を書く時は、常に大量の資料を読み込む為、本の量は、本人曰く「国立国会図書館以上はある」との事。その為、書庫は自宅、出版社、長野に建てた一軒家まるごと使ってる状況。本を何よりも愛する荒俣さん。だが、100万円、1,000万円の本を買う時はさすがに勇気が必要で色々と考えたというエピソードも面白い。興味を持ったものは、とことん調べて集めるという荒俣さん。その収集ぶりは、かなりのもので、趣味で集めたアメリカの1930年頃から出版されているパルプマガジンは、その量なんと2,000冊!趣味を仕事にしてしまっている荒俣さんだが、その幅は広く、深く興味深いものばかり。石井竜也も佐伯日菜子も、荒俣ワールドにどっぷり漬かってしまった30分です。」

2001.11.03 14:00〜14:30 BS日テレ(再放送)
2002.02.23 23:00〜23:30 BS日テレ(再放送)?
(DOJI-I様)

30日 角川書店 夏の滴/桐生祐狩 第8回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作「夏の滴/桐生祐狩」の帯にコメントがあります。「荒俣宏氏 瑞々しい少年小説として上出来で、候補作中いちばん気に入った」でした。ISBN4-04-873309-5、1500円(本体)。(博様、ありがとうございました)

*************詳細****************

『夏の滴』桐生祐狩 著(角川書店)

2001.06.30 ISBN4-04-873309-5 C0093 1500円(本体)
{2001.07.30(再版)ISBN4-04-873309-5 C0093 1500円(本体)}
{2001.08.15(3版)ISBN4-04-873309-5 C0093 1500円(本体)}
四六判 丸背 上製 カバー装 359頁
装丁:大野リサ
装画:山田博之
……………………………………………………………
[目次]
1〜28
エピローグ
…………………………………………………………
[帯]
(前)
第8回 日本ホラー小説大賞長編賞
鬼畜でグロテスク、邪悪でインモラル。
こんな世界を描いて、これほど
みずみずしく切ない小説があっただろうか?
真に待ち望まれていたニューウェーヴ・ホラー、
ついに誕生!
全選考委員、うなる! 抜群の面白さ!!
(後)
荒俣宏氏
瑞々しい少年小説として上出来で、候補作中いちばん気に入った
高橋克彦氏
物語としてハラハラドキドキさせられた
林真理子氏
「夏の滴」は、奇妙に私の心をとらえた。子どもたちがいきいきと描かれていて、とくに八重垣という少女のキャラクターがいい。……ぞくぞくするような面白さに溢れている
選評から
(背)
日本ホラー小説大賞長編賞受賞作
………………………………………………………
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瑞々しい少年小説の中に驚天動地の「恐怖」を孕んだ、新世紀ホラーの誕生!
小学四年生のクラスで突如流行りだした「植物占い」。クラスから一人、二人と姿を消す生徒たち。子どもたちの背後で蠢く大人たちの歪んだ欲望とは? 選考委員激賞の日本ホラー小説大賞長編賞受賞作!
(「角川書店新刊案内 June 2001」「角川書店新刊案内 August 2001」)

(以上、DOJI-I様)
下旬 機関誌「TOBA SUPER AQUARIUM」 鳥羽水族館 −荒俣宏の水族館史夜話−うたかたの夢 連載 第27回 「江ノ島水族館に通った理由」。
- 雑誌「東京人tokyojin」 都市出版 10月号 - 2001年6月号 No.141(第16巻第6号通巻141号)2001.06.**

BOOKS
{荒俣宏『プロレタリア文学はものすごい』の書評} 鹿島茂・文 P.***

[収録]
『鹿島茂の書評大全 和物篇』鹿島茂 著(毎日新聞社 2007.08.30)
書物を愛でる 文芸評論・出版文化
荒俣宏『プロレタリア文学はものすごい』 掘り起こされる「プロ文」の本質 P.219-222

(DOJI-I様)
 
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